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トラックドライバーの自由なところ

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人は自由を求めがちです。なるべく他人には指図されたくありません。他人ではなく、親からだってアレコレ指図されたり、干渉されたりすると、思わずグレたりなんかします。
しかし、無人島でたった独りで暮らすならまだしも、社会生活なるものを営む上ではルールや法律に拘束されてしまいます。ルールや法律を守ってくれないと、皆が困ってしまうからです。
それでも人は自由を求めます。しかし、社会で暮らすからには「完全な自由」は不可能なので「相対的な自由」という落としどころを見つけ、それで満足します。

さて、そういった意味からトラックドライバーは「自由度の高い職業」の1つと言われています。それでは実際に、どんなところが「自由だ」と言うのでしょう。ちょっと確認してみましょう。
ただ、トラックドライバーの自由度も、勤める会社によって大きく違います。全然違うと言っても良いでしょう。お分かりと思いますが、福利厚生がしっかり整い、他より給与も高額な、いわゆる大手企業は自由度が低くなっています。
つまり、福利厚生もしっかり整っているとは言えず、給与も低い、規模の小さな会社のほうが自由度は高いことが多いです。
とは言うものの、同じ規模でも会社によって違いはありますので、勤める会社を探すときは、きちんと職務規定など細かく条件を確認することをお忘れなく。

1. 運転中は1人

トラックドライバーが何より「自由だ」と言われるゆえんがコレです。どの会社でも基本的には同じです。
ほとんどのトラックドライバーが、仕事の大半はトラックを運転することであり、トラックの運転中は横に口うるさい上司も甘酸っぱい同僚もいません。これは大きいです。
大勢の人が、基本的には上司や同僚の視線にさらされながら仕事をします。上司は常に自分の仕事振りを監視し、チェックし、判定します。同僚は成功をやっかんだり、失敗をあざけったりします。
仕事にチームワークが必要な場合、「仲間との一体感」を味わえてそれが安心感を生むこともあります。しかし、そういう同僚ばかりとは限りません。合わない同僚がいても無理してうまく付き合わなければいけないのです。
そんなんですから、一般的な会社に勤めることで人間関係によるストレスを感じる人も多いです。
トラックドライバーには、そんな人間関係によるストレスはほとんどありません。

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1人だーッ!

2. ルートの選択

トラックドライバーは決められた時間に決められた場所へ荷を安全に運びさえすれば、どのルートを通ろうが自由です。
曲がり角で右に行くか、左に行くかを決めるのに、上司の了解を得る必要もありません。会社員の中には、細かいことでも実行する前に1つ1つ上司の判断、決裁を仰がなければ進めないこともあります。
しかし、トラックドライバーは多くのことがドライバー自身の裁量に任されます。
もちろん、ルート配送ドライバーのように、細かく配送先は決まっている場合は、それほど「どっちに行くか」と迷うこともないでしょうけど、長距離を行くドライバーだと、いろいろと決断を迫られる場面があります。
基本的には、どっちが仕事を円滑に進められるかを判断基準にしますが、それでも「自己責任で決められる」という醍醐味はトラックドライバーなりゃこそかもしれません。

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どっちに行くかは自分で決める

3. 休憩

トラックドライバーが自己裁量で決められることの1つが、休憩を取るタイミングです。
トラックドライバーは勤務時間が長いですが、ちゃんと法的に休憩時間も決められています。さらに今は多くの会社がトラックドライバーの動向を監視できるデジタコという装置をトラックに搭載していて、トラックドライバーがちゃんと法律通りに休憩しているかをチェックしたりします。
なかなか不自由なようですが、それでも休憩を取るタイミングは基本的に自己裁量で選べます。一般的なオフィスや工場勤務の場合、休憩時間は従業員一斉であることが多く、比べるとトラックドライバーはやはり「自由だ」と言えます。
休憩場所も、オフィスや工場勤務の場合、基本的にその敷地内です。一方、トラックドライバーはトラック車内ということが多いですが、休憩するためにトラックを停める場所は選べます。まあ、コンビニの駐車場が多いようですが、これも長距離のドライバーなら景色の良いサービスステーションだったり、観光地のドライブインだったりもします。

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ゆったり

4. 音楽

トラックドライバーはトラックを安全に運転さえしていれば、運転中にラジオやスマホなどで好きな音楽を聞き放題です。
音楽を聞きながら、少しくらい大声で歌っても外には聞こえないので、歌いながら運転しているドライバーもいるそうです。
もちろん、運転中は自分のトラックのエンジン音や、周囲の状況を耳で判断しなければいけません。また、車内で聞くと言ってもあまりにも大音量では周囲に迷惑をまき散らすことにもなります。音楽は聞き放題ですが、安全運転を妨げたり、近所迷惑にならないようにしなければなりません。

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思い切り歌う人も

5. 服装と髪型

これまた会社によって違いますが、服装や髪型を自由だとしている会社もあります。長髪、茶髪もOKだったりします。中にはピアスOKの会社もあるようです。
ただ、トラックドライバーの仕事には荷の積み下ろしもあり、この作業のときは作業服が好ましいです。実際、服装自由な会社でも「荷役作業がしやすい服装」とただし書きが付いていることがほとんどです。
ですから、トラックドライバーの中には、運転中はTシャツ、短パンで、荷役作業をするときは作業服に着替える人もいます。
ちなみに、靴はやはり運転の妨げになるようなサンダルなどは厳禁です。
また、多くのセールスドライバーのように、きちんと会社としての制服を支給するところもあります。
服装、髪型は会社の規模、方針などによって規定もさまざまです。自由というところでも、取り引き先の相手に失礼のないような清潔感などは求められます。

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トラックドライバーの定番、作業靴

6. 待ち時間の過ごし方

長距離のトラックドライバーの場合、荷の届け先に着いても、荷を下ろす時間が決められていて、その時間まで路駐して待たなければいけないことがあります。この時間を荷待ち時間と言います。
無駄に長い荷待ち時間がトラックドライバーの仕事を過酷なものにしていて、業界として荷待ち時間の短縮に取り組んではいるようです。
とにかく、トラックドライバーはこの荷待ち時間にトラック車内で自由に過ごすことができます。
深夜にトラックを走らせ、荷待ち時間に仮眠を取るドライバーが多いようですが、他にも好きな音楽を聞いたり、動画を楽しんだり、過ごし方はさまざまです。英会話講座で勉強したり、落語を聞いたり、電子書籍や紙の書籍を読んだりという過ごし方もあります。

