このところ、トラックドライバーの人手不足が続いています。
その理由には諸説あるようですが、「トラックドライバーの仕事が過酷で、多くの人が避けたがるから」というものもあります。そりゃ誰だって、過酷だと分かっている仕事には就きたくないでしょう。いえ、中には「過酷な仕事こそ、やりがいもデカい」という理由でそういう世界に飛び込む人もいるでしょうが。
ともかく、どういうわけか「トラックドライバーの仕事は過酷」という話がまことしやかに世間に広まっているようです。
しかし、本当にトラックドライバーの仕事は、そんなに過酷なのでしょうか。
1. できるだけ続けよう
ツラいと思うか楽チンと思うかは、人によって受け止め方が違います。要するに、その人に合うかどうかです。
しかも、トラックドライバーの仕事は過酷だという説が世間に出回っていますから、新しくトラックドライバーになろうという人も生ツバをゴックンと飲み込みながら仕事に臨むはずです。それだけハードルが高くなっています。
そんなわけで、実際にやってみると「思ったよりも楽じゃん」と思ってしまうこともあり得ます。
ツラいことを長く続けるのはかなり難しいですが、「楽じゃん」と思えることはずっと続けられるはずです。
せっかくトラックドライバーになったのなら、できるだけその仕事を長く続け、技能を向上させ、キャリアアップしてどんどん稼ぎましょう。
2. 人にも勧めよう
トラックドライバーの給与は歩合制になっていることが多く、やればやっただけ稼げる仕事とも言われがちです。
また、トラックドライバーの仕事にもいろいろな種類がありますが、大雑把に言うと、仕事の大半はトラックの運転です。
ですから、トラックなどの車の運転が好きだという人にとっては、好きなことをしていてお金を稼ぐことができる、極上に「おいしい仕事」となっています。
こんな人生の美味は、独り占めにするより、大勢に実感してもらうほうが良いかもしれません。
周囲に、転職先を探している人、卒業を控えた若者がいるなら、少しずつ、本人が気がつかないくらい徐々に、自然とその人が「トラックドライバーになりたい」と思うように口説いていきましょう。
3. どんどん仕事しよう
トラックドライバーの仕事は給与が歩合制になっていることが多いので、あまり仕事をしないでいると、稼ぎもほとんどアップしません。
それでは買いたいものも我慢し、食べたいものも我慢し、行きたいところへも行けず、つまりません。買いたいものをバンバン買い、食べたいものをガンガン食べ、行きたいところへもズンズン行けるよう、ドンドン仕事しましょう。
ドンドン仕事をすれば、仕事の技能も向上し、得意先や経営者からも厚く信頼され、デキるトラックドライバーになります。そして「仕事がデキる人」はモテます。仕事がデキ、たっぷり稼いでいるのですからモテモテです。
4. 油断しないようにしよう
会社から信頼され、お金をたっぷり稼ぎ、モテると、自分に自信を持つことができます。自信満々になると言っても良いでしょう。
しかし、さすがに人生はうまくできていて、人は自信が過剰になると落とし穴に落ちます。自信満々なので「落とし穴なんかに落ちるわけがない」とタカをくくってしまうことで、ついつい油断してしまうわけです。
油断すると、仕事や私生活でミスをしてしまう可能性が爆上がりします。
仕事でのミスには、例えば交通事故があります。交通事故も小さいものであればまだ取返しもつくかもしれませんが、最悪な場合は人生を激変させてしまいます。悪いほうへ、です。他人の人生も巻き込み、取り返しはつきません。油断禁物です。
5. 気持ちに余裕を持とう
トラックドライバーとして経験を積むと、いろいろなものを得ることになります。
その経験から自信過剰になると、つい「オレ様」気分になってしまいます。「オレ様」が事故なんか起こすわけはない、そんなヘマはしないと、自分を過大評価してしまうのです。
トラックドライバーに限らず、あらゆるドライバーには冷静さが必要です。運転中、想定外なことに遭遇したとき、例えば、周囲の車が自分の意に反する運転をしたときなどでも、冷静に判断して対処しなければいけません。
もし、トラックドライバーの仕事が過酷でツラければ、気持ちに余裕もなく、冷静さを保つことも難しいでしょう。しかし、トラックドライバーの仕事を意外と楽だと感じているなら、気持ちにも余裕を持ち、常に冷静でいられるはずです。
6. 生活に余裕を持とう
人生は勝ち負けではありませんが、あえて言うなら、トラックドライバーとして好きなことを仕事にしてキャリアアップし、たくさん稼ぎ、モテると、いわゆる勝ち組と言っても良いでしょう。
その仕事も「楽」だと感じることができるものなので、気持ちに余裕も持てます。生活にも余裕を感じることができるはずです。
生活に余裕があるので、家族との時間を大切にすることもできます。
これぞまさしく、充実した人生です。
7. 寛容になろう
トラックドライバーの仕事が意外と楽であれば、いろいろ余裕を持つこともできます。
人は余裕がないと、心配や不安、恐怖が芽生え、つい怒りっぽくなります。SNSで不要な発信をしてしまうのも、そんなときかもしれません。
トラックを運転していて、周囲の車を少しでも「気に入らない」と感じると、あおってしまったりします。あおり運転は他者にとって迷惑なだけではなく、自分の人生も狂わせてしまいます。
しかし、余裕を持てるトラックドライバーなら、他者に寛容になることもできます。周囲の動きにいちいちカリカリせず、冷静に運転を続けられます。
また、寛容であることは私生活を円満なものにします。一度お試しあれ。
8. とにかくたくさん仕事しよう
世の中には生活費を稼ぐため、好きでもない仕事を嫌々やっている人がたくさんいます。ほら、あなたの後ろの暗がりにも…。
車の運転を好きでトラックドライバーになり、意外と楽な仕事だと感じているなら、ドンドン、ガンガン、ズンズン仕事をしましょう。苦ではないので、たくさん仕事をしても苦にならないはずです。
たくさん仕事をして、技能をますますアップさせ、キャリアもアップさせ、収入もアップさせましょう。多幸感に包まれるはずです。
その幸せを、周囲に分けてあげることも忘れずに。