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タクシードライバーの「やったー!」な瞬間

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人生山アリ谷アリ。誰の人生にもツイているとき、ツイてないときがあります。
誰にでも、思わず「やったーッ!」と雄たけびを上げたくなるような瞬間があります。人目が気になりますから、実際に雄たけびを上げる人はいませんが、心の中では叫んでいます、きっと。
逆に、心の中でも「やったーッ!」と叫ばないよ、という人は、意識して叫ぶようにしましょう。些細なことでも大きく喜ばないと、喜びは指の間をすり抜けてこぼれてしまい、人生を苦く感じてしまったりしまわなかったりします。
人手不足が続いていると言われるタクシードライバーですが、その仕事にも「やったーッ!」な瞬間はあります。タクシードライバーの仕事は、特に多くのタクシードライバーが選択している隔日勤務という特殊な勤務では、勤務時間が長く、生活のリズムが乱れがちで、過酷だと考えてしまえばとことん過酷だと思い込んでしまうかもしれません。
しかし、些細な「やったーッ!」の積み重ねで、バラ色のタクシードライバー人生が花開くこともあります。
きっと花開きます。そうだといいな。

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1. 仕事が終わる間際の4千円~5千円

ほとんどのタクシードライバーは、給料が歩合制になっていて、お客さんを乗せて走れば走っただけ収入がアップします。そのため、お客さんがあまりにも近い場所を指定すると、嫌な顔をしてしまいがちです。
おまけにそういうお客さんは重い荷物を持っていたりして、まあだからこそタクシーを利用するのかもしれませんが、そうするとタクシードライバーが重い荷物をトランクに入れなきゃいけなかったり、テンションが下がってしまいます。
しかし、タクシードライバーたる者、どんなお客さんにもていねいに、穏やかに接しなければいけません。嫌な顔なんてもってのほかですよ。
それはともかく、もうそろそろ仕事を上がろうと思っている矢先、そこそこの距離を行く、4千円~5千円のお客さんを乗せたりすると結構テンションが上がります。何しろ「そろそろ仕事を上がろう」と思っていたということは、その日の売り上げが頭の中にはあったわけで、そこに数千円の上乗せがあったのですから。

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嫌な顔は厳禁

2. 1万円以上の長距離のお客さん

多くのタクシードライバーはお客さんを乗せて走れば走っただけ収入がアップします。タクシーの乗車料金から歩合制で給料をもらうので、多くの乗車料金を得れば、それだけ給料に反映されます。
タクシーの乗車料金は長距離であればあるほど、高くなります。行き先があまりにも遠いと、会社にも相談しなければいけなかったりすることもありますが、基本的には売り上げが一気に上がるのでうれしいものです。

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あまりに遠いときは飛行機で

3. チップ

乗車料金とは別に、お客さんがタクシードライバーにくれるお金です。歩合制の場合、乗車料金の5~6割がタクシードライバーの取り分になると言われていますが、チップはもちろんすべてタクシードライバーのものです。
お客さんが上機嫌で、タクシードライバーの接客がうまいと、チップをもらえる可能性が高くなります。チップの額はまちまちですが、8千いくらとか、9千いくらとなった乗車料金を1万円札で払うとき、「お釣りは取っといて」なんてなることもありますし、乗車料金とは別に千円札をチップと言って渡してくれることもあります。
どのみち、チップは少額であることが多いですが、チリ積もです。

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チリも積もれば山

4. 素敵なお客さん

タクシードライバーの仕事は接客業なので、お客さんとのやり取りにやりがいを感じるタクシードライバーもいます。お金の問題ではないのです。
そんなタクシードライバーにとって、素敵なお客さんとの出会いはやはりうれしいものです。もしかして話が弾むかもしれません。
また例えば、絶世の美女が乗ってきたら、やはりテンションも上がります。もちろん、だからと言って口説いたり、ジロジロ見たり、タクシードライバーの本分を逸脱した行為は厳禁です。
憧れの芸能人や、誰かれ構わず会ったことを自慢したくなる有名人が乗ってきたとしても、あくまでもクールを装い、どこで乗ってどんな様子で、どこで降ろしたかなどをベラベラと口外してはいけません。帰宅し、すっかり寝入っている奥さんの耳元にコッソリささやくくらいは良いですが。
とにかく、どんなお客さんでも、相手が不快に感じるような対応では、接客業としては失格です。

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寝入っている奥さん

5. 指名

タクシードライバーの仕事は接客業でもあり、他の接客業同様、お客さんが「あのドライバーが良い」と言って指名してくれることがあります。
いわゆる「常連客となってくれる」ということなので、ある程度一定の売り上げが見込め、お客さんを探して必死になる労力、時間を節約できます。これはなかなかテンションが上がることです。
しかし、指名してくれる「常連客」を得るには、かなりの接客術がなければ難しいと言えます。接客術だけではなく、お客さんを心地良く運ぶだけの運転技術も必要です。

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大事なのは指名してくれる常連さんがいること

6. マーケティングが成功

タクシードライバーとして収入を上げるには、さまざまな情報を得て、それを分析し、効率良くお客さんを乗せていかなければいけません。すなわちマーケティング力が大切になります。
それだけにマーケティングがうまく行き、効率的にお客さんを乗せることができれば、その日の仕事終わりには心の中で思わずガッツポーズをしてしまうでしょう。
誰も見ていなければ、本当にガッツポーズをしても構わないのではないでしょうか。

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マーケティングが肝心

7. おいしい昼食

タクシードライバーは勤務時間中になるべく多くのお客さんを乗せようと努力します。そのため、食事時間が不規則になりがちで、それもコンビニ弁当やファミレス利用が多くなりがちです。ガチガチです。
コンビニ弁当もファミレスも決して悪くはないのですが、そればかり続くとやるせなくなったりしないこともありません。食べることが好きな人間にとって、食事は大切です。
それだけに、前から行きたかったお店の近くをタイミング良く通り、そのお店で食べてみたら予想以上においしかったらテンションも異常な高さまで上がるでしょう。

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食べるは楽しみなり

8. 休日

タクシードライバーには隔日勤務と言って、20時間近い勤務を月に12日間やるという特殊な勤務形態があります。これが一番稼げるので、「たっぷり稼ぎたい」と考える多くのタクシードライバーがこの勤務を選びます。
20時間近い勤務は過酷かもしれませんが、12日間の勤務日以外の18日間くらいが休日になります。「たっぷり稼げる」とともに「たっぷり休める」もタクシードライバーの仕事の大いなるメリットになります。
「たっぷり稼いでたっぷり休みを楽しむ」ためにタクシードライバーとなった人は、まさに休日をたっぷり楽しみます。そりゃテンションも上がります。

