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なぜ、大卒でトラックドライバーになる人が増えているのか?

大学を卒業

トラックドライバーを採用するとき「年齢不問」「学歴不問」「職歴不問」としている会社が増えていると言います。
本音を言えば、年齢は若いほうが良いでしょうし、車を運転する職歴があってせめて中型運転免許くらい持っていたほうが、会社としてもありがたいかもしれません。
ただ、学歴をとやかく言う会社は少ないのではないでしょうか。実際、トラックを運転して荷を届けるというトラックドライバーの仕事に、数学の高度な問題を解く能力、日本の歴史の詳しい知識はあまり必要ありません。ま、そういう学問の知識や経験は、人生を豊かで楽しくはしてくれますが、社会の多くの仕事ではあまり役立ちませんけど。
しかし、実際にはトラックドライバーを志す、大学の卒業者が増えているとか、いないとか。


1. 正社員は安定収入だから

大企業に就職して一生安泰という、ひと昔前の「夢のサラリーマン人生」の幻想は、現代社会では潰えました。
若いうちは「人生は挑戦だ」とばかりにベンチャー企業に就職する人もいますが、ベンチャー企業は早ければ1~5年で倒産してしまう可能性もあるとか、ないとか。
しかし、トラックドライバーも正社員となると、安定収入が実現します。大学は出たけれど、なかなか安定収入を実現できそうにないという若者がトラックドライバーになりたがるのも無理はありません。

収入

2. 就職がそれほど難しくないから

ひと昔前までは、トラックドライバーとして就職するにも中型運転免許が必要でした。トラックドライバーとしての経験者が優遇されていました。
しかし、今は普通自動車運転免許やる気責任感があれば、中型運転免許大型運転免許は入社後、会社の支援を受けながら取得できるという会社が増えています。
塾に通い、毎日深夜まで勉強し、苦労して大学に入学した人たちは、会社に入るのにそういう苦労なんかもうしたくないと思ってしまいます。そのため、就職のハードルが低いトラックドライバーになろうとするのかもしれません。

免許

3. トラックの運転が好きだから

もともとトラックドライバーには「車の運転が好きだから」「トラックが好きだから」「カッコいいトラックドライバーに憧れていた」という理由で、トラックドライバーになった人もいます。
そんな人が、たまたま大学に入り、卒業して就職先を探す段階で、やはりもともと好きだったことを動機にトラックドライバーになることを選択することもあるでしょう。

運転

4. 月給30万円以上を得たいから

大学を出たからと言って、誰もが月給30万円以上の有名会社に就職できるわけではありません。しかし、大学を出たからには、やはりせめて月給30万円以上を確保したいと思う人は多いでしょう。
そんな人が月給30万円以上をキーワードに仕事を探すと、トラックドライバーが見つかったりして、そのまま就職するわけです。

月給

5. 貯金を増やしたいから

月給30万円以上を確保したい人が、月給30万円の会社に就職しても、毎月30万円くらい使ってしまって、貯金するのはなかなか難しいかもしれません。
しかし、トラックドライバーの給料は歩合制になっていることが多く、頑張れば月給50万円も夢ではありません。そうなれば貯金もできるでしょう。

貯金

6. コミュニケーションが苦手だから

数学の難しい問題を解いたり、歴史上のできごとを暗記したり、英語の文法を学ぶのに、必ずしも誰かとコミュニケーションを取る必要はありません。自分で参考書を開き、問題集に挑めば良いわけです。
つまり、大学に入学するのに、あまり誰かとコミュニケーションを取る必要がないわけです。当然、コミュニケーションが苦手な大学生もいます。
そんなコミュニケーションが苦手な大学生が、今度は就職しようとすると、会社は当然コミュニケーションをうまく取れるかどうかを採用の基準の1つにします。多くの仕事でコミュニケーションは必要だからです。
しかし、基本的に1人で仕事をするトラックドライバーは、誰かと接することが少なく、一部には「人間関係のストレスが少ない仕事」などともてはやされています。
コミュニケーションが苦手な大学生の多くが、トラックドライバーになりたがる可能性は高いと言えます。

コミュニケーション

7. 一度はやってみたい職業だから

トラックドライバーは荷を運ぶことで人々の生活や企業の経済活動を支えています。トラックドライバーがいなければ国は止まります。
そんなトラックドライバーは今日もトラックを運転し、どこかに荷を運んでいます。トラックドライバーが運転するトラックを見ない日はないと言っても良いでしょう。
毎日走るトラックを見て、トラックドライバーの仕事に興味を持つ若者もいるはずです。そして、一度はあんな大きなトラックを運転したいなんて思ったりします。
そんな若者がトラックドライバーの仕事に就いたりすることがあるわけです。

「やってみたい!」

8. 就活に時間をかけたくないから

就職活動に多くの時間をかける人もいれば、短時間でさっさと済ませたいと考える人もいます。
トラックドライバーの求人は多く、いろいろな会社、いろいろな種類の仕事があります。勤務地や勤務形態、待遇、仕事の内容など、気になることを検索すれば、すぐに「こんな会社に入りたい」と思えるような会社が見つかるでしょう。
さっさと就職先を決めてしまいたいと思う人は、きっとドライバー専門の求人サイトを活用してトラックドライバーの求人を探すに違いありません。

短時間で済ます

9. 年間休日100日が魅力だから

働いてしっかり稼いでも、そのお金を使えないのなら意味はありません。せめて年間休日は100日以上は欲しいものです。休日にしっかり楽しみ、気分をリフレッシュしてこそ、仕事でも頑張ることができるのです。
そんなわけで、年間休日が100日は欲しいという人は、年間休日100日以上が保障されているトラックドライバーの仕事に就きます。もはや大卒かどうかは関係ないかもしれません。

