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仕事と家庭を両立させたいトラックドライバーへ

むかしむかし、外に出て会社で働くのは男性で、家で洗濯や料理などをするのは女性と、役割が決められていました。その後、男女平等、つまり男性も女性も全く同じということではなく、男性も女性も同等の権利を持っているということになり、「女性の社会進出」が始まりました。女性もどんどん外に出て会社で働くようになったわけです。
しかし、同じ働きをしても男性のほうが女性よりも給料が良かったり、なかなか「同等の権利を持っている社会」が実現しません。
いろいろと法律もでき、政府は企業に「女性の活躍推進」を推奨しました。企業は「女性の活躍推進」のためにいろいろな取り組みを始めました。
「育児しながら働きやすい職場環境の整備」もその1つです。
え? 育児って、女性だけでするものですか?

むかし

1. 仕事選びが肝心

トラックドライバーに限らず、企業でフルタイム勤務をしていると、仕事ばかりに時間を取られ、なかなか家庭のことまで手は回りません
しかし、トラックドライバーの仕事にはいろいろな種類があります。中には短時間勤務が可能な仕事もあります。実際、そうした仕事があることで女性に求人のアピールをしている会社もあります。もちろん男性が応募しても良いはずです。

仕事はいろいろ

2. 会社選びも肝心

トラックドライバーの仕事にはいろいろな種類があり、家庭のことに手を回せる勤務時間でできる仕事もあります。
ただ、すべての会社でそうした仕事を請け負っているわけではありません。会社によって短時間勤務を選べるところと、そうでないところがあります。ですから、会社選びが肝心です。
また、「育児のためにこういう勤務を希望する」など、面接時にハッキリと主張することも大切です。きちんと対応してくれる会社もあるかもしれません。
もちろん、勤務時間が短ければ、それほどたくさんの給料はもらえません。
また、パートナー、つまり夫にとっては妻、妻にとっては夫の理解と協力があれば、短時間勤務ではなく、フルタイム勤務でも仕事と家庭の両立は可能です。労働時間に融通が利けば良いのです。
ドライバー専門の求人サイトを利用して「労働時間は融通が利き、給料もそれなりにもらえる」良い会社に巡り合いましょう。

会社もいろいろ

3. スマホを活用

実際に勤務が始まれば、勤務中は仕事に専念しましょう。
ただ、休憩中はスマホで子どもの顔写真を眺めてニンマリできます。
逆に休日はスマホでトラックの写真を見れば、仕事への気持ちが奮い起こされるのではないでしょうか。

スマホ

4. 育休を活用

仕事と育児の両立を考えるなら、男性も育児休暇をきちんと活用してみましょう。使わないともったいないです。

育児しよう

5. 会社の意識を変える

政府が企業に「女性の活躍推進」を推奨している昨今、「育児しながら勤務する女性」を積極的に採用して会社の成長に結びつけているところも多くなってきました。が、まだまだ前時代的な価値観に染まった経営者、上司であふれた会社もあります。「男性の育休取得」に眉をひそめる人も多いです。
そういう会社の意識を少しずつでも変えていきましょう。真っ向から否定してもムキになるだけですから、相手の価値観を尊重しつつ、少しずつ変えていくしかないのです。

ときには議論も

6. 他人の目は気にしない

前時代的な価値観に染まった経営者、上司であふれた会社もあります。「男性の育休取得」に眉をひそめる人も多いです。
そんな会社で「仕事と育児を両立したい」と発言していると、陰口を叩く人も出てくるかもしれません。
他人の目は気にしないに限ります。

他人の目

7. 社会の意識を変える

前時代的な価値観に染まった経営者、上司であふれた会社もあります。「男性の育休取得」に眉をひそめる人も多いです。
社会全体にまだ前時代的な価値観がはびこっていると言えます。
こういう社会の意識を少しずつでも変えていきましょう。と言っても、SNSで攻撃的な発進を繰り返すなんてのは「後ろ向き」でイケマセン。
社会を変えるには、まずは選挙に行きましょう

選挙に行こう

8. 妻の理解と協力も欠かせない

仕事と家事の両立するのは、やはりパートナーの理解と協力が欠かせません。夫にとっては妻、妻にとっては夫です。
いくら夫が頑張って育児するからと言って、妻をないがしろにしてはいけません。お互いに生かせるところは大いに生かし、足りないところは補い合ったほうが、現実的で合理的です。

理解と協力

9. 手を抜くところは抜く

とは言え、いくらパートナーの理解と協力があっても足りないのが時間です。
家事も仕事も、少しでも効率を考えてやらなければ、時間がいくらあっても足りません。
この際、手を抜けるところは抜きましょう。完璧を考えると精神的に参ってしまう可能性もあります。
もちろん、手を抜けないところもあります。しかし、手を抜けるところはあるはずです。

「時間が足りない!」

10. 仕事は効率的に

家事も仕事も、少しでも効率を考えてやらなければ、時間がいくらあっても足りません。
食事の用意は翌朝の分までまとめてやってしまい、朝はレンジを使って簡単に済むようにしておくとか、いろいろ工夫してみましょう。
仕事の効率化もどんどん考えましょう。
物流業界はまだまだアナログで、デジタル化が進んでいないことも多いようです。これを機に、社長にデジタル化の推進を提案してみてどうでしょう。
効率化とは「無駄を省くこと」です。
もしかして会社全体の業績アップにつながるかもしれません。

電子レンジも便利に使おう

最後に

「窮すれば通ず」ということもあります。

「通じたね」