トラックマン

トラック専門サイト

高齢でもトラック運転手の仕事ができる理由

まだまだこれから

今はいろいろな業界で人手不足になっています。そのため、今さらながら女性の活躍推進に取り組んだり、定年後再雇用定年延長の導入なども進められています。
つまり、高齢になっても元気なうちはバリバリ働こうということです。
トラック運転手も人手不足なので、今や60代も珍しくはありません。もちろん、安全運転をしっかり守るために「健康状態が良好」が絶対的な条件にはなっていますが。

1. 人手が不足しているから

トラック運転手は若いなり手が少なく、人手不足になっています。そのため、とにかく働いてくれる人には積極的に働いてもらおうという状況です。
そこで、もともと少なかった女性のトラック運転手を増やそうという「トラガール促進プロジェクト」なる取り組みも発動されました。
そんな流れで、健康な高齢者にもどんどんトラックを運転してもらおうとなったのです。

女性の運転手にも増えてほしい

2. 筋力は必要ないから

高齢者にもどんどん働いてもらおうという社会になりましたが、やはり高齢者は若者のように体は動きません。ですから、スポーツ選手は30代や40代で現役を引退するわけですが、トラック運転手はスポーツ選手ほどの運動能力を必要としません。
トラック運転手は体力仕事とは言われていますが、筋力仕事ではないのです。車の運転によるカロリー消費量はそれほど多くはないと言われています。
健康な高齢者であれば、若いころよりは衰えているはずの運動能力でも、トラックを安全に運転することに支障がないわけです。

こんな筋肉は必要ない

3. 運転がていねいだから

若い人より反射神経も衰えていると自覚している高齢者は、慎重な運転を心掛けます。いざというときにとっさの行動が遅れる分、無茶な運転を控えるわけです。
また、中には歳を取るにつれて我慢ができなくなり、キレやすくなる人もいますが、やはり多くの高齢者は運動能力の衰えもあって、おだやかになります。こういった現象を指して「あの人、若いころは乱暴者だったのに、歳を取って丸くなったねえ」なんて言います。

おだやかな高齢者

4. 仕事の種類は選べるから

ひと口にトラック運転手と言っても、仕事の内容はいろいろです。
1度仕事に出ると2~3日、長いと1週間くらい家に帰れない長距離の仕事は、さすがに高齢者には体力的に難しいと言えますが、近場を回る仕事であれば大丈夫です。
働き盛りのときは長距離の仕事でガンガン稼いでいたトラック運転手も、歳を重ねると中距離や短距離の仕事に移り、仕事を続けているという人は多いです。引退するとコーチになるスポーツ選手のように、会社の管理職になっていくベテラン社員もいますが、スポーツ選手と違って現役で働ける年数はずっと長いわけです。
また、それまで勤めていた会社が長距離専門だったなら、短距離や中距離の仕事をしている他の会社に移ればいいのです。トラック業界全体が人手不足になっていますから、他の多くの会社で経験豊富なベテラン運転手は歓迎されます。

自分に合った働き方を

5. 高齢でも元気いっぱいだから

昭和の時代は会社勤務の定年は55歳だったそうです。今なら考えられません。
そんな時代から医療が進歩し、平均寿命が伸びました。60代、70代になってもまだまだ元気だという人が珍しくなくなりました。

元気な高齢者

6. 豊富な経験を生かせるから

高齢者には若い人より優れている点がいくつもあります。その1つが豊富な経験による判断、知恵です。
運転歴が長い高齢者の運転は、道路状況の読み方やハンドル操作も的確なので安心できます。
また、長いこと車の運転を続けていると、運転技術も向上します。車の運転自体には若さあふれる腕力は必要ないわけですから、続けているとそりゃうまくもなるわけです。
もちろん、トラック運転手のベテランであれば、その長い運転手歴の中で大型運転免許けん引免許などの資格を取っているはずなので、そういった免許保持者であることも仕事には有利になります。

ハンドル握る高齢者

7. 高齢者ウエルカムな会社が増えたから

本人が働きたくても、働かせてくれる会社がなければ働くことはできません。しかし、前述したように業界全体が人手不足になっていて、高齢者雇用を促進しようという流れになっています。ですから、定年を延長したり、定年後の再雇用を可能にしたり、高齢者が転職してくることを歓迎する会社も増えています。

歓迎

8. 業界として高齢者雇用が推進されているから

くどいようですが、業界全体が人手不足になっていて、高齢者雇用を促進しようという流れになっています。
少子高齢化で若い人の数が減っていて、いろいろな業界、いろいろな会社で若い人の取り合いになっているような状況です。「高齢者でもできる仕事」に関しては、高齢者にも働いてもらおうということになっているわけです。
さらに、年金を払う若い人が減り、年金を受け取る高齢者が増えている状況で、すなわち年金制度が崩壊しかけている、何ならすでに崩壊し始めている日本にあって、政府としても「国民にはなるべく自分の力でこの状況を何としかしてほしい」と考え、政治家が責任を放棄しているようなので、ますます高齢者の労働が求められているのかもしれません。