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運転席で仮眠

7. トラックをカスタマイズ

これまた会社によって違いますが、特に小規模な会社の長距離トラックドライバーはトラックで長時間を過ごすので、運転席をなるべく快適に過ごせるような空間にしたがります。
自分の好みのクッションを使うのは、オフィスに勤めるサラリーマンでもしますが、オーディオ機器、電気ポットや炊飯器などの調理器具、布団まで持ち込み、“自宅化”しているトラックドライバーもいます。
70年代の人気映画「トラック野郎」シリーズに登場したようなデコトラは、激減しましたが絶滅してはいません。あそこまでしなくても、ミラーやランプを自分好みのものに変えたり、外見を多少カスタマイズするドライバーは多いようです。

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快適

8. 観光

長距離のトラックドライバーにほぼ限った話ですが、荷を届けた後、もし時間に余裕ができれば、その余裕の時間はドライバーの自由です。
もし、荷の届け先が観光地なら観光もできるでしょう。
現実には、なかなかそんな余裕の時間はないようですが、それでもいろいろな地域でご当地グルメを味わったりするドライバーもいるようです。

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ご当地グルメ


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9. やればやっただけ稼げる

トラックドライバーは勤務時間も長く、会社によっては休日の確保もままならず、過酷な仕事だと言われがちです。
しかし、同時に「やればやっただけ稼げる仕事」です。やらなきゃ収入も激減しますが、長距離トラックの運転手の年収は平均すると400万円~750万円というデータもあります。
頑張ってたくさん稼ぐか、頑張らずにあまり稼がないか、それはトラックドライバーの自由というわけです。

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自由だ‥

タクシードライバーによくある話

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あるあるネタ、あるある話というのは、広く大勢の共感を得て「あー、そういうことってあるある」と思わせて成り立つものです。
しかし、不思議なもので、狭く一部の限定された人たち「あー、そういうことってあるある」で成り立つあるあるネタ、あるある話もあります。共感を得ることはできませんが、その一部の限定された人たち以外の人が、一部の限定された世界を知るために役立つわけです。
なんて面倒くさい理屈を書きましたが、今回はタクシードライバーのいわゆる「あるある話」10選をご紹介します。タクシードライバーじゃない人は「ふうん、そういうことってあるかも」くらいの気持ちで読んでください。


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1. 酔客は必ずしも嫌ではない

たまにテレビのワイドショーなどで、酔ったお客がタクシードライバーに暴言を吐いたり、後ろから蹴飛ばしているような動画を紹介します。
「やだやだ、あんな酔っ払いを乗せるタクシードライバーなんかには、間違ってもなるもんじゃない」と、多くの人が思うでしょう。しかし、あういう場面は珍しいからテレビで紹介されるわけで、そうしょっちゅう起こるわけではありません
酔客はたいてい夜の繁華街で乗せます。終電を逃した人がタクシーを利用するわけですが、酒グセが悪い人ばかりではないのです。たいていは行き先を伝え、後は静かに寝てしまいます。これで、自宅に着いた途端にすぐ起きてお金を払ってくれるなら、この上ない「素敵なお客様」だと言えます。さらに自宅が遠方だったり、酔った勢いでチップまでくれたりしたら最高です。
そんな「ラッキー!」に出会える機会が多いのも「酔客を乗せたとき」なので、多くのタクシードライバーが夜の繁華街に向かうのです。

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酔っ払い

2. お客さんを乗せたときに限って手を挙げられる

空車状態で血まなこになってタクシーの利用客を探していても全く見つからないのに、ようやくお客さんを乗せた、と思うと途端に自分のタクシーに向かって手を挙げる人を見つけてしまいます。自分が乗せたお客さんの行き先が近距離だったりすると「あっちのお客さんは遠方に行くに違いない」と邪推したりします。
また、無線で呼ばれてお客さんを迎えに行く途中で手を挙げられることもよくあります。お客さんというのは、いないときには全くいないんですが、いるときには集中してしまうもののようです。

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タイミングが合うと良いんですが

3. 「景気良い?」と聞かれる

タクシードライバーの仕事は接客が重要な要素になっています。ほとんどのお客さんが、タクシー車内では静かに過ごしたいと思っているので、タクシードライバーからむやみやたらと話しかけるのはよくありません。
しかし、中には積極的にタクシーと話したいというお客さんもいます。この場合、会話の内容には注意が必要です。昭和の時代には「野球の話」が定番みたいな感じではありましたが、今はスポーツ、政治など、お互いの強い思い、好みが衝突しそうな話題は避けたほうが良いと言われています。
その中で、お客さんのほうで無難な話題としてチョイスしがちなのが「どう、運転手さん、ここんとこ商売の調子は?」なんていうフリです。出張してきたビジネスマンがその土地の経済状況を知りたいのかもしれません。
この場合、たとえ最近ボチボチ儲かっているとしても「調子は良いですよ」なんて答えないほうが賢明です。タクシードライバーを世間の多くの人が見下していますから「タクシードライバーのくせに生意気な」なんて思われたら厄介です。ここは謙虚に「いやあ、さっぱりです」とかなんとか言っておきましょう。

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景気が良くなるのはいつのことやら

4. 料金メーターを倒し忘れることがある

タクシードライバーも人間ですから、失敗やミスもやってしまいます。中でも、意外と多いのがこの「料金メーターを倒し忘れる」です。
お客さんを乗せたときに他の車から「早くどけよ」的なクラクションを押されて慌てて倒し忘れた、とか、話好きなお客さんで座席に乗ったとたんに会話が盛り上がって思わず倒し忘れた、とか、単純にうっかりしたとか、原因はいろいろです。
ただ、料金メーターを倒し忘れると、精算のときにお客さんともめることになりかねませんから面倒です。

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料金メーター

5. 万札のお客が多いときつい

「タクシーに乗って支払うときに1万円札を出したらドライバーに嫌な顔をされた」なんて話はよく聞きます。
もちろんプロのタクシードライバーとしてそんなことでお客さんを不快にさせてはいけません。いつでもきちんとお釣りを用意しておくのが理想です。
しかし、とは言っても1万円札のお客さんが連続すると、これはやはりキツイです。
もちろんお客さんのほうにも1万円札しか持ち合わせていなかったことには、それなりの事情もあったかもしれません。ちなみにお客さんも「お客なんだから1万円札で払おうが何をしようが自由だ」なんて思ってはいけません。
当然、タクシードライバーだって「細かいお金くらい用意してタクシーに乗れよ」なんて、間違っても思ってはいけませんよ。
大事なのは「お互い様」という気持ちですから。

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高額紙幣が続くと困る

6. 休憩場所に選ぶのはトイレのある公園付近

公園脇の、車の通行量のあまり多くない道に、タクシーが停まっているのはよく見掛ける光景です。それとなく見てみると、運転席では座席を倒してドライバーが寝ていたりします。
小さく社名の入った乗用車で背広姿のサラリーマン風の人が寝ていることもあります。営業マンだと思ってまず間違いないでしょう。
タクシーが休憩場所に使う、こうした公園にはたいていトイレがあったりします。長時間、車内で過ごすタクシードライバーにとって、トイレ付きの休憩場所は大切なオアシスです。

