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トラック運転手の不満10選

トラック運転手の年収は400万円~700万円で、年間休日は110日以上とも言われ、トラック運転手はとっても働きがいのある仕事だと言えます。
それなのに、ああ、それなのに、トラック業界は長年人手不足が続いています。年収400万円~700万円ではありますが、ひと昔前はさらにその上をいく高収入だったようで、そんな黄金時代を知る人が「最近、トラック運転手は稼げなくなった」なんて愚痴をこぼすからでしょうか。そりゃ、ナントカタウンの前ナントカ社長に比べりゃ、トラック運転手の収入なんて微々たるものかもしれません。それでも零細企業のシステムエンジニアに比べれば何倍も稼いでますよ、たぶん。
年収400万円~700万円と年間休日110日以上という待遇を得て仕事をしたいと思う人で、なおかつクルマの運転を苦痛と思わない人は、トラック運転手の仕事に就くと良いでしょう。
とは言え、物事には必ず2面性があります。「年収400万円~700万円と年間休日110日以上? そんなウマい話があるわけねえやい、べらんめえ!」と思う人も多いはず。「後悔先に立たず」「転ばぬ先の杖」「ならぬ堪忍するが堪忍」なんてことも言います。トラック運転手になってしまってから「思ってたのと違かった」とならないように、トラック運転手が感じている「職業上の不満」を前もって紹介します。
この10項目を心に留めつつトラック運転手になってください。

1. 拘束時間が長い
トラック運転手は労働時間が長いと思われています。ただ、それはトラックの大きさ、移動距離によって異なります。一般的に、長距離を行く大型トラックの運転手は1日12時間~15時間ほどで、確かに長時間です。ですが、その半分近くは「待ち」の時間であることも多いようです。それでも拘束時間には変わりありません。ただ、その時間は口うるさい上司や同僚がそばにいるわけではないので、英会話講座を聞くとか、お料理教室を聞いておいしい料理を頭の中で想像するとか、スマホで電子書籍を書いて出版するとか、有効に使うのも1つの方法です。また、中距離の中型トラックの運転手は1日10時間~11時間ほど、短距離の2トントラックは8時間~10時間ほどです。もちろん、2トントラックより中型トラック、中型トラックより大型トラックと、労働時間が長いほうが収入も上がります。世の中はうまくできております。

2. イメージが悪い
トラック運転手の年収は400万円~700万円とも言われていますが、「労働時間が長い」「休めない」「労働環境が劣悪」「ドレイのように働かされる」「荒くれ男たちが働いている」「給料が低い」「汚い」「危険」などのイメージが巷に広がっています。そんなわけで多くの人が「トラック運転手なんかになったら、親は泣き、恋は破れ、良いことなんかない」と考えてしまいます。確かに、労働環境が悪い会社もあるでしょう。悪質なドライバーもいないとは言いません。しかし、それは1部です。それだけを見てすべてを判断してはいけません。多くのトラック運転手は真面目に、地道に、コツコツとルールを守り、仕事をしています。「俺たちを偏見で見ないでくれ」という、トラック運転手の心の声に耳を貸しましょう。また、労働環境の改善もずいぶん進んでいます。実際、ブラックな会社もありますが、大手企業になるとほとんどは労務管理もしっかりしています。つまりイメージはしょせんイメージです。そもそもブラック企業や荒くれ男はトラック会社に限ったことではありませんし、政治家や教師、僧侶のような「高貴であるべき」イメージの職業の人にも、悪質な人はいますよね。しかし、大事なのはそこではありません。すべての国民が偏見を捨てれば良いのです。すべての国民がイメージなどに惑わされず、しっかり自分の目で物事の本質を見るようになれば、「悪いイメージで見られる」というトラック運転手の不満もなくなるでしょう。

3. 運転以外の作業が面倒
トラック運転手の仕事はトラックを運転することですが、実はそれだけはありません。荷の積み降ろしもありますし、また、指定時間通りに目的地である倉庫や店舗に着いても、前のトラックの荷役が終わるまで「待つ」のも仕事のうちです。実はこれが大変だと言います。荷の積み降ろしも手作業になると、腰への負担が相当きついです。ただ、これは現場によってはフォークリフトを使う場合もありますし、店舗や倉庫のスタッフが手伝ってくれることもあり、すべてがきついわけではありません。ですが、それでもきついことには変わりありません。また、荷の積み降ろしのついでに倉庫内の整理のような作業を指示されたりすることもあって「オレ、運転手なのに‥」と愚痴りたくもなります。