政治家には高齢者も多いけど

最後に

トラック運転手は何としてでも安全運転を守らなければいけません。そしてそれには、運転手の健康状態が良好であることが絶対に必要です。
高齢で仕事がデキると言っても、健康管理は若いころより一層、しっかりしなければいけません。

健康維持は大事

ホワイト企業とは? 良い働き方を実現する会社の特徴

搾取

世間にはブラック企業なるものが存在します。
ブラック企業というのは極端な長時間労働や過重労働、低賃金、パワハラやセクハラの横行などで、従業員を多くの面で搾取している企業のことだそうです。
一方、ブラック企業の反意語としてホワイト企業というものもあります。
ホワイト企業はワーク・ライフ・バランスが充実していて、ダイバーシティを推進していたり、働きやすい職場環境を実現している企業のことのようです。


1. 拘束時間が短い

トラックドライバーと言うと、イメージが「長時間勤務の仕事」となっています。
確かに長距離トラックの仕事の場合、一度会社を出ると2~3日、長いと10日間くらいは戻れません。その間には休憩時間もありますが、拘束時間であることには変わりません。
これがもしも、「従業員には長時間勤務をさせない」と固く決めている会社なら、長距離の仕事でも中継地点に交代のドライバーを用意して交代制にしたりするかもしれません。
もちろん、長距離じゃない仕事の場合も、無理な仕事は受けず、無理のない勤務時間を実現してくれるでしょう。

長時間勤務

2. 残業代をしっかりもらえる

もしも、働く会社がホワイト会社なら、極端な長時間勤務何日も連続する長時間勤務はさせないでしょう。
とは言え、たまには長時間勤務になってしまうこともあるはずです。そんなときは、当然、しっかり残業代が付きます。
「そんなの当たり前じゃん」と思う人が多いでしょうが、ブラック企業だと残業代が付かないなんてことが平然とまかり通るのです。

残業代

3. やればやっただけ稼げる

トラックドライバーの給与は歩合制になっていることが多く、そのため、トラックドライバーはあえて長距離トラックの仕事のような、過酷な仕事を引き受けるのです。
この歩合制を導入していることを理由に、残業代が出ない会社もあるようですが、歩合率が良ければ、残業代が出なくてもたくさん稼ぐことは可能かもしれません。
しかし、もしも残業代が出る上に歩合率も高いホワイト会社なら、トラックドライバーはたっぷり稼ぐことができるでしょう。

たっぷり稼げる

4. トラックやドライバーが多い

会社がホワイトであるためには、それなりに余裕が必要です。
ギリギリで経営している会社では、従業員のワーク・ライフ・バランスダイバーシティの推進まで取り組んでいる余裕がなかなかなかったりします。
しかし、従業員のワーク・ライフ・バランスダイバーシティの推進に取り組んでいるような会社には、自然と従業員が集まります。
従業員が集まるので多くの仕事を受けることができ、そのためにトラックも多く保有しています。

たくさんのトラック

5. 離職率が低い

従業員のワーク・ライフ・バランスダイバーシティの推進に取り組んでいるホワイト会社には従業員も多く集まり、また働きやすい職場環境になっているので会社を辞める人も少なくなります。ほとんどの従業員が、長く働き続けたいと考えます。

集まった人々

6. 社内やトラックがきれい

ホワイト会社では従業員も生き生きと仕事をします。自分の会社に誇りを持ちます。
社内清掃やトラックの洗車も、やらされている義務ではなく、自らの「きれいにしたい」という強い気持ちで行います。
とてもきれいになります。
また、ホワイト会社ではトラックの洗車に手当てを出すようなところもあるそうです。そんな会社では、ますます積極的に洗車します。

清潔なオフィス

7. 最新車種のトラックもある

車の機能は常に進化していて、トラックも同様です。
最新機能を搭載しているトラックは、安全性能が向上し、また効率的な運転ができるようにもなっています。
もしも、働く会社がホワイト会社なら、従業員の安全のためにそうした最新機能を搭載した最新トラックをそろえたり、運転による負担を減らすための最新設備も導入しているはずです。

衝撃緩和システム

8. 職場の雰囲気が明るい

ホワイト企業はとても働きやすい職場環境になっています。
職場は清潔で明るく、また、そんな職場で働く従業員も生き生きとしています。職場の雰囲気も明るくなるでしょう。

明るい職場

9. 荷主が無理を言わない

もしも、働く会社がホワイト会社なら、会社は従業員の働きやすさを優先してくれます。
トラックドライバーの仕事が過酷になってしまう要因に、本来はトラックドライバーの仕事ではない荷の積み下ろしをやらされることが慣習になっているということがあります。運送会社が荷主に対してサービスとしてやるわけです。
ですが、ホワイト会社では荷主との契約で、しっかりドライバーには荷役作業をさせないと決めます。
その他にも、トラックドライバーは荷の積み下ろしの現場で荷主の担当から無理を言われた場合、それを会社に報告すれば、きちんと対応してくれます。