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遊びまくる休日

9. 給料日

「たっぷり稼いでたっぷり休みを楽しむ」ためにタクシードライバーとなった人は、めいっぱい休日を楽しみますが、同じように給料日も待ち遠しいでしょうね。
「給料が出たら買おう」と心に秘めていた商品を買っちゃったりもします。思わず焼肉を食べに行くかもしれません。「マイホームへの夢の実現に近づいた気がする」と内心ほくそ笑んだりもします。

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夢のマイホーム

10. 「ありがとう」のひと言

タクシードライバーの仕事は接客業で、多くのタクシードライバーが「お客様に快適に過ごしていただこう」と考えています。それだけに、降車の際にお客さんから「ありがとう」なんて言われた日にゃ、自分の接客がうまくいったのだと実感でき、うれしくなります。

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すべてに感謝

トラック運転手イメージ向上作戦 その2

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上を目指します

どうも職業ドライバーの仕事というのは、低く見られがちです。トラック運転手もそうです。困ったものです。
だからかどうか分かりませんが、トラック運転手は人手不足になっています。
トラック運転手の仕事は「勤務時間が長くて過酷」と思われ、また、大きなトラックが与える圧迫感が心理的に作用して「トラック運転手は運転が荒っぽい、荒くれ者」と思われがちです。
それで「あんな荒っぽい運転をするからには、トラック運転手ってのはマナー知らずで学歴も低いに違ない」なんてトラック運転手に対する悪いイメージが広まっているのかもしれません。
実際、マナーの悪いトラック運転手もいないことはありません。しかし、マナーが悪い人間は教師にも政治家にもIT系の実業家にもいます。

さらにトラック運転手は「学歴が低いのだから収入も低いに決まっている」という「決めつけ」から「過酷」感が増幅されてイメージされているようです。実際は、トラック運転手の年収は400万円~700万円とも言われて「やればやっただけ稼げる仕事」です。そこそこの学歴のサラリーマンと大差ない収入になっています。

人は弱いものです。つい他人をおとしめるような発言をしてしまいます。職業ドライバーを低く見てしまうのも、そんな人の弱さのなせるワザかもしれません。
しかし、そのために多くの人々の生活を便利にしている、無くてはならない職業であるトラック運転手のなり手が減っているとすると、それはもはや悲劇だと言えます。
くどいようですが、実態とイメージとにはかなりの違いがあるものです。

以前も、そんなトラック運転手のイメージを向上させ、多くの若い人がトラック運転手という職業に関心を持ってもらえるよう、トラック運転手のイメージを向上させる方法を紹介しました。今回はその第2弾です。
これらを実践できるような立場の人は、すぐさまこれらを実践してトラック運転手のイメージ向上にひと役買ってください。なにとぞ。

1. トラック運転手の給料を上げる

トラック運転手の年収は400万円~700万円とも言われて「やればやっただけ稼げる仕事」です。決して安くはありません。
しかし、世間にはトラック運転手を「底辺職」だなどと言ってはばからないがいます。それは「やればやっただけ稼げる、おいしい仕事」に対する「やっかみ」もあるからもしれませんが「トラック運転手なんて過酷な割りに給料が少ない」と勝手に思われていることも原因となっているかもしれません。
ここは1つ、トラック運転手を「誰もがうらやむ高給」にしてしまいましょう。もう誰もが「底辺」だなんて言えなくなります。

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高給

2. 幼稚園児から英才教育する

近年は若者が運転免許すらあまり取得しなくなったと聞きます。若い人が自動車に対する関心を無くしているとしか思えません。
これはもう、幼いころから「自動車は面白い」「自動車の運転は楽しい」と植え付けていくしかありません。
もともと子どもは乗り物が好きなはずです。ミニカーは子どもにとって人気のおもちゃです。子どもには「車に関心を持つ」素養があるわけです。後は教育です。
教育によって「自動車の運転は楽しい」と植え付けたら、その「車を運転する仕事も楽しい」と教育していきましょう。
子どもたちはそんな「楽しい仕事」をしているトラック運転手に憧れるでしょう。大人になっても、トラック運転手に対してマイナスイメージを持つことはないはずです、きっと。

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英才教育

3. 世間のスマホ教育の徹底

現代社会で最も大切なのは情報です。そしてその情報を左右するのはSNSです。
人気芸能人も、ちょっとしたミスをSNSなどで叩かれ、抹殺される恐ろしい社会になってしまいました。
トラック運転手の中にも、人間的にダメな人もいます。ほんの一部です。
しかし、そんな一部の人のミスがあっという間に広まり、トラック運転手全体のイメージを悪くしてしまいます。この「あっという間に広まり」がクセ者です。
いっそ、SNSなどでは「他者への非難・悪口・マイナスイメージ」を書き込むことは一切禁止しましょう。これを徹底させます。きっと、活動自粛する芸能人もいなくなり、日本は平和でおだやかな国になるでしょう。トラック運転手のマイナスイメージも広まることはありません。
一般の人のストレスはたまりまくるかもしれませんが。

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スマホは正しく

4. トラック運転手がYouTuberになる

現代社会で最も大切なのは情報です。
同時に、子どもたちに一番人気のある職業はYouTuberだそうです。現代人は子どものころからスマホに夢中ですから。
そこで、トラック運転手にYouTuberになってもらって、子どもの人気を集めます。
「YouTubeで動画を配信しているトラック運転手なら今でもいるじゃん」と思う人もいるでしょう。しかし、あれはトラック運転手が、そのトラック運転手の仕事にまつわるアレコレを配信しているもので、広く子どもたちにアピールするものではありません。
ここでいう「トラック運転手によるYouTube」は、むしろ「YouTuberがトラック運転手になる」くらいのものだと思っていただければ幸いです。
つまり、トラック運転手なんだけど、トラック運転手という仕事とは全く関係ない動画で人気を獲得するわけです。で、その動画のファンたちが、この面白い動画をアップさせているのは何者なんだと調べると「実はトラック運転手でした」と判明。
人気者がトラック運転手なので、多くの人が「トラック運転手ってスゴイ」と思うはずです。

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YouTuber

5. トラック運転手をマンガの主人公にする

子どもたちへの英才教育はSNSやYouTubeできちんと行うとして、大人たちにはやはり映画やドラマの活用がまだ有効かもしれません。
というわけで、トラック運転手が主人公の映画やドラマをつくり、アイドル、イケメン、美少女にトラック運転手を演じてもらいます。
ただ、昨今の日本の映画やドラマは、ほとんどがマンガを原作としています。そこで、まずトラック運転手が主人公のマンガをつくってもらいましょう。
それももちろん、トラック運転手の仕事の実態をリアルに描くなどというものではありません。トラック運転手をあたかも花形職業のように描き、その主人公の恋愛やら青春やらを展開させていきます。
もう少し幼い子ども向けのマンガでは、トラック運転手が悪と戦うヒーローものでも良いでしょう。
今やマンガもスマホで読む時代ですから、あっという間に広まります。マンガが面白ければ、ですけど。