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砂漠にオアシス

7. 常連になるコンビニがある

長時間、車内で過ごすタクシードライバーにとって、トイレ付きの休憩場所は大切なオアシスです。
その1つがコンビニです。コンビニではお弁当、おにぎり、飲み物を調達でき、トイレもあります。駐車場ももちろんあります。あまり長居しなければ、駐車場で軽く空腹を満たすこともできるわけです。
自然とタクシードライバーには「行きつけのコンビニ」ができます。
タクシードライバーには、この町ではこのコンビニ、あの町ではあのコンビニと決めている人もいます。
コンビニにもいろいろな店があります。タクシードライバーの中には、どの町に行っても必ず「このコンビニ」と決めている人もいます。「あのスイーツの味は他のコンビニでは出せん」なんてこだわりを持っています。

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オアシス その2

8. 腰痛

「あるある」と言うよりもはや「職業病」と言えるのがタクシードライバーの腰痛です。タクシードライバーに限らず、多くのプロドライバーにとっての「職業病」かもしれません。
同じ姿勢で座り続けることで腰の筋肉が緊張し、それが腰痛の原因になるようです。運転姿勢が猫背の人も腰に負担をかけやすいと言います。
この腰痛を軽くするため、自分の体型に合わせたクッションを使うタクシードライバーが多いそうです。

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腰は大事

9. チップは少額でもうれしい

お客さんが上機嫌で、タクシードライバーの接客がうまいと、チップをもらえることがあったりします。チップの額はまちまちですが、乗車料金を1万円札で払うとき、「お釣りは取っといて」なんてなることもあります。乗車料金とは別に千円札をチップと言って渡してくれることもあります。
どっちにしろ、チップは少額であることが多いですが、とにかく給与とは別に入ってくる収入ですし、少額でも貯まれば大きくなりますし、それよりも「自分の仕事が特別に認められた」ような気がして、チップをもらえると自然と微笑みが浮かびます。

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少額でも貯まれば大きい

10. オフの日に車を運転していても通行人の挙動が気になる

タクシードライバーの給与はお客さんの払う乗車賃から歩合制で計算されることが多く、タクシードライバーは「より多くのお客さんを乗せること」に躍起になります。
空車状態のとき、タクシードライバーの目はランランと輝き、歩道の通行人の挙動を絶えず気にしています。もちろん、ドライバーであるからには安全運転は絶対ですから、タクシードライバーとしていかに安全に運転しながら通行人にも注意を払うかのテクニックには、日々磨きをかけるわけです。
そんな生活を長年続けているタクシードライバーはいつの間にか、オフの日にマイカーを運転しているときも、自然と左側の歩道を行く人の挙動に注意が行ってしまうとか。

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理想的な休日


トラックドライバーの8人の味方

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心強い味方


昔は「男は敷居をまたげば7人の敵あり」なんてことを言いました。
武士が二本差しで街を闊歩していた時代の話です。しかし、スーツを着たビジネスマンにも苦難は多く、それをたとえるときにもこう言われました。
トラックドライバーもいろいろな苦難にぶち当たります。トラックドライバーにも「7人の敵あり」なわけですが、物事にはすべて2つの面があるもので、敵がいれば当然味方もいます。
そしてこれはトラックドライバーに限ったことではありません。恐らく、どの職業の人にも当てはまります。
しかし、誰かに味方になってもらうには、その本人にも「可愛がられる要素」がなくてはいけません。
日ごろから好き勝手しておいて、困ったときだけ「助けて!」では、そりゃ味方も離れていきます。
「可愛がられる要素」がないと、本来、味方になってくれる立場なのに放っておかれてしまいます。「敵」に遭遇したら、ダメージを低くしたり、ダメージを避けるための対策が必要になりますが、同じように「味方」を「味方」にしておくための方策も必要なのです。

「味方」を「味方」にしておくための方策は、相手や状況、環境によっていろいろあるはずですが、大雑把に言うと素直でいることと感謝の気持ちを持つことです。

1. 同僚

トラックドライバーとして勤める会社の先輩、同輩、後輩、つまりドライバー仲間や、配車担当、経理、事務、総務ら、すべての同僚たちとは本来、利害関係が一致しているはずです。味方にしておくに越したことはありません。もちろん上司もです。
ドライバー仲間は仕事を進めるのに有益は情報をくれます。配車担当と仲良くなっておけば、自分がやりたい仕事を優先的に回してくれるかもしれません。
味方にするというのは、この場合、妥当な言い方ではないかもしれません。仲間になりましょう。
日ごろから、同僚は積極的に助けたり、問題があれば相談に乗っておくことです。お互い様という関係をつくっておきましょう。

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お互い様な仲間たち

2. 法律

あらゆる労働者は法律で守られています。あらゆる国民の権利は法律で守られています。
トラックドライバーの労働環境も、それにまつわる条例が追加されたり、改正されたりして整備が進んでいると言います。こうした法整備に関する正しい情報をきちんと入手して、会社に対しても言うべきことはきんと言いましょう。正しい情報が自分自身を守るための強い味方になってくれます。
法には慈悲がなくていけません。

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法には慈悲がなくてはならない

3. 協会

トラックドライバーの労働者としての権利を守る法的な正しい情報は、トラック協会も発信しています。
トラック業界には全日本トラック協会があり、各都道府県ごとにも傘下の協会が置かれています。ひと言で言うと、トラック業界の発展のための事業を展開しています。
事業者に対して助成金の申請をサポートしてくれたり、ドライバー研修を行ったりします。フォークリフト運転資格取得の講習の案内などもしています。
ちなみに会員は事業者ですが、もちろん個人事業主も含まれるようです。そして会社の従業員であるトラックドライバーも、協会主催のドライバーコンテストなどに参加できます。

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フォークリフト

4. 労働組合

労働者の権利を守ってくれるのが労働組合です。労働者によって構成され、労働者が労働者の権利を守るために経営者側といろいろな交渉をしてくれます。
大きな会社であれば、必ずあるはずです。
トラック運送業の事業者は零細企業も多く、労働組合のない事業所も多いです。しかし、そんな労働者のためにプレカリアートユニオンという組織があります。
プレカリアートとは、不安定な労働者という意味の造語だそうで、不安定雇用でも過酷な勤務を強いられる正社員でも、職場や雇用形態や年齢を問わず加入できるそうです。
また、個人事業主として働くドライバーも、個人事業主のために労務や労災などをサポートしてくれる商工関係の組合が、全国にあります。

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デモやストライキも労働者の権利

5. 同業他社

トラックドライバーにとってありがたい情報をもたらしてくれるのは、同僚ドライバーだけではありません。他社のトラックドライバーも、同業者として心強い仲間になってくれます。
昭和の昔なら無線でいろいろなドライバーとつながったと言います。
もちろん、今も無線で交流するのも良いでしょう。スマホも大いに活用できます。
有益な情報のやり取りだけではなく、趣味の話で盛り上がるのも良いです。トラックドライバーは1人で仕事をするのが基本なので、仲間の存在はありがたいものです。

