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トラックドライバーとして高収入を得るには

たくさん稼ぐ

タクシードライバーの給料は歩合制なので、「やればやるだけ稼げる職業だねえ」などとからかわれることがあります。ただ、やらなければ大して稼げないということも忘れてはいけません。たくさん稼ぐにはタクシードライバーの工夫努力が必要なのです。
トラックドライバーも給料が歩合制になっていることが多く、同様です。ただ漫然とトラックを運転しているだけでは、高収入を得ることはできない、のかもしれません。


1. 長距離仕事を選ぶ

トラックドライバーに限らず、世の中の仕事は大変であれば大変であるだけ給料は高くなっています。弁護士や医師が高収入なのは、仕事が過酷なのはもちろん、弁護士や医師になること自体も大変なので、致し方ないと言えるのです。
トラックドライバーの仕事も同様で、トラックドライバーの仕事の中でも「より大変」だと言われる部類に入る長距離の仕事は、トラックドライバーになったからには目指すべき花形であり、高収入です。
実際、トラックドライバー全体の平均年収は400万円台ですが、長距離トラックのドライバーの中には年収1000万円くらいを稼いでいる人もいるようです。

遠くまで荷を運ぶ


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2. フォークリフトを操る

トラックドライバーとしてガンガン稼ぎたい多くの人が長距離の仕事に就こうとします。長距離の仕事に使われるのはほとんど大型トラックなので、中型自動車免許は持っているものの大型自動車免許は持っていない人は、長距離の仕事に就けないということになります。
というわけで、多くの人が大型自動車免許を取得しようとするわけですが、医師が医師免許を持って初めて医師として高給取りになるのと同様、トラックドライバーもいろいろな資格を持つことで、それがないとできない仕事に就き、たくさん稼いでいくわけです。
フォークリフトもその1つです。フォークリフトを操縦するには、講習を受けなければいけませんが、フォークリフトを操縦する仕事を受けるだけでも、収入は上がります。
また、トラックドライバーは他にもいろいろな資格を取ってキャリアアップし、収入をアップさせていくのです。

フォークリフト

3. タンクローリーに乗る

トラックドライバーとしてのキャリアアップの1つに、タンクローリーのドライバーになるというものがあります。
タンクローリーの運転そのものには、特別な免許は要りません。大型車なら大型自動車免許、中型車なら中型自動車免許、トレーラートラックタイプならけん引免許があれば運転できます。
ただ、ガソリンなどの危険物を運ぶ場合は危険物取扱者、毒物を運ぶには毒物劇物取扱責任者、高圧ガスを運ぶには高圧ガス移動監視者講習の修了が必要です。ちなみに危険物取扱者高圧ガス移動監視者は、ドライバーがその資格を持っていなくても資格を持っている同乗者がいれば良いのですが、人手不足が止まらない物流・運送業界で、そういった同乗者は難しいですし、また、ドライバー本人が資格を持っているからこそ高収入になるのであって、同乗者に任せていたら元も子もありません。
とにかく、そうした資格を持つことでトラックドライバーは高収入を得ることができるわけです。

タンクローリー

4. 荷役が手作業の仕事を選ぶ

トラックドライバーの仕事の大半はトラックの運転です。
ただ、荷の積み下ろし、いわゆる荷役作業をトラックドライバーが行うこともあります。荷役作業は本来トラックドライバーの仕事ではないのですが、サービスとして行っているうちに慣習化したようです。もちろん中には、荷役作業をしない仕事もありますし、フォークリフトなどの機械を使う荷役作業もあります。
ただ、仕事のキツさでは手作業による荷役はかなりなものなので、手作業の荷役がある仕事は、多くのトラックドライバーが避けたがります。
ただ、その分、給料も良かったりするので、高額給料を手にしたいトラックドライバーは、あえて手作業の荷役がある仕事を選びます。

手作業

5. ハードな仕事に挑む

手作業による荷役がある仕事以外にも、キツイ仕事、ハードな仕事はあります。
例えば、スケジュールがキツイ扱いが厄介な荷を運ぶ、などです。
こういう、人が避けたがる仕事をバンバン引き受ければ、収入もグングン上がるでしょう。

キツイ

6. 給料の多い会社を選ぶ

トラックドライバーの給料は仕事によって違いますが、歩合制なので、その歩合率によっても違ってきます。同じ仕事をしても、当然、歩合率が良いほうが、トラックドライバーが手にする金額も違ってくるわけです。
そして歩合率は勤務する会社によって違います。
トラックドライバーという職業を選んだ後、会社を選ぶことになるわけですが、そのとき、会社の雰囲気や勤務地、待遇など、いろいろな要因を考慮して絞り込んでいくことになります。とにかく高収入を目指すという人は、より給料が多い会社を選びましょう。
入社後、こんなはずじゃなかったと後悔しないように気をつける必要があります。