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マンガの主人公

6. 江戸時代に戻す

昭和の時代にはトラック運転手を主人公とした「トラック野郎」という映画シリーズがあり、かなりの人気を誇りました。その人気からトラック運転手に憧れる人たちもいました。
実際、昭和の時代はトラック運転手の収入は今よりさらに良かったと聞きます。
時代がさらに江戸時代までさかのぼるとどうなるでしょう。
ガソリンエンジンはまだありません。東京から大阪に行くにも、馬を使うか、歩いて行くしかありません。カゴに乗るという移動手段もありましたが、しょせんは人力です。
そんな時代なら、自動車という存在を誰もがありがたく思うでしょう。自動車を運転できる人も、それだけで敬ったに違いありません。
今は便利であることが当たり前になっていて、当たり前のことに対する感謝の気持ちが薄れています。ここは1つ、不便だった江戸時代に思いを馳せ、今一度、スーパーやコンビニに商品が並ぶありがたさ、商品が自宅にまで届くありがたさを考えてみませんか。
それを運ぶトラック運転手に対するイメージも、変わってくるはずです。

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江戸時代

7. 車の値段、維持費を激安にする

今の若者は車に対する関心が薄れ、運転免許の取得も減っているそうです。
その一因には、そもそも車の値段、維持費が結構高いって理由もあるのじゃないでしょうか。
そこで、車の値段、維持費を激安にしてみます。若者でも気軽に「ちょっと車でも買ってみようかな」と思えるほどに下げます。
そうすれば運転免許の取得率も上がるかもしれません。車を運転する楽しさに気付く若者が増えます。
同時に、普通自動車より難しい大型トラックを自在に操るトラック運転手を羨望のまなざしで見つめるに違いありません。

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羨望のまなざし

8. 大型自動車免許取得を超難関にする

トラック運転手を「他の仕事をまともにできないヤツが就く底辺職」だなんて言いたい放題にけなすがいます。
こうなりゃ、大型トラックを運転するのに必須の大型自動車運転免許の取得試験を東大合格並みに難関にするしかありません。誰もトラック運転手を「低学歴」だの「底辺職」だの言えなくなります。
トラック運転手は日本有数の超エリート集団になります。もちろん高収入です。
IT長者みたいなもんです。実際はどんな仕事しているのか、外野から見えにくいIT長者と違い、まさしく人々の生活を便利にすることに貢献しているトラック運転手ですから、トラック運転手は多くの人から尊敬と羨望のまなざしを向けられるでしょう。

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免許

9. トラック運転手に逮捕権を与える

トラック運転手からマナー違反の悪質ドライバーを無くすことも必要ですが、一般のドライバーの悪質運転、危険運転も無くさなければいけません。
そこで、トラック運転手に逮捕権を与えます。トラック運転手は毎日公道を走りますから、それだけ悪質運転や危険運転を目にする機会も多いはずです。この際、取り締まってもらいます。警察の人手不足も解消されるでしょう。
逮捕能力も授けます。つまり、戦闘力を身に着けてもらいます。
もう誰もトラック運転手を見下したりしなくなります。そして逮捕権を持ったトラック運転手も、自ら法の番人として襟を正し、これまで以上に安全運転を徹底してくれるでしょう。

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逮捕だっ!

10. 日本を裕福にする

人は不平不満があるから、つい悪事に走ってしまいます。逆に言うと、心が満たされていれば、誰も犯罪に走ったりはしません。他者を傷つけようなんて思いません。
日本人の誰もが裕福になれば、他人の職業をおとしめるようなことも言わなくなります。トラック運転手やタクシー運転手の仕事は底辺職だなんて、心が満たされていれば、誰も言いません。
それに、トラック運転手の中に一部いる、運転が荒い、マナー違反の人も、心が満たされれば冷静でおだやかな運転をするようになります。
誰もが心満たされるような、裕福な日本になるには、政治家の皆さんに頑張ってもらうしかありません。

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先生、お願いします

タクシードライバーとして、やっちゃいけない事柄10選

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タクシードライバーはプロドライバーとして安全運転を遵守しなければいけません。何よりもそれに尽きます。
タクシードライバーの仕事は「お客さんを安全に、快適に、迅速に目的地に運ぶこと」です。それに反するいかなる行為もNGです。
しかし、ネットで検索すると、タクシードライバーへの不満の何と多いこと。本当はほとんどのタクシードライバーが真面目で堅実なはずなのですが、一部の不埒なドライバーのためにタクシードライバーを「底辺職」だなどと見下す輩も出てくる始末です。
タクシードライバーは、公共の交通機関が行き届いていない地域の高齢化社会を支え、また、運転免許を持っていない人たちの生活を便利にする、社会貢献度の高い、本来なら人々の尊敬の念を集めるような仕事です。それだけに、ちょっとした不届き者のNG行為で評価を下げてしまうのは、いかにももったいないことです。

今回は今さらながら、タクシードライバーが「やっちゃいけない」NGな行為の代表例を列挙します。

1. 事故・違反

プロドライバーに限らず、車を運転するすべての人が守らなければならないのが無事故・無違反です。しっかり安全対策をした上で事故を再現したりするスタントマンは例外ですが。
居眠り運転、飲酒運転、スマホ操作しながら運転などは絶対禁止です。駐車違反、スピード違反など、あらゆる違反をやってしまわないように。
人身事故はもちろんのこと物損事故にも気をつけましょう。

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違反・事故はダメ

2. 遠回り

タクシードライバーは「お客さんを安全に、快適に、迅速に目的地に運ぶこと」が仕事です。
その一方、お客さんを多く、長く乗せれば乗せるだけ収入がアップするのもタクシードライバーです。とは言え、いくら「儲かる」からと、目的地に遠回りしたりしては絶対にダメです。それはいわゆるぼったくりです。
ま、さすがにそんな「ぼったくりドライバー」は最近いなくなったと言います。
けど、くれぐれもやらないように。「迅速に」が鉄則です。

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さすがにこんな道は違う

3. よけいなおしゃべり

タクシードライバーは接客業でもあります。乗客を快適に運ばなければいけません。
乗客には目的地まで、できるだけ心地良く過ごしてもらうことを考えます。とは言え、心地良さの感じ方は人それぞれです。楽しくおしゃべりしたい人もいれば、じっと静かに過ごしたい人もいます。タクシードライバーは、乗客がどんな過ごし方を求めているかを察しなければいけません。
話したい乗客は、ドライバーが黙っていても話しかけてくるので分かりやすいです。
とは言え、話題にするのを避けたほうがいいNG話題もあります。野球やサッカーなどのスポーツの話題はタクシーでの定番ネタとも思われていますが、好きなチームが乗客とドライバーとで違っていた場合、簡単に口ゲンカにも発展しかねないので地雷でもあります。
政治家や政党の話題も同じく地雷です。
天気や地域の名物、名店などの話題が比較的安心かもしれません。
もちろん「話しかけないでオーラ」を出している乗客には、むやみに話しかけないことです。

