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トラック運転手の仕事を車好きに勧めたい理由

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男の子は車好き


多くの男の子がミニカーを集めたり、なぜか乗り物に強く惹かれます。
特に自動車は身近に見られるので、男の子にとって欠かせない「お気に入り」となります。
その後、好みが多様化していき、車よりゲーム、車よりスポーツ、車より料理と、好みが移り変わっていきます。特にこのところ、若者の車離れが進み、運転免許を取得しない若者も増えていると言います。
とは言え、子どものころに車を好きになり、そのまま成長した人もいるでしょう。一度、車好きから離れたものの、成長するにしたがって再び車好きとして返り咲いた人もいるはずです。
そんな車好きにオススメの仕事と言えば、実際に車を運転することが仕事となる職業ドライバーや、車の開発などにも関わる自動車関連会社の社員などでしょうか。
職業ドライバーと言えば、代表格はトラック運転手です。


1. 仕事の大半が運転だから

トラック運転手の仕事は、荷をトラックで納期までに安全に運ぶことです。
トラック運転手の仕事にも長距離輸送やルート配送、宅配便など、いろいろな種類があり、やるべき作業もそれぞれ違います。ただ、トラックを運転することが仕事の大半を占めるという点では、大きな違いはありません。もちろん、仕事によって運転するトラックの大きさは違いますが。
そんなわけで、トラック運転手になれば、仕事中の多くの時間を「運転すること」に費やします。車が好きで、特に車の運転が大好きという人にとっては、その好きなことをしていてお金を稼げるのですから、これはもう天職としか言いようがないのではないでしょうか。

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運転が仕事


2. 車でいろいろなところへ行けるから

トラック運転手はトラックを運転して荷を運びます。荷を積む場所まで行って、その後、荷を降ろす場所まで行くわけです。何もトラックの運転席に座って、その場所でじっとしているわけではありません。そりゃそうです。
車を運転して車窓の外を流れるいろいろな景色の変化を楽しめます。エンジンの稼働、ハンドリングなども体感します。それが運転の醍醐味です。
さらに、長距離の仕事の場合、それまで行ったことのない地方や、見どころのたくさんある観光地に行くことになるかもしれません。時間に余裕があれば、いえ、余裕がなくても積極的に時間をつくり、ご当地グルメなど、その地域ならではのものを楽しむこともできます。
何にせよ、仕事でいろいろな場所に行けるのは、物流業の仕事をする者の特権でもあります。

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温泉地に行けるかも


3. 運転席からの眺めが良いから

トラックは、特に大きければ大きいほど、運転席の位置も普通自動車に比べて高くなります。運転席の位置が高いので、その分、遠くまで見通せます。
普通自動車の運転席からでは見えない先の信号まで見えたりします。
景勝地の道路を走るときでも、ちょっとした「走る展望台」気分です。
もちろん、だからと言って景色に見とれて安全運転を怠ってはいけません。
また、トラックは遠くを見通せる反面、真下が見えにくくなっています。そういった見えにくい場所も、ミラーなどでしっかり確認して安全運転に努めましょう。

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広がる眺望


4. 殿さま気分で運転できるから

トラックは、特に大きければ大きいほど、運転席の位置も普通自動車に比べて高くなります。運転席の位置が高いので、その分、気分も上がります。
大型トラックは大型と言うくらいなので、車体が大きく、それだけに気持ちも大きくなります。何か偉くなったような気分になります。これはとても気持ちが良いことです。
とは言え、そんなオレさま気分、殿さま気分を表に出し、他の車に対して「オレさまの運転を邪魔するヤツには容赦しない」だの「オレさまがルールを決める」などと偉そうにするのは言語道断です。
むしろ「よきにはからえ」おうように構えるくらいになりましょう。

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殿さま


5. 運転免許の幅が広がるから

大型トラックを運転するには大型運転免許が必要です。
そしてトラック運転手は、中型、大型とトラックの大きさをステップアップさせていくにつれ、収入も上がっていきます。それがトラック運転手にとってのキャリアアップになります。
そうやってキャリアアップしていくことで、中型運転免許、大型運転免許、さらにはけん引免許、玉掛け免許などと取得免許の幅を広げていくことで、扱う機種も増え、いろいろな機械操作を行う楽しみが増えていきます。
車の運転も機械操作の1つなので、それを好きな人にとってはトレーラートラックの運転、クレーンの操作、フォークリフトの操作などもきっと楽しめるはずです。

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クレーン


6. 車により詳しくなれるから

トラック運転手は仕事の前に必ず車両点検を自ら行わなければいけません。
もちろん本格的な整備は本業の整備士が行いますが、職業ドライバーであれば、基本的な車両整備に関する知識は必要です。
また、当然ですが、トラックにもメーカーによっていろいろな種類があります。いろいろな種類があるので、向き不向きもあるかもしれません。
トラック運転手になりたてのときには、乗るトラックの種類も選べないと思いますが、経験を積んで行けば、選べる立場になるかもしれません。また、会社を移るとき、その会社が使っているトラックの種類を、会社を選ぶ基準の1つにすることもできます。
経験を積んでトラック運転手として独立起業する場合は、トラックも好きなように選べます。
より詳しくなればこそ、そういった楽しみの幅も広がります。

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車両整備


7. 「好き」を仕事にできていると感じると楽しいから

これはトラック運転手に限ったことではありません。
「好きこそものの上手なれ」という言い方がある通り、好きなことには熱中しやすく、熱中するので上達も早くなります。上達するので、うれしくなってますます熱中するという好循環が生まれます。
この好循環を、人は「楽しい」と思います。
また、仕事であるからにはストレスやプレッシャーなど、苦労ももちろんあります。仕事に対して「大変だなあ」と思ったり「辛いなあ」と感じることがあるわけです。
そんなとき、「でも好きなことだから」と思えば「辛さ」にも耐えることができます。
ただ、「好きなこと」より「辛さ」が勝ってしまうと、「好きなこと」が「嫌いなこと」になってしまう危険もあるので気をつけましょう。

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辛さに耐える


8. 「楽しい」と感じると長続きするから

これもトラック運転手に限ったことではありません。
「好き」を仕事にできて「楽しい」と思えると、辛いときもそれを乗り越えることができます。辛くて仕事を辞めてしまう人もいますから、それを乗り越えられると、仕事を続けることができます。
そうして仕事を長く続けていくと、自分自身の信頼と実績を重ねることになります。信頼と実績を重ねると、自信にもつながります。
今はトラック運転手も人手不足になっていますから、トラック運送業界も定年延長化が進んでいます。この世知辛い世の中、いつまでも働き続けられる職業は、とてもありがたいと言えるのではないでしょうか。

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長く続く道


9. とにかく好きだから

理屈はありません。
車好きならトラック好きになる可能性もあります。「好きなもの」の近くにいられることは幸せです。

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ハッピー

10. 好きであれば大切にするから

車好きなら車を大切にします。車好きでトラックも好きになると、トラックを大切にするでしょう。
トラック運転手にとってトラックはとても大切です。トラックを大切に思って仕事すると、トラックの車両整備も真剣に行いますし、トラックを傷つけるような危険な運転もしないでしょう。

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大切