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トラック運転手のメリット10選

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ここのところトラック運転手の人手不足が続いています。トラック運転手という仕事に対して「労働時間が長い」「休めない」「労働環境が劣悪」などの悪いイメージが蔓延しているからだと思います。そうした悪いイメージは根も葉もない噂に過ぎないと言っても良いでしょう。ただ、そんなイメージが広がる以上、全く根拠がないとも言い切れないところが、恐ろしいところ。火のないところに煙が立たないと言われるゆえん。
つまり、トラック運転手という仕事には「こりゃ確かに過酷だわい」と言いたくなる「デメリット」があるわけです。

「デメリット」があるということは「メリット」もあります。それはどの仕事でも同じでしょう。人気職業ランキングの上位に名を連ねるプロスポーツ選手やパティシエ、ゲームクリエイター、医師だって「メリット」もあれば「デメリット」もあります。

今回は今さらながらに、トラック運転手という仕事の主なメリットを10個に絞ってご紹介します。SNSで拡散してトラック運転手を増やし、日本経済を回して世界平和を実現しましょう。


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1. 収入が良い

トラック運転手の平均年収は約400万円だと言われています。も少し具体的に言うと、長距離のトラック運転手が年収400万円~750万円、中型トラックの運転手が年収450万円~550万円だそうです。
40歳前後のサラリーマンの平均年収が400万円くらいらしいので同額です。決して他人様から「底辺職」だなどと見下されるいわれはこれっぽちだってありゃしません。

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たくさん稼げる!

2. 1人で気まま

トラック運転手は基本的に「1人でトラックを運転すること」が仕事のほとんどの時間を占めます。旅客機の操縦は操縦士と副操縦士が行い、コックピットには通信士もいますが、トラックの運転席には1人で座ります。横にはうるさい上司もうっとおしい同僚もいません。人とコミュニケーションを取るのが苦手な人にとっては、こんなにすがすがしい職場もないのじゃないでしょうか。
最低限、安全運転に注意を払っていれば、妄想していようが音楽を聞いていようが、自由です。また、バス運転手はあらかじめ決められた道を走らなければいけませんが、トラック運転手は決められた時間に目的地に着きさえすれば、どの道を走ろうが自由です。

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気まま

3. 仕事で遠くに行ける

長距離のトラック運転手であれば、仕事で旅行並みに遠方に行きます。時間に余裕があれば、その地方のご当地グルメを楽しんだり、その土地ならではの景色を眺めることもできます。
そういう時間がなかったとしても、そこで土地勘ができれば、プライベートで旅行に行ったときも便利です。

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名物グルメも食べまくり

4. 誰でもなれる

トラック運転手は人手不足状態が続いていますから、業界としては運転免許とやる気さえあれば誰でもウエルカムなところがあります。求人もシーズンに関係なく、しょっちゅう出ています。
トラック運転手になるには、難解な試験を突破する学力も、ありあまるほどの財力も、千里を見通す眼力も、たぐいまれなる美貌も、心臓病患者を手術する神の手も必要ありません。

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こんな才能は不要

5. 日本経済を支えられる

物流を支えるトラック運転手の仕事は、社会に貢献する、意義の高い仕事です。まさに社会インフラを担うと言っても良いでしょう。
「人の役に立ちたい」という思いから医療関係や福祉関係の仕事に従事する人もいますが、トラック運転手も同じような役割を果たしています。自らの仕事に誇りを持てるのが、トラック運転手です。

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縁の下の力持ち

6. 人から感謝される

今や多くの人たちが通販を利用しています。今日ポチッた商品が翌日には届いたりします。それもトラック運転手のおかげです。スーパーやコンビニに商品が並ぶのもトラック運転手のおかげです。
まさしく、現代人の生活が成り立っているのはトラック運転手が仕事をしてくれるおかげなのです。トラック運転手こそ、人々から感謝されるべき仕事です。

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お店に商品が並ぶのもトラック運転手のおかげ

7. 仕事が安定している

トラック運転手は物流を支える、日本経済にとって重要な仕事です。なくなる、ってことはまずないでしょう。
また、たとえ入社した会社が自分に合わなかったとしても、転職先はたくさんあります。多くの運送会社が頻繁に求人しています。
トラック運転手として経験を積んで行けば、トラック運転手として食いっぱぐれることはまずないでしょう。そのためには無事故無違反を肝に銘じて仕事をしなければいけませんが。

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安定

8. 運転好きには天職

トラック運転手の仕事はトラックを運転することだけではありませんが、仕事の大半はトラックを運転することです。そのため、トラック運転手は「運転は苦手」「運転したくない」「運転するくらいなら運転されたほうがいい」という人には向かない仕事です。
しかし、「運転好き」という人にとっては、その「好きなこと」を仕事にできるので、これは「マンガが好き」という人がマンガを読んでお金をもらうようなものです。

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車の運転が主な仕事

9. たくましくなる

トラック運転手は体力仕事でもあります。勤務時間の大半を運転しているので、消費カロリーは少ないものの疲れます。さらに荷の積み下ろしが手作業の場合は筋力も必要です。
そんな仕事を続けていると、自然と肉体的にたくましくなります。

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気づけばマッチョに

10. 人の目を気にしなくなる

トラック運転手は世間からはあまり良くないイメージを持たれています。中には、明らかにトラック運転手を見下すような輩もいます。
トラック運転手になると、もしかしたら周囲にそんな人間が出てくるかもしれません。
しかし、トラック運転手を仕事として選んだ以上、責任を持って仕事しなければいけません。生活費を稼がなければいけません。世間のイメージがどうとか言っている場合じゃありません。
そんな風に、精神的にたくましくなるでしょう。肉体的にも精神的にもたくましくなったら、人として一段上の高みに到達したと、言えなくもないような気がします。

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頂上に到達