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タクシードライバーの未来予想

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少子高齢化が進み、高齢者の比率がどんどん増えています。その中で科学技術はとめどもなく進化し、ことにコンピューター関連の新技術に関しては「もう何が何やら」と、理解をあきらめる昭和世代を増やしていることでしょう。
ほとんどの企業経営者が人手不足を嘆き、多くの60代以上の中小企業経営者が後継者問題に頭を抱えています。
この人手不足問題を科学技術で何とかしようという試みが、自動車の自動運転化です。多くのメーカー、ベンチャー企業がこれに取り組み、試作による実験も行われています。
技術的な課題だけではなく、法整備も絡んでくることなので、実用化がいつ、どんな形で実現するのかは読みにくいところではあります。が、ここはひとつ、古臭い言い方をするなら「空想の翼を広げて」未来を予想してみましょう。
ここんとこ人手不足が続く、自動車関連の職業「タクシードライバー」の未来です。未来予想というより妄想かもしれませんが。

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1. 自動運転タクシーを監視

自動車の自動運転システムの開発が進んでいます。
タクシードライバーのなり手が減少し、現役ドライバーの高齢化が進んでいる現状を考えると、タクシーにも早かれ遅かれ自動運転システムが導入されるのは火を見るより明らか。
すると、タクシー会社社員の仕事は、自動運転タクシーを監視することになります。導入初期には社員が同乗し、何かあればシステムに替わってハンドルを握ることになるかもしれませんが、しばらくすると事務所でモニターを監視しながら1人で数台のタクシーを管理することになるでしょう。
それでも「車の運転や構造」に関する知識は必要なので、免許は持っていなければいけません。運転免許ではなく、自動車運転管理免許とか何とか言うものかもしれません。

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車は自動運転が一般的に

2. 空飛ぶタクシーを操縦

自動車の自動運転システムの開発も進んでいますが、もうひとつ進んでいるのが空飛ぶタクシーの開発です。人が乗れるドローンがあれば可能じゃん、という発想かもしれません。
この空飛ぶタクシーですが、開発中というニュース記事を見ると、やはり「大きなドローン」感がいっぱいです。もちろん、ゆくゆくはこれも自動運転になるのでしょうが、最初は人が同乗するでしょう。操縦者はタクシードライバーというわけです。
とは言え、根本的に自動車とは違うものなので、自動車の運転免許では操縦できません。専用の免許が必要となるわけで、そのための法整備にも時間がかかりそうです。
とは言え、いわば飛行機やヘリコプターのパイロットみたいなものなのでカッコいいです。空飛ぶタクシードライバーは人気職業になるかも。

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タクシーも空を飛ぶ

3. 乗車賃が高騰

とは言え、タクシーが自動運転になったり、空を飛んだりするには法整備もあって、まだまだ時間がかかりそうです。
しかし、タクシードライバーの人手不足は喫緊の問題です。
なぜ、タクシードライバーのなり手が減っているのでしょう。それは「仕事がキツイ割りに収入が低い」と思われているからです。本当は工夫して努力すればかなりの高収入になるのですが、人は「楽して儲けたい」と思いがちで、工夫や努力を避けたがります。困ったものですが、それが人間なので仕方ありません。
何かというと「タクシードライバーなんて底辺職だ」なんて他人をやっかんで悦に入っている人たちだって、工夫や努力を避けたがるという意味では同じでしょう。
そこでタクシードライバー不足を解消するためには、給料を安易に上げるしかありません。多くのタクシードライバーの給料は、稼いだ乗車賃からの歩合制になっています。
ですから、タクシードライバーの工夫と努力なしに給料を上げるには、乗車賃の値上げしか手がないのです。ただ、乗車賃が値上げするとタクシーはますますお金持ちの乗り物になり、庶民から遠ざかるでしょう。タクシー利用者が激減し、タクシーの売り上げも減ってタクシードライバーの給料も減ってしまうので、結局タクシードライバーは増えないかもしれません。
皆さん、タクシーの乗車賃が高騰する前に、どんどんタクシーを利用しましょう。

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タクシー利用者は金持ちばかりに

4. 乗合タクシーが一般的に

タクシードライバーの人手不足によってタクシーの乗車賃が高騰すると、タクシーは一部金持ちの乗り物になります。しかし、少子高齢化は情け容赦なく進行していますから、特に交通インフラの整っていない地方の高齢者など、タクシーの需要は高まる一方です。
すると庶民は、タクシーを利用したい何人かでタクシー1台を利用し、乗車賃を割り勘にします。いわゆる乗合タクシーです。
そのうち、見知らぬ人ともタクシー利用を共有するようになるでしょう。タクシーが見知らぬ誰かとの「出会いの場」になり、やがて恋の花咲くこともあったりなかったりして、それはそれで楽しいかもしれません。

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タクシーが乗合に

5. 妊婦、赤ちゃん連れで無料

くどいようですが少子高齢化が進んでいます。このままいけば人類は滅びます。子孫がいなくなるのですから。こりゃ隣国がうっとおしいとか、大国がやかましいとか言っている場合ではありませんよ。
そんなわけで、昔から「子は国の宝」とは言いますが、まさに赤ちゃんは国家レベルで守るべき存在になるでしょう。妊婦ももちろん同じです。
その一環として、妊婦や赤ちゃんを連れた大人はいろいろなサービスを無料で受けられるようになります。いや、そうしなければいけないのです。何しろ人類滅亡の危機なのですから。
当然、妊婦や赤ちゃんを連れた大人はタクシーも乗り放題です。
今でもキッズタクシー、ベイビータクシーなど、子ども相手、妊婦対応のスキルを持ったタクシードライバーはいますが、そのスキルが二種免許の必須項目になります、きっと。

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赤ちゃんは永遠に

6. 外国人ドライバーが増加

2019年4月、外国人の在留資格に「特定技能」が追加され、外国人が就労できる単純労働の業種が増えました。あいにく、そこにはトラックドライバーやタクシードライバーは含まれていません。
しかし、トラック業界は行政に「トラックドライバーも加えてほしい」と要望を出したようですし、タクシードライバーもいずれ加わる可能性は高いはずです。