休み

10. 会社が積極的に採用してくれるから

学歴不問で求人を出すことが多いのが、トラックドライバーを採用したい運送会社です。
ただ、会社は何も「大卒は来なくて結構」と思っているわけではありません。大卒だろうが、高卒だろうが、中卒だろうが、運転免許やる気責任感がある人を採用したいと思っているはずです。
中でも若い人はノド手です。
若い人は仕事の覚えも早く、しかも若いのでこれから長く勤めてもらえるからです。
そんなわけで、トラックドライバーを採用したい運送会社は大卒の若者も積極的に採用したいのです。

ノド手

最後に

そんなわけですから皆さん、大学を卒業したらトラックドライバーになりましょう! え? 何ですって? せっかく苦労して大学に入ったのに、その苦労の甲斐がなくなる? トラックドライバーになって苦労を生かせるか、無駄にするかは自分次第ですよ。

「あなた次第です!」

トラックドライバーという名称を変えるとしたら

悪いイメージ

「こども庁」「こども家庭庁」になり、「思いやり予算」「同盟強靱化予算」になりました。より内容を具体的に伝えられるようにしようという意図なのか、むしろ実態を隠したいのかよく分かりませんが。
トラックドライバーは他の多くの業界同様、人手不足が大きな課題になっています。多くの業界で人手不足が起こるのは、少子化が要因の1つとなっています。
トラックドライバーの人手不足では、少子化以外に「イメージが悪いから」という要因も挙げられます。
このトラックドライバーに対する「悪いイメージ」を変えるために、トラックドライバーという名称を変えてみるのも良いかもしれません。




1. トラッカー

「こちら葛飾区亀有公園前派出所」という漫画を省略して「こち亀」と言ったりするように、名称を略して呼ぶことを好む人たちが一定数存在します。好まない人にしてみれば「何でも略せば良いってもんでもないだろ」と言いたくなるような省略もありますが、何にでも好き嫌いはあるものです。
それはともかく、トラックドライバーも言葉としては少々長いと言えなくもないので、略してみるのもイメージチェンジになるかもしれません。
例えばトラドラ
ちょっと発音しにくいですねえ。
それではトラバー
そそっかしい人に「トラバーユ」と間違われそうです。
トラッカーにしましょう。トラックっぽさが残されているので、トラックドライバーの略称として良さそうです。レース選手をレーサーと呼ぶような感じでしょうか。
おっと、忘れていました。「トラッカー」はすでにトラックドライバーを意味する言葉として使われているようです。

少々長い

2. 貨大運者

日本人は昔から、必要なことはすべて名称に乗せてしまいたい願望があるかのような名称を多く用いてきました。「国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構」「独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構」「独立行政法人郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構」「国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構」などがそうです。法人名から長いので、何をかいわんやですが。
こうした団体は、もちろん普段からこの名称をそのまま言ったりはしません。「国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構」「農研機構」と言うらしいです。「一般財団法人外国人材共生支援全国協会」というところは、英語にしてその頭文字を並べて「NAGOMi」と言うのだそうで、ここまでいくと「ワザと」やっているとしか思えません。
とにかく、トラックドライバーも同じように必要なことをすべて乗せてしまいましょう。
すなわち、貨物運送用大型四輪自動車運転者です。上記の団体名に比べると何か物足りないようにも思えてしまいます。
貨物運送用大型四輪自動車運転者では長いので「貨大運者」としておきましょうか。

全乗せ

3. トランスポーター

素直にカッコつけた英語にするのも良いかもしれません。「集団感染」をわざわざ「クラスター」と言うように、必要もないのに英語を使いたがる人も一定数いますから。
トラックドライバーは運送業者ですから、すなわちトランスポーターです。
しかし、これをタイトルにした映画があるせいか、何だか運び屋という感じです。
やはり今さらトランスポーターと言っても、誰もトラックドライバーのことだと思ってくれないかもしれません。

運び屋?

4. 運送家

トラックドライバーは高度な技能を必要とする専門職です。学歴不問経験不問の求人が多いせいで「誰でもなれる」と勘違いしている人が多いようですが、誰でもなれても、誰でも務まる仕事ではないわけです。
その技能を突き詰めれば、芸術と言って良いレベルです、なんて言い過ぎでしょうか。
映画監督を気取って映像作家なんて言うように、運送業者も気取って「運送家」と言って良いはずです。

陶芸家

5. 輸送屋

トラックドライバーの仕事を芸術だと言うと敷居も上がってしまうので、少し気軽に呼べるよう「輸送屋」ではどうでしょう。街で知り合いのトラックドライバーに会っても「よっ! 輸送屋」と気軽に声を掛けられそうです。

パン屋

6. ロジスティックスメシア

「仕事内容を分かりやすく伝える名称」という発想から少し離れましょう。
トラックドライバーは荷を運ぶことで社会に貢献する、なくてはならない職業です。その仕事によって社会を支え、人々を混迷から救っていると言えます。
まさに物流業界の救世主です。
しかし、物流救世主では少し大仰なので、気取って英語を使いロジスティックメシアとしましょう。すぐに伝わりにくいところもミソです。

救世主

7. ローリードライバー

トラックドライバーは英語です。ただ、トラックはアメリカ英語のようです。
日本人はとにかく新しい英語を使いたがりますから、このトラックをイギリス英語でトラックを意味するローリーに置き換えてみましょう。
日本語で良いところをわざわざ英語にするのも日本人の大きな特徴ですが、使い慣れた英語があるのに、わざわざ使い慣れていない英語に置き換えるのも日本人です。
トラックドライバーのことをローリードライバーと呼び、周囲の人を戸惑わせましょう。