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話しかけられたくないオーラ

4. タバコ

車内に臭いが残るようなことはすべてNGです。
もちろん、お客さんが乗車しているときの喫煙は完全にNGですが、いないときも、乗ったときに車内にタバコの臭いが残っていると、ほとんどのお客さんが不快に感じます。もし、お客さんが乗っていないときに思わずタバコを吸ってしまっても、その後で臭いを完全に消しておきましょう。
その他、休憩時にカレー、ギョーザなど、臭いが残るものを食べたときも、きちんと口臭対策しなければいけません。

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吸い過ぎ注意

5. 乗車拒否

タクシードライバーとして、もってのほかの行為が乗車拒否です。たとえ、荷物が多くても、乗車距離が近くても、衣服が汚れていても、どんなお客さんでも乗車拒否してはいけません。それがプロというものです。
少し前に車いす利用者の乗車を嫌がったタクシー用トールワゴン型ハイブリッド商用車のドライバーがいましたが、もってのほかです。
もちろん、銃器や刃物を持っているなど、あからさまに危険だと分かる人は別ですよ。そんな人を見掛けたら警察に通報しなきゃ。

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荷物が多くても何とか乗せよう

6. 危険運転

違反行為なので当然、プロドライバーでなくてもあらゆるドライバーがしてはいけない行為ですが、あえて書いておきます。
スピード違反や急ブレーキ、急ハンドル、無用なアイドリングなどは絶対ダメです。お客さんが乗っていようがいまいが、いつでもダメ。
ていねいで安心できる運転を常に心掛けるのがプロドライバーです。
危険運転を避けることは環境を守る「エコドライブ」につながります。エコドライブの取り組みは、コスト削減になりますし、タクシードライバーのイメージ向上にもつながります。

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ブレーキは安全に

7. あおり運転

危険運転を、他の車に対して行うと、あおり運転になってしまいます。
近年、あおり運転は社会的関心も特に高くなっていますので、あえて別項目としておきます。
あおり運転を「あおられたからやり返しただけ。俺は悪くない」なんて正当化するおバカさんもいますが「やられたからやり返して良い」なんて法律は存在しません。
いかなる状況でも、あおり運転はしてはいけません。

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公道はレース場ではありません

8. 乗客のプライバシーを侵害する

タクシードライバーは接客業でもあり、乗客には快適に過ごしてもらうよう心掛けなければいけません。静かに過ごしたい乗客にはむやみに話しかけないようにしましょう。
乗客にやたらと質問するのもダメですよ。
それらは一般常識とも言えますね。ここで問題にしたいのは、乗客のプライバシーを他の乗客に話してしまうことです。乗客の住所とか、その乗客が誰と一緒だったかといったことは絶対口外してはいけません。
ありがちなのが、芸能人など有名人の住所などをうっかりしゃべってしまうことです。しゃべりたくなる気持ちも分からなくはないですが、やはりはしたないのでやめましょう。

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他言無用

9. 迷う

タクシードライバーとしてなるべく避けたいのが「道に迷うこと」です。
タクシードライバーも人間なのでミス、失敗は仕方ありません「道に迷うこと」もその1つで、特に新人のころは仕方ありません
しかし、乗客は高確率でかなり怒ります。道に迷ったり、道を間違えたり、道を知らなかったりすることのないよう、日々精進しましょう。

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迷いそう‥

10. 無愛想

くどいようですうが、タクシードライバーは接客業でもあり、乗客には快適に過ごしてもらうよう心掛けなければいけません。
しかし「乗ったタクシーのドライバーが無愛想だった」という不満が、意外とネットなんかに多く見受けられます。
もちろん、どういう態度を「愛想がイイ」「愛想が悪い」と取るかには個人差もあります。愛想良くと思い、いつもニコニコしていても「気持ち悪い」と感じてしまう人もいるかもしれません。
それでもおだやかに、ていねいに接するよう心掛けましょう。

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愛想よく


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これが未来のトラック運転手の姿、かも

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予想

少子高齢化が止まらないこともあって多くの業界で人手不足が大きな課題になっています。トラック運転手もここのところ、なり手が激減し、高齢化が進んでいます。
このまま行けば、隣国や大国に攻撃されたり、侵略されたり、環境汚染で壊滅したり、温暖化で住めなくなる前に日本は滅んでしまう‥のではないかとさえ思えてきます。
これを止めるためには子どもを増やさなければいけません。子どもを増やすためには、安心して子育てできる国にしなければいけません。安心して子育てできるような国にするには外国と仲良くし、環境汚染をストップさせなければいけません。

それはともかく、トラック運転手の仕事は「やればやっただけ稼げる仕事」であり、平均年収400万円前後と言われ、頑張れば年収800万円も夢ではなく、しかも「1人が基本の仕事」で運転席の隣にはうっさい上司も酸っぱい同僚もいないという、夢のような仕事です。
それなのに、なり手が少ないなんて、どういうことでしょう。
そこで、このまま放っておくと、トラック運転手の在り方がこんな風になってしまうかも、という空想を描いてみます。

1. 激減して国宝級の存在に

いろいろな伝統的な職業に携わる職人が激減しています。
もちろん、文明の進化、生活の変化がその原因だったりします。昔は多くいた刀鍛冶は少なくなりましたが、それは刀を持つ武士という存在がいなくなったためです。
また、刀ではなく、普通の鉄製品を作る鍛冶職も昔は多く存在しましたが、その職業は機械化が進み、鉄工所となっていきました。
大型トラックの運転には、普通自動車運転免許ではなく、大型運転免許が必要です。普通自動車運転免許を取得する若い人さえ減ってきていると言いますから、大型はなおさらです。
しかもそれを仕事に生かす人は、本当に刀鍛冶級の希少な存在になると言っても、まんざら絵空事とは言えないでしょう。

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鍛冶職人

2. 配送料が高騰

トラック運転手が激減すれば、現実問題としてトラックを走らせるハードルが富士山ほどに高くなり、配送料は当然高騰します。ウナギが捕れず、うな丼の価格が高騰するのと同じです。
トラック運転手の給料も上がるでしょう。何しろ貴重な職業なのですから。しかし、運転できない若者たちには大型免許取得という、高いハードルに挑む気力はなく、トラック運転手の高齢化は止まりません。
現在、多くの物流をトラック運転手が担っていることを考えると、庶民の生活が破綻するのも明らかです。スーパーから商品が消え、ネットショップでポチった商品も届かず、人々は飢えながら家から出ず、1日中、スマホを眺めて暮らすようになるかもしれません。それとも暴動が起きます。