選ぶ

7. マッチョなタフガイになる

トラックドライバーとして、今月は給料が高ったが、翌月は下がってしまった、などと変動が多いと、生活するにも不安が出てきてしまいます。
やはり多くの人が安定して高収入を得たいと考えるのではないでしょうか。
トラックドライバーは体力仕事でもあります。今月は体調が万全でたくさん稼いだものの、体調を崩して翌月はあまり仕事できず、収入が伸びなかったとなれば、かなり残念です。
体力仕事を毎月、きちんと続けていけるよう、日ごろから体調管理に努めながら身体を鍛え、マッチョなタフガイになりましょう。
きっと、安定した高収入をキープできるはずです。

マッチョ

8. 精神鍛錬する

トラックドライバーとして高収入をキープするには、ハードな体力仕事を続ける必要があります。
そしてそのためには、身体を鍛えてタフガイになるとともに、安全運転にも努め続ける必要があります。
これらのことを成功させるには、精神的にもタフにならねばなりません。精神も鍛えましょう。

修行中

9. とにかく安全運転

トラックドライバーとして高収入をキープするのに大切なのは、何だかんだ言って、やはり安全運転です。
トラックドライバーはトラックを運転することが仕事なので、常に交通事故のリスクを負っています。そして交通事故を起こしてしまえば、時間やお金を取られてしまうかもしれませんし、ケガをしたり、命に関わる事態になることもあります。
というわけで、トラックドライバーとして高収入をキープするには、何が何でも安全運転に努めなければいけないのです。

交通事故は避けよう

10. 副業に手を出す

いろいろ資格を取ってハードな仕事を続けながら交通事故も起こさず、高収入を得てきても、もし、まだ物足りないと思うのであれば、副業に手を出しましょう。
せっかくトラックドライバーなので、トラックドライバーの日常をブログにアップしたり、トラックドライバー系YouTuberになって広告収入を得るのも1つの副業です。
収入に結びつけるのもまたひと苦労ですが、迷惑系には走らないほうがよろしいでしょう。
荷待ち時間にいろいろ考え、荷待ち時間にスマホなんかで作業できて収入に結びつくような副業も考えてみましょう。
どちらにしろ、副業OKな会社でなければできませんが。

スマホを活用


最後に

トラックドライバーになってたくさん稼ぎましょう

たっぷり稼ぐ

世界のトラックドライバー

ドライバー

「ところ変われば品変わる」という言葉があります。たとえ同じ日本という国の中でも、土地が違えば、風俗・習慣も結構違うということです。珍問、奇問に大疑問、解ければ楽しパラダイスなのです。
荷を運ぶ物流の仕事は、当然世界各国に存在します。つまり、トラックドライバーも世界各国にいるわけです。
トラックドライバーの人手不足は世界各国でも大きな問題となっているようです。


1. イギリスでは

イギリスでは年収1000万円を超える求人もあるそうですが、人手不足は相当深刻なようです。
深刻だからそれだけ高額給料を提示しているということでしょう。
イギリスのトラックドライバー不足が深刻なのは、EU離脱の影響とも言われています。EUとは欧州連合のことで、これに加入していると、他のEU加入国から就労ビザなしに、イギリスに働きに来ることができました。実際、それまではイギリスで多くの外国人がトラックドライバーとして働いていたのですが、EU離脱によって彼らが自国に帰ってしまったわけです。
そんなわけで、トラックドライバーとして働くなら、高額給料の求人があるイギリスも選択肢としてはアリかもしれませんが、英語を話せないと話になりませんし、ビザも必要ですし、イギリスの文化・習慣・税制も受け入れる覚悟が必要です。

イギリス

2. 中国では

中国のトラックドライバーも、日本同様に高齢化が進んでいるようです。36歳~45歳がトラックドライバーのほぼ半数を占め、46歳以上は増加傾向、35歳以下は減少傾向なのだとか。
また、2021年のニュースでは、中国で交通違反に科せられる罰金の総額が前年は約5兆1000億円に達していて、これはトラックドライバーにとっても他人事ではなく、ささいな交通違反への高額な罰金に抗議の声が上がっていると伝えていました。

中国

3. インドネシアでは

多数の島で構成される群島国家であるインドネシアでは、物流はとても重要です。また、近年、経済成長が著しく、物流・運送の需要は爆上がっていると言います。ただ、多重下請け構造化しているそうです。そのため、業務の非効率化労働環境の悪化が起きているかもしれません。
ちなみに10年以上前には約11kmに渡り、大型トラック2000台が巻き込まれる大渋滞が1週間も続いたというニュースがありました。著しい経済発展非効率な労働環境の影響かもしれません。

インドネシア

4. スイスでは

スイスは鉄道王国だそうです。面積は九州よりやや小さいにもかかわらず、路線距離は5380kmで九州の約2倍あり、スイスでは「どこでも16km歩くと鉄道がある」のだとか。
そのため、国の政策としてトラック輸送を減らし、鉄道輸送へのシフトを積極的に行っています。
ですから、トラックドライバーは失業する、ということではなく、ドライバーの負担が減り、同時に二酸化炭素の排出量も減りガソリン価格高騰の影響も少なくなり、万々歳というわけです。