イギリス

8. ショフール デ カミオン

「英語はもう飽き飽きだ」という向きには、フランス語はいかがでしょう?
ショフール デ カミオン。フランス語でトラックドライバーのことだそうです。

フランス

最後に

名称を変えても仕事内容が変わるわけではありません。それでも、少しは気分も変わるはずです。

「気分を変えよう!」

トラックドライバー不足解決の切り札とは

切り札

とっておきの、最も優れた手段のことを「切り札」と言います。
さて、運送・物流業界の今の大きな課題を解決するための「切り札」なんて、本当にあるのでしょうかねえ。

1. 女性・高齢者の雇用

トラックドライバーはもともと「男の仕事」でした。いや、昭和の昔は「ほとんどの職業」「男の仕事」だったわけで、トラックドライバーのその1つでした。
ただ、その中でもトラックドライバーに女性は今でもごくわずかなので、男性のトラックドライバーが少なくなってきたのなら、今度は女性に活躍してもらおうじゃないか、ということでトラックドライバーへの女性の積極採用が始まりました。
行政の旗振りもあって業界全体としてこれに取り組み、女性も働きやすい職場環境を整えて積極的な女性採用に動き出した会社もあります。女性採用を行っている会社からは、女性トラックドライバーが働くことでの多くのメリットも聞かれています。
ただ、まだまだトラックドライバー不足を解決するまでにはなっていません。今後も地道な努力が続けられることでしょう。
同時に、高齢者の積極的な採用も始まっています。定年を延長したり、定年後再雇用制度を導入した会社もあります。これもトラックドライバー不足を解決するまでにはなっていませんが。

男ばかり

2. 隊列走行

隊列走行は、複数のトラックが隊列を組んで走り、各トラックの走行状況を通信によってリアルタイムで共有し、自動で適切な車間距離を保って走行する技術です。
今行われている隊列走行の実験では、各トラックにそれぞれドライバーが乗り込んで運転しています。「それでどうしてドライバー不足解消になるの?」と思うでしょう。
けど「燃費向上」「渋滞緩和」「安全性の向上」などのメリットがあり、それによってトラックの運転による負荷が減るそうです。つまり、トラックドライバーの仕事が少しになるわけです。になれば、トラックドライバーになろうという人も増えるかもしれません。
さらに、ゆくゆくは先頭のトラックにはドライバーが乗るものの、後続のトラックは無人で走らせるようにもするらしいです。そうなれば、1人のトラックドライバーで、今まで以上の荷を運ぶことができるわけで、これはドライバー不足解消に大いに貢献するでしょう。
そのさらに先の未来では、先頭のトラックも無人で、完全に無人トラックの隊列走行の実現を目指すようです。
トラックドライバーが不足しているなら、トラックドライバーを増やそうというのではなく、トラックドライバーの仕事量を減らそうという発想なわけです。

隊列をつくる

3. 共同配送

共同配送は、複数企業の商品を同じトラックなどで輸送することです。
作業の効率化コストダウンのために考えられた手段です。つまり、従来はそれぞれの荷をそれぞれトラックで運んでいたところ、同じ届け先への輸送を一括して1台のトラックで運ぶので、少ないトラックドライバーで増加する仕事に対応できるようにしているわけです。

荷を一括して運ぶ

4. 作業の効率化

隊列走行や共同配送は、トラックドライバーの作業の効率化を図り、少ないトラックドライバーでも増加する物流の仕事に対応できるようにする取り組みになっています。
そもそも物流・運送業界は、なかなか作業の効率化が進んでいない業界でもあったようです。事務処理なども今はほとんどの業界でデジタル化、ペーパーレス化が進んでいますが、物流・運送業界は零細・中小企業が多く、デジタル化もなかなか進んでいません。
非効率な作業がトラックドライバーの仕事を大変なものにしているという側面もあります。作業の効率化を進めることで、トラックドライバーの仕事が多少はになれば、少ないトラックドライバーで大量の仕事をこなせるようになります。それだけではなく、若い人にもトラックドライバーの仕事に興味を持ってもらいやすくなるかもしれません。

アナログだと書類もたまる一方

5. 自動運転システム

トラックの隊列走行も、ゆくゆくは無人トラックの導入を目指していますが、そもそも1台で走るトラックも自動運転システムで無人走行が可能になれば、トラックドライバーが不足していても荷の輸送ができるわけです。
無人走行までできなくても、人の運転をサポートする形での自動運転システムの導入でも、トラックドライバーの働き方をかなり大きく変えることになり、これによってもトラックドライバーの仕事の魅力アップが期待できるはずです。

無人走行

6. 給料アップ

トラックドライバー不足を何とかするには、やはりトラックドライバーを増やす方法を考えるのが、一番真っ当ではないでしょうか。
トラックドライバーを増やすために一番効果的なのは、多分トラックドライバーの給料アップに違いありません。現在、トラックドライバーの平均年収は約300万円~700万円と言われています。これを思い切って3倍にしましょう。
しかし、今も運送会社などは特に資金があり余っているわけではありません。売り上げだけで給料をアップするのは清水の舞台から飛び降りるよりも難しそうです。
さて、そこで登場してほしいのが「税金の投入」です。首相に無理矢理「閣議決定」してもらえば、強引に実現できますから。「国会を無視するとは何事だ」と怒る人もいるでしょうけど、トラックドライバーがいなくなれば社会や人々の暮らしを止めてしまうのですから、無理矢理決行しても致し方なしと、国民も納得します。
その他のいろいろな説明不足での強行より、よほどこの「運送会社支援」のほうが国民も納得しやすいでしょう。

給料

7. 少子化の抑止

さらに行政に頑張ってもらわにゃならんのが、少子化の抑止です。少子化対策担当の大臣は2007年に誕生していますから、もう15年以上前から政府として少子化抑止の取り組みを続けているわけですが、少子化は止まっていません。
そりゃ、何かしらの成果は上げているかもしれません。少子化対策担当の大臣がいなければ、今よりもっと少子化が進んでいた、のかもしれません。しかし、結果として「少子化が止まっていない」のは事実。やはり政治家というのは、大臣や議員になってしまえば、あとはその高給と地位を守ることだけにすべてをつぎ込み、政治そのものは二の次になってしまうという、世間もっぱらの評判は真実だったのでしょうか。だから、少子化も止まらないのでしょうか。
少子化が止まり、若い人が増えれば労働人口が増えるということで、トラックドライバーという職業に関心を持つ層の幅も広がるはずなのですが。

