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トラックドライバーのお腹が空く理由

バロメーター

食欲は大切です。
精神的に病んでいたり、落ち込んでいたり、また体の健康が良くないときは食欲も減退します。
つまり食欲は、自分の健康状態を計るバロメーターになるわけです。ちょっと体調を崩したときも、少し休んだ後で食欲が復活してきたら、体調も良くなっていくきざしです。
仕事をする上で心身が健康であることが大前提となるトラックドライバーも、食事はガッツリ食べることが多いと言われています。トラックドライバーの仕事は体力仕事なので、体力維持や体力復活のためにガッツリ食べるわけです。
また、自分が健康だと確認するためにも、ガッツリ食べているのかもしれませんね。


1. 体力仕事だから

トラックドライバーの仕事は体力仕事だと言われています。
トラックドライバーの仕事の大半は「トラックを運転すること」ですが、実はトラックの運転ではそれほど多くのカロリーは消費しません。それでも、トラックドライバーの仕事はとても疲れます。
カロリーを消費せずとも体力は消費しているわけです。
ですから、一所懸命仕事をするトラックドライバーは、とてもお腹が減るのです。

疲れた

2. 本能的欲求だから

お腹が減るということは食欲が出るということです。そして食欲は、人が生きて行く上で必要な本能的な欲求の1つです。睡眠欲、性欲と並ぶ人間の三大欲求の一つだそうです。
特に長距離トラックのドライバーは拘束時間が長く、また深夜にトラックを走らせることも珍しくはありません。その場合、三大欲求の1つである睡眠欲を満たすことができません。
そこで、満たせない欲求の代わりに別の欲求を満たし、精神のバランスを保とうという機能が働きます。それで食欲を満たしたくなる、つまりお腹が減るのです。

眠い

3. イメージだから

トラックドライバーは「タフな荒くれ者」というイメージで見られがちです。そして「タフな荒くれ者」は食事もガツガツ食べ、エネルギーがいっぱいです。
おまけにトラックドライバーの会社はもともと「男の世界」だったので、これも豪快に食べまくるイメージで見られがちです。
トラックドライバーの仕事に就くと、ついつい「そんなイメージ通りにガツガツ食べなきゃ」と思ってしまい、すぐにお腹が減るようになる、のかもしれません。

タフな荒くれ者

4. 食べることが好きだから

食べることを趣味にしている人がいます。トラックドライバーにも、そんな人がいるはずです。
長距離や中距離のトラックドライバーは、仕事で県境を越えます。地元グルメが有名になっている地方に行くこともあります。
有名な地元グルメであれば、道沿いの飲食店ではのぼりを並べてアピールしたりします。食べることを趣味としていなくても興味を持ち、食べてみたくなるでしょう。
食べてみて「さすが有名になっているだけあっておいしい」という経験をすると、のぼりや看板を見ただけで「食べたい!」と、食欲が反応するようになるかもしれません。

ご当地ラーメン

5. 食にお金をかけられるから

トラックドライバーの給与は歩合制になっていることが多く「やればやっただけ稼げる仕事」だと、世間もっぱらの評判です。
やる気があれば、たくさん稼ぐことができますが、トラックドライバーの中でも高収入と言われている長距離トラックのドライバーは拘束時間も長く、あまりお金を使っているヒマもない、かもしれません。
それで、勤務時間内にお金を使うことになります。荷の届け先の地方で地元グルメを見つけては食べまくりたくもなるわけです。

たくさん稼ぐ

6. 体力を回復したいから

繰り返しますが、トラックドライバーの仕事は体力仕事です。仕事すると体力を消費します。体力を消耗します。
消耗した体力は回復しなければいけません。何しろトラックドライバーの仕事は体力仕事で、仕事を続けるためには体力が必要ですから。
そこでトラックドライバーの体は体力回復のための食事を欲します。強く食事を欲するので、食欲があふれ出てお腹が減ります。

これは体力と言うより筋力

7. カロリーを消費する仕事もあるから

トラックドライバーの仕事にはいろいろな種類があります。
あらゆる種類のトラックドライバーに共通することは「トラックを運転すること」「トラックを運転しない」トラックドライバーはいません。
トラックを運転することで消費するカロリーはあまり多くないので、トラックドライバーの食事はカロリーをたくさん摂取するためのものではないわけです。
しかし、トラックドライバーの中にもカロリーをたくさん消費する仕事があります。例えば、宅配便のドライバーです。
そういう、カロリーをたくさん消費するトラックドライバーは、食事によってカロリーをたくさん摂取したい欲求にかられ、無性にお腹が減るはずです。

宅配便

8. なんとなく

人間は基本的に1日に3食食べます。本来は1日2食で良いそうですが、多くの人は1日3食が習慣になっています。
そんなわけで、たとえ朝にたくさん食べても、お昼になると「なんとなく」お腹が減ってきます。これはトラックドライバーに限ったことではありません。

何はともあれ腹は減る

9. 食事時間が不規則だから

特に中距離や長距離のトラックドライバーは、必ずしもお昼にすぐ食事を食べられるわけではありません。
お昼どき、近くに飲食店が全くない道を走っているかもしれません。弁当を持ってきていても、トラックを停めて休憩できる場所がないような地域を走っているかもしれません。
そんなわけで、昼どきなのに食べられないと思うと、かえって無性にお腹が減っていると感じてしまったりもするのです。

飲食店がない道