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外国人が活躍

7. 人間のドライバーが希少な存在に

とは言え、自動車の自動運転化がどんどん進めば、物流のトラックやタクシーだけではなく、マイカーだって自動運転になっていきます。人は面倒くさがりですから。
今でも運転免許を取得する人が減ってきていると言いますから、自動運転が普及すれば、誰も運転免許なんて持たなくなるでしょう。
ただ、それでも車の運転ってのは楽しいものです。一部マニアが趣味として車を運転することになるはずです。
「車の運転」「伝統工芸」みたいな存在になります。そして「車の運転」という伝統を守り続けるタクシードライバーがいたとしたら、その人は「職人」みたいな存在になるのです。運転技術が優れていれば、国宝になったりして。

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職人ドライバー

8. ロボットドライバーが登場

自動車の自動運転化が進むということは、車を運転するのが人ではなくAIになるということです。いわばロボットです。
人手不足が続くタクシーの現場からも人間のドライバーが消え、ロボットのドライバーが主流になるでしょう。昭和の少年たちが読んだSFの未来世界が現実になるのです。

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ロボットが進化

9. ロボコップが登場

というわけでタクシーは無人になり、AIがタクシーを運転する未来が来ます。
しかし、タクシーを利用するのは人間です。今でもタクシーの無賃乗車、タクシードライバーへの暴行といった犯罪が起こったりしますが、それは無人タクシーになっても同じかもしれません。
すると、タクシー会社や自動車メーカーは対抗策を講じなければいけません。
今でもドライブレコーダーなどが犯罪抑止に貢献していますが、車をAIが運転できるほど科学技術が進化した未来なので、犯罪抑止力も進化しております。
ただ、車内で起こる犯罪を監視するだけではなく、例えば、車内で犯罪行為を行った人間を車内に閉じ込め、そのまま警察まで運んでしまう、くらいのタクシーが登場するかもしれません。ほとんどロボコップです。

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監視社会に

10. ターミネーターが登場

車の運転もAI任せになり、そこから犯罪抑止、犯罪防止、逮捕もAIが行うようになると、AIが社会全体を監視する時代もすぐそこです。
そうすると、そんな監視社会から逃れようと、レジスタント活動に身を投じる人たちも出てきます。人類対AIの戦争が勃発です。一時はAIの攻撃によって人類は劣勢になるのですが、ここに飛びぬけて優れた指導者が現れ、反撃に出ます。
そこでAIはタイムマシンを開発し、ターミネーターを指導者が生まれる前の時代に送り込み、指導者の誕生を阻止しようと企むのですが、指導者の命を受けた1人の戦士がターミネーターを追ってタイムトラベルします。こうして、まさに現代で人類の運命を決める戦いが始まるのでした…、ってタクシーと関係なくなってます。

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ロボットが人類を支配?



トラック運転手の会社選びのポイント

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トラック運転手の平均年収は大体350~486万円で、最大年収は約650万円とも言われ、「やればやっただけ稼げる仕事」にもなっています。
その上、仕事している間は基本的に1人で、隣にはヤボな上司も不埒な同僚もいません。多くのことが運転手自身の自己裁量に任されていて、自由度の高い職業です。
そんなイイことづくめの「トラック運転手の仕事」ですが、もちろんマイナスポイントもあります。「イメージが悪い」「拘束時間が長い」といったところです。
すべての物事には2面性があります。イイところもあれば、悪いところもあるものです。これはトラック運転手に限らず、メーカーの技術者だろうが設計士だろうが、学校教師でも政治家でも、スーパーモデルやハリウッドスターだって、あらゆる職業がそうです。
「やっただけ稼ぎたい」と意気揚々とトラック運転手という仕事に就こうと思う人は「悪い面」もある程度は覚悟しておきましょう。
ただ、後になって後悔しないために、就職する前にできることもあります。それが「適切な会社選び」です。

今回は「トラック運転手になろうという人が知っておくべき会社選びのポイント10選」をご紹介します。多少の参考になるかも。

1. 仕事内容

ひと口にトラック運転手と言っても、いろいろな仕事があります。
コンビニに商品を運んだりするルート配送もトラック運転手ですし、通販の商品を注文した人などに届けるのもトラック運転手です。また、工場に部品を運んだり、工場から製品を運んだり、実にさまざまな仕事があります。
仕事が違うと、作業内容も勤務時間も当然、違ってきます。
運転するトラックも大型、中型、ユニック車、バルク車、パッカー車、タンクローリーなどがあり、トラックのタイプによって運転するのに必要な資格・免許も違ってくることがあります。
「トラックの運転なら何でもイイ」という人は別ですが、仕事を楽しいと思えるかどうかはやはり仕事内容にかかってきます。これはまず必ず押さえておきたいポイントです。

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ユニック車

2. 条件

給料、勤務時間、休日、その他の福利厚生は大切です。どんな仕事のどんな会社でも、必ず押さえるべきポイントです。
これらをきちんと押さえた上で就職してみて、事前の説明と違っていたら、そこはブラック企業です。すぐ辞めるなり、弁護士に相談するなりしましょう。

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ブラック企業は嫌だ

3. 経営状況

就職したは良いが、入社したとたんに会社が倒産したら大変です。
そんな目に遭わないために、あらかじめ経営状況を確認しておくのもいいかもしれません。
経営状況を確かめるには、その企業のホームページでIR情報を見るのが一番手っ取り早いでしょう。とは言え、素人が財務状況を見ても何が何やらかもしれません。

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倒産は嫌だ

4. 法律違反の有無

トラック運転手を雇用する運送会社などの中には、法律を逸脱するブラック企業もあると言われています。それを入社前に判別する手段の1つが、会社の法律違反の有無です。
会社の法律違反の有無はネットニュースになったりするので、検索するなどして調べてみましょう。

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法律違反はいけません

5. 資格

トラック運転手の仕事にはさまざまなものがあり、運転するトラックにもいろいろなタイプがあります。そしてトラックのタイプによって、運転するのに必要な資格・免許が異なってきます。
トラック運転手になる前に「自分がやりたい仕事にはどんな資格や免許が必要か」をしっかり調べておきましょう。
また、会社によっては資格や免許の取得を支援してくれるところもあります。その場合でも、とりあえず取得資金を会社が立て替えてくれて、後は給料からの天引きで支払っていくのか、全額を会社が負担してくれるのか、一部を負担してくれるのか、これまた会社によって支援の内容も変わってくるので、しっかり確認することが大事です。