「先生、ひとつお願いします」

8. M&A

M&Aとは、企業の合併買収のことです。事業継承でよく使われる手段でもあります。つまり、後継者がいなくて困っている企業が、大企業と合併することで事業を継続していくという、近ごろよく聞くアレです。
物流・運送業界でのM&Aでは、トラックドライバーが少なくて困っている零細・中小企業が大企業と合併することで、そのグループ全体での採用活動で人材を確保できるようになります。グループ内企業との連携で共同配送も可能になるかもしれません。

大企業

9. 地道な努力

もしかしたら、トラックドライバー不足を解消する、形勢逆転の特効薬はないかもしれません。
トラックドライバーの労働環境改善を進め、誰もが思わず働きたくなるような、トラックドライバーの仕事の魅力を地道にアピールし続けることも、やはり肝心です。

地道な積み重ね

今できるトラックドライバー不足対策

手をこまねいて見ているだけ

少子化が止まらないせいもあり、多くの業界で人手不足が深刻化しています。
今現在、特に人手不足だと感じていない会社は、今の従業員を天からの贈り物と思って大事にしましょう。
人間関係のストレスが少なく、給料が歩合制なので「やればやっただけ稼げる」と揶揄され、「世にもおいしい仕事」と注目されるトラックドライバーも、人手不足だったりするそうなので、そりゃもう深刻具合が分かろうというものです。
でも、手をこまねいていてはいけませんぞ。


1. 仕事に見合った給料にする

トラックドライバーの給料は歩合制なことが多く「やればやっただけ稼げる」と言われたりするそうです。実際は年収300万円~700万円と言われていて、年収700万円なら何となく「おいしい仕事」と言うのも納得できそうな、年収300万円ならそうでもないような、フクザツな気持ちになります。
ただ、今より物価も安い昭和の昔には年収1000万円も珍しくなかったなんて話も聞きますから、業界参入の規制緩和のせいで価格破壊が起こったのだから政治家の失策で昔ほど稼げなくなったというのが事実のようです。
トラックドライバーの仕事にもいろいろな種類があり、中でも長距離の仕事は長いと1週間くらいは家に帰れません。いわば「過酷」と言える仕事です。
それなら、その「過酷さ」に見合った給料であれば、多くの人がトラックドライバーになりたがるはずです。
仕事に見合った給料にしましょう。

仕事に見合った給料

2. 経営の合理化を図る

とにかく会社経営でもかなりの出費となるのが人件費です。ですから、世の経営者はこぞって人件費を削りたがるのですが、会社は人材があってこその存在なので、その人材をないがしろにしては本末転倒というものです。
まずは経営を見直し、人件費以外を削ることを考えましょう。経営の合理化を図り、何としてでも賃金アップを図るのです。

無駄を見直そう

3. 仕事の合理化を図る

トラックドライバーの給料を仕事に見合ったものにするには「過酷さ」を減らす取り組みも必要です。
物流・運送業界は昔ながらの慣習が残っているところも多く、さまざまな事務書類のデジタル化が進んでいない会社も多いそうです。
トラックドライバーの作業も見直し、合理化、効率化できるところは進めて「過酷さ」を減らしましょう。

ツライ

4. 見た目に気を配る

トラックドライバーは体力仕事でもありますし、着る物が窮屈だったりすると運転に差し支えます。宅配便のドライバーは会社からユニフォームを支給されてはいますが、それでもヨレヨレになりがちです。
やはり業界の外から職業を見るとき、清潔感は重視します。トラックドライバーも常に清潔感があるよう、見た目に気を配ると、若い人が見ても「あんな仕事に就きたい」と思わせられるのではないでしょうか。

正装

5. 女性採用に力を入れる

トラックドライバーはもともと「男の世界」と思われ、実際、圧倒的に男性ドライバーが多かったようです。
そんな中、トラックドライバーの人手不足が大きな問題になってくると、やはり一番に目をつけられたのが「女性の積極的採用」です。
ですが、これがなかなかうまくいきません。
だからと言って、物事はあきらめたら終わりです。女性にアピールしても反応が薄いからもういいや、ではなく、あきらめずに粘り強くアピールを続けましょう。

女性の活躍

6. シフトを工夫する

女性の積極的採用を成功させるには、ただアピールしているだけではいけません。多くの女性たちが「働きたい」と思えるような魅力的な職業魅力的な職場にしていかなくてはいけません。
そのためには女性用更衣室や女性用トイレを増やしたり、男性ドライバーや経営陣の意識改革を断行することも必要です。
また、育児中の女性が就職しやすいよう、世界からマタハラをなくし、世界中で男性の育児参加を促進する必要もあります。「日本からなくす」「日本中で促進する」なんて、ケチケチした考えではいけません。世界を変えるのです。
ただ、世界はそんなに簡単には変わりませんから、まずは育児中の女性が働きやすいよう、シフトを工夫するところから始めましょう。育児中の女性は子どもの急な発病などで急に欠勤せぜるを得なくなることもあります。そんなときでも仕事に穴を空けないようにする工夫が必要なのです。
そうした工夫を面倒がっていては、いつでもたっても世界を変えることはできず、世界を変えられなければ人手も集まらず、会社経営の未来は暗いままとなります。

男性も意識改革を

7. 他社と連携する

トラックドライバー不足対策としてドライバーを増やす算段をするだけではなく、少ないドライバーでうまく仕事を回す算段もすると効果的でしょう。
シフトの工夫もその1つですが、他社と連携し、同じ地域への配送をまとめて行ったり、遠方への配送でドライバーを交代するシステムを構築するなどの工夫をしましょう。