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無線

6. 家族

何にせよ、家族を味方にしないで、他に誰が味方になってくれると言うのでしょう。
家族が健康で、安心して暮らせるからこそ、自分も健康、安心でいられるのです。
自分自身が家族を理解し、家族のために行動してこそ、家族も理解してくれます。味方になってくれます。
まさに「1人は皆のために。皆は1人のために」です。
特に長距離の仕事をしているドライバーは、何日も家を留守にすることになり、家族の理解や協力が欠かせません。
ただ、「家族のために働いてやっている」といったおごった気持ちがあるなら、そんなものはきっぱり捨ててください。

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家族を大切に

7. 運

どんな仕事でも、より良い成果をもたらすための工夫と、それを続ける努力が必要です。どんな仕事でも、この工夫と努力を怠ると、より良い成果は期待できません。
しかし、ときとして人間の手の及ばないところで、人生を左右する事態が起こったりします。自然災害などがそうです。もちろん、自然災害もあらゆる被害を想定し、備えることは必要ですが、今のところの科学力では災害そのもの避けることは難しいようです。
それはともかく、トラックドライバーにとって厄介な渋滞も、避けるための方策はいろいろありますが、それをいろいろやってみても、どうしても渋滞にハマってしまうことだってあります。
これはもう「運」としか言いようがありません。
くどいようですが、いろいろ方策を試すことは必要です。それでも最終的にそれがうまくいくかどうかは、なかなか人の力だけではどうにもならないことだってあるのです。
すなわち「人事を尽くして天命を待つ」です。
ただ、より良い「運」を引き寄せるのも自分次第です。

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運をつかみ取れ!

8. 自分自身

トラックドライバーが絶対に守らなければいけないのは安全運転です。
安全運転にとって、感情に流されたり、油断してしまいがちな「弱い自分」は大きな「敵」となります。
逆に言うと、感情に流されない、油断しないで安全運転意識を常に持ち続ける「強い自分」こそ、長くトラックドライバーの仕事を続ける上での最大の味方なのです。
それに、最終的には自身の人生の責任は、自分自身で負わなければいけないのです。

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自分自身を味方にする

トラックドライバーに7人の敵あり

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戦いのとき

昔は「男は敷居をまたげば7人の敵あり」なんてことを言いました。
つまり、男が社会に出ると、苦難がたくさん待ち構えているよといった意味のようです。これが「昔は」となったのは、何も苦難が消えたわけじゃなく、男だけじゃなくて女性にも言えるからってことです。もしかしたら、子どもにも当てはまるのかもしれません。

そんなわけで、基本的に1人で仕事する、気ままな職業と思われがちなトラックドライバーにも、もちろんがいます。「7人」というのは、1人、2人じゃなくて「多い」ということを表現するための決まり文句的な人数ですが、せっかくなので、ここではその数字になぞらえて書き出してみます。
一般的な「男の7人の敵」は、恐らく、会社でライバルとなる同僚や、売り上げなどのノルマ、社外の競争相手、契約を何としてでも結びたい取引先、交渉相手、下請け企業、上司、行政、法、株式相場などかもしれません。
要するに「乗り越えなければならない苦難」です。

さて、トラックドライバーにとっての7つの苦難を並べてみます。

1. 睡魔

トラックドライバーが仕事中に戦わなければいけない相手で、一番厄介なのが睡魔かもしれません。
もちろん、いつも必ず襲ってくるものではありませんが、襲ってくるとこれほどの強敵となる存在はありません。
下手に逆らわず、休憩を取って仮眠するのが一番効果的な撃退法ですが、時間厳守の仕事ではなかなか休憩できず、トラックドライバーを苦境に立たせます。
仮眠が一番の撃退法ではありますが、他にも刺激のある錠剤を口にする、大音量で音楽を聞く、大声で歌うなどの方法も、一時的ですが有効です。
日ごろからしっかり睡眠時間を取り、仕事中に眠くならないように努めることも必要です。
とにかく強敵ですし、負けると交通事故を起こしかねません。

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仮眠が一番

2. 尿意・便意

どんな人間にも必ず襲い掛かるのが尿意や便意です。自然な生理現象なので避けようがありません。
ただ、普通にオフィスなどで働いていれば、すぐにデスクを離れてトイレに行くことができますが、トラックドライバーにはそれができません。トラックを停めることができ、トイレがある場所を探さなくてはいけません。
しかし、そんな場所はどこにでもあるものでもありません。
そのため、トラックドライバーは、あらかじめある程度、トイレのある場所の見当をつけておいてトラックを走らせます。また、なるべく尿意に襲われる回数を減らすため、むやみな水分摂取も控えます。
ただ、脱水状態になっても困るので、こまめな水分摂取はどうしても必要で、その結果、尿意も必ず襲ってきます。
ですから、トラックドライバーはトイレに行ける機会があれば、こまめに行っておきます。
さらに、簡易トイレなどの装備も念のために用意しておきます。

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トイレ

3. 空腹

トラックドライバーが仕事中に思わずジタバタしてしまうのが、空腹に襲われたときです。
ただ、これはあらかじめいろいろと対策を講じることができます。何か食べ物を用意しておけばいいのですから。
とは言え、万一、そうした用意を怠った場合は結構厄介です。
長距離の仕事の場合、見知らぬ土地で昼食や夕食を確保することになります。大型トラックを駐車でき、おいしくて栄養があり、しかも安いものが食べられる店を探してさまよいます。そのうち、どんどん空腹感が増してきて、ひもじさから情けない気持ちにもなりかねません。
結局、トラックを停められそうな店が見つからず、お馴染みのファミレスか、コンビニ弁当になったりします。

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思い切り食べたい

4. 肥満

トラックドライバーの仕事は体力仕事です。長時間、トラックを運転していると疲れます。
それで、食事はどうしてもガッツリ系になります。
トラックドライバーの仕事は体力仕事ですが、筋力を使うのは荷の積み下ろしが手作業のときくらいで、トラックの運転ではあまりカロリーを消費しません。
その結果、トラックドライバーは油断すると太ってしまいます。そして肥満は脳疾患や心疾患の原因にもなったりします。
脳疾患、心疾患によって運転中に運転が困難になると、交通事故にもつながりかねません。危険です。
トラックドライバーは肥満を避けるため、日ごろから栄養バランスの取れた食事、適度な運動を心掛け、体を鍛えることが望ましいと言えます。