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必要な資格を確認

6. 規模

会社の規模も、実際に働く上では重要な要素になります。簡単に言うと、その会社が零細か中小か、大企業かどうかということです。
会社の規模を判別するには「資本金」「従業員数」「上場しているかどうか」を確認することです。
大企業であれば、給料は安定していて福利厚生もしっかりしています。中小や零細には、給料が多い月があったり少ない月があったり、仕事の量によって違ってきたり、休日が少ない月があったり、という会社もあります。
もちろん物事には2面性があります。すなわち、大企業は就職するのが難しかったり、入社してから研修期間が長かったり、自由度が低くかったりもします。中小や零細は、文字通り「やればやっただけ稼ぐ」ことができたり、就職しやすかったり、職場がアットホームだったり、自由度が高かったりします。

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会社にもヒエラルキーがあります

7. 経営理念

仕事する上で「同じやるなら仕事することでこんな社会貢献に役立ちたい」など、自分のポリシーやモチベーションのよりどころとなるものが、その会社の経営理念です。これはたいていの会社がホームページで公開しているので、確認してみてください。
経営者の考えを凝縮したようなものでもあるので、入社する前に会社を知るための大きなヒントにもなるのが経営理念です。

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経営者に理念はあるか

8. ワークライフバランス

福利厚生などの条件に近いものでもありますが、会社が従業員のワークライフバランスをしっかり考えているかは重要です。
ワークライフバランスとは、従業員の私生活と仕事とのバランスです。従業員が仕事にも私生活にも充実感を得られてこそ「ワークライフバランスがしっかり取れている」と言えます。
「会社ってそんなことまで考えなきゃいけないの?」と驚く人もいるかもしれませんが、人は私生活が充実してこそ仕事に力を発揮できるので、近年は会社経営において「従業員のワークライフバランス」は大きな課題になっているのです。

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バランスは取れているか

9. 風土

職場の雰囲気です。
基本的にトラック運転手は「仕事は1人」なので、同僚にどんな人がいても関係ないっちゃー関係ないのですが、それでも嫌なやつはいないにこしたことはありません。そして同僚たちと合う合わないが、職場の雰囲気を大きく左右します。
面接や職場見学のときにしっかり見極めましょう。とは言え、やはり実際に働き始めてみないと分からないかもしれません。

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雰囲気が良い職場

10. 好み

職場の雰囲気も含め、その会社が自分に合う合わないは「好み」の問題かもしれません。
ここで、自分の「好み」とは何か、改めて考えてみましょう。それは「自分はどんな人間なのか」を考えることにもなります。
「自分はどんな人間で何をしたいのか」が分かると、仕事探し、会社選びにおいてそれを指針とすることができます。就職して壁にぶち当たったときも、ブレない「軸」となるはずです。

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自分は何者なのか?

タクシードライバーの夢

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タクシードライバーは正社員であっても、一般的な会社と違って「出世」はありません。
良く言えば「一生現役」と言うか「ずっと最前線」です。建設会社に入社して定年まで建設現場で作業するようなものです。
今は価値観も多様化してきていますが、昔は会社に入ったからにはそこで課長、部長と出世していくことを夢見た人がほとんどです。出世コースから外れる左遷や窓際族を忌み嫌いました。
とにかく、タクシードライバーには最初から出世がないので、そんな「社会に出たら出世してナンボ」という価値観すると、タクシードライバーはすでに負け犬なので、その古臭い価値観が今でもタクシードライバーという仕事を「底辺職」などと言わしめているのかもしれません。
タクシードライバーにもがあります。今回はタクシードライバーが秘かに夢見る「将来」「未来」をこっそり紹介します。


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1. 高収入

タクシードライバーは歩合制で給与を受け取っている人が多いです。その平均年収は300万円台ですが「やればやっただけ稼げる仕事」です。
多くのタクシードライバーは、できるだけ稼いで高収入を得るために頑張っています。そのため、20時間近く勤務して翌丸1日を休み、月間で12日間勤務して18日間くらいを休む隔日勤務という、特殊な働き方を選んでいます。隔日勤務は深夜もタクシーを運転しなければいけないので「夜は普通にベッドで眠りたいよお」という人には過酷な勤務です。
しかし、そんな勤務で年収1000万円以上を得ている人もいるそうです。タクシードライバーになった多くの人がそんな高収入を夢見て、情報を収集し、より多くのお客さんを乗せるべく努力を重ねています。

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たんまり稼ぐ

2. 無事故無違反

何よりも日々の仕事をできるだけ安全に続けていくことだけを願って地道な努力を続けるタクシードライバーもいます。交通事故なんて起こした日には収入にも響きますし、もしかしたら仕事ができなくなり、最悪、人命にも関わります。
タクシードライバーの仕事を健全に続けていくには、やはり無事故無違反が何よりも大切です。大きな野望は持たず、ひたすら安全運転と健康管理に専念しているタクシードライバーもいるのではないでしょうか。

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着実に1歩ずつ

3. 趣味でも高収入

多くのタクシードライバーが隔日勤務という勤務形態で働いています。
隔日勤務の場合、月に12日間ほど働き、後の18日間は休みになります。休みとは言え、出勤日に備えてしっかり睡眠時間を確保して体調管理しなければいけませんが、それにしても一般的なサラリーマンに比べて時間がたっぷりあります。
タクシードライバーはこの休みを利用して趣味を充実させることができます。
副業がOKな会社であれば、タクシードライバー以外の仕事もやって収入アップにつなげたりもできます。
趣味でブログなどを書き、アフェリエイトで副収入に結びつけることもできます。電子書籍なんかを出して小遣い稼ぎだってできるでしょう。
時間はたっぷりあるので、いろいろ夢が広がりそうです。

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アフェリエイトで稼ぐ

4. 個人タクシーに転身

大手企業に勤めるサラリーマンだって、ゆくゆくは独立起業しようと夢見ている人はいます。それこそ今は、1つの会社で一生勤めるのが一番良いという価値観は廃れてきています。
タクシー業界で独立起業に当たるのが、タクシー会社の従業員から個人タクシーへの転身です。
個人タクシーの運転手は個人経営者であり、売り上げのすべてを自分のものにできます。ただ、国土交通大臣による認可や、無事故無違反の運転経歴、資金計画など、そろえなければいけないものもいろいろあって大変です。
ですが、そういったハードルを越えて初めて実現するのがというものです。

