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こんなトラックを運転したい

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めざましい科学文明の発展


科学技術は常に進化を続けています。
自動車はいつも交通事故のリスクを負っていますが、これを少しでも軽減するために自動ブレーキシステムなんかも登場しました。そのうち、運転も自動システムでできるようにするらしいです。
トラックも未来では今は想像できないようなシステム、デザイン、機能を備えているかもしれません。まあ、そういう現実的な未来の話は自動車開発やシステム開発の専門家に考えていただくとして、もっとシンプルに「こんなトラックがあったらいいなあ」と、小学生レベルの発想で考えてみましょう。

1. 住みたくなるほど快適

トラックドライバーの仕事は体力仕事だと言われています。トラックドライバーの仕事の大半となる「トラックの運転」は、それほどカロリーを消費しないようですが、それでも長時間運転席に座ってハンドルを握っていると疲れるわけです。
疲れると注意力が減退し、交通事故のリスクが高まります。
ですから、いくら座り続け、運転を続けてもあまり疲れないくらい、運転席の空間が快適になると、交通事故のリスクも減るのじゃないでしょうか。
心地良いあまり眠くなってしまっては逆効果ですが、それでも毎日、トラックの運転席に乗り込むのが楽しみになり、仕事への意欲が増すはずです。

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くつろぎの空間

2. スポーツカーみたいな外観

トラックは荷をたくさん積めるようにという実用性を追求し、車体がどうしてもゴツイ感じになっています。車体が大きいので威圧感もあります。
これを何とか、スポーツカーみたいに流線形の外観にできないものでしょうか。スポーツカーのようにスマートになれば、道行く人々も以前のように「大きくて怖いなあ。きっと乗っている人も怖いに違いない」とか「大きくて邪魔だなあ」なんて思わず「カッコいいなあ。きっと乗っている人もスマートでカッコいいに違いない」なんて憧れのまなざしを向けるに違いありません。

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スマートなデザイン

3. 海水が燃料になる

トラックの燃料は値段が高い上に供給量によって変動がある、厄介なものです。しかし、トラックを走らせるためには絶対に必要なので、輸送費を低くしようとすると、どうしても人件費、つまりトラックドライバーの給与が減らされてしまうのです。そんなバカな⁈な話ですが、現状ではいかんともしがたいのであります。
それでぜひ、海水で動くエンジンを開発してもらいたいものです。なぜ海水かと言うと、地球の70%が海だと言われていますから、海水ならいくら使っても安く済むという発想です。

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4. 排気ガスが出ない

ガソリンなどの油を燃やすと、環境負荷が大きな排ガスを出します。環境負荷が大きいので問題です。
やはり、排ガスが出ないエンジンを開発してもらいましょう。海水を燃料にできるくらいなので、もはや燃焼させることもないエンジンになっているかもしれないので、これは簡単にクリアできるはずです。

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排ガス

5. AIが運転してくれる

自動運転システムは遠くない未来に実現し、実社会で使われるはずです。
自動運転、すなわちドライバーなしでもトラックが走るのですから、トラックドライバーは失業するだろうなんて言う人もいますが、安全面を考えれば、完全に無人になるのは、まだかなり先の話のようにも思えます。
それより、ドライバーの仕事がになり、給与が安くなると言われています。それもドライバーの人材不足を増長することになり、あまり良いやり方とも思えません。安全面を考えれば、大型運転免許の必要性はなくならないので、トラックドライバーの専門性にも変わりはないはずです。
それより、AIがトラックを操作するのですから、エンジンやブレーキの不調をすぐに察知し、すぐに修理するので、整備工は失業するかもしれません。
代わりに、トラックドライバーはAIの誤作動に対処しなければいけないので、大型運転免許とともにプログラミングの知識も必要になり、ますます高給になる可能性もあります。

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トラックドライバーの作業風景

6. 人にぶつかると柔らかくなる

AIが運転するトラックは、人や物と衝突するかもしれない危険を素早く察知し、すぐにこれを安全に回避するようプログラミングされています。
ですから、トラックは交通事故を起こさないことが前提になっていますが、それでも起こるかもしれません。
そもそも自動車は運転手を守るために車体が丈夫に、つまり硬くなっています。車体が布切れでできていたら、走行中にも運転手は外気の影響を受けますし、障害物にぶつかったらひとたまりもありません。
しかし、運転手を守るための硬い車体は、歩行者にぶつかったときなどに大きな被害を出してしまいます。人命にも関わります。
しかし、普段は硬く、運転手を守るものの、人にぶつかったときだけ、瞬時に布切れのようにソフトになると、運転手にも歩行者にも大きな損害が出ないのではないでしょうか。

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当たっても平気

7. エンジン音が出ない

トラックに限らず、自動車が抱える課題と言えば、交通事故リスク、環境負荷です。環境負荷には大気汚染だけではなく、騒音もあります。
騒音の大きな要因になっているのはエンジン音です。やはりエンジン音がないエンジンが開発されれば、トラックもより愛される存在になるのではないでしょうか。海水で動き、排ガスが出ないエンジンなので、音が出ないようにするくらいはできるはずです。

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お静かに

8. 振動しない

トラックに限らず、自動車に乗っていて疲れるのは、安全運転に意識を集中させなければいけないからですが、AIが運転するし、人にぶつかっても重傷にはならないトラックなので、今ほど神経を使う必要もなく、疲れにくくなります。
しかし、エンジンの振動を感じることでの疲労もあります。この際、この振動もなくしましょう。

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車酔いも「揺れ」から

9. 地上から浮いている

自動車による騒音は、エンジン音の他に、道路を走るときの振動音もあります。エンジンの振動をなくしても、道路のわずかな凹凸が伝わることでの振動もあります。
この振動をゼロにするため、常に車体が地上から少し浮いているようにしましょう。あの超有名なSF映画にも、そんな車が登場していました。
他のSF映画に登場していたみたいな、空飛ぶ車でいいじゃんという人もいるかもしれませんが、空を飛ぶと落ちるのが怖いので「浮く」くらいにしておきましょう。

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浮いている

10. 小さく変形する

さて、トラックもかなり乗りやすく、親しみやすい乗り物になりました。
ついでにもう1つ、課題を解決しておきましょう。
特に大型トラックは、大きいので駐車スペースが見つかりにくくて困ることがあります。サービスエリアには必ず大型車の駐車スペースが設けてありますが、普通自動車の駐車スペースよりお店などから遠いような気がして、ちょっとイヤです。コンビニの駐車場は、大型車のスペースが少なかったり、なかったりします。
ですから、走行中は大型でも、駐車するときだけ普通自動車のスペースに収まるよう、小さく変形する機能があると助かります。

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小さくする