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体を鍛えよう

5. 腰痛

トラックドライバーをはじめとした職業ドライバーは、同じ姿勢で運転し続けることから血行不良になりやすく、そのため腰痛を抱えがちです。肩こりもあります。
腰痛、肩こりは厄介です。
その対策として、休憩するときはなるべく運転席から降り、足腰を伸ばしたり、軽くストレッチを行います。こうした軽い運動は睡魔撃退にもなります。
また、体に合ったクッションを運転席に置いたりもします。

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ストレッチ

6. 自転車

大きなトラックの敵が、か弱そうな自転車と言うと違和感もありますが、自転車はトラックドライバーが大いに恐れている存在と言ってもいいでしょう。
自転車は車道を走ったりもします。しかし、自動車と比べて細く、小さい分、大きくて死角の多いトラックの運転席から見えにくい存在でもあります。
知らないうちに自転車にトラックの車体を当ててしまうと大変です。トラックには大したキズも付かないかもしれませんが、自転車には大きな被害が出ます。しかも、どれだけ自転車側に非があっても、損害を賠償するなどの責任はトラック側が負う可能性が高いです。
雨降る夜の自転車なんてのは、恐怖以外の何物でもありません。
トラックドライバーにとっては「近寄らないようにする」しか手がありません。
自転車に乗る人も、できるだけ自動車、特にトラックには近寄らないでください。

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夜の自転車は恐ろしい

7. 自分自身

「俺のライバルは俺自身だぜ」なんてカッコつけて言いたいわけではありません。
トラックドライバーに一番大切なのは安全運転です。無事故無違反です。
しかし、事故や違反を起こしてしまうのは、トラックドライバーの油断だったり、誘惑に負けてのことであることも多いものです。
安全運転には冷静さが欠かせません。トラックは運転席の位置も高いですが、だからと言って気持ちまで「俺様」になってしまい、他の車の運転手が運転がうまくないからいって感情的になり、あおったりするのは言語道断で、許されるものではありません。
トラックドライバーは自制心を持って、常に安全運転に徹しなければいけないのです。そのためにも、感情に流されたり、油断してしまいがちな「弱い自分」と、常に戦い、これを打ち負かさなければいけないのです。

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敵は自分

最後に

他にもトラックドライバーは納品時間などの時間との戦い、とかくトラックドライバーを低く見がちな世間のイメージとの戦いも覚悟しなければいけません。こうした戦いに、必ずしも勝てるとは限りません。しかし、あきらめないことが肝心です。勝てなくても、必ず道は開けます。

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道は開ける

ストレスの少ない(ように見える)職業

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人間、生きていればストレスはつきものです。そしてストレスにはさまざまなタイプがあります。ノルマ達成へのプレッシャーによるストレス、守らなければいけない多くのルールによるストレス、欲求を満たせないことからのストレスなどです。
中でも、人間関係によるストレスはかなりしんどいと言えます。そのストレスの原因になるのは「人の気持ちや心」であり、それゆえにストレスを感じるのも「自分の気持ちや心」だから「しんどい」のです。「人の気持ちや心」は簡単にどうにかできるものではありません。
くどいようですが、人は生きているからには何かしらのストレスを感じます。しかし、あまりにもストレスが重いと体を壊します。病気になります。寿命も縮めます。
人は職業を選択するとき、高給を稼げる職業を選びます。収入が多ければ、欲しいものをいくらでも買うことができ、満ち足りた人生になると信じるからです。
しかし、そんな人生の実現を信じて高給を稼げる一流企業のビジネスマンになったのに、仕事のノルマや人間関係など、あらゆるストレスが襲ってきて、それに押し潰されて転職していった日本人の何と多いことでしょう。
ものごとには、メリットがあれば必ずデメリットもあります。収入が良いということは、それほど過酷なものも背負い込むことになるわけです。
そのことに気付いた、多くの賢い人たちは、職業選択の基準を「ストレスが多いか少ないか」に求めるようになっています。よりストレスの少ない職業が人気を集めているのです。
そこで今回は、ストレスの少ない(ように見える)職業を10個選んでみました。どうっすか。

1. 古着屋の店員

店員は、基本的にお客さんがいないときはやることがなく、楽そうに見えます。
ただ、それは表面的なことで、実際は「いかにお客さんを呼ぶか」「いかにお客さんに購入してもらうか」などに頭を悩ませ、また商品の仕入れや在庫管理など、作業も山ほどあって、なかなか大変な仕事だと思われます。第一、接客業なので、ていねいに他人に接しなければならず、細やかな神経も使います。
それでも、お客さんがいないときはヒマそうにしているように見えるので、ゲスニックマガジンの西条記者なら「楽で、いい~仕事だなぁー!」と言うはずです。
特にブティックなど、アパレル関係の店員は、そこのブランドや、その店のジャンルに沿ったファッションで仕事ができるので、いかにも楽しそうです。

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アパレルショップの店員

2. 学者

自分の興味を突き詰め、その探求を職業にしてしまったのが学者です。何しろ自分の興味を年がら年中追いかけているので、これはストレスがなさそうです。
映画やドラマに登場する「学者」は、研究に没頭するあまり、服装や食事に無頓着だったりします。映画「男はつらいよ 葛飾立志篇」に大学教授役で登場した小林桂樹さんは団子を食べながらタバコを吸ってお茶を飲み、周囲をあきれさせました。物事に無頓着な人物として描かれた見本です。
とは言え、学者として食べていくには、大学教授になったり、研究者として論文を発刊してそれが売れなければなりません。それはそれで大変そうです。
ただ、学者にもさまざまな分野があります。まだ、研究者の数が少ない分野の学者なら、案外、学者となって研究に生涯を費やす価値はあるかも。

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土まみれで作業する学者

3. 伝統工芸職人

職人はイメージとして、1人で地道な作業を延々と続けていくものです。これはストレス少なそうです。
もちろん、職人としてそれなりに稼ぐためには、かなりの修業を積んで技術を習得しなければなりません。また、その技術に対して需要がなければ、生活できません。
それでも、毎日なりふり構わず、1つのことに集中して作業する職人には、人間関係によるストレスはなさそうです。あるとしたら、自分で自分を追い込む、その苦しさです。世間的な評価が高くなれば、それによるプレッシャーもあるかもしれません。

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地道な作業に取り組む職人

4. テレビタレント

長年、「ストレスなさそう(に見える)職業」のトップだったと思えるのがテレビタレントじゃないでしょうか。
何しろ、VTRを見たり、司会者や他の出演者の言うことにリアクションしてりゃ、後は人気アーティストやアイドルと仲良くできて、おいしいことだらけ。歌がうまいとか、演技ができるとか、特別な才能や努力がなくてもできそうで、ストレスなんて全くなさそうに見えます。
しかし、生活できるほど収入を得ようとすると、視聴者の人気を獲得しなきゃいけないのはもちろんのこと、継続的に起用してくれるプロデューサーをはじめとしたスタッフとの人間関係の構築、それを支えてくれるマネージャーなど事務所の存在も欠かせません。それに番組のスパイスとなるような気の利いたコメント、ちょうど良いリアクションのために、実は番組中も一瞬も気を抜けません。
テレビで人気者となっても、消えて行くタレントが多いのも芸能界です。生き残るためには、そうした戦略を考えなければいけないのです。
恋愛、結婚もタイミング、相手を慎重に選ばなければ、タレント生命はすぐに消えます。私生活はないとも言えます。
いろいろストレスが多そうです。