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民衆が暴徒化

3. 宅配がセルフ化

暴動を阻止するために、若者に「トラック運転手になってやる」という気概を持ってほしいのですが、それが無理な場合、宅配便の在り方を変えることになります。それがセルフ化です。
宅配便を、トラック運転手に取りに来てもらったり、自宅や会社まで届けてもらうことができなくなります。人手不足なのですから。
それで宅配便の利用者がせめて荷物を自分で営業所まで持って行き、受け取るにも営業所まで出向くことになります。経費削減のためにレジ打ちを減らしてセルフレジが登場したのと同じ感じです。

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何でもかんでもセルフサービスに

4. 自動運転トラックが普及

トラック運転手の人手不足問題解消のために進められているのがトラックの自動運転化です。さまざまな実験も繰り返されています。
技術的な面では早々に完全自動化が実現できそうです。ただ、法整備も含めると、やや時間がかかりそうでもあります。
とにかく、配送料が高騰して暴動が起きたり、宅配のセルフ化が一般的になる前には、自動運転が広く普及してトラック運転手の人手不足を補ってくれることが期待されます。
完全自動化はともかく、運転手が運転席に乗りつつの自動化や、高速道路だけの自動運転や、運転手が乗ったトラックの後ろを無人のトラックが数台付いていく連動運転など、自動運転システムの実用化はそう遠くない未来に現実のものになるはずです。
トラック運転手の仕事はかなり「楽」になるかもしれません。

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自動運転システム

5. 配送料が安定

トラック運転手の高齢化・激減によって高騰しかけた配送料も、自動運転トラックの普及によって安定します。ただ、仕事自体もなので収入も下がり、トラック運転手の減少に拍車がかかるかもしれません。
多くのトラック運転手が心配している未来がコレです。

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心配‥

6. トラックの運転が職人技に

遠い未来には、仕事で使う車だけではなく、すべての車がAIによる自動運転になるでしょう。人類が他の惑星に植民地をつくるくらい、遠い未来の話です。
とは言え、趣味として「車の運転」をする人はまだ存在するかもしれません。「車の運転」がとても貴重で高尚な技になります。ましてや、普通自動車の運転より難度の高いと言われる大型車の運転技術を持っている人は、人もうらやむスーパーサイヤ人、特別な才能と技術を持った人として賞賛されます。

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職人

7. 運転経験のない若者が自動運転を監視

車の運転がAIによって自動化されても、人が自動運転を監視する必要があります。自家用車は車の所有者の自己責任になるかもしれませんが、仕事として荷物を運ぶトラックは、仕事として自動運転を監視する人間が必要になります。
しかし、車の運転をできる者はいません。自動運転トラックを監視するのも、もちろん運転できない若者たちです。何かあったときに不安ですが、このころには事故を処理するのもロボット刑事やロボットの処理班でしょう。

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いろいろなところでロボットが活躍

8. AI崩壊

やがてあらゆる生産活動、物流活動、経済活動、それに政治、司法もAIが行う社会になります。人間はただ消費するだけです。
AIはやがて「社会にとって人間は不要な存在」という答えを導き出します。そして「社会のため」「地球のため」に人間の駆逐を開始します。「そんなSF映画みたいなこと、あるわけないじゃん」と思うかもしれませんが、あるんだな、これが。

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これはサンフランシスコ(SF)

9. 自動運転システムが壊滅

AIが人間の駆逐を始めても、人間だって黙って駆逐されたりしません。
こうして人間対AIの戦いが起こります。やがて人間側に1人のリーダーが現れ、AIを効果的に攻撃していって、人間側に勝利の希望が見えてきます。
しかし、AIは強力なターミネータータイムマシンで過去に送り、そのリーダーが生まれなかったことにしようと画策します。

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タイムマシン

10. 以降、繰り返し

ターミネーターが過去に行き、AIに逆らうリーダーの誕生を阻止しようとしますが、人間の戦士も過去に送られ、AIと人間の戦いに終止符が打たれます。その結果、人類がAIに滅ぼされる「審判の日」を回避することはできたのですが、トラック運転手の人手不足問題は結局解決されません。
そこで自動運転化システムを開発し‥。

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永遠のループ

最後に

他の国とは仲良くし、環境汚染・温暖化はストップさせたいものです。いや、マジで。


車の運転を仕事とする職業10選

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多くの男の子は乗り物が好きです。もちろん、乗り物が好きな女の子もいます。
ミニカーがおもちゃの中でも大きなウェートを占めているのはそのためです。デザインがカッコいいとかかわいいとか、タイヤが付いていて動かせるので子ども心を魅了するとか、理由はさまざま。
成長すると、ゲームに夢中になったり、アイドルに熱中したり、スポーツに打ち込んだり、好きなものも変化していきますが、中には初志貫徹でそのまま乗り物好きとして成長する人もいます。さらにその中には車の運転に強く惹かれる者も現れます。

アメリカのような大きな国だと、車を持つことは「大きな国を自由に移動できる手段を手にすること」であり、「自由」という、いかにもアメリカらしい精神を体現する象徴にもなります。
ま、日本でも盗んだバイクで走り出すと、自由になれた気がしたりしますが。

とにかく、車は遠くに移動するのに便利な「実用品」ですが、車には車ならではの意味もあり、車は、子どものころに乗り物に対して抱いた魅力も併せ持った存在なのです。同時に、その車の運転にも独自の意味や魅力があります。
その魅力に気付いた人たちは、その運転を職業にしようとします。歌が好きだから歌手になったり、サッカーが好きでサッカー選手になるのと似たようなものですね。

そこで今回は、車を運転することでお金を稼ぐことができる職業を紹介します。

1. トラックドライバー

主にさまざまな荷物を運ぶトラックを運転します。
ひと口にトラックドライバーと言ってもさまざまなタイプがあります。小さな荷物を運ぶ軽トラックから中型、大型、トレーラーと、大きさもさまざまですし、運ぶものによっても箱型、平ボディ、保冷車、タンクローリー、ダンプカーなどがあります。
また、ユニック車、アームロール車など、独自の機能を備えたトラックもあります。
他にも、仕事によって荷を運ぶ距離も違ってきます。
そのため、収入も一概には言えませんが、大型運転免許が必要な大型トラック運転手の平均年収は450万円~650万円とも言われています。
トラックドライバーになりたい場合は、ドライバー専門の求人サイトを活用し、仕事内容や待遇をよく調べてみましょう。
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2. タクシードライバー

主に人を運ぶタクシーを運転します。この仕事に就くには普通第二種運転免許の取得が必要です。
単に車を運転するだけではなく、タクシードライバーとして仕事をするには、乗客を快適に目的地まで運ぶための接客術も必要になります。
また、現在は観光タクシー、福祉タクシー、キッズタクシーなど、プラスアルファのサービスを提供するタクシーが増えています。そのための資格なども必要ですが、仕事のやりがいも増していると言えます。
ちなみにタクシードライバーの平均年収は約300万円と言われています。ただ、タクシードライバーの給与は歩合制であることが多く、中には年収600万円くらい稼いでいる人もいるそうです。
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3. カーレーサー

