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デコトラの現在。

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デコトラは、自分の好みに応じたデザインをトラックに施せるため、俺だけのオリジナリティー抜群なトラックに乗りたいといった思いを持っているトラック運転手がこぞって、デコトラに乗っていました。そんなデコトラを乗り回しているトラック運転手が世の中にあふれていた時代もありましたが、2018年現在では、デコトラのトラック運転手とは取引を中止する会社の増加していることから、街中でデコトラを見かけることがほとんどなくなりました。このような状況下でも、デコトラのトラック運転手可のトラック運転手の正社員募集の求人はありますから、デコトラに乗りたい人は、デコトラに乗る夢を諦めないで欲しいですね。今回は、デコトラの現在に触れていきます。

2018年現在 デコトラに乗る人を見かけなくなった理由。

1.大型トラックをデコレーションするよりも、貯金をしたい思いを持つトラック運転手の増加。

大型トラックを完璧にデコレーションすると、30万円~50万円のお金がかかってしまいますから、貯金をして将来に備えたい気持ちを持っている大型トラック運転手は身銭を切ってまで、自分の大型トラックをデコレーションしません。ですが、デコトラを毎日運転すれば、トラックの運転作業のやる気もアップしますから、大型トラック運転手の仕事が楽しくてしかたなくなるはずです。

2.デコトラに乗って、誰よりも目立つのがいやなトラック運転手の増加。

デコトラに乗っていると、第三者の人にあの人、超派手なデコトラに乗っているーと、指を指されることがあることがありますから、目立ちたくない気持ちが強いトラック運転手の多くはデコトラに乗ることはしません。ですが、デコトラがきっかけで、多くの人とつながれる可能性もありますから、デコトラに乗ることにもいい面はたくさんありますね。

3.大型トラックしか、デコトラは似合わないから。

2トントラックや4トントラックをデコトラにしても、インパクトに欠けてしまうことから、2トントラック運転手や4トントラック運転手は、自分の2トントラックや4トントラックをデコトラにしません。また、2トントラック運転手や4トントラック運転手の給料は、大型トラック運転手の給料にくらべると低いため、多くの2トントラック運転手や4トントラック運転手は自分のトラックをデコレーションする費用を捻出できません。

4. デコトラに乗ることを禁止しているトラック運送会社が多い。

デコトラ=巣行が悪いDQNだという風潮が世の中に蔓延していることを考慮し、多くの取引先はデコトラは禁止と定めていますから、多くのトラック運送会社は、自社のトラック運転手がデコトラに乗ることを禁止しています。このような状況下でも、デコトラに乗ってよしと定めているトラック運送会社は存在していますから、どうしてもデコトラに乗りたい人は、デコトラOKのトラック運送会社に就職するようにしよう。

5.自分のデコトラが車検に通らないから。

デコトラ=改造された違法な車と判断されてしまうことが多いですから、自分のデコトラが車検を通過することができないことは頻繁にあります。このような状態に陥りたくないトラック運転手の多くは、デコトラに乗らない選択をせざるおえません。

6.自動車が好きなトラック運転手の減少。

多くの人は、自動車が好きだからトラック運転手を行うのではなく、お金がたくさん稼げるからトラック運転手の仕事をしています。このような現状にあるトラック業界ですから、自腹を切ってまで、デコトラに乗るもの好きは減少しています。

7.デコトラの運転は危険。

デコトラに備え付けたパーツが落ちて、事故を引き起こす可能性も0ではないですから、無事故第一を目指すトラック運送会社からデコトラは敬遠されています。このような現状を打ち破るには、個人事業主のトラック運転手になるか、デコトラOKのトラック運送会社のトラック運転手になるしかありません。

2018年現在、デコトラに乗りたい人が取るべき選択肢。

1.自分専用の大型トラックを自費で購入して、大型トラックをデコレーションする。

会社から貸与される大型トラックを自費で購入して、大型トラックをデコトラに変貌させ、プライベートでデコトラの運転を行えば、誰からも文句を言われません。この選択を取れる人は、一部のお金が有り余っている人しかできないですから、多くのデコトラ好きには、まねできない芸当といえます。

2.個人事業主のトラック運転手になる。

個人事業主のトラック運転手になれば、会社からトラックのデザインに関して、ああだこーだいわれることがなくなり、自分の大好きなデコトラに乗って、トラック運転手の仕事を行うことができちゃいます。ですが、個人事業主のトラック運転手は、大手トラック運送会社のトラック運転手ほど給与を得られませんから、お金が欲しい人は大手トラック運送会社のトラック運転手になることをおすすめします。

3.デコトラOKのトラック運送会社を設立する。

デコトラOKのトラック運送会社を設立をすれば、自社の従業員と社長の自分の両方がデコトラの運転を行うことでき、デコトラを仕事で運転することができない問題のすべてを解決することができます。ですが、多くのトラック運送会社の取引先はデコトラは禁止と定めていますから、デコトラOKのトラック運送会社を設立することは、現実的な選択肢とはいえないね。

4.デコトラに乗ること自体を諦めよう。

デコトラに乗りたいと思うから、デコトラに乗ることができない現状を悔やむことになるのですから、デコトラに乗ること自体を諦めてしまえば、デコトラに乗ることができない現状に悩むことがなくなります。ですが、デコトラに乗る夢がなくなってしまうと、日々トラック運転手の仕事に精進できなくなってしまう問題点がでてきてしまいますね。

5.トラック運転手→自動車をデコレーションする仕事に転職しよう。

トラック運転手から自動車をデコレーションをする仕事に転職すれば、毎日デコ車やデコトラと触れ合うことができます。ですが、デコトラの良い部分は、デコトラを運転してこそ見えてきますから、デコトラを作っても、デコトラに乗りまわしたい欲求が満たされることにはなりません。

終わりに、

デコトラの今後はどうなる?

ドラピタ

ドラピタ