トラックマン

トラック専門サイト

ホワイト企業とは? 良い働き方を実現する会社の特徴

搾取

世間にはブラック企業なるものが存在します。
ブラック企業というのは極端な長時間労働や過重労働、低賃金、パワハラやセクハラの横行などで、従業員を多くの面で搾取している企業のことだそうです。
一方、ブラック企業の反意語としてホワイト企業というものもあります。
ホワイト企業はワーク・ライフ・バランスが充実していて、ダイバーシティを推進していたり、働きやすい職場環境を実現している企業のことのようです。


1. 拘束時間が短い

トラックドライバーと言うと、イメージが「長時間勤務の仕事」となっています。
確かに長距離トラックの仕事の場合、一度会社を出ると2~3日、長いと10日間くらいは戻れません。その間には休憩時間もありますが、拘束時間であることには変わりません。
これがもしも、「従業員には長時間勤務をさせない」と固く決めている会社なら、長距離の仕事でも中継地点に交代のドライバーを用意して交代制にしたりするかもしれません。
もちろん、長距離じゃない仕事の場合も、無理な仕事は受けず、無理のない勤務時間を実現してくれるでしょう。

長時間勤務

2. 残業代をしっかりもらえる

もしも、働く会社がホワイト会社なら、極端な長時間勤務何日も連続する長時間勤務はさせないでしょう。
とは言え、たまには長時間勤務になってしまうこともあるはずです。そんなときは、当然、しっかり残業代が付きます。
「そんなの当たり前じゃん」と思う人が多いでしょうが、ブラック企業だと残業代が付かないなんてことが平然とまかり通るのです。

残業代

3. やればやっただけ稼げる

トラックドライバーの給与は歩合制になっていることが多く、そのため、トラックドライバーはあえて長距離トラックの仕事のような、過酷な仕事を引き受けるのです。
この歩合制を導入していることを理由に、残業代が出ない会社もあるようですが、歩合率が良ければ、残業代が出なくてもたくさん稼ぐことは可能かもしれません。
しかし、もしも残業代が出る上に歩合率も高いホワイト会社なら、トラックドライバーはたっぷり稼ぐことができるでしょう。

たっぷり稼げる

4. トラックやドライバーが多い

会社がホワイトであるためには、それなりに余裕が必要です。
ギリギリで経営している会社では、従業員のワーク・ライフ・バランスダイバーシティの推進まで取り組んでいる余裕がなかなかなかったりします。
しかし、従業員のワーク・ライフ・バランスダイバーシティの推進に取り組んでいるような会社には、自然と従業員が集まります。
従業員が集まるので多くの仕事を受けることができ、そのためにトラックも多く保有しています。

たくさんのトラック

5. 離職率が低い

従業員のワーク・ライフ・バランスダイバーシティの推進に取り組んでいるホワイト会社には従業員も多く集まり、また働きやすい職場環境になっているので会社を辞める人も少なくなります。ほとんどの従業員が、長く働き続けたいと考えます。

集まった人々

6. 社内やトラックがきれい

ホワイト会社では従業員も生き生きと仕事をします。自分の会社に誇りを持ちます。
社内清掃やトラックの洗車も、やらされている義務ではなく、自らの「きれいにしたい」という強い気持ちで行います。
とてもきれいになります。
また、ホワイト会社ではトラックの洗車に手当てを出すようなところもあるそうです。そんな会社では、ますます積極的に洗車します。

清潔なオフィス

7. 最新車種のトラックもある

車の機能は常に進化していて、トラックも同様です。
最新機能を搭載しているトラックは、安全性能が向上し、また効率的な運転ができるようにもなっています。
もしも、働く会社がホワイト会社なら、従業員の安全のためにそうした最新機能を搭載した最新トラックをそろえたり、運転による負担を減らすための最新設備も導入しているはずです。

衝撃緩和システム

8. 職場の雰囲気が明るい

ホワイト企業はとても働きやすい職場環境になっています。
職場は清潔で明るく、また、そんな職場で働く従業員も生き生きとしています。職場の雰囲気も明るくなるでしょう。

明るい職場

9. 荷主が無理を言わない

もしも、働く会社がホワイト会社なら、会社は従業員の働きやすさを優先してくれます。
トラックドライバーの仕事が過酷になってしまう要因に、本来はトラックドライバーの仕事ではない荷の積み下ろしをやらされることが慣習になっているということがあります。運送会社が荷主に対してサービスとしてやるわけです。
ですが、ホワイト会社では荷主との契約で、しっかりドライバーには荷役作業をさせないと決めます。
その他にも、トラックドライバーは荷の積み下ろしの現場で荷主の担当から無理を言われた場合、それを会社に報告すれば、きちんと対応してくれます。

「無理」

10. 事故対応がしっかりしている

トラックドライバーの仕事には、交通事故のリスク荷の破損事故というリスクが付きものです。もちろん、トラックドライバーとしてはそういった事故を回避すべく、安全運転を心掛け、ていねいでおだやかな運転をしなければいけません。荷台で荷崩れを起こさないよう、荷をしっかり固定させる必要もあります。
それでも、ミスは誰でもしてしまいます。
交通事故や荷の破損事故を起こしてしまうトラックドライバーもいます。
その場合、ブラック会社だとすべての責任をトラックドライバーに押し付け、事故に関わるすべての出費をトラックドライバーに支払わせるでしょう。
一方、もしも、働く会社がホワイト会社なら、法律に則ってトラックドライバーが負担すべきところは負担させつつ、会社が負担する部分はきちんと負担してくれます。

交通事故は避けたい

最後に

働きやすい職場環境を整えるために車種や設備を新しくしたり、従業員の待遇も手厚くするには、経済的な余裕も必要かもしれません。
しかし、逆に従業員の待遇を手厚くし、働きやすい環境を整えれば、多くの仕事を受け、業績を堅調に伸ばすことができ、そういう余裕も自然と生まれるのではないでしょうか。
もしも入社した会社がホワイト企業だったら。あなたはとてもラッキーです。その会社でできるだけ長く勤めましょう。

まだまだ余裕