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楽そう

5. 芸術家

職人や学者同様、1つのことに打ち込み、無用な雑事に無頓着で良さそうなのが芸術家です。自身がどれだけボサボサのヘアスタイル、ボロボロの服装でも、作品がすごければ良いのです。ボサボサのヘアスタイル、ボロボロの服装が平気な人にストレスは無縁です。
とは言え、言わずもがなですが、芸術家として食べていけるようになるには、それ相応の努力が必要です。ただ、芸術家というような大層なものではなく、アクセサリー作家、ハンドメイド小物作家とかなら、家事の合間にできそう。フリマなんかで売れば、お小遣いくらいにはなるかも。
勇気と知恵があれば、ショップを開店しちゃうのも夢ではありません。

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作品に打ち込む作家

6. 評論家

学者みたいなものですが、そこまで突き詰めなくてもなれそうなのが評論家です。テレビなどで見掛ける〇〇評論家は専門知識をひけらかせるだけでギャラをもらっているように見え、それこそ「いい~仕事だなぁー!」と言いたくなります。
分野もさまざまあって、経済評論家、軍事評論家、映画評論家なんかはそれなりの見識も必要そうですが、おみくじ評論家、扇風機評論家なんてのもあって、もはや「言ったもん勝ち」にも見えます。
今はネットでいろいろ発信できる時代ですから、自称評論家として好き放題に言いたいことを言うことはできます。もちろん、誰かを著しく傷つけてはいけません。
言うのは自由ですが、それでお金を稼ごうと思ったら、発言をお金と結びつける努力が必要になります。

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言ったもん勝ち

7. トラック運転手

平均年収400万円前後と言われていて、一般的なサラリーマンと大差ない収入で、しかも「1人で仕事」が基本であり、運転席の横にはうっとおしい上司もやるせない同僚もおらず、しかもクライアントからの急な電話もなく、人間関係によるストレスが皆無と言われているのがトラック運転手です。
大型トラックの運転に必要な大型運転免許さえあれば、トラック運転手の中でも特に高給と言われる大型トラックの運転手にもなれます。特別な才能、類まれなる美貌、ひときわ目立つカリスマ性も必要ありません。
安全運転さえしっかり守っていれば、ストレスで心身を疲弊させることもなく、長く働くことができそうです。物流を担うことで社会を支えるので、やりがいもパないです。

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やればやっただけ稼げるトラック運転手

8. コンピューターエンジニア

IT業界の技術職は、あまり人と話すこともなく、毎日淡々とキーボードを操作して作業します。
また、IT関連の「意識が高い」経営者は、社内にたくさん緑を配置したり、社員が気軽に利用できるカフェを併設したり、社員食堂にマクロビ料理のメニューを並べたり、オサレ感を演出します。もちろん、社員の服装はTシャツ、ジーンズでもOKです。
そんな職場で働くコンピューターエンジニアは、なかなかストレスがなさそうに見えます。
実際はどうなんでしょうね。

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コンピューターガール

9. YouTuber

近ごろの小学生に「将来、なりたい職業は?」と聞くと、かなり多い割合で「YouTuber」と真剣に答えるそうです。
まあ、昔からアイドルやスポーツ選手に憧れる子どもはいました。ただ、それは「キラキラ輝く職業」に憧れたからです。ところが「YouTuberになりたい」という子どもに理由を聞くと「楽そうだから」と答えるとか。時代は変わりました。
YouTuberは楽なのでしょうか? そりゃ楽でしょう。家から一歩も出ないでもできますし、作業時間も短くても問題ありません。それで生活できれば、こんな楽な仕事はありません。
それでお金になるかどうかは知りませんが。

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いつでも誰でもYouTuber

10. Webライター

あまり人と話すこともなく、毎日淡々とキーボードを操作して作業するという点ではIT業界の技術職と同じです。職場もオサレかもしれません。
今はネットでいろいろ発信できる時代で、あらゆる人が好き勝手に、不特定多数に文章を垂れ流していますから、文章に対する貨幣価値は下がりまくっています。ですから、収入は低いです。

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ライターの日常



女性トラックドライバーがカッコいい理由

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今、あらゆる業界で人材不足が深刻化しています。そのため、外国人の雇用を促進したり、企業での女性の活躍を推進したり、高齢者が働き続けられるようにしたり、行政もいろいろな取り組みをしています。
それは悪いことじゃありません。
それぞれの取り組みは、これからもどんどん、情け容赦なく進めていってほしいものです。「働きたい」と思っている人が「働きたい」職場で末永く働き続けられる環境は、きちんと整えられるべきですから。
あらゆる人にとって、選択肢は多いほうがいいのです。「ここで働きたいけど働きにくい」という国は最悪です。もちろん、あまり働きたくない人はほどほどな働きで、ほどほどの収入という選択肢も尊重すべきです。政府や他人から強制されたくありません。
トラックドライバー業界では、国土交通省が2014年から「トラガール促進プロジェクト」をスタートさせ、「トラガール」というネーミングの良し悪しは別にして、女性トラックドライバーの増加に力を入れています。
トラックドライバー業界の人手不足を改善させる意味からも、女性トラックドライバーには増えてほしいものです。そこで今回は、コレを読んだ女性が思わず「トラックドライバーに私はなる!」とルフィ・ライクに叫んでくれることを期待して、女性トラックドライバーってこんなにカッコいいんだよってことを吹聴します。

1. 大型トラック運転手はたくさん稼げる

女性のトラックドライバーは月収22万円~28万円、年収にすると300万円~350万円と言われています。
男性に比べて年収で100万円くらい低いそうです。ただ、それは「もともと女性ドライバーの給与が低い」ということではなく、勤続年数が長い男性が多い、それゆえ管理職になるのも男性が多いといった理由によるようです。
基本的にトラックドライバーの給与に男女差はありません。やはりトラックドライバーは「やればやっただけ稼げる仕事」。ハードかもしれませんが、いかにもタフな仕事です。
そしてトラックドライバーは中型より大型のほうが給与も高くなります。この大型トラックでバリバリ稼いでいる女性トラックドライバーも増えています。
ただし、男女格差のない、仕事に対してまっとうな報酬を出す会社をきちんと選ばなければ「やればやっただけ稼げる仕事」にはなりません。雇用条件などを細かく書いてあるドライバー専門の求人サイトを活用して、まっとうな会社を選びましょう。

