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トラックドライバーは50代ではまだまだ若手

シニア社員

近年、定年後再雇用定年延長などで、会社勤務で活躍する60代は決して珍しくありません。
昭和の昔は55歳が定年だったなんて、なかなか信じられません。
それが今では、「50代なんてまだ若手だ」と言われる業界もあるとか、ないとか。


1. 若いなり手が少ない

トラックドライバーはなかなか若い人が集まらない職場になっています。そのため、全体的に年齢が上がっていくばかりで、若返りません。
20代、30代がいなくて、40代以上のトラックドライバーばかりの会社では、50代では「まだまだ若手」と言われても仕方ないかもしれません。

若返りの工夫

2. 年齢不問の求人も

トラックドライバーはなかなか若い人が集まらない職場になっています。そのため、トラックドライバー不足が進む会社が増えてしまい、年齢不問で募集する求人も増えています。
実際、50代でトラックドライバーになる人もいます。
そんな会社では、トラックドライバー初心者の50代は「まだまだ若手」と言われるようです。

「年齢不問だぜ♪」

3. 高齢化が進む

20代、30代のトラックドライバーが極端に少なく、40代以上のトラックドライバーばかりの会社でも、仕事の依頼はたくさん来ます。物流が廃れることはありません。
たくさんの仕事を受けるには多くのトラックドライバーが必要です。そうした会社は、トラックドライバーを減らさないため、60歳になっても定年後再雇用定年延長で働き続けてもらいます。
その結果、会社には60代、70代のトラックドライバーが増えます。70代のトラックドライバーから見れば、50代なんて「まだまだ若手」と思えます。

高齢ドライバー

4. 60代は年齢に合った仕事に

今や多くの運送会社で60代、70代のトラックドライバーも珍しくはなくなりました。
とは言え、さすがに60歳以上で、長距離の仕事は難しくなってきます。60歳以上のトラックドライバーは、やはり近場を回る仕事や、筋力をあまり必要としない仕事に就きます。
こうして会社には60代、70代のトラックドライバーがますます増えていきます。70代のトラックドライバーから見れば、50代なんて「まだまだ若手」に見えてしまいます。

若い人の筋力

5. ハードな仕事は稼げる

トラックドライバーの仕事と言えば、やはり長距離の仕事です。
60代以上のトラックドライバーは、年齢に合った、あまりキツくない仕事に移っていきますが、50代はトラックドライバーの花形と言われる長距離の仕事や、危険物取扱者の資格などが必要な仕事で高収入を稼ぎます。
いわば、トラックドライバーの最前線で活躍しているわけです。そんな50代のトラックドライバーは「まだまだ若手」と言うか、「まだまだ若々しい」と思えます。

ガソリンを運ぶタンクローリー

6. 未経験者もOK

トラックドライバーはなかなか若い人が集まらない職場になっています。そのため、トラックドライバー不足が進む会社が増えてしまい、「未経験者もOK」で募集する求人も増えています。
トラックドライバーという仕事は、高度な技能を必要とするので、昔は「未経験者不可」「経験者優遇」という求人がほとんどでした。
そういう求人には、さすがに50代で挑戦するのはためらわれましたが、今は「未経験者もOK」なので、50代でトラックドライバーに挑戦する人もいます。
トラックドライバー初心者の50代は初々しく「まだまだ若手」と言われがちです。

「本当に未経験でもできるのだろうか?」

7. 不景気だから

このところ「年齢不問」「未経験者OK」でトラックドライバーを募集する求人が増えています。この条件であれば、50代でも気兼ねなく応募できます。
加えて政治家の失策で物価上昇や円安が続き、少子高齢化は止まらず、差別や偏見が増長され、社会不安が増大しています。その結果、50代でも失業することが珍しくなく、就職のハードルが低いトラックドライバーになる50代が増えています。
若いなり手が少なく、高齢化が進むトラックドライバーの中では、こうして増えている50代はまさに労働力の中心で光り輝いています。
「まだまだ若手」と言うか、「まだまだ若々しく活躍せざるを得ない」と言えます。

広がる社会不安

8. 実際、まだ老け込むのは早い

昭和の昔は55歳が定年でしたが、実際、現代の50代は昔に比べ、十分「まだまだ若々しい」と言えます。何しろ、今や「人生100年時代」です。
50代はようやく折り返し地点を過ぎただけです。
「まだまだ若手」と言うか、「まだまだ若々しく活躍してほしい」というわけです。

人生100年時代