「無理」

10. 事故対応がしっかりしている

トラックドライバーの仕事には、交通事故のリスク荷の破損事故というリスクが付きものです。もちろん、トラックドライバーとしてはそういった事故を回避すべく、安全運転を心掛け、ていねいでおだやかな運転をしなければいけません。荷台で荷崩れを起こさないよう、荷をしっかり固定させる必要もあります。
それでも、ミスは誰でもしてしまいます。
交通事故や荷の破損事故を起こしてしまうトラックドライバーもいます。
その場合、ブラック会社だとすべての責任をトラックドライバーに押し付け、事故に関わるすべての出費をトラックドライバーに支払わせるでしょう。
一方、もしも、働く会社がホワイト会社なら、法律に則ってトラックドライバーが負担すべきところは負担させつつ、会社が負担する部分はきちんと負担してくれます。

交通事故は避けたい

最後に

働きやすい職場環境を整えるために車種や設備を新しくしたり、従業員の待遇も手厚くするには、経済的な余裕も必要かもしれません。
しかし、逆に従業員の待遇を手厚くし、働きやすい環境を整えれば、多くの仕事を受け、業績を堅調に伸ばすことができ、そういう余裕も自然と生まれるのではないでしょうか。
もしも入社した会社がホワイト企業だったら。あなたはとてもラッキーです。その会社でできるだけ長く勤めましょう。

まだまだ余裕

娘からの衝撃の告白! ひとり娘がトラックドライバーと結婚したいと言い出したときに止める方法

会ってほしい人

ある日、可愛いひとり娘が「会ってほしい人がいるの」と言い出します。嫌な予感がします。
そんな動揺を悟られないように、努めて冷静を装い「どんな人?」と尋ねます。すると娘は「トラックドライバー」と答えます。
さあ、どうしましょう。


1. やんわりと反対する

まずはやんわりと反対しましょう。あくまでも「やんわりと」です。
「反対だ」なんて断言してはいけません。「賛成しかねるなあ」程度の言い方をして様子を見るわけです。
反対したい気持ちは山々です。何しろ相手はトラックドライバーです。理屈じゃありません。
しかし、ここで感情のままに「反対だ」なんて声を荒げると、娘さんはかえって意地になって結婚に向かってまっしぐらです。

やんわりと反対する

2. 寂しい思いをすると主張する

トラックドライバーは「長時間勤務で過酷」とよく言います。聞くところによると、一度家を出ると2~3日、長いと10日間くらいは戻らないそうです。
そんな人と結婚すると、きっと寂しい思いをします。「そんな寂しい思いをする姿を見たくない」なんて言えば、少しは考え直すかもしれませんよ。
もっとも、日帰りできるルート配送などの仕事もあって、反論される可能性はあります。
それに一般企業の会社員だと、連日残業だったり、家に仕事を持ち帰ったり、たまに家にいても「疲れた」と言ってゴロゴロしているばかりだったりもしますし。
誰と結婚しても結局は寂しい思いをするのが人生なのかもしれません。

寂しい思い

3. 相手の人格を否定してみる

トラックドライバーは「ルールやマナーを守らない荒くれ者ばかり」とよく言います。きっと娘さんの相手も無法者みたいな人かもしれません。
そんな荒くれ者は、きっとあおり運転危険運転をやらかしていずれ手が後ろに回るとか、きっと家庭内でも暴力を振るうようになるとか、ネットで誹謗中傷を繰り返して告訴されるとか、あることないこと、心配する振りして言いまくりましょう。もちろん、これこそ根拠のない誹謗中傷です。決してSNSで言いふらさず、娘さんに直接言うだけにしておいてください。
ただ、実際に会ってみると、ウブでいかにも真面目そうな、好感しか持てない好人物かもしれません。そんなときは内心で「世間の無責任なイメージは全く当てにならない」と反省しましょう。

無法者

4. 相手の育ちを否定してみる

ひとり娘が結婚相手にトラックドライバーを選んだだけで大騒ぎしているのですから、我が子が「トラックドライバーになる」と言い出したら、普通なら何としてでも絶対に止めるはずです。
しかし、実際には娘が結婚相手としてトラックドライバーを紹介しようとしています。トラックドライバーの親の顔が見たいものです。
というわけで、「きっと、育ったのはろくな環境じゃなかった」とか「我が家とは釣り合わないんじゃないか」とか、娘の相手の家庭に関して前時代的な偏見をズケズケと言ってみましょう。これも頭ごなしな言い方はいけません。あくまでも「心配している」風を装う必要があります。
ただ、実際に親に会ってみると、ほんのちょっと話しただけで立派な人柄だと分かるような人物で、地元でも信頼されている家柄だったりするかもしれません。
それ以前に、今どき「親がどうとか」で結婚を思いとどまるような娘だとしたら、育て方を間違ったと思って心配しなければいけません。むしろこちらが結婚を断られます。

荒んだ環境で育った

5. 低収入を心配してみせる

娘が結婚相手として紹介したのは、トラックドライバーでした。「結婚なんてもってのほか」と内心思ったものの、会ってみると相手は純朴な好人物で、親も信頼しかできない人格者でした。
しかし、ここで肩を落とす必要はありません。
トラックドライバーと言えば、驚くほどの低収入だと言われています。娘に貧乏な暮らしをさせたくないのが親心ですから、それを理由に結婚を渋っても、これはずいぶんと真っ当な主張のはずです。
実際、トラックドライバーの平均年収は400万円くらいだそうです。驚くほどの低収入ではありませんが、目が覚めるような高収入でもありません。
「低収入で生活に困るんじゃない?」と言ってみると、そこから話を結婚取りやめに持っていけるかもしれません。
ところが、娘さんは一流企業に勤めていて、実の親もビックリな高額収入を得ている可能性もあります。つまり、結婚相手がどれだけ低収入でも生活にはちっとも困らないわけです。
加えて、そのトラックドライバーも実は年収700万円以上を普通に稼いでいて、ときには1000万円に手が届く年もあったりして、もはや「低収入」を主張できる余地は残ってない、なんてこともあり得ます。気をつけて。

