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4トントラック運転手とは?

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4トントラック運転手とは、4トントラックを用いて、お客様の元に荷物を配送する人のことを指します。この4トントラック運転手になるためには、普通自動車第一種免許と中型免許の両方を所持している必要があるので、2トントラック運転手に比べると、就職難易度が抜群に高くなっています。しかも、4トントラック運転手の正社員の内定を得るには、自動車を普段から運転しているか?という部分も見られるので、普段から運転しない人が4トントラック運転手の正社員の内定を得ることはかなり難しいといえる。今回は4トントラック運転手とは?に触れていきます。

4トントラック運転手の給料。

4トントラック運転手は、中型免許所持が必須と年間休日が107日程度と労働時間が1日11時間程という3つのことが考慮されて、月収30万円~50万円の金額を受け取ることができます。それに付け加えて、4トントラック運転手は、無事故手当や年二回の賞与や解禁手当などが支給されて、年収400万円~500万円の金額を稼ぎ出せます。この一例は、業績がかなり良い運送会社の給与であり、業績が悪い運送会社だと、年収300万円~400万円の金額しか稼ぎ出すことができません。

準中型免許では、4トントラックを運転することはできません。

新しく新設された準中型免許では、最大積載量4.5トン未満、車両総重量7.5トン未満の自動車を運転することができるので、一見4トントラックも運転できると思いますが、残念ながら、準中型免許では4トントラックを運転することはできません。その理由は、4トントラックに、ウィングを乗せるだけで、車両総重量7.5トンを大きくオーバーしてしまうからです。

上記の事実がありますので、これから4トントラック運転手になる予定がある人は、準中型免許ではなく、最初から中型免許を取得することをおすすめします。

4トントラック運転手の仕事の大変な部分。

1.労働時間が10時間以上ある。

4トントラック運転手は、自分の住んでいる県の周辺に商品を配送しなければいけないので、必然的に一日の労動時間が10時間を超えてきます。1日の労働時間が10時間を普通と感じれるひとであれば、4トントラック運転手は向いている職といえますが、1日の労動時間10時間とか激務かよと感じる人であれば、4トントラック運転手は向いていない職と言えます。

2.2トントラックよりも左折と右折が難しい。

2トントラックでさえも、普通自動車に比べたら左折と右折が難しいのだから、4トントラックは2トントラックよりも左折と右折の操作が難しくなっています。この4トントラックの左折と右折の操作がうまいことできず、中型自動車免許取得を諦めてしまう人が、日本には一定数存在しています。

3.2トントラックよりもバック駐車が難しい。

2トントラックでさえも、バックカメラなしでのバック駐車は難易度が高いのだから、2トントラックよりもでかい4トントラックのバックカメラなしでのバック駐車の難易度は想像を絶するものなっています。とはいっても、4トントラックにバックカメラを装着すれば、4トントラックのバック駐車も案外かんたんだっりします。そうじゃないと、4トントラック運転手をやっている人が日本にこんなにも大量にいるわけないからね。

4.年間休日が120日ない。

世の中のワークライフバランスが抜群の大企業は年間休日が128日ありますが、4トントラック運転手は、年間休日が107日ほどしかないので、大企業よりは休日が少ない。それでも、4トントラック運転手の年間休日107日あるので、完全週休2日はきっちり守られています。そうじゃないと、4トントラック運転手になろうとする人が日本からいなくなってしまいますからね。

4トントラック運転手のキャリア。

4トントラック運転手として、年収400万円以上稼いだ後は、自分で運送会社をたちあげるか、その他ドライバー職に転職するか、ドライバー職とは全く関係がない職に就職するのか、今勤めている運送会社で出世を目指すか、youtuberになるの5つのキャリアを歩むことができます。

1.自分で運送会社を立ち上げる。

4トントラック運転手として養ったコネを活かして、自分で運送会社を立ち上げるという選択をして、年収1000万円~年収1億円を目指すのもあり。ですが、自分で立ち上げた運送会社の経営状況が悪化して、多額の借金を背負い込む可能性もあるので、無闇矢鱈に、今現在勤めている運送会社を辞めて、運送会社を立ち上げることはおすすめしません。

2.その他ドライバー職に転職する。

大型第二種免許を取得して、給与がたくさんもらえる大型トラック運転手やバス運転手に転職するという選択も、キャリアアップの選択としてはあり。それ以外だと、2トントラック運転手やタクシーの運転手や霊柩車のドライバーなどの年収400万円稼げる休みが多い仕事に転職して、プライベートを充実させることもあり。

3.ドライバー職とは全く関係がない職に就職する

人生は一度しかないので、ドライバー職以外の職業に就いたりしたほうが、刺激にあふれる充実した人生を送ることができます。ですが、普通のサラリーマンは、長距離トラック運転手や中距離トラック運転手のように、年収500万円稼げないので、年収こそが全てという人は、無闇矢鱈に転職をしないで、トラック運転手の職を継続したほうが良いでしょう。実際に、トラック運転手以外の職についたけど、年収の低さに絶望して、トラック運転手に舞い戻った人も数多くいます。

4.今勤めている運送会社で出世を目指す

中型トラック運転手や大型トラック運転手として大活躍すれば、トラック運転手に指示を出す配送係にランクアップします。この配送係として、何年も活躍することができれば、運送会社の常務取締役や専務取締役になることができ、年収2000万円以上の夢のような年収を受け取ることも可能です。ただ、運送会社の常務取締役や専務取締役になるには、1つの運送会社で10年以上一生懸命仕事をする必要があります。

5.youtuberになる

中型トラック運転手や大型トラック運転手では、稼げても年収1000万円が限界なので、更にお金を稼ぎたい人は、年収数億円をかせぐことができるyoutuberになろう。ですが、youtuberとして、年収数億円稼げるのは、たった数人しかおらず、ほとんどのyoutuberは年収数千円しか稼ぐことができません。この事実が存在していますので、安易に仕事をやめて、youtuberになることはおすすめしません。

終わりに、

4トントラック運転手はそこそこお金を稼げる職業です。

ドラピタ

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