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誰でもできるトラックドライバーになる10の方法

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トラックドライバーはここのところ人手不足が続いていて、求人でも引く手あまたです。
とは言え、トラックドライバーは物流を担うことで経済を支える、社会的貢献度の高い、政府が保護して当たり前なくらいの尊い職業です。また、平均年収は約400万円ですが、中には年収約800万円も稼ぐトラックドライバーもいて「やればやっただけ稼げる仕事」と言われています。
そんな、なかなかインパクトの強い職業ですから、誰でもなれるような、甘い世界ではないとも言えなくもなくないと思われていたり、いなかったりします。
そこで今回は「我こそトラックドライバーにならん」と息巻く人々が、日常の中でできることをまとめてみました。
本当にトラックドライバーになりたいという人は、安全運転を忘れず、自分なりの努力をしているものです。まずは1つだけでもいいので実践してみませんか?

1.  意志を持ち行動する

とにかく「僕は(私は)トラックドライバーになる」という強い気持ちを持ち続けることが大切です。ますはそこからです。
そしてドライバー専門の求人サイトで自分に合うと思う会社を探し、選び、応募しましょう。思っているだけでは実現しないので、その思いを行動に移すのです。一歩踏み出す、その強い意志を持つことが肝心です。
面接でも、その強い意志をしっかりアピールしましょう。

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一歩踏み出そう

2.  荷物に意識を向けて運転する

トラックドライバーの仕事はトラックを運転することがその大半です。
トラックドライバーとはプロドライバーです。安全運転が何よりも大切です。
そしてトラックドライバーの安全運転とは、単に「事故を起こさない」という意味での安全運転だけではなく「荷物を安全に運ぶ」という意味も含んでいます。
運転が乱暴で、運んでいる途中で荷崩れを起こしてしまって荷物を傷めてしまってはいけません。そのため、日ごろから常に「ていねいで穏やかな運転」が求められます。
しかも、急発進や急な加速をしない「ていねいな運転」はエコドライブでもあり、安全なだけではなく、環境にも優しく、コスト削減にもつながる運転として業界で大いに推奨されています。
トラックドライバーになるからには、エコドライブを目指しましょう!

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エコです

3.  食べるものに関心を持つ

トラックドライバーは安全運転をしなければいけません。そのためにも自身の健康管理が求められます。体調不良によって事故を引き起こす可能性は高くなりますから。
そして健康管理の中の重要な項目が「食」です。「孤独のグルメ」を見たからと言って、深夜に井之頭五郎と同じメニューを食べていてはいけません。
栄養素やカロリー、規則正しい食生活を考え、バランスの取れたものを口にする意識を持ちましょう。

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栄養バランスの良い食事を

4.  荷台に乗せる順番に関心を持つ

トラックドライバーは荷物を安全に運ぶことが仕事ですが、時間厳守も大切です。
荷物を届ける時間が決められていることが多く、遅刻は厳禁です。しかも、何か所かを回って荷物を降ろすことも珍しくありません。
この場合、作業を効率的にこなしていく必要があります。
ただ積めばいいというわけではありません。先に降ろす荷物は荷台の手前に乗せ、後で降ろす荷物を後ろに乗せるほうが効率的というのは基本中の基本です。

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荷は効率よく積もう

5.  ひとり上手になる

「ひとり上手」ってのは中島みゆきの歌のタイトルですが、要するにトラックドライバーは「1人が基本」の仕事なので、その孤独に慣れるということです。
もちろん、トラックドライバーも同僚はいますし、荷の届け先などに担当者もいて、そういった人たちとのコミュニケーションは大切です。
しかし、トラックの運転中は基本的に1人です。そして、この「1人で運転している」時間が圧倒的に多いのがトラックドライバーです。1人なので気楽ではありますが、孤独でもあります。
ただ、今は携帯電話もあるので、休憩時にはSNSをやったりできます。休憩中ですよ。もちろん運転中は携帯電話なんかをいじってはいけません。

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基本的に1人

6.  トラックのしくみを理解する

自分が運転するトラックについてちゃんと理解しましょう。
整備士並みな知識や技術までは必要ありませんが、基本的なトラックのしくみやエンジンについて学ぶことは大切です。
仕事で大活躍してくれるトラックについて深く知れば、トラックを大切にしようとするでしょう。それが安全運転、エコドライブにもつながります。

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エンジン

7. リラックスの時間を持つ

トラックドライバーとして長く働きたいなら、力を抜くこと、リラックスの時間も大切にしましょう。
トラックドライバーは「やればやっただけ稼げる仕事」である反面、勤務時間が長く「肉体的、精神的に過酷な仕事」でもあります。「1人が基本」の仕事なので、人間関係によるストレスは少ないですが、安全運転や時間厳守のプレッシャーによるストレスはあります。
居心地のよいカフェで過ごすだけでも、なんでもいいのです。ゆったり、ほっと過ごせる時間を大切にしましょう。

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ホットココアでほっとひと息

8. 運転技術を磨く

トラックドライバーの本分はトラックの運転です。トラックを安全に、巧妙に運転しなければいけません。
トラックが大型であれば、運転するには大型運転免許の取得が必要です。大型トラックは車体が大きい分、より高度な運転技術がなければ運転が難しいです。
トラックドライバーを雇う会社では、採用後に大型運転免許の取得を支援してくれるところもありますから、必ずしも採用前から大型運転免許が必要というわけではありません。ただ、あらかじめ所持しておいたほうが採用では有利です。
それだけではなく、トラック会社では無事故無違反を重視します。大型運転免許は無くとも、日ごろから常に無事故無違反を重視した運転を心掛けましょう。

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運転技術は大事

9. ほどほどを知る

何でも適切な範囲であることが肝心です。
体調管理が大切なので、食べすぎや飲み過ぎはもちろん、あらゆることで無理はいけません。
また、自分の運転技術を過信して、無理な追い越しなど、無謀な運転や危険な運転をしてはドライバーとして失格です。

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これはやり過ぎ

10. 笑顔でポジティブに

夢や目標を達成するのに最も大切なのが、コレです。
もちろん、人は失敗したり、失敗して落ち込んだりします。しかし、そのまま深みに落ち込んでも何のいいこともありません。
日本人は昔、精神論に支配されていました。我慢すれば、努力すれば成功するという精神論です。しかし、現実には、精神論だけではうまくいかないことに気付き、合理性や効率を考えるようになりました。
「明るく考えればうまくいく」も一見、精神論に思えるかもしれません。しかし、明るさが他の明るさを引き寄せ、暗さが暗さを引き寄せることは紛れもない事実で、これは精神論ではありません。いわば合理的思考なのです。
トラックドライバーに限ったことではありません。笑顔でいれば笑顔になることが自然に起きるのです。

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笑顔が一番

最後に

いかがでしたか? トラックドライバーになるための心構えや、トラックドライバーになってから必然的に注意しなければならないことを紹介しました。
誰もがトラックドライバーになれるとは限りませんが、小さなことを積み重ねれば、誰でも稼げるトラックドライバーになれます。
いずれも重要ではありますが、特別なことではありません。どんな仕事でも大切にしなければいけないことかもしれません。

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あなたならなれる!