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未来のトラックを予想してみた


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肉体労働

ここのところずっとトラックドライバーの人手不足が続いています。
トラックドライバーはどちらかというと肉体労働ということになっていて、若い人がむやみやたらと肉体労働を避けたがるからではないかと思います。
だから、トラックドライバー以外の肉体労働の分野も人手が不足しがちです。肉体労働でもプロスポーツ選手は相変わらず人気なようですが。
そんなわけで、人手がないなら「人がいなくても良いようなトラックを作ればいいやん」という安易な発想(かどうかは知りませんが)で自動車の自動運転システムの開発が進められています。
トラックをはじめとした自動車は、この先もっともっと進化していくかもしれません。

1. 自動運転

トラック輸送は人々の生活や産業を支える重要な存在なので、人手が少ないくらいの理由で「やめちゃおっか」というわけにはいきません。意地でも滞りなく続けるために、自動運転が必要になります。
要するに、必要なときに発進したり加速したり、減速したり停車したり、右に曲がったり、左に曲がったり、後進できればいいわけです。今の科学技術をもってすれば、それほど難しいことではないでしょう。
とは言え、万が一何かにぶつけたときはどうするの?とか、システムに不具合が起きたときはどうする?とか、法律上で問題はないの?とか、結局、誰が責任を取るんだ?とか、完全に無人でトラックが一般道を走るまでになるには、まだまだまだまだ先は長そうです。

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自動運転?

2. 無事故

ネットで「トラックドライバー」でニュースを検索すると、どうしても出てくるのが事故のニュースです。
トラックは生活や産業に欠かせない存在として実に多くの台数が走っていますから、全体の事故件数の中でもどうしても多くの割合を占めてしまいます。
そんなわけで、トラック性能で一番何とかしてほしいと一般庶民が切に願うのが、事故回避システムのさらなる進化です。
今でも自動ブレーキなどがありますが、あれは直進しているときに何かとぶつかりそうになるとブレーキが自動的に利くというもので、ブレーキが間に合わないこともあるでしょうし、前方の何かとぶつかること以外の事故には対応できません。
そこで、前から後ろからは言うに及ばず、上からでも下からでも、あらゆる事故を回避するシステムを開発してもらいましょう。理論は開発者に任せます。

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避けたい事故

3. 事故でも被害最小

あらゆる事故を回避できるシステムができたとしても、やはり誤作動やらシステム不良が心配です。懸念されます。
自動車事故は最悪人命にも関わるものですから、その対策も念には念を入れたものでなければいけません。
たとえ何かの間違いで自動車事故が起きたとしても、その被害が最小で済むようなトラックの開発が必要です。
例えば、普段は荷の重さに耐えられるほどに頑強な車体が、何かにぶつかったとたん、マシュマロのように柔らかくなるとか。
もちろん、運転席のトラックドライバーにも全くダメージがないような機能も必要です。

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マシュマロ

4. 騒音がない

自動車が生活環境にまき散らす公害の1つが騒音です。
これはガソリン自動車では特に大きな問題だったのですが、電気自動車が開発されてこの問題は解消に向かいました。
とは言え、一般人が乗る自動車がすべて電気自動車になったかというとそうではありません。まだコスト面などの課題はあるようです。
また、電気自動車にはエンジン音はないかもしれませんが、道路を車が走ることでの音はあるでしょう。
ちなみに、あまり静か過ぎると歩行者などが車の接近を察知しにくくなり、事故につながるという問題も指摘されているようです。ただ、これは上記の「無事故システム」がちゃんと搭載されれば、回避できるでしょう。

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「うるさい!」

5. 燃費が向上

生活や産業を支えるトラックは、つまり「仕事で走っている」ことになります。トラックが走ること自体が経済活動なわけです。
そのため、経費削減は大きな課題です。ガソリンにしろ電気にしろ、とにかく少ないエネルギーで長い距離を力強く走ってくれることが期待されます。
燃費が良くなれば、そこで増えた利益をトラックドライバーの人件費に回せます。完全無人の自動運転システムの実用はまだまだまだまだ先なので、人件費は重要です。

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少ない燃料でたくさん走ってほしい

6. 故障しない

トラックは、道中で人も物も一切傷つけずに荷を安全に運ぶ存在にならなければいけません。
進化したトラックは機能が増える分、多くの設備を搭載していることにもなります。
今でも自動車は故障するときには故障しますが、進化したトラックではどの機能も大切なので、故障しがちでは話になりません。
家電でも短くて3年か5年、長くても10年も経てば買い替える必要が出てきます。そんなことは未来のトラックには許されません。

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故障は厄介

7. メンテナンスが楽

トラックに搭載される設備は増えるかもしれませんが、それによってメンテナンスが大変になったりすると、それでまた「人間によるミスやうっかり」が原因で機能不全が起こってしまいます。それでは元も子もありません。
自動メンテナンス機能、自動洗浄機能、自動故障修復機能、自動整備機能などで、メンテナンスも簡単にできるようにしなければいけません。

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メンテナンスも大変

8. 運転席で疲れない

いろいろな機能がついて進化したトラックでも、トラックドライバーは必要です。
一部は自動運転が可能になって運転が楽になっても、運転席に長時間座っているだけで疲れるものです。同じ姿勢でずっと座っていると、腰痛や肩こりの原因にもなります。
腰痛対策として、体型に合ったクッションをトラックに持ち込むトラックドライバーも多いです。
これを解決するために、ドライバーの体型やその時々の調子、疲労度に合わせて形状が変わる運転席を開発すると良いのではないでしょうか。

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腰は大事

9. 空を飛ぶ

トラックドライバーのストレスの原因に「渋滞にハマる」があります。
この渋滞を回避するのに一番有効なのが、もしかして「空飛ぶ自動車」かもしれません。
空飛ぶ自動車の分野では「空飛ぶタクシー」の開発はすでに始まっています。「空飛ぶタクシー」が可能なら「空飛ぶトラック」も可能なはずです。
そう言えば、ドローンを宅配に使う試みも実証段階のはずです。でも、ドローンでは運ぶのも小さな宅配の荷物に限られてしまいます。ここはやはり「空飛ぶトラック」を開発し、長距離大量輸送に役立てましょう。

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ドローン輸送

10. トランスフォームする

「空飛ぶトラック」は飛行機でもドローンでもありません。普段は車道を走るトラックが、滑走路も無しにいきなり空を飛び、交通渋滞も関係なく目的地へ行き、当然滑走路もないところにスムーズに着陸できるものです。1970年代の少年たちが夢想した、宇宙から来た円盤みたいな飛行システムを持つわけです。
ここまで来ると、まさにSFの世界です。トラックからロボットに変形するくらいのことはやってほしいです。
大型トラックは大きいがゆえに圧迫感があり、歩行者や他の車の運転者から「邪魔だなあ」とも見られてきました。大型トラックも荷を乗せていないときなどは変形し、邪魔に見えないようになることは、現実的に必要かもしれません。

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ロボットに変形