トラックマン

トラック専門サイト

こんなトラックドライバーになりたい

f:id:truck_sa:20210405125030j:plain


空に浮かぶ雲を指して「あんな雲になりたい」とつぶやいたのは映画「男はつらいよ」の主人公寅さんでした。
人にはそれぞれ「なりたい姿」というものがあります。「こういう生き方をしたい」という、人生の指針のようなものです。
トラックドライバーは荷を運ぶことで人々の生活や経済を支える、社会貢献度の高い仕事です。そんなトラックドライバーの仕事を目指す人には、やはりそれぞれの思いがあるはずです。

1. たくさん稼ぐ

トラックドライバーの給与は固定給+歩合給+諸手当、もしくは日給+歩合給+諸手当であることが多く「やればやっただけ稼げる仕事」であり「やらなければやらないだけ稼ぎの減る仕事」になっています。
我こそは見事に「やれるだけやるトラックドライバー」となり、「あらんかぎりの力を出して稼ごう」という人もいるでしょう。
そんな人は、人が嫌がる大変な仕事を率先して引き受け、とにかくたくさん稼ぎます。大変な仕事のほうが、大変じゃない仕事より給与は多くなっていますから、やはり大変な仕事をたくさんやろうと考えます。トラックドライバーの仕事は体力仕事でもありますから、かなりのタフガイかもしれません。

f:id:truck_sa:20191227141451j:plain
がっつり稼ぐ

2. 頼りがいがある

トラックドライバーの仕事は体力仕事ですから、これを続けられる人はタフガイだと言えます。ですから、タフガイになりたいという人が、トラックドライバーとして仕事しようと考えてもおかしくはありません。
さらにトラックドライバーは「他人の荷を預かり、安全に届け先へ届ける」ので、強い責任感も必要です。トラックドライバーの仕事をやり遂げる人は、頼りがいのある人ということになります。

f:id:truck_sa:20200508124648j:plain
頼れそう

3. 交通ルールを守る

トラックドライバーとして仕事を続けるためには、何よりも無事故無違反を守る必要があります。
とにかくトラックドライバーとして、無事故無違反だけを目標にして日々を過ごすことは、当り前と言えば当たり前ですが、とても尊いことに違いありません。
そして交通ルールをきちんと守っていれば、無事故無違反の可能性がかなり高くなります。

f:id:truck_sa:20200319100318j:plain
ルールは大事

4. 交通マナーを守る

トラックは車体が大きくなれば大きくなるほど、周囲に威圧感を与え、ひょっとすると嫌がられたりもします。しかし、道路はそこを走るすべてのドライバーのためのものです。公共の場ですから、譲り合いの気持ちが必要です。
トラックドライバーとして、公共の場でのマナーを守り、譲るところは譲るという紳士的な運転を常に心掛ける人は、とても立派な態度の人だと言えるでしょう。

f:id:truck_sa:20200820130600j:plain
マナーは大事

5. 契約を守る

交通ルール交通マナーは、職業ドライバーであるトラックドライバーだけではなく、あらゆるドライバーが守らなければいけないものです。
ちなみに交通ルール交通マナーは誰かが勝手な思い込みで決めつけ、その個人的なルールやマナーを守らないドライバーがいたからと言って、あおったりして勝手に罰していいわけはありません。それは危険運転です。
それはともかく、トラックドライバーがルールマナーの他に守らなければいけないのが契約です。つまり、何をいつまでにどこに運ぶかという、仕事の内容の取り決めです。
もちろん、ただ時間に間に合えばいいのではなく、荷を一切傷つけず、壊さず、安全に運ばなければいけません。

f:id:truck_sa:20201218135634j:plain
時間通りに

6. いつまでも健康

トラックドライバーとして長く仕事を続けるためには、交通ルール交通マナー、仕事の契約をしっかり守らなければいけませんが、同時に自分の健康管理もしっかりしなければいけません。
体調不良だと、勤務に就くことはできません。トラックドライバーは体調不良の場合、それが交通事故の原因にもなるので、勤務を休むことになります。
ですから、体調不良になったり、病気にかかったりしないため、日ごろからの健康管理がとても重要になるのです。

f:id:truck_sa:20210405130524j:plain
元気ハツラツ

7. 交通事故とは無縁

職業ドライバーとして、交通事故に関わってしまうと最悪、仕事を続けられなくなるばかりか、人生を大きく変えられてしまうことにもなります。
そこまでいかなくても、やはり時間やもしかしたらお金も取れてしまい、かなり面倒です。
交通事故は、自分が起こしてしまう可能性を減らす必要がありますが、巻き込まれてしまうこともあります。交通事故を起こすことも極力避け、加えて巻き込まれもしないように努めましょう。

f:id:truck_sa:20210405130828j:plain
事故は避けたい

8. あおられない

テレビでもいろいろ話題になったにも関わらず、今どき、ドライブレコーダーでバッチリ記録されることが一般的になったにも関わらず、今だにやってしまうドライバーがいるのがあおり運転のようです。
あおり運転をする人は、自分より弱そうな若者や女性のドライバーをあおることが多いそうです。高級な外車や黒塗りの車はあおらないのだとか。
そんなわけで、大きなトラックは比較的あおられることは少ないようですが、中型トラックなどが全くあおられないわけではないようです。職業ドライバーとして毎日のようにトラックを運転する身としては、危険なあおり運転とは一切遭遇したくないと思うのではないでしょうか。

f:id:truck_sa:20191122133324j:plain
「あおり運転は危険だぜ」

9. 誇りを持てる

日本は近ごろ、不寛容さがはびこっています。何かあると、必要以上に悪口雑言がまん延します。
トラックドライバーは専門性が高く、社会貢献度も高い職業です。そんな自負を持って仕事をすると、仕事が終わったときに感じるやりがい、達成感も大きくなるはずです。悪口雑言が目や耳に入っても、やり過ごせるかもしれません。
職業ドライバーとしての誇りを持てる人は、何の気負いもなく、誰かからほめられるわけでもないのに交通ルール交通マナーを守り、ていねいでおだやかな運転をして、やるべき務めを果たすでしょう。

f:id:truck_sa:20210122133343j:plain
誇り高き人

10. カッコいい

たくさん稼ぎ、頼りがいがあり、ルールやマナーを守り、健康で無事故無違反で、誇り高く生きる人は、男でも女でも誰でもカッコいいものです。
そんな「カッコいい」トラックドライバー、「カッコいい」大人が増えれば、きっと日本は平和になるでしょう。

f:id:truck_sa:20210405131912j:plain
平和な日本