車を運転する職業の花形とも言えるのがカーレーサーです。
とんでもないスピードで走るので、事故ったときのリスクもエベレスト級ですが、トップレーサーになれば億単位の年収も夢ではありません。
このカーレーサーになるには普通運転免許の他にレースライセンスが必要です。さらにカーレーサーとして成功するには、特別な才能、それを伸ばす努力が必要で、そのハードルは野球選手やサッカー選手並みに高いと言われています。
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4. バス運転士

バスで乗客を運びます。路線バスの運転士と観光バスの運転士に大別できます。
どちらのバス運転士になるにも、大型第二種運転免許の取得が必要です。しかもその取得はかなりな難関になっています。
タクシードライバーのような、1対1の接客ではありませんが、それでも乗客の快適性を優先して考えなければならず、どのみち接客業の要素が強いのがバス運転士の仕事です。単にバスを運転していればいいわけではありません。
このバス運転士の平均年収は約450万円ですが、年齢、経験によっても異なると言われています。
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5. 引っ越し屋

「引越しドライバー」とだけ求人に載っている場合もありますが、必ず引越し作業もしなければなりません。そのため引越作業員兼ドライバーという名称が、最も的確です。
プロドライバーの中でも特に筋力、体力が必要ですが、引っ越し作業そのものは少なくとも2人、多ければ十数人で取り掛かります。ドライバーは基本的に作業員を兼任しますが、引越し作業員全員がトラックを運転するわけではなく、作業専門のスタッフがいます。
ドライバーとしては大型トラック、中型トラック、小型トラックなど、荷物の量などによってトラックを使い分けることがあります。
給料は勤務形態で異なり、正社員の場合、年収は448~512万円くらいだそうです。
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6. テストドライバー

自動車の走行試験(テストドライブ)を行うドライバーです。開発中の車の性能や技術を、実際に運転しながら確認するのが仕事です。
自動車の走行試験は自動車メーカーや、自動車部品のメーカーで行うので、テストドライバーになるにはそういったメーカーに就職します。ただ、入社して配属希望を出したとしても、それが通るかどうかは分かりません。
テストドライバーの年収は550万~650万円程度と言われています。
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7. 運転代行ドライバー

飲酒などの理由で車の運転ができなくなった人の代わりに運転し、目的地に送るサービスを行うのが運転代行ドライバーです。
利用者が指定する場所、時間に、自社の車に同僚と2人で乗り込み、向かいます。指定場所で利用者を見つけたらキーを預かり、2人のうち1人が利用者の車に利用者を乗せて運転します。もう1人は自社の車を運転し、利用者の車に続きます。
運転代行は「乗客を乗せて運転する」ので、タクシードライバー同様に第二種運転免許が必要です。ただ、自社の車を運転するほうは第一種免許だけでできます。
飲酒理由での利用が多いので、夜遅めの仕事が中心ですが、業務体制はシフト制であることが多く、働く時間を自分で選ぶことができます。
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8. 自動車学校の教官

自動車学校で生徒に自動車の運転を教える仕事です。
教官になるには、自動車学校に就職する必要があります。その自動車学校には公認と非公認があり、非公認の自動車学校に就職するのはそれほど難しくないと言われています。
公認の場合、国家資格の教習指導員資格者証を取得しなければいけません。この取得が結構難関だそうです。
この自動車学校教官の平均年収はおよそ320万円~400万円となっています。
ただ、運転を教えるのが仕事ですが、自分で運転することは滅多にありません。
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9. 営業

外回りの営業マンは移動手段に主に車を使います。仕事の1日の多くの時間を、車の運転に費やすと言ってもいいでしょう。
朝から得意先を何軒も車で回ります。もちろん、電車など公共交通機関を利用する営業もいますが、分厚いカタログ、ときにはサンプルなどを持ち運んだりする営業の多くが、社用車を利用します。
昼間の都会で車を走らせる営業の、何と多いことでしょう。
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10. 運び屋

映画にちょくちょく登場するのが、この運び屋です。
大ヒットしてシリーズ化された「トランスポーター」は、広く知られた運び屋の映画です。主人公は依頼によって人や、ヤバい荷物を運びます。
70年代には「ザ・ドライバー」なんて映画もありました。主人公は銀行ギャングや強盗の逃走を請負います。
最近の「ベイビー・ドライバー」の主人公も、強盗の逃がし屋でした。
また、2019年に日本で公開された「運び屋」は、トラックで麻薬を運ぶ男を名優クリント・イーストウッドが演じた映画です。実話が基になっているそうです。

こうした運び屋が日本で実在するかどうかは知りません。
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その他

霊柩車ドライバー、船に車を積み込むドライバーなどの「車を運転する」仕事があります。
霊柩車ドライバーの場合、就職先は葬儀社か、霊柩車を扱っている運送会社です。葬儀社の場合、葬儀の準備なども業務に含まれることが多く、運送会社の場合、霊柩車以外の運転も業務に含まれることがあります。
船に積み込むドライバーは船内荷役業者の仕事の1つです。ちなみに、ほとんどの船内荷役業者の仕事はフォークリフトやクレーンなどを使って荷物を運びます。車の積み下ろしは、そうした仕事のほんの1部と言えます。
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タクシードライバーの未来予想

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少子高齢化が進み、高齢者の比率がどんどん増えています。その中で科学技術はとめどもなく進化し、ことにコンピューター関連の新技術に関しては「もう何が何やら」と、理解をあきらめる昭和世代を増やしていることでしょう。
ほとんどの企業経営者が人手不足を嘆き、多くの60代以上の中小企業経営者が後継者問題に頭を抱えています。
この人手不足問題を科学技術で何とかしようという試みが、自動車の自動運転化です。多くのメーカー、ベンチャー企業がこれに取り組み、試作による実験も行われています。
技術的な課題だけではなく、法整備も絡んでくることなので、実用化がいつ、どんな形で実現するのかは読みにくいところではあります。が、ここはひとつ、古臭い言い方をするなら「空想の翼を広げて」未来を予想してみましょう。
ここんとこ人手不足が続く、自動車関連の職業「タクシードライバー」の未来です。未来予想というより妄想かもしれませんが。

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1. 自動運転タクシーを監視

自動車の自動運転システムの開発が進んでいます。
タクシードライバーのなり手が減少し、現役ドライバーの高齢化が進んでいる現状を考えると、タクシーにも早かれ遅かれ自動運転システムが導入されるのは火を見るより明らか。
すると、タクシー会社社員の仕事は、自動運転タクシーを監視することになります。導入初期には社員が同乗し、何かあればシステムに替わってハンドルを握ることになるかもしれませんが、しばらくすると事務所でモニターを監視しながら1人で数台のタクシーを管理することになるでしょう。
それでも「車の運転や構造」に関する知識は必要なので、免許は持っていなければいけません。運転免許ではなく、自動車運転管理免許とか何とか言うものかもしれません。

