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高齢者のトラックドライバーが増えることのメリット

高齢者

人々の生活や経済活動を支える、社会に無くてはならない仕事であるトラックドライバーは人手不足が続いています。このままでは人々の生活や経済活動が停滞する危険もあるほどの状況だそうです。
こういうときにしっかり対応しなければいけないのが政府です。そのための政府です。
そんなわけで行政の旗振りで、女性や高齢者を物流・運送業界で積極的に採用していこうということになりましたが、あまりうまくいっていないようです。
女性の採用が進まないのは、トラックドライバーの職場が長い間「男の世界」だったからでもあるかもしれません。トラックドライバーと言えば、どうしても「荒々しい男たち」というイメージなので、そのイメージから変えていく必要があるのでしょう。
高齢者は女性に比べたら採用も容易のはずです。少子高齢化でただでさえ高齢者が増えているのですから。しかし、それでも「トラックドライバーの人手不足」はまだ解消されていません。
もっともっと高齢者のトラックドライバーを増やさなければいけないのかもしれません。


人手不足が解消に向かう

高齢者のトラックドライバーが増えれば、人手不足は解消に向かいます。向かうはずです。向かわないと困ります。
人は日々歳を取ります。高齢者は今後もどんどん増えていきます。トラックドライバー予備軍が増えていると言っても良いでしょう。以前はトラックドライバーは未経験者には敷居の高い仕事でしたが、今は未経験者にも広く門戸を開いています。
また、政治家のせいで、今の日本は定年を迎えても安心して暮らしていけない世の中になっています。それまで一般的なサラリーマンだった人の定年後の第2の人生として、トラックドライバーという選択もあるのではないでしょうか。

高齢ドライバー

信頼と実績が増える

高齢者は何と言っても知識経験が豊富です。いわゆる人生のベテランです。
そんなベテランが知識経験を生かして仕事をすれば、その会社の信頼実績が増え、やがては業界全体の信頼実績を増やしていくことになります。
高齢者の中には、もちろん、若いときからトラックドライバーとして活躍してきたベテランもいるでしょう。そんなレジェンド級の人がたくさんいれば、信頼実績も爆上がりです。

レジェンド

高齢者の活躍を推進する

少子高齢化によって日本全体で高齢者が増加しているものの、政治家のせいもあって「仕事を忘れて悠々自適に老後を過ごす生活」はなかなか難しくなっています。
そのため、「高齢者の活躍」と称して国民を死ぬまで働かせようという空気が社会全体で濃厚になっています。
ただ、実際、定年で仕事を辞めてふさぎ込む高齢者も多いようなので、社会での「高齢者の活躍」は必要なのかもしれません。
トラックドライバーの職場が、そんな高齢者の受け入れ先になれば、社会全体で推進している「高齢者の活躍」に貢献することになり、ひょっとしたら平和な日本になるのではないでしょうか。

高齢者が活躍

安全志向が広がる

高齢者は若いころに比べて身体機能が衰えてくる人が多いです。
そのため、危険に遭遇してもとっさに機敏に動いて危険を回避するのは難しくなります。
そこで高齢者は、あらかじめ慎重に行動し、できるだけ危険に遭遇することを避けようとします。安全志向が強まるのです。
安全志向はトラックドライバーに限らず、あらゆるドライバーに必要です。交通事故は絶対に避けなければいけないからです。
そんな安全志向の強い高齢者ドライバーが増えれば、おのずと中高年のトラックドライバーや若手のトラックドライバーも影響され、業界全体に安全志向が広がるに違いありません。

交通事故は避けたい

労働環境の改善が進むかもしれない

高齢者は若いモンと違って無理が利きません。若いころと比べて身体機能が衰えているからです。
敏捷性が減退しているだけではなく、体力も落ち、持久力も減ってきています。
そのため、若いころはできた過酷な作業も高齢者には無理です。
そんな高齢者が多く働く会社では、そのために作業効率を下げるわけにはいきませんから、おのずと「高齢者も働きやすいよう」労働環境を改善せざるを得ません。
トラックドライバーの職場も同様です。
高齢者のトラックドライバーが増えると労働環境の改善が進み、高齢者だけではなく、誰にとっても働きやすい職場になることが期待できるわけです。

職場

とは言え

高齢者は若いモンと違って無理が利きません。若いころと比べて身体機能が衰えているからです。
そのため、当然、メリットだけではなく、デメリットも出てきます。
それはまた別の話ですが(後編に続く)。

高齢者は身体も衰える