スイス

5. ブラジルでは

一方、ブラジルでは、国内輸送貨物全体に占めるトラック輸送の割合は、5年ほど前の集計では6割に達していたそうです。トラックドライバーがいなくなればブラジルの物流は危機的状況に陥るレベルです。
その5年ほど前には、ディーゼル油高騰への抗議としてトラックドライバーがストライキを起こし、全国で生活必需品が不足し、農園では飼料不足で家畜が死ぬ事態まで勃発。国内経済が大打撃を受けました。

ブラジル

6. インドでは

インドは、中型、大型の販売台数が日本の3倍~4倍もあるそうです。まさに「トラック大国」の様相を呈していると言えるのではないでしょうか。
そんなインドも他の国同様にEコマースの普及によって物流量が激増し、トラックドライバーも人手不足状態。4年ほど前の記事では「労働時間の上限がない」などとも書かれていて、過酷な労働環境が想像できます。

インド

7. アメリカでは

だだっ広い大陸の国、アメリカでも陸上輸送はとても重要ですが、その反面、やはりトラックドライバーは不足気味のようです。何でも、「コレだけは要る」という数に比べて約8万人が不足しているのだとか。
日本同様、高齢化が進み、若いなり手が減っているそうです。
そんなアメリカのトラックドライバーの平均年収は約530万円日本より少し上です。
それでもなり手がなかなか集まらないので、賃上げに踏み切る会社が増えていて、ウォルマートが初年度年収の上限を約1400万円に引き上げると発表したことは日本でもニュースになりました。

アメリカ

8. メキシコでは

メキシコと言えば映画の影響で「犯罪件数の多い、麻薬大国」なイメージ強いですが、実際はアメリカの平均より犯罪件数も少なく、真夜中でも多くの飲食店が営業しているそうです。
とは言え、大統領も暴力犯罪の抑止には苦戦していて、2015年から2022年半ばまでに6万1806件の暴力的なトラック貨物強盗事件が起きたと言われています。

メキシコ

最後に

というわけで、やはりトラックドライバーになるなら日本!、かもしれません。

日本

女性ドライバーが増えることのメリット

大正時代


今でこそ夫婦共稼ぎは全く珍しくない時代になりましたが、100年ほど前、大正時代にも会社で働く女性はいました。職業婦人なんて言われ、ちょうどそのころ増え始めたようです。
とは言え、いわゆる「女性の社会進出」なるものはまだまだ進んでいないのがこの令和の現状です。そもそも「女性の社会進出」などという言葉が必要なくらいですから。
さて、そんな中、2018年、つい数年前の厚生労働省による労働力調査では、道路貨物運送業、つまり職業ドライバー業における女性従業員の割合はわずか2.3%でした。「ごくわずか」です。女性ドライバーが増えれば、雇用する会社のほうにもいろいろなメリットがあるのに、全くもったいない話です。


1. 人手不足の解消

少子高齢化によって多くの業界で若い新入社員を取り合うようになっています。従来、職業ドライバー業界はどこも「若い男性」に向けた求人展開に力を入れてきたわけですが、「女性の社会進出」なるものがまだまだ進んでいない日本では、要するに「若い男性」の取り合いになっていました。
つまり、「幅広い年齢層の女性」に向けての求人をアピールする余地が残っているのです。
路線を変更して「若い男性」だけではなく「幅広い年齢層の女性」を積極的に採用すれば、求人枠も早々に埋まっていくかもしれません。

幅広い年齢層

2. 雰囲気が良くなる

職業ドライバーの会社は中高年以上の男性が社員の大半を占めているため、全体の雰囲気はとても武骨になっています。
そこに1人でも女性ドライバーが入れば、社内の雰囲気も変わります。女性にも武骨な人はいるかもしれませんが、少なくとも男性よりは柔和です。
また、社内に女性がいるということで、男性も異性を意識し、言動も多少はおとなしくなることが期待できます。

明るい職場

3. 荷主にも歓迎される

女性が男性に与える影響には大きなものがあります。それは社内だけではなく、対外的にも同様です。荷の届け先の担当者も、武骨な男性が荷を届けに来るより、柔和な女性が来たほうが和みます。
また、繊細な人が多いのが女性の特長になっていますから、まさに繊細で気配りの行き届いた女性が荷を安全に、ていねいに運ぶと、荷主の評価も格段に上がります。
もちろん、繊細で気配りの行き届いた男性もいますけどね。

柔和な女性の笑み

4. ミスが減る

女性が細やかな仕事振りを見せると、それはベテランの中高年男性社員たちにも大きな刺激になります。
例えば女性トラックドライバーが全日本トラック協会による全国トラックドライバー・コンテスト女性部門優勝したりすると、今までコンテストに参加しなかった男性も積極的に挑戦するようになるかもしれません。
男性ドライバーたちの仕事振りも向上し、会社全体としてミスが減るわけです。

