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もしも、ある日突然、トラックドライバーになりたくなったら

ふと、ひらめく

人は自分の人生をうまくコントロールしようとしますが、人生には思いがけないことが起こったりします。
もちろん、中には「これまで自分で考えた通りの人生を歩いてきた」と豪語したい人もいるでしょう。しかし、どんな人だって、明日はどんなことがその身に起こるのか、分からないものです。
有名大学を出て有名企業に就職し、母親が近所に自慢話をしたくなるような人生の人も、日々の営業ノルマや上司の昭和なやり方、同僚の無気力で無責任な働き方にストレスを感じ、ふと「これが本当に自ら望んだ人生だったのだろうか。もしかしたら親が望んだことに応えただけで、本当は他にしたいことがあったのでは」なんて考え始める、かもしれません。
そんな毎日を、特に深い考えもなく無為に過ごしていると、ある日突然、突拍子もない考えが頭に浮かぶのです。


1. 求人サイトをチェック

トラックドライバーになりたくなったら、まずは求人サイトをチェックしましょう。ドライバー専門の求人サイトが良いでしょう。
トラックドライバーの仕事にもいろいろな種類があります。どんな仕事があって、どんな会社があるのか、求人サイトで調べてみることが必要です。気になる仕事、気になる会社が見つかったら、さらにネット検索で調べましょう。
いろいろな仕事、いろいろな会社をチェックするときは、そこで働く自分の姿を想像してみると良いかもしれません。

調べる

2. 運転免許を取得

求人サイトで気になる仕事、気になる会社が見つかったら応募条件は必ず確認しなければいけません。
トラックドライバーとして働くためには、大型トラックを運転する仕事なら大型運転免許、中型トラックなら中型運転免許が必要になります。
今は少子高齢化もあって多くの業界が人手不足になっていて、トラックドライバーも人手不足が続いているので、トラックドライバーの求人は多くなっています。トラックドライバーとして就職するハードルも低くなっています。
昔は、大型トラックの仕事であれば大型運転免許所持者しか採用しなかったものですが、今は入社時、または入社後に大型運転免許の取得を支援してくれる会社も増えました。
それでも、面接時に大型や中型の運転免許を取っておいたほうが有利ではあります。少なくとも普通自動車運転免許くらいは取っておかないといけないと、思ったほうが良いでしょう。

免許は必要

3. 健康管理を始める

トラックドライバーに必要なのは運転免許やる気責任感体力です。
トラックドライバーの仕事は体力仕事でもあります。この体力維持体力向上に必要なのが健康管理です。
昔から「健康だけは自慢だった」という人は良いかもしれませんが、そうでもないなら、トラックドライバーになろうという人は今日からでも健康管理を始めましょう。栄養バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動を続けることです。

体を鍛える

4. 仕事の種類をチェック

トラックドライバーの仕事にはいろいろな種類があります。
大型トラックで遠方まで荷を運ぶ長距離トラックの仕事、コンビニやスーパーなど、地域のチェーン店などに商品を運ぶルート配送、いわゆる宅配便を運ぶ仕事など、いろいろです。ひとくくりにトラックドライバーと言っても、仕事によって給与だけではなく、生活のリズム、必要な運転免許など、いろいろ違ってきます。
自分の適性を振り返ってみて考え、どの仕事が一番しっくり来るかを見極めると、働き始めてから「思っていたのと違ってた」と困惑しなくて済むかもしれません。
もちろん、想定外のことが起こって、その想定外がむしろ自分にとってプラスになる、なんてこともありますけど。

宅配便の配達

5. 自分の希望を書き出す

自分の適性を振り返るのであれば、例えば自分が仕事に対して望むもの、好きなことなどを具体的に書き出すと、どんな仕事が合っているか明確になって良いかもしれません。合わせて「苦手なこと」も書き出すと、より明確になるでしょう。
ベタですが「運転が好き」「人付き合いはわずらわしいと思うけど、人と話すのは好き」「できるだけたくさん稼ぎたい」「集中力には自信がある」なんて書き出したら、恐らくトラックドライバーの仕事に向いています

書き出す

6. 再び求人サイトをチェック

ここまで来たら、再び求人サイトを開いてみましょう。
この段階なら、もう具体的にどんな会社でどんな仕事をしたいか、固まった人もいるはずです。自分の志向に合った会社を探すことができるかもしれません。
まだ具体的に固まっていない人も、いろいろな求人を見ているうちに気持ちが固まってくる可能性があります。

検索

7. 気になる会社をチェック

トラックドライバーの仕事内容、トラックドライバーとして仕事をする条件、トラックドライバーが働く会社など、気になることを調べ、分かってきたら、ここらで就職する会社を絞り込んでいきましょう。
仕事内容、応募条件、向き不向き以外にも会社の規模社内の雰囲気社員数労働環境など、細かくチェックすることをオススメします。通勤に便利な場所が良いですし、これを機に引っ越す手もあります。いろいろチェックすることがあるのです。

職場の雰囲気

8. 気になる求人に応募

就職したいと思える会社が見つかったら求人に応募しちゃいましょう。
こういうことはタイミングが大事かもしれません。応募が遅れると求人が終わってしまうかもしれません。どこかブラックめいた会社は従業員が長続きしない傾向にあるので、ひっきりなしに求人を出すこともあり得ますが、人気がある会社だと、欠員が埋まるとしばらく求人を出さない可能性も高くなります。
ただ、タイミングが遅れたことでまた別のラッキーに巡り合うこともあります。人生ってそんなもの。

タイミングを外すと乗り遅れるが

9. 面接に備える

求人に応募したら面接に備えます。
アピールポイントを整理し、清潔な身だしなみも確認して面接に臨む必要があります。その準備をしましょう。
事前に職場の雰囲気を知るために、会社を見に行ってみるのも良いかもしれません。

身なりを整えよう

10. 覚悟を決める

準備ができたら覚悟を固めましょう。もちろん、面接は会社と採用希望者のお互いがお互いを知るためのものなので、会社が「来てほしい」と思ってもこちらが「遠慮します」という結果になることもあります。
それでもできるだけ「ここで働きたい」という意欲を持って面接に臨むほうが良いでしょう。
そして採用が決まり、自分としても「ここで働こう」と決めたら、いよいよ覚悟を固めましょう。
何しろトラックドライバーは責任重大な仕事ですから。

覚悟を決めた顔