収入

6. 将来性を心配してみせる

トラックドライバーは人手不足が続いているそうです。そのため、対策として自動運転システムの開発が進められています。人手不足なので、人手がなくてもトラックが荷を運べるようにするわけです。
この開発が進んで自動運転システムが実現すれば、トラックドライバーは不要になります。つまり、トラックドライバーは全員失業です。
「トラックドライバーなんて将来性がない仕事だよ」と、心配してみせましょう。今さえ良ければ良いのが結婚ではありません。人生の先輩としての腕の見せどころ、知恵の回しどころです。
ただ、娘さんのほうも自動運転システムの開発なんて百も承知、二百も合点で、物流を担うトラックドライバーの仕事がそう簡単になくなったりしない現実を説明されるかもしれません。トラックドライバーが物流業界の仕事だということを考えると、確かにそう簡単にはなくなったりしません。
もしかすると、目からウロコが落ちるかもしれませんよ。

先を読めない未来

7. 世間体を心配してみせる

トラックドライバーの世間的なイメージはあまり良くありません。
「荒くれ者」「長時間勤務で過酷」「低収入」「将来性がない」なんて思われているわけですから。
もう残す手段もありませんから、ハッキリと「相手がトラックドライバーなんて世間体が悪い」と言ってしまいましょう。
ただ、もしかすると「そんなくだらないことで反対するなんて信じられない」とキレられ、親子の縁も切れられるかもしれませんが。
そうなると、もし、孫が生まれても会わせてもらえないかもしれません。

世間体が気になる

8. 断固として反対する

ここまで来たら最後の手段です。意地になって反対するしかありません。大人げなく、駄々をこねるのです。
娘さんは「ヤレヤレ」という顔をしてこちらを見つめるでしょう。
ゆっくり深呼吸をして、娘さんが生まれたときからここまでを思い出してみましょう。
おめでとうございます。ひとり娘は立派な大人の女性に成長したのです。自分の価値観を持ち、自分ので自分の人生を歩いて行ける大人です。
娘さんの結婚式に出席する「覚悟」を決めるしかありません。

断固反対

もしも、トラックドライバーになった途端にやせちゃったら

大事なのは健康

世の中の、異様なまでのやせすぎ体型への憧れは相変わらずですが、あまりそれを疑問視する人もいないようで、それもまた異様です。大事なのは健康状態です。太りすぎは確かに健康上、良くありませんが、やせすぎも健康上良くないのです。
加えて注意しなければいけないのは、急激な体重の変化です。プロボクサー、ジェイク・ラモッタの晩年を演じるわけでもないのに急に太ったり、サイコスリラー映画「マシニスト」に主演するわけでもないのに急にやせたりしたら、一度病気を疑ったほうが良いかもしれません。
閑話休題。トラックドライバーは太りがちだと言われています。これまた、それほど急激に太ったわけでもないのであれば、それはごく自然なことだと考えても良いでしょう。幸せ太りかもしれません。
そんなトラックドライバーになった途端、やせてしまったらどうしましょう。それはもしかしたら、軽く考えてはいけない、恐ろしい事態の兆しだったり、じゃなかったりするかもしれません。ふふふ。



1. 悩もう

トラックドライバーになった途端、太り始めるという話はよく聞きます。幸せ太りです。誰でもトラックドライバーになって毎日楽しく仕事ができれば、そりゃ太ります。それがごく自然なことです。
しかし、太り始めず、やせ始めたとしたら。
人がやせ始めるのは、心か体、もしくはその両方が病んでいるということが多いです。皆が幸せを感じるトラックドライバーとしての毎日に、幸せを感じていないのかもしれません。
大いに悩むべきことです。

おーまいがー

2. 結果を考えよう

やせてどうなったか、その結果を考えてみましょう。
ネットニュースなんかの見出しを見ると、すべての人が一概に「やせている=美しい」という価値観を持っているかのようですが、「やせている=貧相」「やせ始めた=病気?」と受け取る人もいます。人それぞれです。
やせて、何だか周囲の対応にあわれみが加わったと感じることもあり得るわけです。
やせて力が入らなくなり、荷の持ち運びができなくなったり、疲れやすくなったり、仕事に支障が出る可能性もなくはないでしょう。

考える

3. 原因を考えよう

どうしてやせ始めたのか、その原因を考えてみることは大事です。
もしかして、大して太ってもいないのにダイエットなんかしませんでしたか? 食事の制限は心にストレスとなります。ストレスはもちろん、心身の健康に悪い影響を及ぼします。
それより危険が危ないのは、ダイエットなんて無意味なことはしてないのにやせ始めた場合です。もしかしたらトラックドライバーという仕事を心身が拒否しているのかもしれません。その拒否する気持ちが病気を起こさないうちに、医療機関に相談したほうが良いかもしれません。