コンテスト

5. 営業力がアップする

作業や目のつけどころが細やかで配慮が行き届く人が多いのも、なぜか女性の特長になっています。細やかで配慮が行き届く男性も多いはずですが、それはともかく、女性は会社にとって重要な戦力となります。いろいろな場面に女性ならではの視点から多様な提案がなされれば、営業力強化・経営向上につながるそうです。
確かに、女性の物腰柔らかな言動によって取引先とのコミュニケーションがうまくいくこともあります。

女性の目

6. 誰もが働きやすくなる

女性ドライバーを雇用するとなると「女性が働きやすい職場環境」を整える必要があります。女性用トイレ、女性用更衣室の設置はもちろん、分煙の配慮、育児中の女性のための勤務体系の見直しなども必要です。
会社としては大改革かもしれませんが、「女性も」働きやすいということは「誰もが」働きやすいということです。中高年男性にも歓迎される職場環境になり、従業員全体の士気が上がります。

大改革

7. 若い男性社員が増える、かも

女性は職場に清潔感を求めますが、それは若い男性も同様です。
女性が働いている職場だということは、若い男性にも「働きやすい職場」だということをアピールすることにもなります。

清潔な環境

8. 企業イメージがアップする

今はいろいろな業界で「労働環境の改善」が進められています。逆に労働環境が悪いと、すぐに叩かれます。
女性も含め「誰もが働きやすい職場」になると、企業イメージもアップします。イメージがアップした企業が業界全体に増えると、業界全体のイメージもアップします。
職業ドライバー業界全体のイメージがアップすると、求人にも多くの人が殺到するでしょう。

殺到

9. 定着してくれる

日本ではまだまだ「育児は女性がするもの」という風潮が一般的で、男性にとって育児は「協力するもの」であり「2人で一緒にするもの」という感覚が希薄という、何とももったいないとしか言えない状況です。そんなこともあり、育児中の女性の中でも特にシングルマザーは、長く安定的な収入を得たいと強く思っています。
そのため、正社員としてできるだけ長く勤務しようと考えます。こういう思いの人を放っておくのは、それこそもったいない話です。正社員の求人に応募してきた女性はガンガン採用し、ドライバーとしてドンドン仕事してもらいましょう。

育児

10. 日本が平和になる

女性の社会での活躍が一般的になり、どの業界でも誰もが働きやすい職場環境が普遍的になれば、日本も少しは住みやすくなるでしょう。
もしかしたら、女性の政治家も増えるかもしれません。そうすれば、日本も平和への第一歩を踏み出せるはずです。

平和な日本

女性ドライバーが増えることでのデメリット

働く女性

2018年、つい数年前の厚生労働省による労働力調査では、道路貨物運送業、つまり職業ドライバー業における女性従業員の割合はわずか2.3%だったようです。どの業界でも人手不足が問題視されている中、女性ドライバーが増えれば、雇用する会社のほうにもいろいろなメリットがあるのにもったいない話です。
もったいない話ですが、世の常としてメリットがあるということはデメリットもあるのです。もしメリットしかなかったら「そんなバカな話があるものか」と大勢が考え、そのメリットを信用してくれないでしょう。
しかし、女性ドライバーが増えることにはちゃんとデメリットもあるのです。

1. 職場環境を整備しなきゃいけない

職業ドライバーの業界、すなわちトラック輸送、タクシー、バスなどのドライバーは従来「男の職業」で、ドライバーのほとんどが男性でした。
そこへ女性を増やそうというのですから、いろいろ変えなければいけません。これは結構大変です。それまで多少ブラックな職場環境で、そこで長い男性たちが「こんなもんか」と思って働いていたとしても、きちんとホワイトな職場環境に改善しなければいけません。
ブラックな企業ほど大変なわけです。

白と黒

2. 女性用の設備を設置しなきゃいけない

「男の職場」であった会社にも事務員の女性はいたかもしれないので、女性のためのトイレはあったでしょう。しかし、ドライバーとして雇用し、割合を増やしていくなら、女性用のトイレも増設する必要があります。
それだけではなく、女性用更衣室も必要ですし、化粧したり化粧を直したりできるスペースも必要になります。
それだけ設備を増やすのも、経営規模が小さい会社にはかなり大変です。お金をかけない工夫を考えなければいけませんが、工夫を考えるのも大変には違いありません。
工夫できない会社ほど大変かもしれません。

化粧

3. 正論を言われなきゃいけない

夫婦ゲンカで正論を言うのは、決まって女性です。「いや、そんなことはない! 俺のほうがいつも正しい」と言い張る男性もいるかもしれませんが、冷静に考えれば分かります。
女性はいつも正論を言います。それは職場でも同じでしょう。
男性同士の場合は相手の立場、自分の立場などをいろいろ考慮して「言わずもがな」で済ましたりもします。しかし、女性はそうはいかない、かもしれません。
そして男性は「慣例」を重視して「正論」を無視しがちです。女性が気づいた業務の改善点などを見逃さずに改善に取り組んでいけば、会社の業績が上がる可能性もあるでしょう。無視してしまえば、経営の改善も滞ってしまうことになります。
「慣例」「慣習」にこだわる、古い価値観の会社ほど大変です。

