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娘からの衝撃の告白! ひとり娘がトラックドライバーと結婚したいと言い出したときに止める方法

会ってほしい人

ある日、可愛いひとり娘が「会ってほしい人がいるの」と言い出します。嫌な予感がします。
そんな動揺を悟られないように、努めて冷静を装い「どんな人?」と尋ねます。すると娘は「トラックドライバー」と答えます。
さあ、どうしましょう。


1. やんわりと反対する

まずはやんわりと反対しましょう。あくまでも「やんわりと」です。
「反対だ」なんて断言してはいけません。「賛成しかねるなあ」程度の言い方をして様子を見るわけです。
反対したい気持ちは山々です。何しろ相手はトラックドライバーです。理屈じゃありません。
しかし、ここで感情のままに「反対だ」なんて声を荒げると、娘さんはかえって意地になって結婚に向かってまっしぐらです。

やんわりと反対する

2. 寂しい思いをすると主張する

トラックドライバーは「長時間勤務で過酷」とよく言います。聞くところによると、一度家を出ると2~3日、長いと10日間くらいは戻らないそうです。
そんな人と結婚すると、きっと寂しい思いをします。「そんな寂しい思いをする姿を見たくない」なんて言えば、少しは考え直すかもしれませんよ。
もっとも、日帰りできるルート配送などの仕事もあって、反論される可能性はあります。
それに一般企業の会社員だと、連日残業だったり、家に仕事を持ち帰ったり、たまに家にいても「疲れた」と言ってゴロゴロしているばかりだったりもしますし。
誰と結婚しても結局は寂しい思いをするのが人生なのかもしれません。

寂しい思い

3. 相手の人格を否定してみる

トラックドライバーは「ルールやマナーを守らない荒くれ者ばかり」とよく言います。きっと娘さんの相手も無法者みたいな人かもしれません。
そんな荒くれ者は、きっとあおり運転危険運転をやらかしていずれ手が後ろに回るとか、きっと家庭内でも暴力を振るうようになるとか、ネットで誹謗中傷を繰り返して告訴されるとか、あることないこと、心配する振りして言いまくりましょう。もちろん、これこそ根拠のない誹謗中傷です。決してSNSで言いふらさず、娘さんに直接言うだけにしておいてください。
ただ、実際に会ってみると、ウブでいかにも真面目そうな、好感しか持てない好人物かもしれません。そんなときは内心で「世間の無責任なイメージは全く当てにならない」と反省しましょう。

無法者

4. 相手の育ちを否定してみる

ひとり娘が結婚相手にトラックドライバーを選んだだけで大騒ぎしているのですから、我が子が「トラックドライバーになる」と言い出したら、普通なら何としてでも絶対に止めるはずです。
しかし、実際には娘が結婚相手としてトラックドライバーを紹介しようとしています。トラックドライバーの親の顔が見たいものです。
というわけで、「きっと、育ったのはろくな環境じゃなかった」とか「我が家とは釣り合わないんじゃないか」とか、娘の相手の家庭に関して前時代的な偏見をズケズケと言ってみましょう。これも頭ごなしな言い方はいけません。あくまでも「心配している」風を装う必要があります。
ただ、実際に親に会ってみると、ほんのちょっと話しただけで立派な人柄だと分かるような人物で、地元でも信頼されている家柄だったりするかもしれません。
それ以前に、今どき「親がどうとか」で結婚を思いとどまるような娘だとしたら、育て方を間違ったと思って心配しなければいけません。むしろこちらが結婚を断られます。

荒んだ環境で育った

5. 低収入を心配してみせる

娘が結婚相手として紹介したのは、トラックドライバーでした。「結婚なんてもってのほか」と内心思ったものの、会ってみると相手は純朴な好人物で、親も信頼しかできない人格者でした。
しかし、ここで肩を落とす必要はありません。
トラックドライバーと言えば、驚くほどの低収入だと言われています。娘に貧乏な暮らしをさせたくないのが親心ですから、それを理由に結婚を渋っても、これはずいぶんと真っ当な主張のはずです。
実際、トラックドライバーの平均年収は400万円くらいだそうです。驚くほどの低収入ではありませんが、目が覚めるような高収入でもありません。
「低収入で生活に困るんじゃない?」と言ってみると、そこから話を結婚取りやめに持っていけるかもしれません。
ところが、娘さんは一流企業に勤めていて、実の親もビックリな高額収入を得ている可能性もあります。つまり、結婚相手がどれだけ低収入でも生活にはちっとも困らないわけです。
加えて、そのトラックドライバーも実は年収700万円以上を普通に稼いでいて、ときには1000万円に手が届く年もあったりして、もはや「低収入」を主張できる余地は残ってない、なんてこともあり得ます。気をつけて。

収入

6. 将来性を心配してみせる

トラックドライバーは人手不足が続いているそうです。そのため、対策として自動運転システムの開発が進められています。人手不足なので、人手がなくてもトラックが荷を運べるようにするわけです。
この開発が進んで自動運転システムが実現すれば、トラックドライバーは不要になります。つまり、トラックドライバーは全員失業です。
「トラックドライバーなんて将来性がない仕事だよ」と、心配してみせましょう。今さえ良ければ良いのが結婚ではありません。人生の先輩としての腕の見せどころ、知恵の回しどころです。
ただ、娘さんのほうも自動運転システムの開発なんて百も承知、二百も合点で、物流を担うトラックドライバーの仕事がそう簡単になくなったりしない現実を説明されるかもしれません。トラックドライバーが物流業界の仕事だということを考えると、確かにそう簡単にはなくなったりしません。
もしかすると、目からウロコが落ちるかもしれませんよ。

先を読めない未来

7. 世間体を心配してみせる

トラックドライバーの世間的なイメージはあまり良くありません。
「荒くれ者」「長時間勤務で過酷」「低収入」「将来性がない」なんて思われているわけですから。
もう残す手段もありませんから、ハッキリと「相手がトラックドライバーなんて世間体が悪い」と言ってしまいましょう。
ただ、もしかすると「そんなくだらないことで反対するなんて信じられない」とキレられ、親子の縁も切れられるかもしれませんが。
そうなると、もし、孫が生まれても会わせてもらえないかもしれません。

世間体が気になる

8. 断固として反対する

ここまで来たら最後の手段です。意地になって反対するしかありません。大人げなく、駄々をこねるのです。
娘さんは「ヤレヤレ」という顔をしてこちらを見つめるでしょう。
ゆっくり深呼吸をして、娘さんが生まれたときからここまでを思い出してみましょう。
おめでとうございます。ひとり娘は立派な大人の女性に成長したのです。自分の価値観を持ち、自分ので自分の人生を歩いて行ける大人です。
娘さんの結婚式に出席する「覚悟」を決めるしかありません。

断固反対