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たくさん稼げる

2. 大型トラックを華麗に操縦している

個人差はありますが、一般的に女性は男性より体格が小さいです。もちろん大柄な女性もいますし、小柄な男性もいますが、比べると男性より体格の小さな女性が多いです。
大型トラックを運転するのに、もちろん怪力や、あきれるほどの強い力は必要ありませんが、車体が大きいだけに怪力が必要なようにも見えてしまいます。そして人は、体が大きいと怪力を持っているように見えてしまいます。錯覚です。
そんなわけで、女性が大きな車体の大型トラックを運転していると、怪力ではない何か特別な力を使っているようで「おおっ」と思います。
もともと、男性が大型トラックを運転していても「巨大な機械を自在に操っている姿」がカッコよく見えてしまうものです。そこに「何か特別な力」を使っているように見えると、なおさら、ことさらカッコよく見えるわけです。

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巨大な機械

3. 日本経済を回している

トラックドライバーの仕事は経済社会に欠かせないものです。物流を支えるトラックドライバーがいなければ、日本経済は破綻してしまうでしょう。庶民の生活も成り立ちません。
そんな社会貢献度の高い仕事をしているのですから、トラックドライバーはカッコいいに決まっています。
これは偏見ですが、女性の興味の対象と言えば「美容とファッション」が定番です。偏見まみれで言うと、「美容とファッション」にしか興味のないはずの女性が経済を支えているのですから、こりゃやはり「かっこいい!」と言えます。
ちなみに偏見まみれで男性の興味の対象を言うと「スポーツ」ですかねえ。

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経済

4. 正社員雇用で働いている人はカッコいい大人だから

「働き方改革」が迷走する日本ですが、日本ではまだまだ「多様な働き方」は普及せず、正社員雇用を崇める傾向が強いです。
それは、政府の進める「働き方改革」による「多様な働き方」が要するに大企業に有利で、労働者を軽んじているからです。
そんなわけで、日本ではまだまだフリーランスで働くシステムエンジニアより、正社員で働くトラックドライバーを「きちんと働く立派な大人」と認めがちです。
昭和の昔、多くの企業で女性は「どうせ結婚したらすぐ辞める」と見られ、また、フリーランスで働く女性は「気楽でいいねえ」なんて、偏見まみれの目で見られていました。
今なおそんな古い価値観の人が生き残っていますから、トラックドライバーとして正社員雇用されて働く女性は「おおっ」と思われます。

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正社員たち

5. 体力を結構使う仕事だから

大型トラックを運転するのに特別な怪力は必要ありませんが、それでもトラックドライバーの仕事は体力仕事になっています。特に長距離の仕事は勤務時間も長く、精神的にも過酷です。
こうした仕事をスムーズにこなす体力と、長時間勤務の理不尽さに耐えうる根性を備えることで、トラックドライバーは態度や顔にゆるぎない自信が現れ、カッコいいオーラをまといます。こりゃもう男女関係ありません。

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体力は重要


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6. 優しい人が多いから

トラックドライバーの仕事は、むやみにトラックを走らせりゃいいってもんじゃありません。荷物を安全に運ばなければいけないのです。
世間ではトラックドライバーを「荒くれ男の仕事」と思っている人が多いようですが、仕事は繊細かつていねいでなければできないのです。トラックドライバーにも繊細さが求められます。
すなわち、トラックドライバーは「優しい人たち」なのです。
男はタフでなければ生きていけませんし、優しくなければ生きる資格はありません。タフで優しい男はカッコいいのです。女性だってそうです。

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優しさも必要

7. 楽しい仕事だから

多くのトラックドライバーは「運転が好きだから」「たっぷり稼ぎたいから」と思ってトラックドライバーの仕事に就きます。
つまりトラックドライバーは、好きな運転をしながらたっぷり稼いでいるわけです。そんなトラックドライバーにとって、トラックドライバーの仕事は「楽しい」ものになっています。
そして「楽しい仕事」に従事している人間は自信に満ち溢れ、表情が輝き、誰もが憧れるカッコいい人間になります。もちろん女性だってそうです。

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楽しさも大事

8. ギャップ萌えで

偏見ですが、昔から女性は「か弱い存在」と見られてきました。実際は「か弱くない女性」も「か弱い男性」もいます。
一方、大型トラックはその車体の大きさ、エンジン音のいかつさなどから「荒々しい存在」と見られてきました。
そんな「荒々しいトラック」「か弱い女性」が自在に操るのですから、こりゃもうたまりません。「か弱い存在」である人間が「スーパーヒーロー」のウルトラマンに変身するみたいなもんで、誰もが「超クール」と思います。

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超クール

9. 古い価値観に立ち向かっているから

日本にはまだまだ古臭い偏見や、カビの生えた価値観が生き残り、はびこっています。「男社会」ってのもその1つです。
実際、トラックドライバー業界は昭和の時代には「男社会」でした。映画「トラック野郎」シリーズに登場する女性ドライバー、八代亜紀「男勝り」な存在だったわけです。女性がトラックドライバーの仕事をするのに、いちいち男性と比較され、男性より勝っているかどうかを見られたわけです。
長年「男社会」としてやってきたトラックドライバー業界は、職場環境の整備が進んでいるとはいえ、会社に女性用トイレが少なかったり、女性用更衣室がなかったり、取り引き先の担当者が微妙にセクハラしてきたりするところも残っています。まだ「女性が安心して働ける環境」の整備は完全には行き届いていません。
そんな世界に飛び込む女性トラックドライバーはチャレンジャーであり、改革者です。カッチョいいです。

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チャレンジャー

10. 理屈抜きに

まだまだ少ないとは言え、女性トラックドライバーは増えています。そんな女性トラックドライバーに「なぜトラックドライバーになったのか」を聞くと「トラックドライバーはカッコいいと思ったから」と答える人がいます。トラックドライバーはシンプルに見た目がカッコいいんです。女性トラックドライバーだってカッコいいんです。

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カッコいい!