男は負かされる

4. 勤務体系を見直さなきゃいけない

昭和の昔は「寿退社」がもてはやされました。女性社員は結婚すると退職することが当たり前だったわけです。
もちろん、今も結婚を機に専業主婦となる女性はいます。人それぞれです。
しかし、結婚後も仕事を続ける女性が増えました。増えましたが、フレックス勤務を希望したり、転勤を嫌がったり、働き方を変える人はいます。
一般企業では当たり前にもなってきましたが、職業ドライバーの会社も、従業員が人生それぞれの節目に対して柔軟に勤務体系を変えられるような会社になっていく必要があります。
これも「慣例」「慣習」にこだわる、古い価値観の会社ほど大変に違いありません。

人生の節目

5. 発言に気を使わなきゃいけない

「男の職場」だった職業ドライバーの業界はいわば「男の世界」です。そこにいるのは男性だけです。
そこには男同士の軽いどつき合いやら軽い下ネタジョークが飛び交っていたかもしれません。しかし、女性従業員が増えた職場でそんなことがあると「セクハラ」と言われかねません。気軽に下ネタも言えなくなりますし、ちょっとしたスキンシップもできません。
なかなか厄介です。
ただ、「軽い下ネタ」「ちょっとしたスキンシップ」も、同性同士でも「セクハラ」となる可能性はなくはないですけどね。
どちらにしろ、昔ながらのイメージ通りの「荒くれ者集団」の会社ほど大変なのかもしれません。

どこからがセクハラ?

6. 男の世界ではなくなる

これまで自由に飛び交っていた「下ネタ」も、絆を深めたスキンシップも封じられ、会社は多様性のある場所になります。もはや「男だけの世界」ではありません。
男尊女卑を当たり前として育った世代の男性たちにとっては、とても居心地が悪くなる可能性もあります。具体的に不都合があるわけではなくても、気持ちは何だかモヤモヤするでしょう。
ただ「多様性」は職場だけの問題ではなく、あらゆるところで重要になっていくことです。若い人はどんどん「多様性」を当たり前として育っていくでしょう。
「慣習」にとらわれ、新しい価値観に対応できない男性にとってはとてもとても大変です。

多様性

7. 育児支援もしなきゃいけない

女性従業員が増えることで職場環境を整備するには、勤務体系を見直す必要もあります。その中には育児支援もあります。
日本ではいまだに「育児は女性が担うもの」というおかしな風潮が一般的になっていて、女性の社会的な活躍のためには会社に育児支援の制度を設ける必要があるとされています。
また、育児のために勤務時間が限られる女性のために、パート勤務の女性のシフトをやりくりする必要もあります。
何だかいろいろ大変です。
「男は育児を担っちゃいかんのか!」と怒り出す男性があまりいないのも不自然な気もしますが。

育児

8. いろいろ面倒くさい

女性ドライバーを増やすことでのデメリットをひと言で表現すると「面倒くさい」と言えるかもしれません。
しかし、面倒がっていて女性ドライバーを増やす努力をしなければ、業界を襲う人手不足問題はますます深刻化するばかりです。
面倒がっていては、人手不足問題だけではなく、事業展開で起こるさまざまな問題にもきちんと対応することはできません。
大変ですが、面倒がっている場合ではないのかもしれませんね。

奮闘努力が必要です

冬と戦うトラックドライバー

寒い

冬のトラックドライバーは寒さと戦うだけではありません。もちろん、寒さとも戦わなければいけませんが、昼夜刻々と変わる日常生活のひだの中に発生する過酷な運送業務に、敢然と挑むのがトラックドライバーです。
彼らは作業着に身を固め、栄養ドリンクを片手に寒い冬も敢然と配送任務に出動するのです。



1. 冬季繁忙期

冬には冬の繁忙期があります。
クリスマス、大晦日、正月と、なかなかなビッグイベントが続き、人も移動すればモノも移動します。クリスマスはプレゼントが行き交いますし、大晦日や正月も人の移動に伴い、旅行には手軽に行きたい人たちが旅の荷物を宅配便で送ったりするので、モノの移動も増えるのです。
また、企業が正月休みに備えて正月前にいつもより多くの荷の配送を依頼してくることもあります。
正月とは何にも関係ない荷を運ぶトラックドライバーは別にして、多くのトラックドライバーはとても仕事が忙しくなります。大変です。

正月

2. レジャー渋滞

冬には正月休みがあります。クリスマスは日本では休日ではありませんが、各地でイベントが行われたりします。モノも移動しますが、人も移動します。人は自家用車でも移動します。道はいつも以上に車であふれ、渋滞が起こります。
いたるところで渋滞が起こるので、トラックドライバーが渋滞に遭遇する確率が爆上がりします。しんどいです。

渋滞

3. 寒さ

冬は当然寒いです。
運転席はエアコンで暖めることができるので、トラックドライバーが凍えることはないですが、頻繁に荷の積み下ろしをするような仕事では、寒い外と暖かい車内を行ったり来たりすることになります。体の調子を崩す可能性もあります。
また、寒いとエンジン始動に時間がかかったりして仕事が非効率になることもあります。厄介です。