考える その2

4. 食生活を変えよう

医療機関に相談し、心も体も病気の心配はないと判明しても、そのまま放っておくより、やはり仕事のために体重をできるだけ戻したほうが良いかもしれません。
食事を楽しみましょう。おいしいものをたくさん食べると、食事が楽しくなり、食欲が増進して体重も戻るはず。何にせよ、食欲があるということこそ健康の証です。
かと言って偏食はいけません

食生活

5. 体を鍛えよう

トラックドライバーの仕事は体力仕事なので、体力が必要です。
体を鍛えましょう。スポーツジムなどに通ってみると良いかもしれません。
そこまでできなくても、仕事の合間に軽い屈伸運動をしたり、とにかく体を動かすことが肝心です。
体を鍛えて適度に筋肉なんかがつくと、体重が増え、また食欲も増し、健康的で多幸感ある生活を送れるはずです。

鍛える

6. しばらく不幸に酔うのも良いかも

やせた結果とやせた原因に不安要素がなく、やせ過ぎではないと判断できたら、しばらくは「やせちゃった」という身の上に起きた不幸に酔うのも良いかもしれません。
マスコミや商売人に踊らされ、「やせたい」とむやみに思っている人が多い世の中ですから。

不幸に酔う

7. 誰かに相談しよう

それでもどうしても「やせちゃった」ことが心配なら、誰か頼れる人に相談しましょう。きっと「結果と原因を考えろ」「食生活を変えてみろ」「体を鍛えろ」なんて言われます。
しかし、「やせちゃった」相談が自虐と見せかけた自慢ととらえられないよう気をつけましょう。間違ってもSNSなんかは使わないようにしなければいけません。

「心配ごとを聞いてくれ」

8. 健康管理により注意する

体型や体質には個人差があるので、やせる=不健康ではありません。幸せだからやせちゃうという、幸せやせをする人もいるかもしれません。
それでもやせたということは体型が変化したということなので、健康管理に注意したほうが良いです。
つまり、やせていても、筋肉質でも、中肉中背でも、太っていても、やはり健康管理に注意しなければいけないわけです。
特にトラックドライバーは体調を崩すと交通事故のリスクが爆上がりする危険もありますから、どんな人でも日ごろから健康管理に注意する必要があります。

健康が大切

9. 洋服を買い替える

体型が変化したのですから、せっかくなので洋服も買い替えてみましょう。意外と、やせた自分も受け入れられるかもしれません。

ブティック

10. ドンドン食べよう

やせすぎは良くないですが、同じように太りすぎもイケマセン
とは言え、多少やせて体型が変わったのなら、ドンドン食べましょう。体重が戻って幸せになれるはずです。
ドンドン食べたらエネルギーもたまりますから、スポーツしたり、踊ったり、エネルギーもジャンジャン使いましょう。

食べるのは楽しい

最後に

急激な体重変化には要注意です。

注意だ

高齢者のトラックドライバーが増えることのデメリット

高齢者

人々の生活や経済活動を支える、社会に無くてはならない仕事であるトラックドライバーは人手不足が続いています。このままでは人々の生活や経済活動が停滞する危険もあるほどの状況だそうです。

ということで「高齢者のトラックドライバーが増えることのメリット」に続く「デメリット」編です。
トラックドライバーが働く物流・運送業界以外でも建設業界、飲食業界、福祉業界など、いろいろな業界でも人手不足が続いています。人手不足は多くの場合、若い新入社員がなかなか入ってこないことで深刻化しますが、少子高齢化で若者の数が減ってきているので、むべなるかなという感じです。
若者が増えないなら高齢者をどんどん雇おうという逆転の発想で、物流・運送業界でも高齢者の積極的採用が進められています。
少子高齢化で高齢者はどんどん増えているのですが、トラックドライバー不足の解消はできていないようです。ここは社会全体が意識して、高齢者がトラックドライバーとして活躍できる環境整備に取り組まないと、問題解決にはならないのかもしれません。
ただ、高齢者のトラックドライバーが増えることでのデメリットも覚悟する必要がありそうです。


事故が増えるかもしれない

人は高齢になると、身体機能が衰えていきます。
アスリートなど、一部の人は何歳になっても身体の鍛錬を続け、高齢者になっても驚くほどの身体機能を発揮したりもしますが、やはり一部の人です。
身体機能が衰えるということは、トラックの運転中でも何かのときにとっさの判断ができなかったり、とっさの判断に体の動きが追いつかなかったりします。
この少しの動きの「遅さ」で、交通事故を起こしてしまう危険も高まります。
それだけではありません。
高齢者になると、中には急に体調が激変するような人もいます。朝、健康チェックを受けて何の異常もなかったのに、お昼ごろ、トラックの運転中に突然、意識が飛ぶなんてことも起こり得ます。普通は事前に何らかの前兆があっての体調急変が多いかもしれませんが、まれに前兆がなくて体調急変が起こることもあります。
どちらにしろ、高齢者のドライバーが増えれば、交通事故も増えてしまうかもしれません。
ただ、実際は運転歴が浅い若年層のほうが、交通事故を起こす人の割合は圧倒的に多いようです。気をつけましょう。