連携

8. 効果的な求人媒体を使う

トラックドライバーを増やす手段として、多くの会社が求人サイトを利用しているはずです。
ドライバーを増やすなら、やはりドライバー専門の求人サイトを利用したほうが効果的です。ドライバー専門の求人サイトなら、利用者も比較検討しやすいよう、細かく、ていねいに会社の情報が載っているはずです。また、会社ならではの特長も、専門ライターが書いてくれるのでとても分かりやすいです。

大勢集めよう

9. 人材教育に力を入れる

効果的な求人媒体を活用して人を集めても、うまく育ってくれることがなく、退職者が相次ぐようでは、トラックドライバー不足はいつまでも解消されません。
人材教育に力を入れ、安全運転を守る、責任感のあるトラックドライバーを育てましょう。

教育する

10. 選挙に行く

少子化が止まらなかったり、物価高が止まらなかったり、増税が止まらなかったり、円安が止まらなかったり、人間不信が広まったり、世界平和が実現しなかったり、宇宙開発が進まなかったり、そもそもトラックドライバーの低収入を招いたり、今のトラックドライバー不足は政治家にも大きく責任があるようです。
選挙に行って、明るい未来を実現してくれる政治家を選びましょう。

政治家

トラックドライバーを増やす妙案

「大変だ!」

トラックで荷を運ぶだけで年収400万円~700万円を稼ぎ、ひょっとすると「こんなにおいしい仕事はないんじゃないか」と思えるトラックドライバーですが、「トラックドライバーなんてのは、長時間労動で激務だ」という印象が多くの人に根付いているのか、多くの運送会社はトラックドライバーの採用活動に苦労しています。
その結果、運送・物流業界は未會有のトラックドライバー不足に陥っているようです。トラックドライバーがいなければ、人々の生活も経済活動も滞ってしまうので、さあ大変!です。
この現状を変えるには、「トラックドライバーなんてのは、長時間労動で激務だ」という印象を変えなければいけません。ですが、人は一度思い込むと、その考えを変えることができませんから、トラックドライバーへの印象がそう簡単に変わることはありません。
人は何て悲しい生き物なのでしょう。


1. 少子化を止める

実は、トラックドライバーだけではなく、あらゆる業界で人手不足が起きています。その原因の1つが少子化です。
つまり、出生率が低下し、生まれてくる数が減ってきているので、子どもの数、若者の数が減り、新しく仕事に就こうという層が薄くなっているので、あらゆる業界で採用活動に苦労しているというわけです。
少ない若者を、多くの企業で取り合っているのです。
となると、少子化を止める、つまり、子どもがじゃんじゃん生まれるようになれば、若者も増え、多くの会社が採用活動に苦労しなくなるという結論が導き出されます。
頭が良いはずの政治家さんたちも、もう随分昔からこの少子化対策に取り組んでいるようですが、全く成果が出ません。頭が悪いんでしょうか。
このまま少子化が止まらなければ、国が滅ぶでしょう。

少子化をストップ

2. 給料を上げる

人はいろいろな理由で仕事をします。
その作業が好きだから、その仕事が自分に合っているから、その職場が自宅に近いから、楽そうだから、モテそうだから、などなどです。
しかし、一番はやはり「生活費のため」かもしれません。
となると、ある職業により多くの人を集めるには「給料を上げる」ことが一番の近道です。
ただ、トラックドライバーの給料を上げるとなると、その分、配送料も値上がりしますが。

高収入

3. 法律で義務付ける

トラックドライバーがいなくなると、皆さんが困ります。
スーパーやコンビニに商品が並ばず、工場は稼働せず、ネットショップでポチった商品が届くこともありません。トラックドライバーがいなくなると、荷を運ぶトラックが走らなくなるということで、それはすなわち、人体で血流が止まるのと同じようなことなわけです。
そうならないよう、法律で「トラックドライバーになること」義務付けると良いかもしれません。「国民は18歳になったら3年間はトラックドライバーとして働くこと」みたいな法律です。
そうなれば、トラックドライバーが不足するなんてこともないでしょうし、とにかくほとんどの国民がトラックドライバーを経験するわけですから、トラックドライバーへの「間違ったイメージ」も払拭されるでしょう。
義務付けされた期間が終わった後も、そのままトラックドライバーとして働く人も出てくるかもしれません。

空になったスーパーの棚

4. 税的に優遇する

法律で義務付けるということは、つまり「強制」です。
ということは、恐らく多くの国民が反発するでしょう。ただ、政治家はこれまでも「多くの国民が反発した法案」も、国民を無視してゴリ押ししてきたので、「国民は18歳になったら3年間はトラックドライバーとして働くこと」みたいな法律も成立させるかもしれません。
それはともかく、国民がきちんと真剣に反対してこの「強制」が成立しなかった場合、トラックドライバーの仕事に報酬以外の「うまみ」を加えるのが、トラックドライバーを増やすことにつながるのではないでしょうか。
例えば、税的に優遇するといったことです。
トラックドライバーは市民税やら消費税やら、あらゆる税金を半額にするといった優遇措置を施します。大勢の人がトラックドライバーの求人に殺到するに違いありません。

うまみを加える

5. 免許取得支援を充実させる

トラックドライバー不足が続く原因には「少子化」「トラックドライバーという仕事のマイナスイメージ」がありますが、そもそも若者が「車を運転する」ことへの興味を失っていて、普通自動車運転免許の取得も減ってきていることもあったりするようです。
というわけで、若者に「車の運転」にどんどん興味を持ってもらい、車の免許を取ってもらいましょう。実際に車を運転してみれば「車の運転を仕事にできたら、どんなに素敵なことでしょう」と考えるかもしれません。
今も、運送会社への入社時には普通免許の所持だけでOKで、トラックの運転に必要な中型運転免許、大型運転免許の取得は入社後に、会社の支援で可能なところも増えています。
ただ、やはり中型、大型の免許の取得は普通免許より難しかったりします。それでためらう若者もいるかもしれません。
業界全体で、若者の免許取得をバックアップすれば、そんな若者たちの背中を優しく押してあげることにもなるでしょう。

