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トラックドライバーの仕事がエモい理由

「エモい!」

「エモい」は、若者を中心に日常的に使われている俗語です。昭和のオヤジなら、すかさず「エロい?」なんてしょーもないオヤジギャグをかますところです。
主に景色、映画やコミック、ドラマ、音楽など、体験した「場面」に対して使われることが多いようです。平安時代で言うところの「いとあはれ」だそうです。
職業に関して使われることは、あまりないのかもしれません。


1. 昔ながらの仕事だから

トラックドライバーの仕事は、荷を運ぶことです。それもトラックという、普通自動車より大きい車体の車で運ぶくらいなので、普通自動車などでは運べないくらい大きな荷物、またはたくさんの荷物を運びます。
そうした、大きな荷物たくさんの荷物を運ぶ仕事は、それこそ平安の昔から存在していました。つまり、荷を運ぶ仕事というのは、とても歴史が古いと言えます。
「エモい」ノスタルジックな情景に対して使われることもありますから、古代から連綿と続くトラックドライバーの仕事、すなわち物流の仕事はノスタルジックでもあるので「エモい」と言えるでしょう。

歴史

2. 大変な仕事だから

トラックドライバーの仕事は体力仕事であり、長距離輸送の仕事や宅配便の配達など、「過酷」と言える仕事もあります。
そんなトラックドライバーの大変さを見ると心を揺さぶられるはずです。

「過酷だ」

3. 1人が基本の仕事だから

トラックドライバーは基本的に1人で仕事をします。仕事で迷ったとき、困ったときも、隣に相談できる先輩や同僚はいません。長距離の仕事なら、2~3日、長いと1週間くらいは1人きりで過ごします。
何とも切ないです。

1人

4. トラックが武骨だから

自動車が発明された当初は、実用性だけが重視されたデザインでした。それが普及し、一般庶民でも手に入るようになると、それぞれの好み、用途に合わせてさまざまなデザインが生まれ、なおかつスピード効率を追求する開発も進み、流線的なデザインの車も登場しています。
トラックも50年前に比べれば幾分、ところどころ丸みを帯びてきていますが、やはりまだまだ実用性が重視され、普通自動車に比べるとどうしても武骨に見えます。エモいです。

武骨なトラック

5. 世間から理解されにくいから

トラックドライバーはここのところ人手不足になっているそうです。政治家の失策のせいで少子高齢化に歯止めがかからず、多くの業界で人手不足になっているのに加え、トラックドライバーのイメージが良くないからのようです。
トラックドライバーの中に、交通ルールや交通マナーを守らない悪質ドライバーがごく少数とは言え存在していて、しかも日本人に寛容さがないため、良くないイメージが広がっています。
そんな風に世間から誤解されながら、今日も黙々と仕事を続けるのがトラックドライバーです。

黙々と

6. 被災地に救援物資も届けるから

地震や台風など、自然災害が多い日本ですが、そんなとき、被災地に救援物資を運んでくれるのがトラックです。多くの運送会社が地方自治体と取り決めして、災害時に活躍してくれます。頭が下がります。
心動かされます

災害物資を運ぶ

7. 社会貢献度が高いから

トラックドライバーはそもそも社会貢献度が高い仕事です。
トラックドライバーはスーパーマーケットやコンビニに商品を運び、工場に部品を運び、工場から製品を運び、一般家庭に商品などを届けてくれます。実家の母親がダンボール箱に詰め込んだ、生活用品や故郷の食べ物を届けてくれるのもトラックドライバーです。
トラックドライバーが荷を運ばなければ、人々の生活経済活動もたちまちストップしてしまいます。
トラックドライバーの社会貢献度の高さには心動かされます

大切な荷を運ぶ

8. 黙々と地道に続ける仕事だから

災害という非常時に大活躍するだけではなく、社会貢献度がエベレストよりも高い仕事を、世間から誤解されながらも、黙々地道に続けるのがトラックドライバーです。
まじエモいです。

エベレスト