寒い

4. 降雪

寒さの厳しい時期は雪が降ることもあります。
雪が目の前に降っていると、視界が悪くなります。路面は濡れて滑りやすくなります。雪が降っているということは空は雲に覆われ、周囲は暗くなっています。
道路を走る周囲の車も同様な状況なので、周囲への注意が晴れの日より数倍は必要です。傘を差した歩行者もいるはずで、その人たちは周囲を確認しにくくなりますから、その分トラックドライバーは歩行者の存在など、厳重に周囲を注意しなければいけません。面倒です。

雪が降る

5. 道路の積雪

雪が降れば、積もることもあります。
雪が積もれば、滑ります。滑らないよう、スタッドレスタイヤなどの雪道用タイヤに替えたり、タイヤにチェーンを付けたりする必要があります。
夜中に降り積もった雪が、朝から昼にかけて気温が上がると徐々に溶け出します。道路はベチャベチャになります。シャーベット状の雪も滑りやすいです。危ないです。

雪が積もる

6. トラックへの積雪

夜中に降った雪がトラックの上に積もっていることもあります。
雪が積もったままトラックを走らせると、走行中に落下して周囲に迷惑をかけることもあります。雪はあらかじめどけておきましょう。
また、雪が降るほど寒いと、ウォッシャー液が凍ってしまう可能性もあります。要注意です。

トラックに雪が積もる

7. 豪雪で立ち往生

雪の降りが激しいと、いわゆる豪雪となります。
降雪で視界がゼロになり、しかも積雪量がものすごいことになると、車が前に進めなくなってしまうこともあります。立ち往生です。
それほどの豪雪地帯ともなると、周囲に民家などが全くない場所かもしれません。電話が通じれば救援を呼ぶこともできますが、通じなければそこでしばらく耐えなければいけないかもしれません。
真冬に人里離れた道を行く仕事の場合は、毛布などの防寒用具を用意しておいたほうが良いでしょう。もちろん食糧も必要です。ヤレヤレです。

立ち往生

8. 豪雪で通行止め

豪雪で通行止めになることもあります。この場合、迂回しなければいけません。時間のロスになります。
ストレスです。

豪雪

9. 冷え

寒さは人体にも影響します。
運転席はエアコンで暖まりますが、朝、運転席に乗った直後は体も冷えていて筋肉もこわばり、俊敏に動けないかもしれません。
また、長距離の仕事で車中泊する場合も、凍えないようにしっかり防寒対策しましょう。絶対です。

冷える

10. 心構え

寒い冬は体が縮こまり、気持ちも縮こまってしまいがちです。パワフルに動ける夏とは違います。いくら暖房を効かせて厚着しても、血行が悪くなったり、背中が丸まったりします。
トラックドライバーは体力仕事ですから、「寒さなんて吹き飛ばす!」くらいの気持ちで乗り切りましょう。要は気持ちです。

「寒さなんて吹き飛ばす!」

最後に

夏は暑くて気持ちがダレますし、冬は寒くて気持ちが縮こまります。人は何かと理由をつけて「頑張らないで過ごそう」とするのかもしれません。
しかし、やるときはやりましょう。それが肝心です。

頑張らずに「ひと休み、ひと休み」

トラックドライバーの社会貢献

チョモランマ

トラックドライバーは荷を運ぶことで人々の生活や企業の経済活動などを支える、社会貢献度がチョモランマ級に高い仕事だと言われています。
「利益を社会に還元すること」は、トラックドライバーに限らず、あらゆる職業、あらゆる会社に課せられている義務でもあります。
そんな中、トラックドライバーの社会貢献は、生活や経済活動に必要な荷を運ぶことだけではありません。


1. 災害時の緊急物資輸送

全国のトラック協会は、国や自治体と取り決めを交わし、地震や台風などの大きな自然災害時に緊急・救援輸送を優先かつ迅速に行っています。

災害時に活躍

2. 安全運転の徹底

あらゆるドライバーが徹底的に取り組まなければいけないのが交通事故の撲滅ですが、ハンドルを握っている時間が長い職業ドライバーにとってはまさしく最優先事項です。
さらに、車体が大きく、事故被害が大きくなりがちなのがトラックによる事故なので、中でもトラックドライバーは安全運転の徹底を肝に銘じなければいけません。
安全運転を徹底し、道路事情を交通事故の撲滅に近づけることができれば、トラックドライバーの社会貢献度の高さは成層圏をも超えるでしょう。
実際、トラック協会では安全運転キャンペーンや、子ども向けの交通安全教室も開催して地域に貢献しています。

交通事故を撲滅したい

3. 職場環境の整備

物流・運送業界は歴史が古く、昔ながらの慣習が残っている会社が多いです。そんな業界なので、行政の旗振りによって労働環境の改善が進められています。
トラックドライバーも男性が圧倒的に多かったので、女性が働きやすくするとともに、少子高齢化で高齢化が進んでいる業界に若い人材を増やすためにも、職場環境の整備が大きな課題になっています。
職場環境の整備は社会全体の課題でもありますから、物流・運送業界でこれが進めば、大きな社会貢献になるでしょう。
実際、職場環境の整備を進め、女性トラックドライバーを増やしている会社もあります。