事故は避けたい

業界の改革が滞るかもしれない

物流・運送業界では、人手不足解消のために高齢者の積極採用とともに進めているのが女性の積極採用です。
ただ、女性トラックドライバーもそれほど大きく増えたりしていないので、取り組みとしてはなかなかうまくいっていないようです。もともとトラックドライバーは「男の仕事」だったので、そこに女性を増やすとなると職場環境の改善や整備、職場や関係会社の従業員らの意識改革が必要ということも、なかなかこの取り組みが進まない一因のようです。
圧倒的に男性が多い職場環境なので、ときにはセクハラもあったりするようです。中には女性トラックドライバーを邪険に扱ったり、軽んじたりする男性ドライバーもいるとかいないとか言います。長らく男尊女卑の価値観で生きてきた男たちの中には、優秀な女性を認めたくない、女性の社会進出が怖いという小心者がいるわけです。
高齢者の中には、それまで培ってきた価値観を変えることは難しいという人がいます。女性の社会進出だけではなく、物流・運送業界には、いろいろ改善すべき点がありますし、今後、設備の進化に合わせてシステムも進化していくはずです。
昔からのシステム、技術には伝承していくべきものもありますが、中には進化させて変えていかなければいけないものもあります。しかし、やはり高齢者には進化や変化に難色を示すだろう人もいます。そうした高齢者が増えると、業界としての進化も滞る可能性があります。
もしかしたら、女性の高齢者トラックドライバーが増えると良いかもしれません。

女性の活躍

生活習慣病が広がるかもしれない

トラックドライバーに限らず、高齢者は高血圧や糖尿病などの生活習慣病リスクが高まる傾向にあります。
そしてトラックドライバーは外食が多いために栄養バランスが偏りやすく、また、トラックの運転は疲労がたまるもののカロリー消費量が少なく、ゆえにトラックドライバーは体力仕事でありながら運動不足に陥りやすくなっています。これは生活習慣病の要因になります。
生活習慣病リスクが高い高齢者が、生活習慣病が職業病となっているトラックドライバーになると、生活習慣病が広がるかもしれません。

血圧測定

理想的な老後ではないかもしれない

本来、すべての国民が60歳を過ぎたら年金だけで悠々自適な生活を送れるような社会にするのが政治家の責任です。
もちろん、60歳を過ぎても仕事をしたい人はするべきです。それは人それぞれです。自由です。一番避けなければいけないのは「本当は悠々自適に暮らしたいのにお金がないから働くしかない」という選択です。
高齢者がトラックドライバーとしてイキイキと仕事をするのは良いことです。トラックドライバーの仕事は健康であれば、高齢者にとっても働きやすい仕事です。
だからと言って、高齢者のトラックドライバーが増えても、それが「やらないと生活できない」という理由なら、それは寂しいのではないでしょうか。

悠々自適

健康チェックが大変

高齢者は若いころに比べると身体機能が落ち、体調が悪いほうに変化することが多くなります。
中には、朝の健康チェックでは異常がなかったのに午後になって急に体調が悪化し、最悪、トラックの運転中に意識が飛ぶ、なんてこともあるかもしれません。
あってはならないことです。
些細な異常もこまめに見つけなければいけないので、健康チェックも念入りに、細かくしなければいけません。大変です。
大変ですが必要です。

健康診断

最後に

高齢者は若いモンと違って無理が利きません。若いころと比べて身体機能が衰えているからです。
ただ、今は元気な高齢者も増えています。高齢者が社会でイキイキと活躍することは良いことです。イキイキと活躍することで、さらに健康を維持することをできます。

元気な高齢者

高齢者のトラックドライバーが増えることのメリット

高齢者

人々の生活や経済活動を支える、社会に無くてはならない仕事であるトラックドライバーは人手不足が続いています。このままでは人々の生活や経済活動が停滞する危険もあるほどの状況だそうです。
こういうときにしっかり対応しなければいけないのが政府です。そのための政府です。
そんなわけで行政の旗振りで、女性や高齢者を物流・運送業界で積極的に採用していこうということになりましたが、あまりうまくいっていないようです。
女性の採用が進まないのは、トラックドライバーの職場が長い間「男の世界」だったからでもあるかもしれません。トラックドライバーと言えば、どうしても「荒々しい男たち」というイメージなので、そのイメージから変えていく必要があるのでしょう。
高齢者は女性に比べたら採用も容易のはずです。少子高齢化でただでさえ高齢者が増えているのですから。しかし、それでも「トラックドライバーの人手不足」はまだ解消されていません。
もっともっと高齢者のトラックドライバーを増やさなければいけないのかもしれません。


人手不足が解消に向かう

高齢者のトラックドライバーが増えれば、人手不足は解消に向かいます。向かうはずです。向かわないと困ります。
人は日々歳を取ります。高齢者は今後もどんどん増えていきます。トラックドライバー予備軍が増えていると言っても良いでしょう。以前はトラックドライバーは未経験者には敷居の高い仕事でしたが、今は未経験者にも広く門戸を開いています。
また、政治家のせいで、今の日本は定年を迎えても安心して暮らしていけない世の中になっています。それまで一般的なサラリーマンだった人の定年後の第2の人生として、トラックドライバーという選択もあるのではないでしょうか。

