世の中には「食べ物に関心がない」「食事に興味がない」という、食べることが大好きな人からは理解できない人が実在します。
しかし、食べることが大好きな人は、食事の時間が近づくとワクワクしますし、メニューを選んでいるときもやはりワクワクします。
そんな食べるのが大好きな人がトラックドライバーになると、トラックを運転していてもつい食べ物のことを考えたりします。ただ、トラックドライバーは時間に追われることも多く、決まった時間に食事ができなかったりします。そんなときは、食事までの「つなぎ」としておやつや軽食を食べて耐え忍びます。
食事をきちんと食べた後でも、小腹が空いておやつや軽食を食べてしまう、ということもよくあります。
しかし、トラックドライバーが多くの時間を過ごすのはトラックの運転席です。運転席で何かを食べるとなると、やはりベタつかないものや、片手で手軽に食べられるタイプのお菓子が良いのかもしれません。手がベタつくと、その後で触ったハンドルなどもベタついてきます。また、ポロポロと食べカスが落ちると、狭いすき間に入り込んだりして車内が汚れます。
おやつもよく考えて選ぶ必要がありそうです。
1. ガム
ガムは口に放り込んでしまえば、後は延々と噛むだけなので、手がベタついたり、こぼして車内を汚す心配もありません。甘みのある味なら、疲れを癒してくれるとも言われています。
それに、中には辛口で眠気覚ましにもなりそうな、刺激的なガムもあります。職業ドライバーには最適なおやつかもしれません。オススメです。
ただ、刺激的ではあっても、眠気が強いと、すぐに眠くなるので要注意です。また、ガムは、食べ終わると口から出してゴミ箱などに捨てるものですが、トラックの窓からのポイ捨ては厳禁です。
それに、ガムは噛みはしても食べるものではないので、お腹を満たすことはできないのでご了承ください。
2. 飴
飴は口に放り込んでしまえば、後は延々と口の中で転がすだけなので、手がベタついたり、こぼして車内を汚す心配もありません。甘みのある味なら、疲れを癒してくれるとも言われています。
それに、中には辛口で眠気覚ましにもなりそうな、刺激的な飴もあります。職業ドライバーには最適なおやつかもしれません。オススメです。
ただ、刺激的ではあっても、眠気が強いと、すぐに眠くなるので要注意です。
また、飴は高温に置かれると溶けて袋にくっついたり、味が変質してしまうことがあります。真夏は避けたほうが良いかもしれません。真冬も、暖房を効かせまくった車内で溶けてしまう可能性があります。
ちなみに、飴に似たお菓子である氷砂糖や金平糖は溶けにくいそうなので、真夏や真冬でも大丈夫かもしれません。
3. チョコレート
おやつの中で人気が高いのがチョコレートです。栄養価も高い上においしいので、トラックドライバーもこれさえあれば勇気りんりんです。
ただ、チョコレートも飴同様、高温下では溶けやすく、注意が必要です。その点、砂糖でコーティングしてあるチョコレートや、ビスケットなどの中にチョコレートを注入したチョコ菓子なら安心です。
4. タブレット
長時間の運転による疲れを何とかしたいときには、ブドウ糖などの栄養素を含んだタブレットやラムネ菓子がオススメです。
歯で噛み砕くときの食感は眠気覚まし的な効果があるとも言われています。
夏には、熱中症対策のタブレットも良いでしょう。
5. グミ
グミも口に放り込んでしまえば、後は噛むだけなので、手がベタついたり、こぼして車内を汚す心配もありません。甘みのある味なら、疲れを癒してくれるとも言われています。
また、鉄分やコラーゲン、マルチビタミンなど、健康食品としての機能を謳ったグミも登場しています。
硬いグミはしっかり噛まないといけませんが、噛むことは眠気覚ましに効果的とも言われています。オススメです。
6. スルメ
噛むことは眠気覚ましに効果的ですが、グミが普及する前に「よく噛まないといけない食品」として一般的だったのが、スルメです。
乾物なので保存性も高く、長時間持ち歩く常備食にはうってつけではないでしょうか。
噛めば噛むほど味わい深くなるのがスルメなので、グミよりも長く噛み続けられるところも良いです。
7. おしゃぶり昆布
おしゃぶり昆布は、昆布をカットして食べやすいように味付けした食品のことです。
噛めば噛むほど旨みや甘みがじわじわと染み出てくる食品なので、じっくり噛んで食べましょう。
8. ドーナツ
一方、車内で食べるのにあまりふさわしくないかもしれないのがドーナツ。砂糖などをまぶしてあるものは、食べている途中でそれがポロポロ落ちてきて車内が汚れます。細かいので、シートのすき間に入り込んで厄介です。
食べカスも落ちそうです。
どうしてもドーナツを食べたくなったら、お店の駐車場にトラックを停め、店内で食べるのが良いかもしれません。
9. ポテトチップス
おやつの定番と言えばポテトチップスですが、これもトラック車内で食べるにはちょっと考えもの。手でつまむと100%くらいの割合で手が油でべたつきますし、食べこぼしもありがちです。
休日の楽しみに取っておくのが無難かもしれません。
10. アイス
真夏に、いえ、オールシーズンで食べたくなるのがアイスです。
ただ、これも車内で食べるにはハードルが高いと言えます。
棒を差してあるアイスキャンディやアイスクリームは、食べている途中で溶けてきて手や車内を汚す危険があります。無難なのは、トラックを停止させてカップに入ったアイスクリームを食べることです。「アイスもなか」も良いですが、もなかの生地が車内にこぼれないように注意しなければいけません。
最後に
くれぐれもガムを窓から捨てたり、その他のお菓子の包装紙などをポイ捨てしたりはしないように気をつけてください。
また、おいしくても食べ過ぎには注意。偏食もいけません。