進む高齢化

4. 二酸化炭素排出の削減

現在、世界的に大きな課題となっているのが、地球温暖化の阻止です。
人間生活や企業活動は、地球温暖化を進めてしまう温室効果ガスの排出を伴います。中でもガソリンエンジンで動く自動車は、温室効果ガスである二酸化炭素を大量に排出します。車を長時間動かすトラックドライバーをはじめとした職業ドライバーは、二酸化炭素の排出を少しでも減らすような運転を心掛けなければいけません。
それがエコ・ドライブです。トラック協会でもエコ・ドライブの普及を進め、トラックドライバーによる環境負荷の低減という社会貢献を続けています。
また、ガソリンエンジンではない、水素を燃料とした燃料電池自動車の開発が進められています。この水素エンジンで走るトラックが一般に普及すれば、環境負荷の低減はますます進むでしょう。

温室効果ガス排出を減らそう

5. 事務処理のデジタル化

物流・運送業界は歴史が古く、また、零細・中小企業が多いこともあって、いまだに伝票などに紙を使う、アナログなやり方が主流だったりします。
もちろん、業界としてはデジタル化によるペーパーレスを進め、環境負荷の低減を図っていこうとしています。実際、零細・中小企業であっても、デジタル化を実現している会社もあります。

ペーパーレスを目指そう

6. 多様な人材の採用

少子高齢化によって多くの業界で人手不足が続いていますが、物流・運送業界でもドライバーの高齢化が進んでいます。
そしてトラックドライバー不足の解決策として注目されているのが女性です。女性でも誰でも働きやすい職場環境の整備が進められています。
これも行政の旗振りで、女性トラックドライバーを増やす取り組みが数年前から始まっていますが、それほど大きく前進はしていないようです。とは言え、女性の積極採用を行っている会社があるのも事実で、そうした動きが古い業界の慣習に風穴を開けてくれることが期待されています。
ゆくゆくは外国人や身体障害者の採用にもつながれば、多様性を実現する社会に貢献することになるでしょう。

女性ドライバー

7. 育児・介護休暇制度の普及

労働環境を改善し、男性も女性も誰でも働きやすい職場とするのに必要なのが、育児・介護休暇制度の整備と普及です。少子化高齢化で高齢者が増え、また、女性が会社などで大活躍する現代では、とても重要です。
男性の育休取得ももっと普及したほうが、断然良い社会になります。
物流・運送会社のそうした取り組みが多様性を実現する社会に貢献するよう期待しましょう。

育児は大事

8. 次世代の育成

少子高齢化に歯止めがかからない現代社会では、多くの業界で人手不足が続いています。トラックドライバーも高齢化が進み、若いなり手が激減しています。
このまま行くと、物流が停滞し、人々の生活や会社の活動にも支障が出てしまいます。
業界として、トラックドライバーの若いなり手を増やし、育成していくことが社会全体から求められています。
そのためにトラック協会では、子どもたちや学生らにトラックドライバーの仕事を理解してもらったり、物流に興味を持ってもらうためのイベントや講習を開催しています。
個々の会社でも、入社後に中型運転免許などを取得できるサポートを行うところが増えています。

免許

9. SDGsの推進

SDGsとは持続可能な開発目標のことであり、社会におけるさまざまな問題を解決していこうという取り組みとして提唱されています。多くの企業で、取り組むべき活動として具体的な項目を挙げてもいます。
ここでトラックドライバーの社会貢献として挙げた項目は、いずれもそれらを推進することでSDGsを目指す形になっています。

持続可能な楽しき生活

トラックドライバーには若いうちになっておけと言われる理由

若いうちの苦労

「若いうちの苦労は買ってでもせよ」なんて言葉があります。そんなことを言ったのは、絶対に若い人ではないはずです。
ある程度年齢を重ねた人が、若いときを振り返ってみて「そういやあんな苦労、こんな苦労、いろいろ経験したな。しかし、その苦労のおかげで今の俺がある」なんて、余裕のある立場で言ったに違いありません。今もまだ苦労を続けている人は「もう苦労したくない!」と、心底思っているでしょう。
何にせよ、誰もなるべく苦労はしたくありません。しかし、苦労はわざわざ買わなくても、誰にでも襲い掛かります。若いときは主に体力で、歳を取ると重ねた経験で得た知恵で乗り切ります。
トラックドライバーの仕事は一概に「過酷」と言われています。そしてトラックドライバーは体力仕事です。
やはりトラックドライバーには若いうちになっておいたほうが良いかもしれません。


1. 体力的に安心だから

多くの苦労も、若いうちなら体力があるから持ちこたえることができます。そしてトラックドライバーの仕事は体力仕事です。
同じ体力仕事なら、50代で始めるより20代で始めたほうが踏んばりも効きます。