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独立起業も夢ではない

5. 奇跡の出会い

タクシードライバーがトラックドライバーやレーシングカーのドライバーと大きく違うのは、いろいろなお客さんを乗せる接客業だという点です。この接客業に惹かれてタクシードライバーになった人にとっては、お客さんに喜んでもらうことが何よりのやりがいになります。
中には、タクシードライバーになったからには、こんな有名人に乗ってほしいなんて夢見ている人もいるでしょう。憧れの人に喜んでもらえたら、どんなにうれしいかは想像もできません。

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いろいろな出会い

6. 奇跡の再会

タクシーは毎日さまざまな人が利用します。中には、同じ日に同じタクシーに乗ってしまうなんて偶然も起きたりします。
タクシードライバーの中には、秘かにそんな奇跡的な偶然を期待している人もいるのではないでしょうか。故郷を離れて都会で仕事しているが、故郷の高校で同級だった人と再会する、みたいな‥。
または、憧れていた有名スポーツ選手を乗せることができたと思ったら、その人が自分のていねいな運転、ていねいな接客を気に入ってくれて、名前をメモしてくれて常連客になってくれる、みたいなことも、あったらないいなと夢見てしまいます。

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そして再会

7. グルメ店の制覇

タクシードライバーに「地元の有名店に詳しい」ことを期待している人が世間のそこかしこにいます。
タクシードライバーもそんな期待に応えようと、または自分の趣味嗜好から「地元の有名店」に詳しくなった人がいます。
有名店を制覇したら、自然と「有名じゃないけどおいしい店」を見つけたくなるのが人情というもの。そんなわけで「孤独のグルメ」の五郎さん化していくタクシードライバーもいます。

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食べるの大好き

8. 専門的なタクシードライバーに

タクシーには一般的なタクシーの他、キッズタクシー、介護タクシー、福祉タクシーなど、お客さんをある程度限定したサービスがあります。
そうしたタクシーのドライバーとなるには、それぞれ専門的なスキルを身に着ける必要があります。もちろん、介護タクシーでタクシー利用者の乗降を介助するには介護士などの資格が必要ですが、それ以外の場合でもいきなりそうしたタクシーのドライバーが務まるわけではありません。
例えば観光タクシーでも、その地域の観光名所などに関して専門的知識が必要です。観光タクシーのドライバーの中には、観光ガイドの資格を持っている人もいます。
そういった専門的知識やスキルを持っていると、タクシードライバーとして大きな武器になり、収入アップにもつながります。そのため、そうした専門的なタクシードライバーを目指す、意識の高いタクシードライバーが増えています。

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勉強して専門知識を身に着ける

9. 悠々自適

タクシードライバーに限らず、多くの庶民が夢見るのが、悠々自適に暮らす老後です。
タクシードライバーは未曽有の人手不足に陥っているそうです。そのため、高齢化が進んでいます。
一方、高齢者の交通事故が社会問題にもなり、タクシードライバーの高齢化が進み過ぎるのも問題視されています。
そうは言ってもこの世知辛い世の中、できるだけ働き続けないと食べていけないわけで、タクシードライバーのように高齢者でも働ける仕事があるのはありがたいことでもあります。タクシードライバーには、できるだけ長く、健康に働き続けたいと願う人が多いのです。
しかし、やはり多くの庶民が悠々自適に暮らす老後を夢見ています。いつまでも自分の仕事にしがみついていたいのは政治家さんぐらいかもしれませんが、多くの庶民の悠々自適な老後の実現は、政治家さんの肩にかかっているのですから皮肉なもんです。

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先生、ここはひとつ‥

10. 地位向上

タクシードライバーは接客業なのでお客さんを大事にします。世の中には「お客は偉い」とバカな勘違いをする人もいますし、日ごろのストレスを「他人を見下すこと」で発散する可哀そうな人もいますし、タクシードライバーの中には人としてダメな人もわずかながらでも実在するので、タクシードライバーは世間から低いイメージで見られがちです。
そんなわけで、多くのタクシードライバーがタクシードライバーの社会的地位の向上を願っています。具体的に願っていなくても、タクシードライバーの地位が向上すれば横柄なお客や乱暴なお客も減るわけですから、心のどこかでは願っています。
職業で人を勝手に判断しない、差別のない社会の実現は、多くの人が夢見ていることかもしれません。

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こうして世界は平和に

トラック運転手の気ままな空想 その2

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空想上の生き物

トラック運転手の仕事は、特に長距離のトラック運転手は「拘束時間が長い」と言われています。
長時間、運転席に座っているので、肉体的、精神的に疲労がたまりやすく、ストレス解消、疲労蓄積の回避のため、気持ちのリフレッシュが必要になります。
ところが、今はスマホというとても便利な文明の利器があり、これさえあれば人はどこでも気分転換ができます。こりゃめでたいな、あっぱれ、あっぱれ。
ではありますが、運転中のスマホ操作は厳禁です。せいぜい、音楽を聞いたり、音楽を聞きながら歌ってみたりするくらいにしときましょう。
プロドライバーであるからには、運転中は安全運転に集中しなければいけません。
ただ、安全運転に集中しながら、ちょっと「空想」を楽しむことで、気持ちがダレないようにすることはできます。
そんなわけで以前「トラック運転手の気ままな空想」をお届けしました。今回はその続編です。
くどいようですが「空想に没頭して運転から意識が離れる」なんてことがないように気をつけなければいけません。
ほどよい空想で心を自由にし、想像の翼を広げて楽しく仕事をしましょう。

1. 旅の途中

ハンドルを握っているという状況をそのまま生かせる空想として一番やりやすいのが「自分は今、車で旅行している」という空想です。
見慣れない風景を走ることが多い長距離トラックの仕事の場合、空想というより、本当に旅行気分に近いはずです。さらに気分を「旅行気分」に寄せてみましょう。
見慣れた風景を走る仕事のトラック運転手は、思い切り想像力を使って、旅先で車を走らせていると思い込みましょう。見慣れた景色の些細な変化、季節の移り変わりなんかを探してみると、案外、新鮮な気持ちになれるかもしれません。