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車は自動運転が一般的に

2. 空飛ぶタクシーを操縦

自動車の自動運転システムの開発も進んでいますが、もうひとつ進んでいるのが空飛ぶタクシーの開発です。人が乗れるドローンがあれば可能じゃん、という発想かもしれません。
この空飛ぶタクシーですが、開発中というニュース記事を見ると、やはり「大きなドローン」感がいっぱいです。もちろん、ゆくゆくはこれも自動運転になるのでしょうが、最初は人が同乗するでしょう。操縦者はタクシードライバーというわけです。
とは言え、根本的に自動車とは違うものなので、自動車の運転免許では操縦できません。専用の免許が必要となるわけで、そのための法整備にも時間がかかりそうです。
とは言え、いわば飛行機やヘリコプターのパイロットみたいなものなのでカッコいいです。空飛ぶタクシードライバーは人気職業になるかも。

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タクシーも空を飛ぶ

3. 乗車賃が高騰

とは言え、タクシーが自動運転になったり、空を飛んだりするには法整備もあって、まだまだ時間がかかりそうです。
しかし、タクシードライバーの人手不足は喫緊の問題です。
なぜ、タクシードライバーのなり手が減っているのでしょう。それは「仕事がキツイ割りに収入が低い」と思われているからです。本当は工夫して努力すればかなりの高収入になるのですが、人は「楽して儲けたい」と思いがちで、工夫や努力を避けたがります。困ったものですが、それが人間なので仕方ありません。
何かというと「タクシードライバーなんて底辺職だ」なんて他人をやっかんで悦に入っている人たちだって、工夫や努力を避けたがるという意味では同じでしょう。
そこでタクシードライバー不足を解消するためには、給料を安易に上げるしかありません。多くのタクシードライバーの給料は、稼いだ乗車賃からの歩合制になっています。
ですから、タクシードライバーの工夫と努力なしに給料を上げるには、乗車賃の値上げしか手がないのです。ただ、乗車賃が値上げするとタクシーはますますお金持ちの乗り物になり、庶民から遠ざかるでしょう。タクシー利用者が激減し、タクシーの売り上げも減ってタクシードライバーの給料も減ってしまうので、結局タクシードライバーは増えないかもしれません。
皆さん、タクシーの乗車賃が高騰する前に、どんどんタクシーを利用しましょう。

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タクシー利用者は金持ちばかりに

4. 乗合タクシーが一般的に

タクシードライバーの人手不足によってタクシーの乗車賃が高騰すると、タクシーは一部金持ちの乗り物になります。しかし、少子高齢化は情け容赦なく進行していますから、特に交通インフラの整っていない地方の高齢者など、タクシーの需要は高まる一方です。
すると庶民は、タクシーを利用したい何人かでタクシー1台を利用し、乗車賃を割り勘にします。いわゆる乗合タクシーです。
そのうち、見知らぬ人ともタクシー利用を共有するようになるでしょう。タクシーが見知らぬ誰かとの「出会いの場」になり、やがて恋の花咲くこともあったりなかったりして、それはそれで楽しいかもしれません。

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タクシーが乗合に

5. 妊婦、赤ちゃん連れで無料

くどいようですが少子高齢化が進んでいます。このままいけば人類は滅びます。子孫がいなくなるのですから。こりゃ隣国がうっとおしいとか、大国がやかましいとか言っている場合ではありませんよ。
そんなわけで、昔から「子は国の宝」とは言いますが、まさに赤ちゃんは国家レベルで守るべき存在になるでしょう。妊婦ももちろん同じです。
その一環として、妊婦や赤ちゃんを連れた大人はいろいろなサービスを無料で受けられるようになります。いや、そうしなければいけないのです。何しろ人類滅亡の危機なのですから。
当然、妊婦や赤ちゃんを連れた大人はタクシーも乗り放題です。
今でもキッズタクシー、ベイビータクシーなど、子ども相手、妊婦対応のスキルを持ったタクシードライバーはいますが、そのスキルが二種免許の必須項目になります、きっと。

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赤ちゃんは永遠に

6. 外国人ドライバーが増加

2019年4月、外国人の在留資格に「特定技能」が追加され、外国人が就労できる単純労働の業種が増えました。あいにく、そこにはトラックドライバーやタクシードライバーは含まれていません。
しかし、トラック業界は行政に「トラックドライバーも加えてほしい」と要望を出したようですし、タクシードライバーもいずれ加わる可能性は高いはずです。

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外国人が活躍

7. 人間のドライバーが希少な存在に

とは言え、自動車の自動運転化がどんどん進めば、物流のトラックやタクシーだけではなく、マイカーだって自動運転になっていきます。人は面倒くさがりですから。
今でも運転免許を取得する人が減ってきていると言いますから、自動運転が普及すれば、誰も運転免許なんて持たなくなるでしょう。
ただ、それでも車の運転ってのは楽しいものです。一部マニアが趣味として車を運転することになるはずです。
「車の運転」「伝統工芸」みたいな存在になります。そして「車の運転」という伝統を守り続けるタクシードライバーがいたとしたら、その人は「職人」みたいな存在になるのです。運転技術が優れていれば、国宝になったりして。

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職人ドライバー

8. ロボットドライバーが登場

自動車の自動運転化が進むということは、車を運転するのが人ではなくAIになるということです。いわばロボットです。
人手不足が続くタクシーの現場からも人間のドライバーが消え、ロボットのドライバーが主流になるでしょう。昭和の少年たちが読んだSFの未来世界が現実になるのです。

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ロボットが進化

9. ロボコップが登場

というわけでタクシーは無人になり、AIがタクシーを運転する未来が来ます。
しかし、タクシーを利用するのは人間です。今でもタクシーの無賃乗車、タクシードライバーへの暴行といった犯罪が起こったりしますが、それは無人タクシーになっても同じかもしれません。
すると、タクシー会社や自動車メーカーは対抗策を講じなければいけません。
今でもドライブレコーダーなどが犯罪抑止に貢献していますが、車をAIが運転できるほど科学技術が進化した未来なので、犯罪抑止力も進化しております。
ただ、車内で起こる犯罪を監視するだけではなく、例えば、車内で犯罪行為を行った人間を車内に閉じ込め、そのまま警察まで運んでしまう、くらいのタクシーが登場するかもしれません。ほとんどロボコップです。

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監視社会に

10. ターミネーターが登場

車の運転もAI任せになり、そこから犯罪抑止、犯罪防止、逮捕もAIが行うようになると、AIが社会全体を監視する時代もすぐそこです。
そうすると、そんな監視社会から逃れようと、レジスタント活動に身を投じる人たちも出てきます。人類対AIの戦争が勃発です。一時はAIの攻撃によって人類は劣勢になるのですが、ここに飛びぬけて優れた指導者が現れ、反撃に出ます。
そこでAIはタイムマシンを開発し、ターミネーターを指導者が生まれる前の時代に送り込み、指導者の誕生を阻止しようと企むのですが、指導者の命を受けた1人の戦士がターミネーターを追ってタイムトラベルします。こうして、まさに現代で人類の運命を決める戦いが始まるのでした…、ってタクシーと関係なくなってます。

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ロボットが人類を支配?