免許

6. 労働環境を改善する

「トラックドライバーなんてのは、長時間労動で激務だ」という印象が多くの人に根付いていることが、トラックドライバー不足の1因にもなっています。
どの仕事にもツラいこと、苦しいことはあるものですが、トラックドライバーの仕事にも実際、ツラいこと、苦しいことがあります。
「トラックドライバーなんてのは、長時間労動で激務だ」という印象を持ちつつも、奇跡的にトラックドライバーになった人が、そんなツラいこと、苦しいことに直面すると、「やはり、懸念した通りだった」と思ってしまい、その結果、トラックドライバーが定着しないことにもなります。
実際、歴史がある物流・運送業界は、歴史が長いだけに古くからの慣習が残り、それがトラックドライバーの労働環境を悪くしてしまっているのも事実です。
そんな労働環境は即刻改善しましょう。グズグズしている場合ではありません。
労働環境が改善されれば、「こんなにおいしい仕事はないんじゃないか」ということになり、多くの人たちがトラックドライバーの求人に殺到するのではないでしょうか。

長時間労働で激務だ

7. SNSなどでアピール

若者へアピールするなら、今はSNSです。
効果を上げるには、SNSによってマーケティング手法を行うSNSマーケターに依頼すると良いでしょう。

Webのマーケティング

8. 囲い込む

極論ですが、人は生活できなくなれば、それまで避けていたトラックドライバー職などに就こうという人も増えるかもしれません。
生活費によって労働者を囲い込むわけです。
あくまでも極論です。

囲い込み

9. トラックドライバーを増やす

トラックドライバーを増やすためには、トラックドライバーを増やすことが一番の近道かもしれません。何だかとても頭が悪い文章のようです。
つまり、トラックドライバーのなり手が減少している一因には、トラックドライバーの仕事が増えている割りに人手が少ないので、1人当たりのトラックドライバーの仕事が過酷になっているから、ということがあります。ちなみにトラックドライバーの仕事が増えているのは、ネット通販の普及で配達する荷が増えているからということもあるようです。
というわけで、トラックドライバーを増やして仕事に余裕が出れば、トラックドライバーの仕事のキツさが薄まるのでトラックドライバーが増える、という理屈です。やはり、とても頭が悪い文章です。

仕事の増加

10. 最後は政治の力

トラックドライバーを増やすための一番の近道としてトラックドライバーを増やすには、少子化を止め、トラックドライバーの給料を上げ、トラックドライバーを税的に優遇することが必要です。
事業者が給料を上げると配送料の値上げが起こるので、ここは税金から投入すべきです。そのためにまずは政治家の給料を減らし、公務員のボーナスも減らします。
つまり、トラックドライバーを増やす手立ては、最終的にはすべて政治の力にかかっているわけです。

「先生、お願いします」

トラックドライバー不足を改善する短絡的な方法

とんでもないこと

近年、「トラックドライバーは長時間労動で激務」という印象が多くの労働者に根付いていることが影響してトラックドライバー不足が続いていると、まこしやかに言われています。
単にそう言うと、いかにも皆がトラックドライバーという職業を嫌がっているようにも聞こえるのですが、実はそうでもなく、近年のトラックドライバー数はずっと横ばいが続いているそうですばい。
ただ、確かに少子化も止まっていないので、トラックドライバーをどんどん増やさなければいけません。トラックドライバー不足をこのまま放置しておくと、とんでもないことになります。
どうしたら良いのでしょう。


1. テレビでアピールする

トラックドライバーの魅力を伝えるテレビ番組をつくってもらいましょう。
N●Kあたりがつくると、変に真面目過ぎたり、逆にトンガリ過ぎたりするかもしれないので、民放のほうが無難かもしれません。
今はいろいろな番組で素人さんにスポットを当てる企画がヒットしていたりもしますから、トラックドライバーにスポットを当ててもヒットするはずです。人気者が出てくる可能性もあります。
もちろん、ドラマでも物流・運送業界を取り上げ、今どきのイケメンや美女にトラックドライバーを演じてもらいましょう。
ですが、今の若い人はあまりテレビを見ず、スマホに夢中なので、テレビでのアピールもあまり効果がないかもしれません。
それでもテレビの話題もネットニュースになるので、やらないよりはマシです。

テレビ

2. 給料をアップする

人は就職先を探すとき、給料の金高をかなりの割合で気にします。
試しに、トラックドライバーの給料を税金を使ってでも今の2倍にしましょう。トラックドライバー数は増加に転じるはずです。
財源はどうするかという問題もありますが、それはまた2か月後くらいの発表ということで、よろしくお願いします。

給料

3. 運転免許を取得支援する会社を増やす

トラックドライバーが仕事をするには、運転するのが大型トラックの場合、大型運転免許、中型トラックの場合は中型運転免許が必要です。
普通の人は滅多に所持していません。
そこで現在、普通自動車運転免許さえ持っていれば、大型運転免許中型運転免許の取得は入社後でもOKという会社が増えているそうです。
さらには、取得費用を立て替えてくれて後々給料から少しずつ引いていったり、費用の一部を支給してくれたり、中には全額支給してくれたりする会社もあるようです。
入社後に取得を支援してくれる会社をどんどん増やしましょう。
トラックドライバーとして就職するとき、中型や大型の運転免許取得は1つのハードルになっていますから、そのハードルを低くすることになります。

免許

4. 若くても役員になれるようにする

実力さえあれば、若くても役員になれることをトラックドライバーの求人でアピールすれば、若くても役員になりたいと思う優秀な若者を採用できます。
ただ、今の若者は「役員になって責任を負うのがイヤだ」「若いうちに役員になって目立ちたくない」と思う人もいるようです。
責任を負うかどうかとか、目立つかどうかは置いておいて、どんな仕事でもいろいろな経験を積むことは、労働者としてと言うより、人として必ず貴重な財産になるという事実を、しっかりアピールすることも忘れずに。
もちろん役員になれば収入もアップしますし。