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旅行気分

2. 旅番組に出演

トラックの運転中に旅行気分になれたなら、さらに一歩進んで「今、自分は旅番組に出演している」なんて妄想してみましょう。
普通の旅行気分とどこが違うのかというと、心の中でナレーションをつぶやいてみるのです。
もちろん、実際の旅番組のように「気の利いたコメント」である必要はありません。単に目に映るものを言葉にしてみるだけでいいのです。
「真っすぐの道が続いています」とか「遠くに山の稜線が見えてきました」とか「おや、こんなところに新しいラーメン屋ができています。以前あったコンビニは閉店してしまったんですねえ」とか。
慣れてきたら「そろそろトイレに行きたくなってきました」とか「今日のお昼はカツ丼にしようと思います。さあ、カツ丼を食べれそうな店を探すぞ」とか、自分の気持ちを入れていきましょう。

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カメラを向けられている気分で

3. 献立づくり

トラック運転手にとって食事は重要です。
トラック運転手の食事は、長く働き続けるための健康の源であり、その日の労働のためのスタミナ源であり、美味を楽しむ人生の喜びです。
朝、会社を出発したときから「今日の昼はあそこのラーメンだな」なんて考えながら仕事しているトラック運転手もいるはずです。どうせなら、いろいろ考えてみましょう。
「今日の昼はあそこのラーメンにしようと思いかけたが、あっちの和食屋の唐揚げ定食も捨てがたいな」とか「いや、あっちまで行くなら、あの焼き肉屋の問答無用のランチメニュー、スタミナ丼にしない手はないな」とか「あの食堂の豚ショウガ焼き定食を食べない選択肢はない」とか、妄想を膨らませます。
昼食だけじゃなく、夕食、翌日の食事、1週間分の食事まで考えると、口中にヨダレがたまり、お腹の虫が大合唱を始めるかもしれません。

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ヨダレが止まりません

4. 鉄拳制裁

世の中にはストレスがたまるようなことがたくさんあります。
トラック運転手は基本的に1人で仕事するので、人間関係によるストレスはあまりありませんが、世間には悪がはびこっています。あおり運転、高齢者を狙った犯罪など、自分が直接の被害者にならなくてもムカつく事件は後を絶ちません。税金の無駄遣いにも腹は立ちます。
こうしたムカムカをそのままにして仕事を続けるのは、あまり健全とは言えません。
また、最近はこういうムカムカはSNSなどで流布してストレスを発散することが定石となっていますが、後々まで残るネットでの拡散は賢いやり方とも言えません。
そんなわけで妄想します。妄想の中なら、高齢者をだます卑劣な奴らをぶちのめしても、子どもの安全を脅かす愚劣な奴らを叩きのめしても、後には何も残らず、シンプルに気分がスッキリして終わります。想像力って大事です。

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グーパンチ!

5. 悪党を追う

世の中には本当に「悪党」っているものです。
トラック運転手はせっかくハンドルを握っているので、刑事や捜査官になってそういった悪党を車で追いつめている、つもりになりましょう。
高速道路を走るときは多少スピードも上がるので、カーチェイスのつもりになるのも一興です。普通の道を走るときは「尾行」気分くらいにしておきましょうか。あくまでも安全運転は厳守です。
BGMには「太陽にほえろ」などの刑事ドラマのBGMを流すと、それっぽいです。40代、50代以上の人は分かりやすいでしょう。それ以下の人でも、聞けば乗れるかもしれません。
ちなみに、70年代のイタリア製刑事映画の音楽なんかは、映画を見たことなくても「いかにも刑事ドラマっぽい」音楽なので乗れますよ。

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刑事

6. 刑事に追われる

悪党を追うのに飽きたら、自分が悪党になって「追われている」気分でトラックを運転してみましょう。
トラックで容疑者を追う刑事なんていないわけですから、むしろこっちのほうが自然と空想しやすいかもしれません。
カーチェイスで刑事をまこうとしたり、町中の道路で尾行をまこうとしたり、いろいろ楽しめます。
トラック運転手の仕事は納品時間に追われる仕事でもありますから、そんな心境と意外とマッチするでしょう。

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追っ手を振り切れ

7. 作家デビュー

旅ルポしたり、刑事になったり、容疑者になったりできれば、作家にもなれるかもしれません。いろいろな物語を空想してみましょう。
仕事で感じたことをエッセイにまとめてみるのもいいかもしれません。
休憩時間を利用して、実際に文章にしてみましょう。

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文章にしてみる

8. 宇宙の神秘を考察

人生には限りがあり、走っている道路にも終わりがあります。しかし、宇宙の起源、未来はどうでしょう。
学者の研究によると、宇宙には起源があります。ビッグバンってやつです。
では、ビッグバンの前はどうなっていたのでしょう。科学的にはどうだか分かりませんが、個人の感覚では「時間はずっと流れている」はずです。では、ビッグバンの1秒前はどういう状態だったのでしょうか。ビッグバンの1年前は?
「何もなかった」と言うかもしれません。でも「何もなかった」とはどんな状態なのでしょう。
宇宙は今も広がり続けていると言います。広がり続けているということは、宇宙に「端」があるわけです。では、「端」の向こうはどうなっているのでしょう。
また、宇宙にも「終わり」があると言います。では、宇宙が「終わった」後はどうなるのでしょう?
そんなことを考えていると頭痛がしてきます。

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宇宙は神秘がいっぱい

9. 人生を振り返る

宇宙を考えると、さすがに頭痛がしてくるので、せめて自分の人生を振り返ってみましょう。結構なヒマつぶしになります。
今日は幼稚園時代、明日は小学校時代と、時代を区切って集中すれば、いろいろ思い出せるかもしれません。忘れていた大事なことを思い出すかもしれません。
好きなもの、嫌いなものを思い出すと、自分という人間がより分かってきます。

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振り返る

10. 将来設計

自分という人間が分かってくると、それは人生の指針にもなります。人生の目標、計画などを考えてみましょう。
道をまっすぐ進む、トラック運転手の仕事は、まさに人生という道を進むことに重なってくるはずです。
トラック運転手の仕事には明確な目的地があります。人生の目的地を考えてみるのも、あながち無駄ではないでしょう。