トラック運転手の会社選びのポイント

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トラック運転手の平均年収は大体350~486万円で、最大年収は約650万円とも言われ、「やればやっただけ稼げる仕事」にもなっています。
その上、仕事している間は基本的に1人で、隣にはヤボな上司も不埒な同僚もいません。多くのことが運転手自身の自己裁量に任されていて、自由度の高い職業です。
そんなイイことづくめの「トラック運転手の仕事」ですが、もちろんマイナスポイントもあります。「イメージが悪い」「拘束時間が長い」といったところです。
すべての物事には2面性があります。イイところもあれば、悪いところもあるものです。これはトラック運転手に限らず、メーカーの技術者だろうが設計士だろうが、学校教師でも政治家でも、スーパーモデルやハリウッドスターだって、あらゆる職業がそうです。
「やっただけ稼ぎたい」と意気揚々とトラック運転手という仕事に就こうと思う人は「悪い面」もある程度は覚悟しておきましょう。
ただ、後になって後悔しないために、就職する前にできることもあります。それが「適切な会社選び」です。

今回は「トラック運転手になろうという人が知っておくべき会社選びのポイント10選」をご紹介します。多少の参考になるかも。

1. 仕事内容

ひと口にトラック運転手と言っても、いろいろな仕事があります。
コンビニに商品を運んだりするルート配送もトラック運転手ですし、通販の商品を注文した人などに届けるのもトラック運転手です。また、工場に部品を運んだり、工場から製品を運んだり、実にさまざまな仕事があります。
仕事が違うと、作業内容も勤務時間も当然、違ってきます。
運転するトラックも大型、中型、ユニック車、バルク車、パッカー車、タンクローリーなどがあり、トラックのタイプによって運転するのに必要な資格・免許も違ってくることがあります。
「トラックの運転なら何でもイイ」という人は別ですが、仕事を楽しいと思えるかどうかはやはり仕事内容にかかってきます。これはまず必ず押さえておきたいポイントです。

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ユニック車

2. 条件

給料、勤務時間、休日、その他の福利厚生は大切です。どんな仕事のどんな会社でも、必ず押さえるべきポイントです。
これらをきちんと押さえた上で就職してみて、事前の説明と違っていたら、そこはブラック企業です。すぐ辞めるなり、弁護士に相談するなりしましょう。

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ブラック企業は嫌だ

3. 経営状況

就職したは良いが、入社したとたんに会社が倒産したら大変です。
そんな目に遭わないために、あらかじめ経営状況を確認しておくのもいいかもしれません。
経営状況を確かめるには、その企業のホームページでIR情報を見るのが一番手っ取り早いでしょう。とは言え、素人が財務状況を見ても何が何やらかもしれません。

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倒産は嫌だ

4. 法律違反の有無

トラック運転手を雇用する運送会社などの中には、法律を逸脱するブラック企業もあると言われています。それを入社前に判別する手段の1つが、会社の法律違反の有無です。
会社の法律違反の有無はネットニュースになったりするので、検索するなどして調べてみましょう。

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法律違反はいけません

5. 資格

トラック運転手の仕事にはさまざまなものがあり、運転するトラックにもいろいろなタイプがあります。そしてトラックのタイプによって、運転するのに必要な資格・免許が異なってきます。
トラック運転手になる前に「自分がやりたい仕事にはどんな資格や免許が必要か」をしっかり調べておきましょう。
また、会社によっては資格や免許の取得を支援してくれるところもあります。その場合でも、とりあえず取得資金を会社が立て替えてくれて、後は給料からの天引きで支払っていくのか、全額を会社が負担してくれるのか、一部を負担してくれるのか、これまた会社によって支援の内容も変わってくるので、しっかり確認することが大事です。

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必要な資格を確認

6. 規模

会社の規模も、実際に働く上では重要な要素になります。簡単に言うと、その会社が零細か中小か、大企業かどうかということです。
会社の規模を判別するには「資本金」「従業員数」「上場しているかどうか」を確認することです。
大企業であれば、給料は安定していて福利厚生もしっかりしています。中小や零細には、給料が多い月があったり少ない月があったり、仕事の量によって違ってきたり、休日が少ない月があったり、という会社もあります。
もちろん物事には2面性があります。すなわち、大企業は就職するのが難しかったり、入社してから研修期間が長かったり、自由度が低くかったりもします。中小や零細は、文字通り「やればやっただけ稼ぐ」ことができたり、就職しやすかったり、職場がアットホームだったり、自由度が高かったりします。

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会社にもヒエラルキーがあります

7. 経営理念

仕事する上で「同じやるなら仕事することでこんな社会貢献に役立ちたい」など、自分のポリシーやモチベーションのよりどころとなるものが、その会社の経営理念です。これはたいていの会社がホームページで公開しているので、確認してみてください。
経営者の考えを凝縮したようなものでもあるので、入社する前に会社を知るための大きなヒントにもなるのが経営理念です。

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経営者に理念はあるか

8. ワークライフバランス

福利厚生などの条件に近いものでもありますが、会社が従業員のワークライフバランスをしっかり考えているかは重要です。
ワークライフバランスとは、従業員の私生活と仕事とのバランスです。従業員が仕事にも私生活にも充実感を得られてこそ「ワークライフバランスがしっかり取れている」と言えます。
「会社ってそんなことまで考えなきゃいけないの?」と驚く人もいるかもしれませんが、人は私生活が充実してこそ仕事に力を発揮できるので、近年は会社経営において「従業員のワークライフバランス」は大きな課題になっているのです。

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バランスは取れているか

9. 風土

職場の雰囲気です。
基本的にトラック運転手は「仕事は1人」なので、同僚にどんな人がいても関係ないっちゃー関係ないのですが、それでも嫌なやつはいないにこしたことはありません。そして同僚たちと合う合わないが、職場の雰囲気を大きく左右します。
面接や職場見学のときにしっかり見極めましょう。とは言え、やはり実際に働き始めてみないと分からないかもしれません。

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雰囲気が良い職場

10. 好み

職場の雰囲気も含め、その会社が自分に合う合わないは「好み」の問題かもしれません。
ここで、自分の「好み」とは何か、改めて考えてみましょう。それは「自分はどんな人間なのか」を考えることにもなります。
「自分はどんな人間で何をしたいのか」が分かると、仕事探し、会社選びにおいてそれを指針とすることができます。就職して壁にぶち当たったときも、ブレない「軸」となるはずです。

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自分は何者なのか?