高齢ドライバー

信頼と実績が増える

高齢者は何と言っても知識経験が豊富です。いわゆる人生のベテランです。
そんなベテランが知識経験を生かして仕事をすれば、その会社の信頼実績が増え、やがては業界全体の信頼実績を増やしていくことになります。
高齢者の中には、もちろん、若いときからトラックドライバーとして活躍してきたベテランもいるでしょう。そんなレジェンド級の人がたくさんいれば、信頼実績も爆上がりです。

レジェンド

高齢者の活躍を推進する

少子高齢化によって日本全体で高齢者が増加しているものの、政治家のせいもあって「仕事を忘れて悠々自適に老後を過ごす生活」はなかなか難しくなっています。
そのため、「高齢者の活躍」と称して国民を死ぬまで働かせようという空気が社会全体で濃厚になっています。
ただ、実際、定年で仕事を辞めてふさぎ込む高齢者も多いようなので、社会での「高齢者の活躍」は必要なのかもしれません。
トラックドライバーの職場が、そんな高齢者の受け入れ先になれば、社会全体で推進している「高齢者の活躍」に貢献することになり、ひょっとしたら平和な日本になるのではないでしょうか。

高齢者が活躍

安全志向が広がる

高齢者は若いころに比べて身体機能が衰えてくる人が多いです。
そのため、危険に遭遇してもとっさに機敏に動いて危険を回避するのは難しくなります。
そこで高齢者は、あらかじめ慎重に行動し、できるだけ危険に遭遇することを避けようとします。安全志向が強まるのです。
安全志向はトラックドライバーに限らず、あらゆるドライバーに必要です。交通事故は絶対に避けなければいけないからです。
そんな安全志向の強い高齢者ドライバーが増えれば、おのずと中高年のトラックドライバーや若手のトラックドライバーも影響され、業界全体に安全志向が広がるに違いありません。

交通事故は避けたい

労働環境の改善が進むかもしれない

高齢者は若いモンと違って無理が利きません。若いころと比べて身体機能が衰えているからです。
敏捷性が減退しているだけではなく、体力も落ち、持久力も減ってきています。
そのため、若いころはできた過酷な作業も高齢者には無理です。
そんな高齢者が多く働く会社では、そのために作業効率を下げるわけにはいきませんから、おのずと「高齢者も働きやすいよう」労働環境を改善せざるを得ません。
トラックドライバーの職場も同様です。
高齢者のトラックドライバーが増えると労働環境の改善が進み、高齢者だけではなく、誰にとっても働きやすい職場になることが期待できるわけです。

職場

とは言え

高齢者は若いモンと違って無理が利きません。若いころと比べて身体機能が衰えているからです。
そのため、当然、メリットだけではなく、デメリットも出てきます。
それはまた別の話ですが(後編に続く)。

高齢者は身体も衰える

トラックドライバーに将来性はないのか

安定した人生

せっかく就職するのだから、その職業に就くことでその後の人生を安定したものにしたいと、多くの人は考えます。
新しい業界に入り、2~3年して仕事を覚えたと思ったらまた別の業界に移り、イチから仕事を覚え始め、また移り、なんてことを繰り返したくありません。第一、20代、30代はまだそれができても、40代、50代にもなって迎え入れてくれる会社なんてないのでは、と考えてしまいます。
できれば、最初に入った会社で仕事を覚え、仕事に慣れ、黙っていても昇給していくような生活を送りたいものです。
もし、最初に入った会社の勤務が嫌になっても、同じ業界や、似たような業界の会社に移ったほうが、「イチから仕事を覚える」面倒がなくてタイパが良いと思えます。
そのためには、急に業績が悪化して昇給しなくなったり、リストラで退職者を募ったりすることのない業界で就職したいです。
すなわち、将来性がある業界です。そんな業界の会社なら、どんどん昇給していくでしょうから。


1. 自動運転システムの開発

自動車の自動運転システムの開発が進んでいます。車を人ではなく、AIが運転するというシステムです。トラックへの応用も試されています。
トラックに完璧な自動運転システムが搭載されれば、人間のトラックドライバーは不要になるわけです。そうなると、トラックドライバーは全員失業です。
すなわち、トラックドライバーに将来性は皆無ということになります。
とは言え、道路の走行では安全運転の確保が最も重要な課題となります。機能的にも法的にもこれをクリアできるのは、まだ相当先になるでしょう。
また、それをクリアでき、トラックドライバーが完全に不要になるころには、トラックドライバー以外のほとんどの職業で「人間は不要」になっているかもしれません。
そもそも「地球に人間は不要」と言われたりするかもしれません。