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将来設計する

終わりに

くどいようですが、安全運転の邪魔にならないよう、空想に集中し過ぎないように注意を。

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事故は避けよう

「だろう運転」と「かもしれない運転」の恐怖

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すべてのドライバーに厳守していただきたいのが安全運転です。
特にトラック運転手の交通事故の原因で多いのが、居眠り運転、わき見運転、だろう運転だと言います。
居眠り運転は睡眠不足や疲労などから引き起こされます。そのため、安全運転には万全の体調管理、健康管理が欠かせないのです。
わき見運転は主にドライバーの不注意が原因となります。普段から自分を過信して注意を怠っている人は言語道断ですが、普段は注意深く運転している人もやはり体調不良や疲労などで不注意に陥ってしまうかもしれません。気をつけましょう。
「だろう運転」は、たぶん危険なことや悪いことは起きない「だろう」と、楽観的な予測をして運転し、思わぬ事故を起こしてしまうことです。これと対になるのが「かもしれない運転」です。こちらは、危険なことや悪いことが起きる「かもしれない」と、悪いほうの予測をして慎重に運転することです。
もともと「だろう」も「かもしれない」も先のことを予測する表現であり、良いも悪いもありません。つまり「危険なことが起きるだろう」とか「危険なことはおきないかもしれない」とも使えます。ま、便宜的にこの表現を使っているということでしょう。

それはともかく、全国の交通事故を少しでも減らすために「だろう運転」「かもしれない運転」を、具体例を挙げて紹介します。

交差点で

「だろう運転」
交差点で右折しようとするときです。直進してくる対向車が続くので、なかなか右折できません。もたもたしていると信号が変わり、もしかして渡れないかもしれないので内心で焦ってきます。
そんなとき、直進車が一瞬途絶えます。とは言え、前方から直進車は迫ってきています。
ここで「たぶん、あの直進車が交差点に入ってくるより先に右折できるだろう」と考えて車を発進させると、意外と直進車のスピードが速くてびっくり。この場合、ぶつかって事故となってしまう危険があります。
また、対向車が「お先にどうぞ」のパッシングをしてくれたんで「スムーズに右折できるだろう」と安心して車を発進させたら、パッシングしてくれた対向車の後ろからバイクが飛び出してきてぶつかってしまう、なんてこともあるかもしれません。

「かもしれない運転」
「少し遠くに見える直進車もスピードを上げて交差点に入ってくるかもしれない」「対向車の陰から他の車両が急に出てくるかもしれない」と考え、慎重に。

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車が行きかう交差点

住宅街で

「だろう運転」
高齢者が道路を渡ろうとしています。「たぶん、あの高齢者はこちらの車が見えているだろうから、危険を察知して渡らないだろう」と判断してそのままスピードを落とさずに進みます。すると、高齢者は急に道路を渡り始め、ブレーキが間に合わずに接触事故を起こしてしまう危険があります。危険です。
また、住宅の塀が並ぶ中を通る道路を走っているとき、「住民にも車のエンジン音が聞こえているはずだし、急に道路に飛び出すのは危ないと分かっているはずだから、スピードを落とさなくても大丈夫だろう」と運転していると、角から急に子どもや自転車が飛び出してくることは十分にあり得ます。ものすごく危険です。

「かもしれない運転」
住宅街では徐行運転が基本ですし、角に近づいたらスピードは落としましょう。常に「人が道路を渡るかもしれない」「誰かが飛び出してくるかもしれない」という意識を忘れてはいけません。

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住宅街には必ず歩行者がいます

車間距離を

「だろう運転」
前方の車に対して「急にはスピードを落とさないだろう」と思い、車間距離を十分に開けていないと、その車が不意に減速して追突してしまうことがあります。前方の車が、こちらからは見えない危険を察知して急な減速の必要に迫られることは十分あります。

「かもしれない運転」
安全運転の基本として、車間距離は十分に取りましょう。あまり車間距離が十分でないと「あおり運転」とも思われかねません。「こんなに前の車に近づき過ぎるとあおり運転と思われるし、前の車は急に減速するかもしれない」と思わなければいけません。
ちなみに一般的には、時速50kmで走っている場合、車間距離は32メートルくらいが望ましいそうです。ただし、雨天や夜など、そのときの状況によっては、もう少し長くしたほうが良いのでお気をつけください。

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車間距離は十分に

追い越しで

「だろう運転」
前の車を追い越すときには、対向車の確認を十分にしなければいけません。このとき「たぶん対向車は来ないだろう」とスピードを上げて対向車線に出たとたんに前方に対向車が見え、しかし、「このままスピードを上げればぶつからずに元の車線に戻れるだろう」と考えてしまい、そのまま走って対向車とぶつかってしまう、なんてことも起こり得ます。
特にカーブのような、前方確認が難しいところでは「たぶん対向車は来ないだろう」は禁物です。

「かもしれない運転」
車を追い越すときは「対向車が来るかもしれない」「遠くに見える対向車はすぐに目の前にくるかもしれない」と考え、前方確認をしっかり行うのはもちろんのこと、対向車が見えたら絶対に追い越しは控えなければいけません。

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追い越しは慎重に

深夜に

「だろう運転」
深夜は人通りが少なくなります。思わず「こんな夜中に外を歩いている人なんていないだろう」と、横断歩道があっても注意や確認を怠ってしまいます。しかし、深夜に出歩く人もゼロではありません。思わぬところから歩行者が現れれば、対人事故を起こしてしまうことも十分あります。

「かもしれない運転」
「こんな夜中でも歩行者がいるかもしれない」と考え、昼間と同じように確認や注意を怠らずに運転しましょう。

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深夜は視界も悪くなります

へき地で

「だろう運転」
都心に比べて田舎町、へき地は人口も少なく、その分、車を走らせていても人影をあまり見ません。そのせいで思わず「こんなへき地じゃ誰も歩いていないだろう」と、歩行者に対する注意や確認を怠ってしまいます。しかし、どんな場所でも人はゼロではありません。思わぬところから歩行者が現れ、対人事故を起こしてしまうことも十分あります。

「かもしれない運転」
「人口の少ない地域でも歩行者がいるかもしれない」と考え、普段通りの確認や注意を怠らずに運転しましょう。

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どんな地域でも人はいます

おまけ「自転車で」

自転車はエコで健康促進に良い乗り物として利用が推奨されがちですが、無謀な運転による事故も後を絶たず、大きな問題となっています。自動車も運転するけど自転車にも乗るという人は、自動車の運転手の視点も持ち合わせ、交通ルールも分かっていますが、自動車を全く運転しない人が自転車に乗る場合が、特に危険だと言われています。
自転車に乗る場合も「あの角からは人が飛び出してこないだろう」ではなく「あの角から人が飛び出してくるかもしれない」と、自動車の運転と同じように「だろう運転」ではなく「かもしれない運転」を心掛けましょう。
また、自動車から見て、近くを走る自転車がいかに危ないかも意識しましょう。

