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トラック運転手の仕事が必要な理由

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とにかく運ぶ

コロナ騒動で、デマだったはずのトイレットペーパーの品薄が現実になりました。
トイレットペーパーは、なくなってはいなかったのです。でも、スーパーやドラッグストアなどの売り場から消えました。買占めに走った人が多くいたからですが、それにしても在庫があるならすぐに再び並んでも良かったはずです。
しかし、現実には売り場から消えていました。それは、トイレットペーパーを運ぶトラック運転手が人手不足で、売り場までトイレットペーパーを運ぶトラックが稼働していなかったからのようです。
ここのところ、トラック運転手のなり手が激減しています。それで「非常事態にこういうツケを払わされることになる」と表現する人もいます。
トラック運転手の仕事を「やがて自動運転トラックに取って替わられ、消えていく職業」だと言う人もいます。しかし、まさに今、この時代にはなくてはならない、絶対に必要な職業だということが証明されちゃったわけです。

そこで今回、言わずもがななことかもしれませんが、あえてトラック運転手の仕事が必要な理由を列挙してみます。
普段からなくてはならない仕事であるばかりか、非常事態にこそなくてはならない仕事、それがトラック運転手なんだと、改めて思い起こしてみましょう。

1. 日用品を運んでくれるから

トイレットペーパーが店頭に並ぶのも、トラック運転手が運ぶからこそです。
他のあらゆる日用品も、もちろんトラック運転手が運びます。
食料品、雑貨、衣服、家具、寝具、書籍、医療品、その他すべてトラック運転手が運びます。トラック運転手が運ばないと、それらは店頭から消えます。

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やっぱり運ぶ

2. 食材を運んでくれるから

ここで言う食材は、飲食店で使われる食材のことです。
少数のお客さんを相手にする小規模の飲食店であれば、店主が仕入れに行って、直接店に持ってくるなんてこともありますが、それでもアルコール類などはメーカーに配達を依頼します。
ましてや大型の飲食店ともなると、やはり食材もトラックで配達してもらうことになります。
どっちみち、飲食店が買い付ける市場などに野菜や肉、魚を運ぶトラック運転手がいなければ、飲食店は食材を手に入れることはできません。

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とことん運ぶ

3. 製品の部品を運んでくれるから

トラック運転手は、一般の庶民が買い物をするものだけを運ぶのではありません。
例えば、自動車部品を自動車の組み立て工場に運ぶのもトラック運転手です。エアコンの部品を運ぶのもトラック運転手です。パソコンの部品も運びます。
それだけではありません。
ビルや橋を建てるとき、建設資材を運ぶのもトラック運転手です。

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これまた運ぶ

4. 製品を運んでくれるから

トラック運転手は部品や資材を運ぶだけではなく、できあがった製品も運びます。もはや「トラック運転手が運ばないものはない」とも言えるのではないでしょうか。恐らく、印刷局が印刷した紙幣を運ぶのもトラック運転手です。
自動車の部品を運ぶのもトラック運転手なら、その組み立て機械を組み立て工場に運ぶのもトラック運転手です。自動車の組み立て機械は、自動車産業と無関係の人が滅多にお目にかかるものではありませんが、トラック運転手が組み立て機械を運ばなければ、自動車が街を走ることもないわけです。

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こうやって運ぶ

5. 通販の商品を運んでくれるから

トラック運転手はネットショップでポチった商品を各家庭や企業なんかにも届けてくれます。
パソコン、ラック、テレビ、食品、化粧品、衣料品、CD、DVD、玩具と、ありとあらゆるものがネットショップで購入できます。
それだけではありません。メルカリ、ネットオークションなどでも、その品物の輸送にはトラック運転手が活躍します。
特に近年は通販やらネットオークションの利用が拡大し、トラック運転手の必要性がより大きくなりました。

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何でも運ぶ

6. 引っ越しの荷物を運んでくれるから

トラック運転手が個別の要望に対応してくれている仕事には、引っ越し荷物の運送もあります。
ここ毎年、引っ越しシーズンに引っ越し業者を確保することができずに「引っ越し難民」が発生するのは、引っ越し荷物を運ぶトラック運転手が不足しているからです。

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とりあえず運ぶ

7. 災害時に救援物資を運んでくれるから

地震などの自然災害が発生した緊急時、国や地方自治体と連携して緊急・救援輸送を迅速に行うのがトラック業界です。あの3.11のときに医療品や食料品を被災地に運んだのもトラック運転手です。
トラック協会では大きな災害時には協会内に対策本部を設置し、情報を収集して的確な緊急・救援輸送を行います。まさに、平常時に生活を支えるのもトラック運転手ですし、非常時に生活を守るのもトラック運転手というわけです。

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いつにもまして運ぶ

8. 石油やガソリンなども運んでくれるから

トラック運転手は固体だけではなく、液体も運びます。
石油、ガソリンを運ぶのは、主にタンクローリーです。飲料水やミルクなどを運ぶ仕事もあります。
石油、ガソリンなどを運ぶには大型運転免許の他、危険物取扱者などの資格を持っているか、または資格を持っている人が同乗している必要があります。トラクターを使う場合はけん引免許も必要です。
石油やガソリンなどを運ぶのはなかなか危険が危ないので、他の一般的なトラック運転手より収入も高い仕事になっています。

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もちろん運ぶ

9. 安心と安全を運んでくれるから

まさしく「トラック運転手が運ばないものはない」とも言えます。固体から液体まで、大小ありとあらゆるものを運びます。
トラック運転手が物資を運ぶことで、人々の生活が成り立ちます。企業の事業が成り立ちます。経済が回り、人々が安心して安全に暮らせるのです。

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しっかり運ぶ

 

10. 最後に

トラック運転手にも実に幅広く、さまざまな仕事があります。また、1つの仕事に対しても、さまざまな会社があります。
トラック運転手はこの世の中になくてはならない仕事ですが、就職先として考えるときは、後で後悔しないように、会社ごとの仕事の内容や待遇などをしっかり確認しましょう。

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今日も運ぶ!