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長距離大型トラックドライバーの体験談

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長距離大型トラックドライバーは大型自動車免許が必要で、いわば特別な資格が必要なので、年収も400万円~750万円と高めになっています。

もちろんものごとには二面性があり、良いことがあれば悪いこともあります。高給ということは、それだけ大変キツい面もあると言えます。

それに、良い面も高給だけではありません。「仕事は1人で気まま」「いろいろな地方に行ける」「大型トラックは乗り心地がいい」「人間関係のわずらわしさが少ない」「人材不足なので就職、転職に有利」などもあります。

悪い面は「拘束時間が長い」「安全運転の重圧がハンパない」「営業マンのようなノルマはないが、荷を届ける時間は厳守で、これがキツいこともある」など。

さて、今回は長距離大型ドライバーの赤裸々な体験談を紹介していきます。

 

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1. 私は大型トラックで家畜を運ぶ仕事をしています。いわゆる生体輸送というもので、冷凍食品や機械、家具などを運ぶトラックとはちょっと違います。牛から鶏まで大小さまざまな家畜を運搬しますが、文字通り“いのち”を運ぶドライバーです。事故でも起こせば、たとえ歩行者、クルマの運転手らに被害がなくても、家畜の生命に危険を及ぼす可能性もあり、気が抜けません。でもそれだけに、無事に運び終わったときの達成感も大きいですよ。 by 40歳男性

 

2. 俺は文太兄ィとキンキンの「トラック野郎」を見て憧れた世代だから、大型トラックに乗っているだけでシアワセ。長年乗っているトラックにも愛着しかなく、まさに“相棒”だ(ここで水谷豊のドラマ「相棒」のテーマ曲が頭の中で響く)。1人、トラックを走らせているときは気楽でホント、いい夢旅気分。ま、俺の仕事には荷の手積みもあるので体力的にはハードだし、同じ姿勢で長時間座っているので腰痛もあるけど、文太兄ィのまばゆい笑顔を思い出して乗り切っている。 by 56歳男性

 

3. トラック業界に対してやみくもに悪いイメージを持っている人もいるけど、決してどこもかしこも、いわゆる“ブラック”というわけではない。もちろん、中には“本当のブラック”もあるかもしれないけど、それはどの業界も同じ。クリーンなイメージだったスポーツ団体だって最近は‥。しかし、多くの会社は真面目にやっている。かくいう私も最初に入った会社ではかなり苦労したけど、今はそこから抜け出してホワイトな会社を見つけ、長距離ドライバーとして充実した生活を送っている。大切なのは、会社をよく見極めることだ。 by 42歳男性

 

4. 強くてかっこいい女性になりたくてトラックドライバーになりました。父親がトラックドライバーだったので、その父親への憧れが強かったのも動機の1つです。ファザコンちゃーファザコンです。女性ドライバーは中型で近距離や中距離の仕事をすることが多いのですが、私は独身でもあり、ガッツリ稼げる大型で長距離を走っています。身長も150センチ台で低いんですが、大型だから運転しにくいってことはないですよ。最近は女性ドライバーも増えたので、そんな仲間たちとの交流も楽しいです。 by 32歳女性

 

5. 夏によくやる心霊番組で、タクシーや路線バスでの心霊体験が紹介されることがありますが、長距離トラックの体験はあまり見ないですよね。だからと言って、全くそういうことがないわけじゃないんですよ。トンネルや峠などは事故も多く、そんな場所ではやはり不思議なことも起こります。問題はその人に霊感があるかどうかです。かくいう僕は弱いながら霊感があるので、トンネルなどではなるべく前方だけに集中してよけいなものを見ないようにします。 by 33歳男性

 

6. トラック運転手って、荷の上げ下ろしがあって肉体労働というイメージがあります。でも、僕の仕事は本当に運ぶだけ。荷の上げ下ろし、いわゆる荷役作業はフォークリフトを使うので、多くの人がイメージするほどの肉体労働ではありません。もちろん、荷役作業を行う長距離ドライバーもいます。ただ、全部がそうだというわけではないので、イメージだけで判断してしまわないほうがいいと思います。 by 30歳男性

 

7. 「人と接するのが大好きなので営業職に就いた」って人もいるけど、極度の人見知りな俺には無理。それだけに長距離トラックドライバーの仕事はまさに天職だ。俺の場合、出社から帰社まで3日間くらいのことが多いけど、その間、人と話すのは出社、荷積み、荷下ろし、帰社のときくらい。それから飲食店やコンビニの店員に注文を伝えるときか。あとはほとんどしゃべらない。しゃべり方を忘れそうになるけど、これが俺には向いている。 by 35歳男性

 

8. 長距離トラックドライバーにとって睡魔は強敵です。コイツに負けると、命に関わる危険な目に遭うかもしれません。睡魔の存在を感じたときは、素直に仮眠を取るのが一番ですが、日ごろからなるべくヤツにつけこまれないようにすることも肝心。眠気スッキリなガムを噛んだり、好きな音楽をかけて大声で歌ったりすると、結構効果的。特にお昼ご飯を食べ、お腹が満足しているポカポカ陽気の昼下がりは要注意です。 by 43歳女性

 

9. 長距離トラックドライバーは収入も良いけど、出費も多い。仕事に出ると、食事はほぼ外食か、コンビニ弁当などになるからね。そのコンビニ弁当だけど、自分が住んでいる地元にはない「地方限定」なんかがあって、ついつい余計に買っちゃうんだよね。というか、いつの間にか「地方限定」商品を見つけるのが趣味になってきた。どうせ出費するなら楽しまなきゃ。 by 27歳男性

 

10. ドライバーにとって、運転中に眠くなるのは恐怖以外の何ものでもない。ハンドル握ったまま意識が飛ぶなんて、絶対に許されないので、こういうときには仮眠を取るに限る。パーキングエリアに駐車スペースを見つければ、安心して仮眠できるというもの。しかし、眠りから覚めた瞬間、「運転席? やべえ、寝落ちした⁉」なんて飛び起きることも。コレってドライバーあるあるかも。 by 39歳男性

 

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