トラックドライバーが思わず泣きたくなる瞬間(とき)

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思わず涙が‥

日ごろ、マッチョな荒くれ者のイメージを持たれがちなトラックドライバーですが、トラックドライバーだって生きているから悲しいときもあります。でも、悲しくたって、苦しくたって、運転席では平気なのです。
トラックドライバーにも繊細な面があるわけです。失敗したり、ミスすれば、人知れず枕を濡らす夜もあります。物流を支えることで日本経済に貢献している、国家レベルで守られなければならない、尊い職業であるトラックドライバーの人たちを街で見掛けたら、そんなことにも思いを馳せて、優しいまなざしを向けましょう。人がもっと優しいまなざしを持てたら、社会はもっとマシになるのじゃないでしょうか。
今回は、むくつけき男たちと思われているトラックドライバーがちょいと涙する事柄をご紹介しまする。もらい涙を流してあげてください。

1. 荷崩れを起こしたとき

トラックドライバーの仕事は荷を安全に確実に時間通りに届けることです。そのため、荷崩れなんかを起こさないようにしっかり積みます。必要があれば、ロープでしっかりくくります。
なおかつ、運転も急発進だの急な加速だの急ブレーキだの、あぶなかしい運転は厳禁で、ていねい、慎重な運転を心掛けます。トラックドライバーとはそういうものです。
しかし、特にトラックドライバーの仕事にまだ慣れていない新人のころは、しっかり安定するように荷を積めなかったり、思わず急ブレーキをかけてしまうような、読みの浅い運転をしてしまいます。
それで荷が少し崩れていたり、傾いていても、無事であればまだいいのですが、へこんだり、つぶれたり、損傷があれば、泣くしかありません。積み直すのに時間もロスしますし、自腹で損害を弁償する場合もあります。

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崩れそう

2. トラックをこすったとき

トラックドライバーにとってトラックは大事な商売道具。いえ、道具というより相棒だと言い張るトラックドライバーもいます。
1人が基本の仕事中、トラックを運転しながらトラックに話しかけるトラックドライバーもいるとかいないとか。
そんなトラックドライバーは仕事で荷を運ぶため、あらゆる道を行きます。ギリギリ通れそうな狭い道、ギリギリくぐれそうな高架下、ギリギリ停めれそうな駐車スペースなどにもトラックを乗り入れることがあります。ベテランドライバーなりゃこそ、ギリギリをすり抜ける神業を見せてくれたりします。
しかし、トラックの運転に慣れていない新人や、徹夜明けで疲れている中堅なんかは、思わずトラックを高架や塀や壁や看板などでこすってしまいます。ほぼ間違いなく、トラックの車体にが残ります。傷は男の勲章だなんて言っていられません。涙が頬をつたう思いです。

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こすりそう

3. 遅刻したとき

トラックドライバーの仕事は荷を安全に確実に時間通りに届けることです。この「時間通り」はとても重要です。
「時間通り」を守るため、トラックドライバーは深夜の国道をひた走り、荷の届け先が開くまで、道路沿いにトラックを停めて仮眠したりします。本音を言えば、寝るときはやはり布団で寝たいです。
この状況を改善するため、行政からも荷主に「なんとかしようよ」というお達しが出されています。まあ、こういった改善がすぐには実現しないのも世の常ですが、徐々にでも改善されていくことを期待します。そうしなければ、深刻なトラックドライバー不足は永遠に解決されません。
とにかく、そうやって必死に「時間通り」を守るトラックドライバーですから、何らかの事情で納品時間に遅れるようなことがあれば、マジ泣きたくなります。その前に全身脱力です。

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急げ!

4. インターチェンジを通り過ぎたとき

これはいわゆるトラックドライバーの失敗あるあるです。
長距離の仕事で高速道路を使うと、本当に、明らかな理由は全く不明で、無意識に降りるべきインターチェンジを通り過ぎてしまうことがあります。通り過ぎたとたん、ハッと我に返り、次のインターチェンジでUターンします。
何とか時間のロスを取り返せればいいのですが、最悪遅刻です。

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高速道路

5. トラックが故障したとき

トラックドライバーはトラックを運転することだけが仕事ではありません。運転に支障が起きないよう、トラックをしっかり点検することも大切な仕事です。
しかし、この点検でうっかり不具合を見落としてしまうと、悲劇が訪れることがあります。エンジンオイルの十分な確認を怠り、仕事中にエンストを起こすことにもなりかねません。
他にもタイヤの空気圧など、チェック項目は多岐に渡ります。そして仕事中にトラックの不具合から運行が困難になると、単なる遅刻では済まなくなることもあり得ます。

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厄介なエンジントラブル

6. 道に迷ったとき

トラックドライバーは仕事で「初めて訪れる場所」に行くことがあります。もちろん、仕事の準備として地図などで道順をしっかり確認します。また、今やスマホの地図アプリで、いつでも自分の位置や道順を確認することもできます。
それでも道に迷ってしまうことがあります。うっかりして曲がるタイミングを間違えたり、また方向音痴な人は方角を間違えることもあります。
それに早く気づいて正しいルートに早く戻れれば、泣くこともないのですが、全く知らない土地では完全な迷子になることもあります。さすがに情けなくて泣けてきます。

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迷った‥

7. 荷物をフォークリフトの爪で串刺しにしたとき

これもトラックドライバーの失敗あるあるの1つです。
トラックドライバーの仕事の1つが荷の積み下ろしですが、フォークリフトを使うと効率的に行うことができます。トラックドライバーの仕事の効率化として、荷をフォークリフトで積み下ろしできるような、パレット輸送を奨励する動きもあるようです。
そのフォークリフトを操作するには、そのための講習を受けなければいけません。講習を受けて操作をしっかり習得しても、うっかり荷物を破損させてしまうこともあるようです。

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難しいフォークリフトの操作

8. 狭い道で身動きができなくなったとき

トラックの車体感覚をしっかり自分のものにしていない新人がやりがちなのが、コレです。
これくらい大丈夫だろうと細い道に入り込んだら、カーブがかなりきつく、このまま進めないとあきらめたとき、後ろから運転に自信のなさそうな女性の高齢者が運転する自動車が迫ってきたら、もうお手上げです。
トラックドライバーの中には、細い路地にはまって身動きできなくなり、クレーン車に救出されたという人もいるそうです。くわばら、くわばら。

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こんな道で対向車が来たら‥

9. ネットでトラックドライバーの悪口を見たとき

トラックドライバーを「他にまともに仕事ができなかったクズが就く底辺職の仕事」だなんて言うがいます。平気でネットにそんな書き込みをする人間もいます。悲しくなります。小学生なら「バカって言うヤツがバカなんだよ」と叫んで泣きながら母親の胸に飛び込むところです。
しかし、トラックドライバーは立派な大人です。プロです。心で泣いても顔では笑い、今日もそんな輩も含めた多くの人たちのためにトラックを走らせ、荷を運びます。
そんな健気なトラックドライバーを思うと、涙がこぼれませんか。

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心で泣く

10. 荷の届け先に感謝されたとき

トラックドライバーは物流を支えることで日本経済を守る、社会貢献度がエベレスト級に高い仕事です。
それを分かっている人は、常日頃からトラックドライバーに感謝の気持ちを持っています。宅配便を届けるセールスドライバーに、直接感謝を伝える人もいます。
感謝されたドライバーも、そのときは「どうも」と照れながらそっけない態度を取るかもしれませんが、運転席に戻ると、感動の涙を流しているかも、です。
誰もがそんな、当たり前の日常に対して素直に感謝できる日が来れば、世の中は明るく平和になるかもしれません。

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感謝の祈りを捧げましょう