若いので体力十分

2. 伸びしろがあるから

トラックドライバーは物流・運送業界の仕事です。物流・運送業界はこの先なくなることがないと言われています。人々の生活、企業の経済活動にとってなくてはならない仕事だからです。
そんな中、他の多くの業界同様、人手不足にもなっています。なくてはならない仕事なのに人手不足が起こっているので、設備や職場環境の改善、進化にも多くの関係者が真剣に取り組んでいます。
それだけ伸びしろのある業界の仕事だというわけです。まだまだ発展していく業界の仕事なので、若いうちに仕事を身に着け始め、発展を目撃したほうが楽しいに違いありません。
また、進化や発展の過程を体験できる醍醐味もあります。

まだ伸びる

3. 若くても稼げるから

トラックドライバーの給料は歩合制になっていることが多く、ハードにたくさん働けば、それだけたくさんお金を稼げるようになっています。
若くてもたくさん稼げるわけです。稼がないともったいないです。

たくさん稼ぐ

4. 自由度が高いから

一般的な企業、特に大企業ともなると、チームで大きなプロジェクトを進めます。仮に1人が病気か何かで休むことになってもプロジェクトが止まってしまわないように、どの作業も「誰でもできるもの」になっています。
一方、トラックドライバーは基本的に1人で仕事をします。運転席の横には上司も同僚もいません。
もちろん、アクシデントやトラブルが起これば、会社に連絡して相談できます。しかし、細かいことはトラックドライバー本人の裁量に任されています。それだけの責任を持つと同時に、自由を得られる仕事でもあります。
自分の実力を試してみたい若い人にピッタリの仕事です。

「自由だーッ!」

5. 起業資金を貯められるから

トラックドライバーはハードにたくさん働くと、たくさん稼げる仕事です。
「ゆくゆくは一国一城の主になる!」という野望にメラメラと燃えた若い人がトラックドライバーとしてたくさん稼ぎながらコツコツとお金を貯めれば、まだ若いうちに起業できるかもしれません。
できるだけ早く起業したい人は、トラックドライバーになると良いかもしれません。

起業資金

6. 変化に柔軟に対応できるから

トラックドライバーは基本的に1人で仕事を進める、自由度が高い仕事ですが、何かアクシデントやトラブルが起これば、会社に連絡して相談できます。
ただ、トラック走行中はなるべく交通の流れを妨げてはいけません。アクシデントやトラブルに、迅速かつ柔軟に対応する必要もあります。
突発的な事態に迅速に対応できる柔軟性は、一般的に中高年の人より、若い人に備わっています。

柔軟

7. キャリアアップの時間もあるから

トラックドライバーは中型運転免許大型運転免許を取得し、中型トラックから大型トラックへと乗り継ぎ、給料をランクアップさせることができます。
他にも玉掛作業者、けん引免許、危険物取扱者などの資格を取得し、さらに給料を上げることができます。
資格を増やして高度な仕事に就くことが、トラックドライバーにとってのキャリアアップと言えます。
資格を取ったり、新しい仕事に挑戦したり、キャリアアップにはやることがたくさんあるので、若いうちから始めたほうが良いかもしれません。

資格があれば職域も広がる

8. 経験豊富なベテランになってほしいから

どんな仕事でも経験豊富なベテランの存在はありがたいものです。
世の中や技術は進化していきます。生産現場は、大昔は何を作るにも手作業でしたが、そのうち機械が導入され、さらにその機械もコンピューターで自動制御できるようになりました。昔のような職人技は必要なくなったわけです。
しかし、何か問題があったときに、技術の基礎を知るベテランがいると、その問題がすぐに解決できたりもします。
経験豊富なベテランになるには、若いうちから現場で経験を積むしかありません。やはり若い人に、若いうちにトラックドライバーになってもらって経験を積んでいってほしいわけです。

ベテラン

9. 若手は歓迎されるから

このところ若いトラックドライバーが減り、高齢トラックドライバーが増えています。若い人で「トラックドライバーになりたい」という人が減っているので、若くて「トラックドライバーになりたい」と言って、運送会社などに入社したりすると、大歓迎されます。会社を挙げての大歓迎になるはずです。
会社を挙げて大歓迎されたいなら若いうちにトラックドライバーになりましょう。会社を挙げて大歓迎されるなんて滅多にありませんよ。

大歓迎

10. 他の仕事も見つけやすいから

仕事には向き不向きがあります。
若いうちにトラックドライバーになると、いろいろなメリットを享受できますが、向いていないことが判明する、ということもあり得ます。
しかし、安心してください。まだ若いのでいくらでも選択肢があります。
それにもし、キャリアアップのために大型運転免許けん引免許などを取得していたら、転職にそうした資格を生かせるかもしれません。いろいろな資格があると、それだけ勉強熱心だと思われ、これも転職に有利になるかもしれません。

転職

最後に

若いうちは可能性も活力時間もいっぱいあると、歳を取ると思ってしまうようです。若いうちは目の前のことにいっぱいいっぱいで、可能性やら活力やら時間に気付かないものです。

いっぱいいっぱいで余裕がない