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こんなタクシーはイヤだ

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「イヤだーッ」


今日も街では多くのタクシーが走っています。
タクシーはドアtoドアで好きなところに運んでくれて、運転免許証を持っていなくても、自家用車を所持していなくても車を利用できる、とても便利な存在です。
そんなタクシーですが、タクシーにはいろいろなお客さんが乗っていますし、タクシー運転手にもさまざまな人がいます。街を走るタクシーを眺めていると、思わずいろいろな妄想もしてしまいます。

1. 運転手の言葉が聞き取りにくい

タクシー運転手の仕事は接客業とも言われています。とは言え、タクシー運転手はお客さんを相手に小粋な会話を続けるとは限りません。お客さんの多くが、タクシー車内では静かに過ごしたいと考えているからです。
そんなタクシー運転手とお客さんが必ず会話することと言うと、お客さんの乗り降りのときです。タクシー運転手は「ありがとうございます」とあいさつし、目的地を聞いたりします。
こうした話しかける声が、妙にくぐもって聞き取りにくいと、お客さんは少々不安に思います。
逆に、ハキハキしゃべるのは良いのですが、声が大きすぎてうるさいのも困りものです。

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よく聞こえない

2. 運転手がロボット

車の自動運転システムの開発が進んでいます。タクシーもいずれAIが運転する時代が来るでしょう。
もしかしたら、人型のロボットが運転席にいるようになるかもしれません。
これがあまりにも人間にそっくりだと、それはそれで不気味に感じるかもしれません。
人間そっくりではない場合、印象は人によって異なるでしょうけど、SF映画なんかを見ていると、未来世界ではロボットは人間に反乱を起こしがちなので、やはりちょっとドキドキします。

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ロボット

3. 運転手がしゃべり過ぎる

タクシー運転手の仕事は接客業とも言われています。ただ、中には無愛想なタクシー運転手もいるようで、こういう人は歓迎されません。
それでは、明るく話す人なら大歓迎かと言うと、これも程度の問題です。あまりにも長くおしゃべりが続くと、それがよほど面白い内容か、ためになる内容でもない限り、お客さんは「うるさい」と思ってしまいます。
特に、タクシー車内では静かに過ごしたいというお客さんが多いので、いくら話が面白くても、しゃべり過ぎるタクシー運転手は嫌がられてしまうかもしれません。
もちろん、中にはタクシー運転手との小粋な会話を楽しみたいお客さんもいます。大切なのは、タクシー運転手がそうしたお客さんのニーズを素早く察知し、それに合わせて接客することです。

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うるさい!

4. スピードが速すぎる

車が便利な乗り物だと言われるのは、人が歩いたり、走ったり、自転車を使ったりするより早く目的地に着けるからです。つまり、スピードです。スピードを出しているように感じられるだけ「スピード感」ではありません。本当のスピードです。
乗ったタクシーが、その道路の車の流れに乗って進むと、お客さんも「タクシーに乗ったかいがある」と思えるでしょう。これが渋滞にはまったりすると「せっかくタクシーに乗ったのに」と、少々残念な気持ちにもなるかもしれません。
だからと言って、周囲の車の運転手もびっくりするような、もしかしたらスピード違反かもしれないほどのスピードでかっ飛ばすタクシーなら、お客さんはかなり不安になります。
スピード違反なら「この運転手はお客の安全を考えない人なんだな」と思って不安になりますし、その運転手とは初対面なので、当然、運転手の腕も信用し切ってはいません。スピードの出し過ぎで事故を起こすのではないかと思ってしまいます。

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スピードの出し過ぎに注意

5. スピードが遅すぎる

タクシーを便利だと思う要因の1つが「迅速な移動が可能になること」とするなら、渋滞にはまったりすると「せっかくタクシーに乗ったのに」と、少々残念な気持ちにもなるかもしれません。
そんなとき、渋滞を抜けて遅れを取り戻せるような、裏道を熟知したタクシー運転手だと、思わずホメたくなります。
それだけ、迅速な移動というのは価値が高いものです。
しかし、そもそも慎重過ぎて、明らかに他の車の流れからも「遅い」ような運転しかできない運転手には、みるみるうちにイライラが募っていくでしょう。
タクシー運転手はていねいで慎重な運転でお客さんの安全を確保し、急ブレーキや急な加速、急なハンドル操作も避け、お客さんを快適に運ばなければいけません。しかし、他の車も走る道路上では、車の流れに乗ることもとても大切です。
タクシーは遅すぎても困りますし、速過ぎても不安です。要するに「ちょうどいい速さ」で走ってほしいのです。

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ゆっくり過ぎてもいけません

6. タバコの臭いがする

タクシーに乗るお客さんはタクシー車内で快適に過ごしたいと考えています。
それなのに、タクシーに乗ったとたんにタバコの臭いがすると、多くのお客さんが不快になります。中には平気だという人もいるでしょうが、かなりの数の人はタバコの臭いを嫌がります。タバコを吸うという人でも、この「残ったタバコの臭い」には拒否反応が起きる場合もあります。
お客さんがタクシー車内でタバコを吸ったとしても、そのお客さんが降りた後、タクシー運転手は車内を消臭しなければいけません。ただ、消臭する前に、運の悪いお客さんがそのタクシーを見つけてしまって乗ってくることもあり得ます。運転手としては乗車拒否もできないので、せめてタバコの臭いが残っている事情を説明し、自分の非ではないとしても謝るくらいのことをすべきかもしれません。
運転手自身が愛煙家の場合、勤務中の車内での喫煙は控えたほうがいいでしょう。

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タバコ

7. ラジオの音がうるさい

なかなかお客さんが見つからないとき、タクシー運転手もラジオを聞くかもしれません。しかし、お客さんを見つけたらすぐにも消しましょう。消し忘れにご注意を。

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カーラジオ

8. エアコンが効き過ぎている

とにかくタクシーを利用するお客さんは、タクシー車内で快適に過ごしたいと思っています。そんなお客さんの要望に応えるため、タクシー運転手は夏は冷房、冬は暖房を効かせるでしょう。
ただ、寒さや暑さの感じ方には個人差もあります。基本的にはお客さんに「寒くないですか」とか聞いてエアコンの効きを調節したりしますが、中にはエアコンを効かせ過ぎというタクシーもあります。こんなとき、すぐに「ちょっと寒すぎる」とか「暑すぎる」とか、口に出せるお客さんはいいのですが、つい遠慮してしまって言い出せない人もいます。

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寒い