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自転車も交通ルールを守って乗りましょう

最後に

とは言え、車を運転するときのすべての未来を予測をすることは不可能ですし、すべての予測ができても、不測の事態も常に起こり得ます。
それでも「最悪を予測して最善を尽くす」が安全運転には常に必要だと、肝に銘じてハンドルを握りましょう。お願いします。

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事故の危険は常に考えましょう

タクシードライバーが注意すべき病気

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健康管理はタクシードライバーやトラック運転手など、あらゆるプロドライバーにとって必要です。運転手は体調不良によって交通事故を起こしかねないからです。風邪も禁物です。

多くのタクシードライバーは隔日勤務という特殊な勤務形態で働いています。隔日勤務では約20時間勤務し、その翌日の丸1日を休みます。約20時間の勤務には3時間の休憩を含みますし、また月に18日の休みを取ることができます。
それでも約20時間仕事に拘束され、しかもさまざまなお客さんを乗せるので、それなりにストレスもあるのが隔日勤務のタクシードライバーです。人間、長時間ストレスにさらされていると体調にも影響を受けます。
ガッツリ稼げる隔日勤務を続けるため、タクシードライバーにとって健康管理はとても重要なのです。

そこで今回はタクシードライバーが気をつけるべき病気、タクシードライバーがなりがちな病気を紹介します。気をつけましょうね。

腰痛

タクシードライバーだけではなく、トラック運転手やバス運転手といった、長時間運転席に座って仕事するすべての職業の人がなりやすいと言われているのが腰痛です。同じ姿勢で座り続けて腰の筋肉が緊張することが、腰痛の原因になるようです。
そのため、多くのタクシードライバーが腰への負担を減らすクッションを使っています。体型には個人差があり、他の人に合うクッションが必ずしも自分にも合うとは限らないので、いろいろ試して自分に合うクッションを見つけます。
また、休憩時など、時間を見つけてできるだけストレッチをすることで、腰の筋肉の緊張をほぐします。腰痛だけではなく、肩凝りなどの予防にもなるはずです。
運転姿勢にも気をつけましょう。猫背は腰に負担をかけてしまうので、背筋を伸ばしてハンドルを握ることが肝心です。

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ツライ腰痛

エコノミークラス症候群

エコノミークラス症候群は、食事や水分を十分に取らず、狭い座席に長時間座っていて足を動かさないと陥る病気です。飛行機のエコノミークラスで長時間のフライトを経験すると、この病気になったりするので、こういう名前が付けられました。
このエコノミークラス症候群が肺塞栓などを誘発する恐れがあります。
足を動かさないので血行不良になり、それによって血液が固まりやすくなります。最悪、血の固まり(血栓)が血管の中を流れ、肺に詰まってしまうわけです。
休憩時にはなるべく車外に出て足を動かすことで防ぎます。体内の水分が減ると血栓ができやすくなるので、水分もこまめに補給します。

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足を動かそう

心臓病・脳血管疾患

長時間、同じ姿勢でいることで人間の体は血行不良になりやすくなります。さらに隔日勤務のタクシードライバーは生活時間が不規則になり、食事を真夜中に取ることになったりします。
こうしたことが元で起こるのが心臓病や脳血管疾患です。
適度な運動と休憩、栄養バランスの取れた食事、十分な睡眠などを心掛けましょう。

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心臓病に要注意

睡眠時無呼吸症候群

これはタクシードライバーがなりやすいと言うより、なってしまうと大変という病気です。
睡眠時無呼吸症候群は、眠っているときに呼吸が止まってしまう疾病のことです。一般的に肥満体型の人に多いと言われています。
起きているときに集中力が低下したり、強い睡魔に襲われたりするので、タクシードライバーが絶対に避けたい交通事故のリスクが高まります。イビキをかく人は睡眠時無呼吸症候群の傾向が強い可能性があるので、人から「君はよくイビキをかく」と言われたことのある人は、専門医の診察を受けたほうが良いでしょう。

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強い睡魔が襲う

尿路結石

勤務中に「行きたい」ときにもなかなかトイレに行けなかったりするタクシードライバーに多いのが、尿路結石です。自由にトイレに行けなかったり、そのために水分補給を我慢することでなってしまうと言われています。
尿道に石が詰まって激痛を起こします。
水分補給をきちんと行うこと、トイレを我慢しないこと、適度に運動することなどで防げるそうです。

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激痛がっ!

糖尿病

これはタクシードライバーがなりやすいと言うより、なっていると「タクシードライバーになれない」という病気です。この他、心臓疾患、肝硬変、うつ病などの精神疾患だと、タクシードライバーとして採用されないそうです。これらの疾病はタクシードライバーの仕事を遂行するのに大きな支障を起こしかねないと言われています。
ただ、きちんと医療機関で医師に相談すれば、ちゃんと採用されることもあります。

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うつ病

高血圧

これもタクシードライバーがなりやすいと言うより、なっていると「タクシードライバーになれない」というものです。高血圧は心臓疾患、脳疾患、血管病などの原因になります。
タクシードライバーとして、と言うより人として健康で長生きするために、適度な運動と休憩、栄養バランスの取れた食事、十分な睡眠で高血圧を防ぎましょう。

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高血圧にも要注意

 

最後に

タクシードライバーとして健康管理に留意するということは安全運転に留意することです。すなわち、タクシードライバーにとって何よりも大切なことです。

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トラック運転手が事故りやすい原因

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ほとんどの人が「事故なんて起こすまい」と思ってハンドルを握っています。トラック運転手も同じです。
あおり運転を非難されたり、あおり運転で逮捕された人だって、非難されて逮捕されたくてあおったわけではないはずです。
誰もが「事故なんて起こしたくない」と思っていても事故は起こります。ネットニュースで「トラック運転手」を検索すると、必ず交通事故の記事が出てきます。世間の人はよほどトラック運転手は運転が乱暴だと思いかねません。ただ、毎日多くのトラック運転手がトラックを走らせているので、それだけ事故に遭う確率も高くなるからなんですけどね。それに、トラック事故の原因が必ずしもトラック運転手にあるとも限りません。
ちなみに、トラックの運転で事故に遭うと、両方に非がある場合や、相手側に非がある場合でも、その相手が歩行者や自転車だったりすると、トラック運転手側が大きな責任を問われるケースがあるそうです。法律上そうなっているのだとか。
とにかく、たとえトラック運転手であろうがなかろうが、事故には十分気をつけたいものです。そこで今回は、多くの人の喚起を促す意味からも、トラック運転手が事故に遭いやすい場所、時期、要因などを紹介します。
トラック以外の運転手の人も、車は一切運転しない人も、老いも若きも、皆さん、心のどこかに留め置いてください。

