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大型免許〔大型自動車免許〕について。

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大型免許〔大型自動車免許〕は、大型トラックを運転するときに必要な免許で、長距離トラック運転手の正社員として運送会社に雇用されるときにも必要免許とされています。大型免許の第一種を取得すると、大型自動車を日常生活や仕事で利用できる〔人をのけて運賃を得てはいけない〕と、大型免許第二種を取得すると、大型自動車を運賃を得るために利用することができる〔バスの運転手に籍等している〕があります。
大型トラック〔大型自動車〕で自分の所属している会社の商品をお客様の元に届けたりする業務や、大型トラックで知人や友人や会社の仲間を送迎する業務は、大型免許第一種のみで行えるので、大型免許第二種は不要です。

巷で話題の大型自動車とは?

大型自動車とは、自動車の重さが11トン以上を超えている馬鹿でかい車で、車に6.5トンの荷物を載せることができ、最大で30人以上を車に乗せられます。これだけのスペックを誇る大型自動車に載れる大型免許を所持していれば、年収1000万円以上稼げる長距離トラック運転手やバスの運転手〔大型免許第二種〕を運転することができます。

大型免許を取得する上に必要な条件とはなにか?

大型免許は普通自動車免許や原付自動二輪免許のように、満18歳で取得できる免許ではなく、21歳になってようやく取得することできます。それ以外にも、普通自動車免許第一種を取得してから3年以上の時間が経っていることや視力が両目で0.8、片目0.5の条件を満たすこと〔コンタクトとメガネ可〕が、大型免許の取得条件として存在しています。

大型自動車免許第一種を取得すれば、トラック運転手全般の仕事に就くことが高確率ででき、就職できなくて路頭に迷うことがなくなるので、正社員としてどうしても働きたいという思いが強い人には、大型免許を取得することをおすすめします。

大型免許と中型免許と普通免許がどういうものであるかを簡潔に説明していく。

・普通自動車免許第一種AT限定。

普通自動車のAT限定車を運転したい人のみが取得する資格で、取得費用に25万円~30万円のお金がかかる。今現在は、9割の車がAT車なので、AT限定の普通免許のみで困ることはほとんどない。ただ、AT限定免許だと、過去のMT限定のスポーツカーに乗れないとMT免許が必要な仕事に就くことができないという2つの問題が存在しています。

・普通自動車免許第一種

普通自動車免許第一種は、普通自動車のMT車とAT車の両方を運転したい人が取得する資格で、取得費用に30万円~40万円のお金がかかる。今現在は、9割の車がAT車のこともあり、わざわざ高い金を払って普通自動車免許第一種AT限定を取得する必要はないといわれています。とはいっても、普通自動車免許第一種を所持していれば、MT限定のスポーツカーに乗れたり、MT免許が必要な仕事に就ける二つのメリットが存在しています。

・中型自動車免許

中型自動車免許は、4トントラックを運転する中型トラック運転手の職に就きたい人が取得する資格で、取得費用に15万円~20万円のお金がかかる。中型免許を取得すれば、中距離トラック運転手に高い確率で採用されたり、日々の生活で中型トラックを運転することができるという二つのメリットがあります。

・大型自動車免許

大型自動車免許は、11トン以上の重さを誇る大型トラックを運転する職に就きたい人が取得する資格で、取得費用に23万円~28万円のお金がかかる。大型免許を取得すれば、大型トラック運転手に高い確率で採用されたり、日々の生活で大型免許を運転することができるという二つのメリットがあります。

大型免許取得で運転できる車の種類。

大型免許を取得すれば、普通自動車〔MTとAT限定の両方〕を運転することができますし、2トントラック〔普通自動車免許第一種のみ〕を運転することができますし、4トントラック〔中型自動車免許か大型自動車免許〕を運転することができるし、11トントラック〔大型自動車免許所持が必須〕を運転することができるし、小型特殊自動車〔大型免許か小型特殊自動車免許所持〕を運転することができるし、原動機付自転車〔自動二輪免許が必須〕を運転することができる。

大型免許を取得する方法。

大型免許を取得するのには、自動車学校に通うか一発試験に合格するの二つしかありません。基本的に、初めて大型免許を取得する人は、自動車学校に通っうのが王道となっています。例外として、大型免許取り消しになった人が、再度免許を取得するときに、一発試験を受けることが多いみたいです。

大型免許の取得難易度は、普通自動車免許の1.3倍から1.5倍の難易度を誇っているので、普通自動車第一種免許取得に苦労した人は、大型免許取得に苦労する可能性がかなり高い。

大型免許を取得するのに、かかる日数。

大型免許を取得するのに、かかる日数は合宿で10日~20日で、合宿以外だと1ヶ月~2ヶ月かかります。これは、大型免許をストレートで取れた場合で、実技試験に落ちまくると大型免許取得に半年以上かかってしまいます。ちなみに、大型免許はトラックの運転スキルがない人だと、大型免許が永遠にとれないなんてこともあります。

大型免許を取得するのに、かかる費用。

・大型免許を自動車学校に通って取得する場合にかかる費用は、25万円~30万円。

大型免許を自動車学校に1ヶ月~2ヶ月通って取得する場合は、25万円~30万円の費用がかかります。ただ、大型免許の取得に手こずり、自動車学校に5ヶ月~6ヶ月通って取得するとなると、50万円~60万円の費用がかかることになります。

・大型免許合宿にかかる費用は20万円~25万円

大型免許の自動車学校の合宿の場合は、20万円~25万円の費用がかかります。しかも、大型免許の自動車学校の合宿は、20万~25万のうちに、食費やシャワー代や宿泊費も含まれているので、かなりお得になっています。このお得さゆえに、大型免許を合宿で取る人が多発しています。

大型免許を取得しておいたほうがいい理由。

1.工場勤務でも、4トントラックを運転することがあるから。

工場勤務でも、4トントラックを仕事中に運転することがあるので、大型免許を取得して、4トントラックを運転できるようにしておくに越したことはありません。ちなみに大型免許を所有していれば、2トン、4トン、11トントラックのすべてを運転することができます。

2.大型免許第二種免許を取得すれば、バスの運転手になれる。

大型免許第二種免許を取得をして、バスの運転手になれば、年収400万円~600万円を稼ぎ出すことができます。当たり前のことがですが、大型免許第一種免許では、長距離トラック運転手になることはできますが、バスの運転手にはなることができません。その理由は、お客様をバスに乗せたり、お客様から直接運賃をもらう業務をするには、大型免許第二種免許が必要だからです。

3.大型免許を取得しておけば、一生飯を食うのに困らない。

大型免許を取得して、トラック運転のスペシャリストになっておけば、いつでもトラック運転手の職に就くことができるので、一生飯を食うのに困りません。

終わりに

大型免許を取得して人生の選択肢を広めておきましょう。

ドラピタ

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