貴重な財産

5. 若者への期待をアピールする

このところトラックドライバーは不足しているだけではなく、高齢化が進んでいます。そのため、多くの運送会社では若い人材に熱烈に期待しています。若くて丈夫で真面目で、長く働き続けてくれる人材を求めています。
もちろん、会社側も人材を「ただの使い捨て」などと思わず、最初はなかなかうまくできなくても根気良く育てる気持ちを持って募集しなければいけません。
労働者は道具ではないのです。

「期待しているぞ」

6. 中高年への期待もアピールする

いくら若い人材に来てほしいからといって、40代、50代の優秀な人材を無視してはいけません。
若い人はこれから育てる楽しみ、言い換えれば、これから育っていく人材を見る楽しみがありますが、中高年には、思わぬ掘り出し物の人材がいるかもしれません。
これまで本人は自覚していなかったものの、トラックドライバーの仕事に意外な才能を発揮する、そんな中高年を積極的に探しましょう。

「期待しているよ」

7. 賞与もアップする

くどいようですが、労働者はやはり給料の金高を気にしがちです。
月給とともに賞与もアップさせ、会社としていかに従業員を大切にしているかをアピールしましょう。
思い切りが肝心です。

賞与

8. 年間休日を128日以上にする

給料の金高と同時に、労働者がどうしても気になるのが休日の日数です。ワーク・ライフ・バランスです。
一般的なサラリーマンは週休2日が普通ですが、週休2日制の場合、年間休日は104~105日間だそうです。
そんな中、「どうだ!」と言わんばかりに年間休日を128日間以上にしましょう。何だか、すごく従業員の私生活を大切にしてくれてる感が出ます。

休日

9. 高校や大学にアピールする

一般企業は人事担当者などが高校や大学に足繫く通い、求人関係の担当者に自社のことをアピールして、学生たちに関心を持ってもらおうとします。
運送会社もこうした行動をドンドン展開しましょう。
小学校や中学校にも行って、子どもたちに向けて社会見学的にトラックドライバーの仕事を紹介する時間をつくってもらえば、子どものころからトラックドライバーの仕事を正しく理解し、職業選択の1つとして関心を示すのではないでしょうか。

子どもにもアピール

10. 法律で義務化する

トラックドライバー不足が今よりさらに進めば、そう遠くない未来では、物流が止まり、我々は日々の生活に困り、企業も活動できなくなり、日本はあっという間に干上がってしまいます。
国の存亡がかかっているわけです。
日本滅亡を回避するには、20歳になった日本に住む若者は1人残らず、一度は運送会社に就職しなければならないという法律をつくってしまうしかありません。
もちろん、期間を設けての就業ですが、本人の意志でそのまま継続勤務することもできます。毎年、必ず20歳の若者がある一定期間はトラックドライバーになるので、何とか物流を止めずに済むかもしれません。そこでトラックドライバーの仕事の魅力に気付き、勤務継続を言い出す若者が増えれば、トラックドライバー不足も解消し、やがては義務化制度も撤廃されるでしょう。

法整備

最後に

いずれも少し短絡的に過ぎるアイデアかもしれませんが、試してみると案外いけるかもしれません。トラックドライバー不足、解消されると良いですね。

短絡的過ぎるのも危ないですが

トラックドライバーは消えゆく職業なのか

消えゆく

トラックドライバーの人手不足が続いているにも関わらず、ネットショッピングの普及もあって物量の量は増大の一途をたどり、世は麻のごとく乱れ、トラックの自動運転システムの開発が進められています。
トラックドライバーが足りないから自動運転システムの開発が進められているのに、自動運転システムが完成したらトラックドライバーは全員失業するかもしれない、なんて声も上がっています。
もちろん、ある日を境に全国のトラックドライバーが一斉に失業するなんてことはあり得ません。
それでも少子化が進んでいるので、トラックドライバー以外のいろいろな職業が、人ではなくAIが代わりに行うようになっていくのでしょう。
そんな未来ではきっと、大富豪と呼ばれる人たちや政治家たちは仕事や日々の雑用をすべてAI任せ、機械任せ、自動システム任せにして楽々な生活を手に入れ、庶民たちは皆が失業し、路頭に迷い、犯罪に走る者が多くなる、なんてことになるのかもしれません。


1. すぐには消えない

トラックドライバーという職業がときどき「消えゆく職業」と言われるのは、自動運転システムの開発が大きな理由です。
理屈としては、トラックを運転しているトラックドライバーは、AIがトラックを運転するようになれば必要なくなるというものです。
とは言え、確かにAIはトラックの運転はやってくれるでしょうけど、トラックの運転以外はやってくれないわけです。
そしてトラックドライバーの作業はトラックの運転だけではありません。しかも、トラックの運転も完全にAIに任せて良いようになるのは、まだずっと先のはずです。トラックが道路上を走っていれば、想定外のことが必ず起こるものですが、AIが想定外の事態に完全に安全に対処できなければいけないからです。
そんなわけで、自動運転システムが実用化されても、人とAIが作業を分担するようになるでしょう。しばらくは同乗するドライバーが必要です。
また、自動運転システムが完成しても、費用の問題から全国一斉の導入も無理でしょう。

想定外の事態

2. いずれ消えるかも

自動運転システムが開発されてもしばらくは自動運転システムにトラックドライバーが乗り込み、パイロットが自動操縦で飛行機を飛ばすように、いざというとき以外はAIに運転を任せるという働き方になるでしょう。トラックドライバーの仕事がとても楽になるわけです。
飛行機も長い間、そんなやり方で飛んできたので、トラックもしばらくはそうなるはずです。
しかし、AIは進化していきますし、また、ロボットの開発も進んでいます。いずれ、人型のロボットが人間と全く同じ作業をやるようになれば、トラックも人型ロボットが運転するようになるでしょう。
人型ロボットなら、運転以外のトラックドライバーの作業もすべてできるので、人間のトラックドライバーは要らないわけです。
かなりの遠い未来のことかもしれませんが、案外早く実現するかもしれないですね。

