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なぜ、大卒でトラックドライバーになる人が増えているのか?

大学を卒業

トラックドライバーを採用するとき「年齢不問」「学歴不問」「職歴不問」としている会社が増えていると言います。
本音を言えば、年齢は若いほうが良いでしょうし、車を運転する職歴があってせめて中型運転免許くらい持っていたほうが、会社としてもありがたいかもしれません。
ただ、学歴をとやかく言う会社は少ないのではないでしょうか。実際、トラックを運転して荷を届けるというトラックドライバーの仕事に、数学の高度な問題を解く能力、日本の歴史の詳しい知識はあまり必要ありません。ま、そういう学問の知識や経験は、人生を豊かで楽しくはしてくれますが、社会の多くの仕事ではあまり役立ちませんけど。
しかし、実際にはトラックドライバーを志す、大学の卒業者が増えているとか、いないとか。


1. 正社員は安定収入だから

大企業に就職して一生安泰という、ひと昔前の「夢のサラリーマン人生」の幻想は、現代社会では潰えました。
若いうちは「人生は挑戦だ」とばかりにベンチャー企業に就職する人もいますが、ベンチャー企業は早ければ1~5年で倒産してしまう可能性もあるとか、ないとか。
しかし、トラックドライバーも正社員となると、安定収入が実現します。大学は出たけれど、なかなか安定収入を実現できそうにないという若者がトラックドライバーになりたがるのも無理はありません。

収入

2. 就職がそれほど難しくないから

ひと昔前までは、トラックドライバーとして就職するにも中型運転免許が必要でした。トラックドライバーとしての経験者が優遇されていました。
しかし、今は普通自動車運転免許やる気責任感があれば、中型運転免許大型運転免許は入社後、会社の支援を受けながら取得できるという会社が増えています。
塾に通い、毎日深夜まで勉強し、苦労して大学に入学した人たちは、会社に入るのにそういう苦労なんかもうしたくないと思ってしまいます。そのため、就職のハードルが低いトラックドライバーになろうとするのかもしれません。

免許

3. トラックの運転が好きだから

もともとトラックドライバーには「車の運転が好きだから」「トラックが好きだから」「カッコいいトラックドライバーに憧れていた」という理由で、トラックドライバーになった人もいます。
そんな人が、たまたま大学に入り、卒業して就職先を探す段階で、やはりもともと好きだったことを動機にトラックドライバーになることを選択することもあるでしょう。

運転

4. 月給30万円以上を得たいから

大学を出たからと言って、誰もが月給30万円以上の有名会社に就職できるわけではありません。しかし、大学を出たからには、やはりせめて月給30万円以上を確保したいと思う人は多いでしょう。
そんな人が月給30万円以上をキーワードに仕事を探すと、トラックドライバーが見つかったりして、そのまま就職するわけです。

月給

5. 貯金を増やしたいから

月給30万円以上を確保したい人が、月給30万円の会社に就職しても、毎月30万円くらい使ってしまって、貯金するのはなかなか難しいかもしれません。
しかし、トラックドライバーの給料は歩合制になっていることが多く、頑張れば月給50万円も夢ではありません。そうなれば貯金もできるでしょう。

貯金

6. コミュニケーションが苦手だから

数学の難しい問題を解いたり、歴史上のできごとを暗記したり、英語の文法を学ぶのに、必ずしも誰かとコミュニケーションを取る必要はありません。自分で参考書を開き、問題集に挑めば良いわけです。
つまり、大学に入学するのに、あまり誰かとコミュニケーションを取る必要がないわけです。当然、コミュニケーションが苦手な大学生もいます。
そんなコミュニケーションが苦手な大学生が、今度は就職しようとすると、会社は当然コミュニケーションをうまく取れるかどうかを採用の基準の1つにします。多くの仕事でコミュニケーションは必要だからです。
しかし、基本的に1人で仕事をするトラックドライバーは、誰かと接することが少なく、一部には「人間関係のストレスが少ない仕事」などともてはやされています。
コミュニケーションが苦手な大学生の多くが、トラックドライバーになりたがる可能性は高いと言えます。

コミュニケーション

7. 一度はやってみたい職業だから

トラックドライバーは荷を運ぶことで人々の生活や企業の経済活動を支えています。トラックドライバーがいなければ国は止まります。
そんなトラックドライバーは今日もトラックを運転し、どこかに荷を運んでいます。トラックドライバーが運転するトラックを見ない日はないと言っても良いでしょう。
毎日走るトラックを見て、トラックドライバーの仕事に興味を持つ若者もいるはずです。そして、一度はあんな大きなトラックを運転したいなんて思ったりします。
そんな若者がトラックドライバーの仕事に就いたりすることがあるわけです。

「やってみたい!」

8. 就活に時間をかけたくないから

就職活動に多くの時間をかける人もいれば、短時間でさっさと済ませたいと考える人もいます。
トラックドライバーの求人は多く、いろいろな会社、いろいろな種類の仕事があります。勤務地や勤務形態、待遇、仕事の内容など、気になることを検索すれば、すぐに「こんな会社に入りたい」と思えるような会社が見つかるでしょう。
さっさと就職先を決めてしまいたいと思う人は、きっとドライバー専門の求人サイトを活用してトラックドライバーの求人を探すに違いありません。

短時間で済ます

9. 年間休日100日が魅力だから

働いてしっかり稼いでも、そのお金を使えないのなら意味はありません。せめて年間休日は100日以上は欲しいものです。休日にしっかり楽しみ、気分をリフレッシュしてこそ、仕事でも頑張ることができるのです。
そんなわけで、年間休日が100日は欲しいという人は、年間休日100日以上が保障されているトラックドライバーの仕事に就きます。もはや大卒かどうかは関係ないかもしれません。

休み

10. 会社が積極的に採用してくれるから

学歴不問で求人を出すことが多いのが、トラックドライバーを採用したい運送会社です。
ただ、会社は何も「大卒は来なくて結構」と思っているわけではありません。大卒だろうが、高卒だろうが、中卒だろうが、運転免許やる気責任感がある人を採用したいと思っているはずです。
中でも若い人はノド手です。
若い人は仕事の覚えも早く、しかも若いのでこれから長く勤めてもらえるからです。
そんなわけで、トラックドライバーを採用したい運送会社は大卒の若者も積極的に採用したいのです。

ノド手

最後に

そんなわけですから皆さん、大学を卒業したらトラックドライバーになりましょう! え? 何ですって? せっかく苦労して大学に入ったのに、その苦労の甲斐がなくなる? トラックドライバーになって苦労を生かせるか、無駄にするかは自分次第ですよ。

「あなた次第です!」