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トラックドライバーを増やす妙案

「大変だ!」

トラックで荷を運ぶだけで年収400万円~700万円を稼ぎ、ひょっとすると「こんなにおいしい仕事はないんじゃないか」と思えるトラックドライバーですが、「トラックドライバーなんてのは、長時間労動で激務だ」という印象が多くの人に根付いているのか、多くの運送会社はトラックドライバーの採用活動に苦労しています。
その結果、運送・物流業界は未會有のトラックドライバー不足に陥っているようです。トラックドライバーがいなければ、人々の生活も経済活動も滞ってしまうので、さあ大変!です。
この現状を変えるには、「トラックドライバーなんてのは、長時間労動で激務だ」という印象を変えなければいけません。ですが、人は一度思い込むと、その考えを変えることができませんから、トラックドライバーへの印象がそう簡単に変わることはありません。
人は何て悲しい生き物なのでしょう。


1. 少子化を止める

実は、トラックドライバーだけではなく、あらゆる業界で人手不足が起きています。その原因の1つが少子化です。
つまり、出生率が低下し、生まれてくる数が減ってきているので、子どもの数、若者の数が減り、新しく仕事に就こうという層が薄くなっているので、あらゆる業界で採用活動に苦労しているというわけです。
少ない若者を、多くの企業で取り合っているのです。
となると、少子化を止める、つまり、子どもがじゃんじゃん生まれるようになれば、若者も増え、多くの会社が採用活動に苦労しなくなるという結論が導き出されます。
頭が良いはずの政治家さんたちも、もう随分昔からこの少子化対策に取り組んでいるようですが、全く成果が出ません。頭が悪いんでしょうか。
このまま少子化が止まらなければ、国が滅ぶでしょう。

少子化をストップ

2. 給料を上げる

人はいろいろな理由で仕事をします。
その作業が好きだから、その仕事が自分に合っているから、その職場が自宅に近いから、楽そうだから、モテそうだから、などなどです。
しかし、一番はやはり「生活費のため」かもしれません。
となると、ある職業により多くの人を集めるには「給料を上げる」ことが一番の近道です。
ただ、トラックドライバーの給料を上げるとなると、その分、配送料も値上がりしますが。

高収入

3. 法律で義務付ける

トラックドライバーがいなくなると、皆さんが困ります。
スーパーやコンビニに商品が並ばず、工場は稼働せず、ネットショップでポチった商品が届くこともありません。トラックドライバーがいなくなると、荷を運ぶトラックが走らなくなるということで、それはすなわち、人体で血流が止まるのと同じようなことなわけです。
そうならないよう、法律で「トラックドライバーになること」義務付けると良いかもしれません。「国民は18歳になったら3年間はトラックドライバーとして働くこと」みたいな法律です。
そうなれば、トラックドライバーが不足するなんてこともないでしょうし、とにかくほとんどの国民がトラックドライバーを経験するわけですから、トラックドライバーへの「間違ったイメージ」も払拭されるでしょう。
義務付けされた期間が終わった後も、そのままトラックドライバーとして働く人も出てくるかもしれません。

空になったスーパーの棚

4. 税的に優遇する

法律で義務付けるということは、つまり「強制」です。
ということは、恐らく多くの国民が反発するでしょう。ただ、政治家はこれまでも「多くの国民が反発した法案」も、国民を無視してゴリ押ししてきたので、「国民は18歳になったら3年間はトラックドライバーとして働くこと」みたいな法律も成立させるかもしれません。
それはともかく、国民がきちんと真剣に反対してこの「強制」が成立しなかった場合、トラックドライバーの仕事に報酬以外の「うまみ」を加えるのが、トラックドライバーを増やすことにつながるのではないでしょうか。
例えば、税的に優遇するといったことです。
トラックドライバーは市民税やら消費税やら、あらゆる税金を半額にするといった優遇措置を施します。大勢の人がトラックドライバーの求人に殺到するに違いありません。

うまみを加える

5. 免許取得支援を充実させる

トラックドライバー不足が続く原因には「少子化」「トラックドライバーという仕事のマイナスイメージ」がありますが、そもそも若者が「車を運転する」ことへの興味を失っていて、普通自動車運転免許の取得も減ってきていることもあったりするようです。
というわけで、若者に「車の運転」にどんどん興味を持ってもらい、車の免許を取ってもらいましょう。実際に車を運転してみれば「車の運転を仕事にできたら、どんなに素敵なことでしょう」と考えるかもしれません。
今も、運送会社への入社時には普通免許の所持だけでOKで、トラックの運転に必要な中型運転免許、大型運転免許の取得は入社後に、会社の支援で可能なところも増えています。
ただ、やはり中型、大型の免許の取得は普通免許より難しかったりします。それでためらう若者もいるかもしれません。
業界全体で、若者の免許取得をバックアップすれば、そんな若者たちの背中を優しく押してあげることにもなるでしょう。

免許

6. 労働環境を改善する

「トラックドライバーなんてのは、長時間労動で激務だ」という印象が多くの人に根付いていることが、トラックドライバー不足の1因にもなっています。
どの仕事にもツラいこと、苦しいことはあるものですが、トラックドライバーの仕事にも実際、ツラいこと、苦しいことがあります。
「トラックドライバーなんてのは、長時間労動で激務だ」という印象を持ちつつも、奇跡的にトラックドライバーになった人が、そんなツラいこと、苦しいことに直面すると、「やはり、懸念した通りだった」と思ってしまい、その結果、トラックドライバーが定着しないことにもなります。
実際、歴史がある物流・運送業界は、歴史が長いだけに古くからの慣習が残り、それがトラックドライバーの労働環境を悪くしてしまっているのも事実です。
そんな労働環境は即刻改善しましょう。グズグズしている場合ではありません。
労働環境が改善されれば、「こんなにおいしい仕事はないんじゃないか」ということになり、多くの人たちがトラックドライバーの求人に殺到するのではないでしょうか。

長時間労働で激務だ

7. SNSなどでアピール

若者へアピールするなら、今はSNSです。
効果を上げるには、SNSによってマーケティング手法を行うSNSマーケターに依頼すると良いでしょう。

Webのマーケティング

8. 囲い込む

極論ですが、人は生活できなくなれば、それまで避けていたトラックドライバー職などに就こうという人も増えるかもしれません。
生活費によって労働者を囲い込むわけです。
あくまでも極論です。

囲い込み

9. トラックドライバーを増やす

トラックドライバーを増やすためには、トラックドライバーを増やすことが一番の近道かもしれません。何だかとても頭が悪い文章のようです。
つまり、トラックドライバーのなり手が減少している一因には、トラックドライバーの仕事が増えている割りに人手が少ないので、1人当たりのトラックドライバーの仕事が過酷になっているから、ということがあります。ちなみにトラックドライバーの仕事が増えているのは、ネット通販の普及で配達する荷が増えているからということもあるようです。
というわけで、トラックドライバーを増やして仕事に余裕が出れば、トラックドライバーの仕事のキツさが薄まるのでトラックドライバーが増える、という理屈です。やはり、とても頭が悪い文章です。

仕事の増加

10. 最後は政治の力

トラックドライバーを増やすための一番の近道としてトラックドライバーを増やすには、少子化を止め、トラックドライバーの給料を上げ、トラックドライバーを税的に優遇することが必要です。
事業者が給料を上げると配送料の値上げが起こるので、ここは税金から投入すべきです。そのためにまずは政治家の給料を減らし、公務員のボーナスも減らします。
つまり、トラックドライバーを増やす手立ては、最終的にはすべて政治の力にかかっているわけです。

「先生、お願いします」