幹線道路でのスピードの出し過ぎ

交通事故は郊外の幹線道路より、圧倒的に市街地のほうが多いそうです。市街地は車や人が集中しているので、当然交通事故も集中するわけです。
その一方、郊外と市街地をつなぐ幹線道路は、交通事故による死傷者の割合が、市街地での事故より高いそうです。住宅やビルなどが密集していると車、歩行者も多く、やはり事故を意識してスピードの出し過ぎにも注意しますが、そうした場所を離れると、ついスピードを出し過ぎてしまい、そのため事故を起こしやすくなるようです。
実際、制限速度も住宅地などに比べて少しゆるくなります。制限速度のゆるみが安全運転意識のゆるみにつながるわけです。

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スピードの出し過ぎに注意を

信号のない交差点での不注意

それでも交通事故が多発するのは、やはり市街地です。特に交差点は要注意です。
さらに、交差点の中でも「信号のない交差点」がダントツに交通事故が起きやすくなっています。ここで一時停止と安全確認を怠ることで事故を起こしてしまう人が多いのです。右折時は特に要注意です。
もちろん左折時も油断できません。大型トラックは内輪差が大きいので、左折時に自転車やバイク、また歩行者に接触する危険があります。
トラックは死角が多いので、サイドミラー、アンダーミラーなどで周囲に子どもや自転車がいないか、常に気を配らなければいけません。

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交差点は慎重に運転を

安全運転意識が希薄

どんな場所でも、運転手がしっかり安全運転を意識していないと、交通事故を起こしてしまう危険も高まります。
トラック運転手も経験を積めば積むほど、ついつい自分を過信して油断してしまいます。そういう「慣れ」は禁物です。もちろん、通い慣れた道での油断も禁物です。経験を積んだと自覚したときこそ、改めて安全運転を意識しましょう。

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自信過剰‥は禁物

体調不良

安全運転をないがしろにしていないと思っている人でも、不可抗力で安全運転を意識できなくなるときがあります。睡眠不足や疲労などによって集中力を持続できないときです。
事故につながるような睡眠不足や、単なる疲労を通り越した過労は、運転手自身の体調管理に原因があるときもあります。仕事に支障をきたすような夜遊びなどは避けたほうが良いでしょう。
風邪などの病気でも意識がもうろうすることがあります。体調を崩して病気にならないよう、これまた運転手自身の自己管理が大切です。
しかし、無理な運行スケジュール、会社側の労務管理にも問題があります。あまりにも過酷な仕事を続けると、どんな人間でも睡眠不足、過労になり、体調を崩します。
最近はトラック運転手の労働環境も改善が進んでいますが、「これからトラック運転手になろう」と考えている人は、労務管理をきちんとやっている会社を選び、交通事故のリスクを減らしましょう。

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風邪にも気をつけよう

イライラ

体調が万全ではないときと同様、精神面が万全ではないときも集中力を欠き、安全運転を意識できなくなります。あおり運転はその良い例だと言えます。
たとえ自分が無理な追い越しをされたと感じたり、運行スケジュールにストレスを感じても、焦ったり、憤ったりせず、冷静な運転を心掛けないと、事故を起こしてしまうかもしれません。
誰かに「あおられてる」と恐怖を感じたとしても、あおり返していい理由にはなりません。「恐怖を感じる」ことは恥じることでも何でもないので、そんなときでも冷静に判断しましょう。

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恐怖に駆られた人

12月

1年の中で交通事故が一番多いのは12月だそうです。次に多いのは7月だそうですが、死亡事故は圧倒的に12月に起こっているのだとか。
7月には夏休みがあり、12月は年末年始時期に当たり、車で出掛けることが多くなるのも、その要因の1つのようです。ただ、お盆休みは8月なので、7月にはまた別の要因があるのかもしれません。
12月は道路の凍結が起こり始める時期でもあり、吹雪が起こり始める時期ということもあって、事故が起こりやすくなるとも考えられています。つまり「起こり始め」なので、運転手がまだ冬の気候に慣れていないわけです。くわばら、くわばらです。

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12月と言えば

自然

交通事故は人的要因だけで起こるものではありません。
車の運転で特に気をつけなければいけない、自然の要因は気候です。特に日常的にあり得るものとして雨には要注意です。
雨天時は視界が悪くなるうえ、道路も滑りやすくなります。他の車や歩行者も同様なので、まさに油断は禁物。自転車が近寄ろうものなら最悪です。
冬季はにも気をつけましょう。また、トラックは車体が大きいので風の影響を受けやすく、強風も大敵です。風にハンドルを取られて事故を起こす可能性もあります。
大雨での土砂災害、洪水、落雷、落雷による倒木などもあります。ここまで来ると交通事故ではなく、自然災害ですが、そんなときも冷静に判断して適切な対応を心掛けてください。

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大自然の脅威

居眠り運転

疲労、過労、寝不足から交通事故を起こすのは、不注意が原因になっていることもありますが、やはり居眠り運転は最悪です。居眠り、すなわち意識が起きていないのですから危険きわまりないと言えます。

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眠くなったら仮眠を

飲酒運転

飲酒運転も意識がもうろうとし、最悪、意識がない状態での運転になります。事故を起こす可能性しかありません。
もちろん、会社もトラック運転手のアルコール検査はきちんと行うはずですが、運転手自身の「飲酒運転厳禁」の強い意識が必要です。

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飲んだら運転厳禁

トラックの不調

割合としては少ないようですが、ブレーキの不調など、車の不具合でも事故は起こります。
タイヤの摩耗も車両性能の低下を招きますし、車両点検を万全に行うことが必要です。

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車両整備は大切

最後に

交通事故の危険はトラックに限ったことではありません。しかし、仕事で毎日車を走らせる人は誰もが、それだけ交通事故のリスクも背負っていると自覚することが大切です。

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意識を集中