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若い人にトラックドライバーになってほしい理由

若さはみずみずしさ

政府にも少子化対策大臣がいます。ということは、国家レベル少子化を抑えようとしているはずですが、どうも本腰を入れて取り組んでいるようには見えません。少子化を抑えるには、もっと子どもが生まれるようになることが必要ですが、どうもそうなっていないからです。
少子化が進んでいるので、どの業界でも人手不足に陥っています。トラックドライバーもそうです。
トラックドライバーは現在、高齢化が進んでいます。若い人のなり手が激減しているからです。トラックドライバーはYouTuberのようにテレビに出たりしないので、その魅力が今ひとつ伝わりにくいからかもしれません。女子アナと結婚したりしませんし。
そんなトラックドライバーにこそ、若い人になってほしいのです。

物流業界の重要な仕事だから

2020年4月にコロナ禍緊急事態宣言が出され、日本ではほとんどの経済活動が一時停止しました。その中でも止まらなかったのがトラックドライバーの仕事です。
もちろん、休業した飲食店に食材を運んだり、休止した工場に部品を運ぶトラックドライバーの仕事はその間、止まっていました。
しかし、スーパーに食料品を運ぶ仕事など、生活に不可欠な仕事は止まることなく、動き続けました。それが物流です。そしてトラックドライバーは、その物流を担う仕事です。
コロナ禍によって、物流の重要性が改めて浮き彫りになりました。もちろん、物流には陸上だけではなく、海上や空などもありますが、まさに物流こそ生活と経済を支える、無くてなならない仕事です。
この物流業界に入るのに、多くの若い人は商社なんかに入社するのかもしれません。しかし、トラックドライバーとなって現場を学ぶのも大切です。

スーパーに商品が並ぶのも物流のおかげ

物流業はさらに重要になるから

コロナ禍では物流は止まらず、生活を支えたばかりではなく、Eコマース、巣ごもり消費の拡大で、ますます重要性が増しました。
それなのに人手不足は他の業界同様の現状になっているので、政府も遅かれ早かれ、その対策に乗り出すはずです。
もちろん、効率化をはじめ、物流業界には取り組むべき課題が山積しています。
トラックの自動運転システムの開発、隊列走行、ドローン輸送など、効率化への取り組みはすでに始まっています。
ちなみに隊列走行というのは、複数のトラックが連なって走り、走行状況を通信で共有し、自動的に車間距離を保つ技術です。安全性が向上してドライバーの負担が減り、燃費も向上する技術だそうです。
こうした新技術、新システムの開発と実現には、やはり新しい人材による発想や行動力も必要になります。

ドローン輸送

トラックは進化を続けるから

トラックの自動運転システムの開発も進んでいます。
そこまで行かなくても、衝突回避システム、自動ブレーキなどはすでに自動車への搭載が始まっています。
トラックはさらに進化していくでしょう。新しいシステムや技術を取り入れたとき、柔軟に対応できるのは、やはりベテランよりも若い人です。進化していくトラックは、若い人のほうが乗りこなすのも早く、その分、機能の良さを十二分にも発揮できるでしょう。
さらに未来のトラックは、すべてコンピューター制御になったり、ワープしたりするかもしれませんよ。

自動運転システム

高齢化が進んでいるから

トラックドライバーの高齢化が進んでいます。いわゆる高齢ドライバーが増えているわけです。
高齢になっても仕事できることは素晴らしいことです。
ですが、高齢者の誰もがトラックドライバーの仕事を続けられるわけではありません。トラックの運転は、ある意味、高度な専門的技能を必要とします。それだけにやはり若い人への伝承が必要になります。そうでなければ、トラックドライバーもそのうち、刀鍛冶やタンス職人のような存在になってしまうかもしれません。

ガラス職人

夢がある仕事だから

トラックドライバーの仕事は給与が歩合制になっていることが多く「やればやっただけ稼げる仕事」と言われています。学歴不問ながら平均年収約400万円で、中には年収700万円超えを実現している人もいるそうです。
おまけにトラック輸送が担う物流の重要性は増し、トラックの進化も続いています。これだけ揃い、輝く未来が待っている職業がトラックドライバーです。
不安と混乱ばかりが世に広められ、夢を見にくい現代ですから、若い人には夢ある仕事を目指してほしいと思うのが人情というものです。

たんまり稼ごう

労働環境の改善が必要だから

トラックドライバーの人手不足は「トラックドライバーの労働環境が過酷だからに違いない」と考えた誰かが官僚にいたらしく、行政の旗振りで「ホワイト物流推進運動」というものが始まっています。
トラックドライバーの仕事にはムダや非効率なところが多いので、物流会社も物流を利用する会社も、当然国民も皆で協力したり、意識を変えたり、仕組みを変えてトラックドライバーの労働環境を改善しようという運動です。
人は長年、その環境に馴染むと、変えたほうが良いと分かっていてもなかなか変えることができません。植木等さんが歌った「分かっちゃいるけど変えられない」は、植木さんの父上が指摘した通り、人間の本質を言い表しています。
だからこそ、そこに「馴染み」のなかった若い人が必要なのです。馴染んでなかっただけに「こうすればもっと良くなる」に気付き、それを発信できるのはやはり若い人でしょう。

旗振り

体力仕事だから

トラックドライバーの仕事は体力仕事でもあります。そりゃ、若い力が必要です。
また、若い人もたまった鬱積をSNSなどでの誹謗中傷で発散させず、体力仕事に精力を注ぎこんで発散させたほうが健全です。

体力仕事

メリットや魅力があるから

何と言っても国を支える重要な仕事であり、トラック自体も進化を続けていて、業界全体が変わろうとしています。いわゆる「夢も希望もある」のがトラックドライバーの仕事です。
それに加えて「やればやっただけ稼げる仕事」なので、トラックドライバーの人生にも「夢と希望がある」と言えます。トラックドライバーにならないのは「もったいない」とさえ言えます。
そしてこれは遠い未来の話ではないのです。なぜって、夢と希望を創り出していくのは、いつの時代も若い人たちだからです。

未来の話?