「地球に人間は不要」

2. 少子高齢化

政治家の失策もあって日本の少子高齢化が止まりません。
トラックドライバーも少子高齢化が進んでいます。すなわち、若いなり手が激減し、その人手不足を補うために定年後再雇用定年延長を取り入れ、60代、70代のトラックドライバーが増えています。
政治家が日本の少子化対策やトラックドライバーの労働環境の改善に効果的な手を打たない限り、この傾向はまだまだ続くでしょう。
トラックドライバーが高齢者ばかりになると、体力も衰え、長時間勤務は無理になります。長時間勤務ゆえの事故も多発するかもしれません。
自動車メーカーが頑張ってトラックの安全機能を充実させてくれることを願ってやみません。

高齢ドライバー

3. 労働環境改善の遅れ

物流・運送業界は歴史が古く、そのため、多くの古い慣習がそのまま残っていたりします。
その結果、労働環境も昔のままで、いわゆる「働きやすい職場環境」の実現がなかなか進みません。
とは言え、「働きやすい職場環境」の実現は、結局は多くの業界でそんなに進んでいないようにも見えます。
どうなんでしょう?

なかなか大変な職場

4. 物価上昇

日本は政治家の失策のせいで、上昇する物価に見合ったようには給料が上がりません。結果、政治家以外の多くの人たちが「貧困」を実感したりしています。
こうなると、トラックドライバーに限ったことではなく、多くの人が多くの職業に対して将来性を感じることができなくなります。
中でもトラックドライバーは以前、物流・運送業界への参入の規制が緩和され、過当競争が激化したおかげでトラックドライバーの人件費が削られ、「給料が仕事に見合っていない」と言われるようになりました。
そして今の給料の低迷物価上昇です。
誰かがトラックドライバーのなり手を減らそうと画策しているのじゃないかと疑いたくもなります。
トラックドライバーの給料が仕事に見合ったものになるよう、日本全体で給料が上昇し、物価高が抑えられるよう願わずにいられません。

貧困を実感

5. ネットショップの普及

近年のネットショップの普及には目覚ましいものがあります。驚くほどいろいろなものが、画面上でポチッとやるだけで、早ければ翌日には手元に届いています。中には「送料無料」なんて書かれているものもあって「ウソお~」と、ため息をもらしてしまいます。そのショップの経営者や従業員がボランティアみたいなサービスとして運送をやっているなら別ですが、どう考えても送料無料なんて不可能じゃないですか。
とにかくそんなわけで、トラックドライバーの仕事量が激増です。個人が買った商品にしろ、工場で製造された製品にしろ、荷を運ぶのはトラックです。飛行機や船舶、鉄道で運ぶこともありますが、空港や港、駅まで荷を運ぶのはトラックですから。
トラックが不要になる輸送手段が開発されない限り、トラック輸送は増えることはあっても減ることはないのかもしれません。

荷を運ぶ

6. 意識改革

トラックドライバーの業界では給料が停滞し、人手が不足し、高齢化が進み、仕事が増え、古い慣習がはびこっていると言えます。
中には給料が劇的に上がり、若いなり手が増え続け、ほどよい量の仕事があり、誰もが働きやすい職場環境が整備されている会社もあるかもしれませんが、そんな会社ばかりではないでしょう。
この状況を打開するには、状況を打開できる人たちの大いなる意識改革が必要になります。真剣に状況を打開しなければいけないという本気の覚悟です。

本気の覚悟

7. 効率化の促進

古い業界にはびこる古い慣習は、業界の効率化を阻みます。効率化が進まないと、業界はいつまでも同じ状態を維持します。
トラックドライバーの業界では給料が停滞し、人手が不足し、高齢化が進み、仕事が増えて過酷な職場環境が続くわけです。
トラックドライバーの業界では、古い慣習によって、例えばアナログな作業が残っていることもあるようです。デジタル化できるところはデジタル化を進めないと、いつまでも非効率的な作業が残り、業界の生産性を向上することができないのではないでしょうか。

生産性の向上

8. 外国人の雇用

日本の少子高齢化は深刻で、いろいろな業界で人手不足が進んでいます。
国も外国人技能実習制度特定技能といった在留資格で、その場のしのぎの人手確保を行ってきましたが、それも制度の破綻を招くようになってきています。
そもそもトラックドライバーは外国人技能実習制度特定技能に含まれていません。
トラックドライバーだけではなく、いろいろな業界で外国人に働いてもらわないと、日本人の生活は成り立たなくなっているのではないでしょうか。

外国人

9. 行政の政策

トラックドライバーの将来性は、もしかすると行政の政策にかかっているのかもしれません。
トラックドライバーの将来が明るくなるか、暗くなるか、どちらにしても覚悟して備える必要があるようです。

議会政治

10. 願わくば

今見えている物流・運送業界の将来には、明るい面も暗い面も、どちらの可能性もあります。
願わくば、人間が正しい選択をし、明るい将来に舵を切るよう願わずにはいられません。

明るい将来を願う

最後に

将来を予想することはできます。しかし、思い描く将来像が確定するには、人の決断覚悟が必要です。トラックドライバーの将来性は行政の政策にかかっているかもしれませんが、行政の政策を左右するのは個人個人の行動です。
「トラックドライバーに将来性はないのか?」と問われれば、「トラックドライバーには明るい将来も暗い将来もあり得るが、それは我々次第」と答えることができます。
もし、個人個人が実力、努力、発想力、運などを尽くして行動すれば、明るい将来を実現できるかもしれません。

将来を予想してみる