人型ロボット

3. カタチが変わるかも

自動車がない時代、荷物は荷車で、人は駕籠で運んでいました。船も使われていました。ただ、船はエンジンで動かすのではなく、帆船でした。馬も移動や輸送に使われていました。
今はガソリン燃料によるトラックが多くの荷を運んでいます。一方、普通自動車などはそろそろ電気自動車や電気とガソリンを使うハイブリッドが主流になりつつあります。
トラックはなかなか電化も進みませんが、それゆえそろそろカタチが変わるのではないか、変わってほしいという思いも多くの人たちの中に生まれているかもしれません。
安全機能もますます進化してほしいものです。
また、自動運転システムの実用化も待たれるところですが、先頭を走る1台のトラックだけにトラックドライバーが乗って運転し、そのトラックが数台の無人トラックを従えて走るという隊列走行も実験が行われています。これも人手不足対策にとても有効です。

昔の輸送

4. 周囲も変わるはず

トラックドライバーという職業が不要になるには、自動運転システムが本当に完全に安全に作動してくれないといけません。
明らかに安全とは言えない電動キックボードなどを無免許で運転できるようにした政府ですが、完全に安全とは言えないトラックの自動運転システムを実用化するのに、何の法整備もしないということは、まさかしないでしょう。きっと法整備するはずです。
完全無人トラックの実用化にも、もちろんきちんとした法整備が必要です。
トラックドライバーという職業が消えるのは、そういう完全自動運転システムの環境がきちんと整備された、さらにその先のことでしょう。

法整備

5. 人も変わる!

トラックドライバーの人手不足が言われていますが、トラックドライバーの数は横ばいだそうです。決して減っていっているわけではないのだとか。
ただ、人手が増えもしないのに仕事が激増しているので、その結果、トラックドライバー不足という状態になっているようです。
トラックドライバーは辞めずに、そのまま仕事を続けていき、若い人がなかなか加わらないので、トラックドライバーの高齢化が進みます。年齢を重ねると、人の身体機能は衰えていきます。トラックドライバーとて例外ではありません。
自動運転システムが導入されれば、すぐには完全無人トラックにはならず、人間のドライバーがAIを活用しながら荷を運ぶことになるでしょう。運転の大部分をAIが行うので、トラックドライバーは楽になります。
高齢化して身体機能が衰えても十分仕事をできるでしょう。

高齢ドライバー

6. 良いほうに変わる

トラックドライバーはますます高齢化する可能性が高いと言わざるを得ませんが、歳を重ねるということは、それだけ経験値を増やして技能が向上するということです。世間一般では引退しているはずの高齢者が政治家に多いのは、その経験値を期待されてのことなんですけどね。
それはともかく、トラックドライバーは高い技能を必要とする専門職なので、経験値を増やして技能を向上させたトラックドライバーはどの会社でも重宝されるでしょう。
ガソリン燃料で動くトラックが使われる限り、貴重な人材と言われ続けるに違いありません。

経験を重ねて技能を向上

7. 会社も変わる

トラックドライバーという職業の歴史は長いです。トラックドライバーは物流を担う、社会にとってとても重要な職業で、社会が続く限り、物流が廃れることはなく、トラックドライバーの役割も廃れることはないわけです。
物流はただ単に「続く」だけではなく、時代ととも進化していきます。物流の量は増加の傾向にありますから、物流事業も拡大していく可能性が高いです。
物流の進化とともに事業を変化させることができる会社が、この先も長く生き残っていくでしょう。進化に対応できない会社は消えていくのかもしれません。

会社

8. 社会も変わる

トラックの自動運転システムが実用化され、トラックドライバーや運送会社の在り方も変わっていけば、社会全体も変わっていくかもしれません。
トラックドライバーの人手不足が深刻化している中、自動運転システムの開発とともに始まったのが、女性の積極的採用です。外国人雇用の幅を広げようという声も高まっています。
いわゆる多様化というやつです。
女性を積極的に採用したり、外国人雇用の幅を広げるという取り組みは、自動運転システムの開発とは別に、時代の流れとして当然の成り行きです。
時代の流れの中でトラックドライバーが本当に役割を失っていくのなら、消えゆく職業だと言えますが、女性の積極的採用を進めたり、外国人の雇用の幅を広げようという動きがあるからには、やはりまだまだ消えそうにないということかもしれません。

社会が変わる

9. 人類も変わる

トラックドライバーという職業が消えてしまうとしたら、完全にAIが管理する社会になるということかもしれません。
しかし、それまでは人がAIとともに働く時代が続くでしょう。
人類はこの数千年の間に知識を増やし、技術を高め、多くの病気を克服してきましたが、生き物としてはそれほど大きな変化は遂げていないようにも思えます。
AIとともに働く時代になって、人類も今度こそ進化していかないと、トラックドライバーとともに人類そのものが消えていくしかないのかもしれません。

人類への進化

10. 輝く未来に向けて

トラックドライバーは消えゆく職業ではなく、カタチを変えていく職業なのかもしれません。何しろ、社会が続く限りは物流がなくなることはなく、トラックドライバーは物流を支える重要な職業なのですから。
AIによる自動運転システムが実用化されても、トラックドライバーはAIとともに生き残っていくと考えられます。社会を構成するのが人であれば、仕事にも人の手がどうしても必要になるからです。
AIが人間の仕事に取って替わっても、そのAIをチェックし、仕事振りをチェックするのは人間です。
それとも、いつかAIと人類は立場が逆転し、AIのために人間が働くようになるのでしょうか。

輝く未来に

最後に

消えゆく職業と言うと、あらゆる職業がそうなのかもしれません。

消えゆく