
科学技術は日々進化しています。「こんなものあったらイイな」がどんどん開発されています。そこまでしなくてもいいんじゃない?と思うようなものまで誕生しています。
庶民の生活にとって便利ということは、犯罪者の企みにとっても便利であったりして、犯罪がますます進化し、その一方で便利な生活に慣れてしまい、自分で考えたり、工夫したりすることが苦手になってしまった庶民は、犯罪者に翻弄されるばかりになってしまいましたとさ。くわばら、くわばら。
しかし、科学技術が進化していけば、こんなトラックが開発されるかもしれません。
1. 1日に何度も来てくれる
通販でいろいろ好きなもの、必要なものを注文している人にとってスピーディに届くことは大切です。注文したものはいち早く届いてほしいと思ってしまいます。しかし、荷を運ぶトラックには数に限りがあり、その限られた数で多くの届け先を回らなければいけないので、自分のところばかりを優先はしてくれません。日時指定をしていればまた別ですが、していなければ、今日の配達で届かなければ、また明日ということにもなります。
朝に「配達状況」が「配達中」と表示されているのに、実際に届いたのは夕方ってこともあります。
もっとこまめに配達してくれたらいいのになと、思ってしまいます。配達需要が増えたのに、トラックやトラックドライバーの数が追い付いていないせいもあるでしょう。もっとトラックドライバーが増えれば良いのですが。
とにかく、1日に何度でも届けに来てくれるトラックを庶民は切望しています。解決策はやはり、自動運転システムなのでしょうか。

2. 荷を絶対に破損しない
トラックドライバーは荷を慎重に、ていねいに、安全に運びます。それでも、トラック走行中に何かあって急ブレーキ、急なハンドル操作をせざる得なくなり、そのせいで荷崩れが起きて荷を傷めてしまうことが、全く起こらないというわけではありません。
もちろん、トラックドライバーには安全運転を遵守してほしいですが、多少急なハンドル操作をしても、絶対に荷崩れや荷の破損が起きないようなシステムが開発されるとありがたいものです。
バスに例えると、仮にバスが事故に巻き込まれても乗員、乗客は絶対に無事、みたいなシステムです。

3. 路上駐車しない
一般庶民がついついトラックを邪魔に思ってしまう原因になるのが、トラックの路上駐車です。荷を下ろすとき、ほんの短い間だったりはするのですが、特にトラックが大きければ大きいほど、つい邪魔に思ってしまいます。繁華街などでコンビニや飲食店などに商品、食材などを運んできたトラックを見ると、あのトラックが路上駐車していなければ、もっと道路をスイスイ走れるかもと、つい考えてしまいます。
もちろん、一所懸命仕事してくれているトラックドライバーを邪険にしようということではありません。
科学が発達すれば、駐車しなくても荷の積み下ろしができるようなシステムを開発できるんじゃないでしょうか。

4. 排ガスを出さない
トラックに限らず、あらゆる自動車に言えることですが、やはり環境負荷が気になります。
そこで普及が進んでいるのが電気自動車です。ただ、充電に時間がかかったり、1回の充電で走る距離の問題があったり、大型トラックへの普及はまだまだ進んでいません。
ただ、行政もその普及に取り組んでいるようなので、それほど遠くない将来、かなりの数の電気トラックが走ることになるかもしれません。

5. 静か
これまたトラックに限らず、あらゆる自動車に言えることですが、エンジン音や道を走ることでの振動音も、生活する上ではあまりありがたいものではありません。シンプルに言えば、静かに走ってほしいと思ってしまいます。
エンジン音は電気自動車にすることで結構抑えることもできますが、振動音はやはりあります。
こうした音もなくなり、本当に静かに走ってほしいと思う反面、少しは音がないと、歩行者が車に気付かず、危ないってこともあります。難しい問題です。

6. 速い
トラックがノロノロ運転に見えてしまうのにも理由があります。まず、荷を安全に運ぶため、急ブレーキや急な加速を控えます。一般車両であれば、道路状況に応じてこまめにスピードを上げたり、落としたりするところでも、極力、一定のスピードで走ろうとします。
また、大型トラックにはスピードリミッターが付けられていて時速90キロ以上のスピードを出すことができません。このリミッターは、トラックによる大きな事故を減らすために装着が義務化されています。
ですから、どれだけこまめにスピードを上げたり落としたりしても荷が完全に安全で、しかも交通事故でも絶対に被害が出ないようなトラックが開発されれば、トラックも一般車両同様に走ることができるわけです。

7. 運転手はイケメンか美女
今は宅配便でも置き配が多くなり、トラックドライバーが直接、届け先の人とやり取りすることも減りましたが、なくなったわけではありません。
どうせなら、配達がなくても会いたくなるような魅力的なイケメンや美女に荷を届けてもらえれば、テンションも上がるというものです。

8. 小さいけど大きい
トラックは車体が大きければ大きいほど、荷をたくさん運べたり、大きな荷を運ぶことができて便利です。
ただ、大きければ大きいほど、威圧感があり、邪魔にも思えます。
また、ある道路をトラック10台が走るより、普通自動車10台が走ったほうが渋滞になりにくいでしょう。
たくさんの荷や大きい荷を運べるという利点を残しつつ、とても小さい車体を開発できれば、邪魔な存在にもならず、渋滞緩和にも役立つかもしれません。