4. 駐車する場所が少ない
荷の積み降ろしを待つ間、「倉庫の敷地の外で待っていて」と言われることはよくあります。そんなときは路駐になります。暑い夏や寒い冬はエアコンを止めたくないのでエンジンはつけっぱになります。当然、ご近所の視線は南極並みに冷たくなります。コンビニの駐車場なんかに停められると便利なんですが、中には大型だと停められなかったり、すでに他のトラックで埋められてたりすることもあります。それにコンビニだって長時間停められていたら迷惑です。それだけはありません。普通に買い物したい、食事したいというときも、大型を停められる駐車場を備えた店を探すのはなかなか厄介です。駐車場で大型トラックを見掛けても「大きくて邪魔だなあ」なんて、冷たい目で見ないで。

5. 渋滞
マジ勘弁です。指定時間に間に合わなければいけないプレッシャーからストレスがたまります。小口配送の2トントラックは、勤務時間内に数をこなさないといけないので、これまたストレスが大きいです。ただ、そのために裏道、抜け道を積極的に覚えるようになります。ルート配送や宅配は、決まったルート、決まった地域を走るので、裏道や抜け道で何とか渋滞を切り抜けようとします。長距離を行く場合は、渋滞を避けて深夜に走ることもありますが、明け方に目的地近くに着き、そこの門が開くまで仮眠を取りつつ待ち、開門時間にいざトラックを発進させると、同じようなトラックによる渋滞にぶつかります。これはもう覚悟するしかないかもしれません。何事もあらかじめ覚悟しておけば、腹がすわって案外平気だったりします。

6. 食事の時間が不規則になりがち
トラック運転手は決められた時間内に荷を安全に届けることが最優先なので、それ以外のことは後回しになりがちです。道路状況などによってスケジュールも変わってきます。すると食事も、どうしても決まった時間にはできなくなります。ただ、これはおそらくトラック運転手に限ったことではないでしょう。大手企業のサラリーマンでも、忙しい時期の夕食は帰宅した午後10時以降になってしまう、なんて人は少なくないはず。

7. 待ち時間が多い
前述した通り、荷の積み降ろし待ちの時間が長いのもトラック運転手の仕事の「あるある」です。ただ、その時間は口うるさい上司や同僚がそばにいるわけではないので、これはもう英会話講座を聞くとか、お料理教室を聞いておいしい料理を頭の中で想像するとか、スマホで電子書籍を書いて出版するとか、できるだけ有効に使いましょう。好きな音楽を聞いたり、動画配信で映画やドラマを見るのも悪くありません。多い待ち時間を「プラス」ととらえるか「マイナス」ととらえるか、それはあなた次第です。

8. 荷の手積み手降ろしがきつい
トラック運転手の仕事もさまざまで、あらゆるトラック運転手が全員荷の手積み手降ろしを行うわけではありません。トラック運転手の仕事に就いてから「荷の手積み手降ろしがきついなあ」と思ったら、荷の手積み手降ろしのないトラック運転手の仕事を選択することもできます。とはいえ、トラック運転手の仕事は大きくカロリーを消費する力仕事が荷の手積み手降ろしくらいではありますが、それでもやはり体力的にはきつい仕事です。トラック運転手として清く正しく仕事して生きていくために、日ごろから体力作りに励みましょう。

9. 健康管理が大変
前述の体力作りと合わせて、トラック運転手は健康管理を怠ってはいけません。心身の健康状態が運転に影響するからです。十分な睡眠、栄養バランスの取れた食事、規則正しい生活リズムが重要になりますが、その反面、それらをなかなか確保できないのも現実です。そういう現実がありますから、自分の体調を過信することの決してないよう心がけつつ、どうしたら十分な睡眠を得られるかに取り組み、偏食しないように日ごろから注意するなどの対策を講じましょう。ただ、これはやはりトラック運転手に限ったことではないでしょう。健康管理に気をつけなければいけないのは、売れっ子芸能人や選挙前の政治家、あくどく儲けている大企業のサラリーマンだって同じことなのではないでしょうか。

10. 休日、給料が少ない
トラック運転手の年収は400万円~700万円、年間休日は110日以上とも言われています。それでも中には「これだけ働いたのにこんな待遇か」と不満に思う人はいるでしょう。誰もがうらやむナントカタウンの前ナントカ社長だって「まだまだ」と不満に思っていることがあるかもしれません。恐らく人生に何1つ不満がない、なんていう人はいません。そうした不満が、己の人生に対するチャレンジ精神を呼び起こすとも言えます。