日本は今、あらゆる業界で人手不足が問題になっています。
そのため、政府も外国人雇用や障がい者雇用を広めようとしたり、企業に定年を延長させようとしたり、必死です。そして企業に「もっと女性を活躍させるように」なんてことを促しています。
いろいろな人に選択肢が増えることは良いことです。女性の職業選択の幅が広がることも良いことです。と言うか、最初から枠をつくっちゃいけないのです。「どんな人もなりたいものになれる」のが、そもそもの「あるべき国」の姿ですから。
それはそれとして、実際、女性が増えてくれたらいいのになあ、という職業があります。もうすでにその職業に就いている女性はいますが「もっと増えてほしい」という職業です。
これらの職業に就く女性が増えれば、日本もきっと平和になるに違いありません。
1. 医師
男性の医師も女性の患者を診るときは職業に徹して「女性だから」という変な目で見ることはありません。とは言え、患者はやはり意識してしまいます。女性患者としては、女性の医師に診察してほしいと思う人が多いでしょう。
もちろん、医師免許を所得するのは勉強が大変ですし、大病院に勤めると派閥とかが大変そうで、小さい病院だと経営が大変で、仕事も体力的にもきつく、また人命にも関わる仕事で責任も重大ですが、収入はとても良いです。
2. 政治家
日本は女性議員の割合がとても低く、世界平均で見てもかなりの下位に位置しているそうです。
それで首相が頑張って女性大臣を増やすと、ロクでもないことが起こったりして、そもそもあれは女性政治家に問題があったというより、あんな大臣を選んだほうに問題があるような気がしますが、それにしても政治を男性ばかりに任せておいてもロクなことがありません。
もちろん、世の中とは不公平なものです。これはどうしようもありません。
それでも政治くらいは何とかしたいじゃありませんか。せめて議員の男女比を、日本の人口における男女比と同じにすべきではないのでしょうか。そうなれば、日本ももっとマシな国になるかもしれません。
3. ITエンジニア
IT業界の技術者はどういうわけか男性が多いそうです。
しかし、IT業界は就業時間が比較的自由になり、自宅勤務できる会社も多く、例えば育児中でも働きやすい業界です。
いえ、育児は別に男性がやっても構わないのですが、なぜか今だに「女性がすべき」との同調圧力が強いのが日本です。これはこれでおかしな話です。
とにかく、通勤が必要な会社でも服装の規定がゆるい会社が多く、好きなおしゃれを楽しむのも自由だったりします。
おまけにITエンジニアはなり手が不足していて、就職先も結構たくさんあるようです。
さらに、今はまだ女性エンジニアが少ないので重宝されますよ。
4. 建築家
家やビルなどを建てる建築業界も女性が少ない分野の1つです。しかし、当然ですが女性も家に住みますし、ビルなどを利用します。女性が女性目線で企画し、設計する家や建物も必要ですよね。
5. トラックドライバー
トラックドライバーの仕事は安全に、迅速に荷を運ぶことです。トラックドライバーというと「荒くれ者の仕事」とイメージされがちですが、実はとても繊細で優しい運転を求められます。女性ドライバーに繊細さと優しさを発揮してほしいわけです。
また、通販の商品などを届ける配送ドライバーの仕事では、女性客が「ぜひ女性に届けてほしい」という商品があります。
女性が大きなトラックを運転する姿に違和感があるという人もいるかもしれませんが、むしろ女性にこそ就いてほしい職業がトラックドライバーなのです。
6. 法律家
これも政治家と同じで、司法も男性ばかりに任せておくとロクなことがありません。ぜひ、多くの女性に弁護士、検事、裁判官などになってもらって、日本を少しでも公平で公正な国にしてほしいものです。
7. 刑事
これも政治家、法律家と同じで、刑事にも女性の繊細で優しい目が必要なのではないでしょうか。女性警官はそれなりにいるようですが、刑事となると少ない印象です。
刑事ドラマでも、レギュラー陣に1人くらいしか女性はいません。この割合は昭和の刑事ドラマ「太陽にほえろ」のころから変わっていない、というのも変な話です。
8. タクシードライバー
タクシードライバーは乗客を安全に、快適に、迅速に運ぶのが仕事です。
タクシードライバーの仕事は接客業でもあります。やはり、一般的にコミュニケーション能力が男性より高いと言われる女性に就いてほしい仕事です。
また、タクシーはドライバーと乗客が2人きりの密室状態になることもありますから、女性客は「タクシードライバーも女性のほうが安心できる」と思いがちです。男性客も「女性タクシードライバーの運転のほうが安全でていねい」だと思って安心できます。
9. バス運転士
バス運転士は乗客を安全に、快適に、迅速に運ぶのが仕事です。
バス運転士の仕事は接客業でもあります。やはり、一般的にコミュニケーション能力が男性より高いと言われる女性に就いてほしい仕事です。
また、バスは高齢者や子連れの利用が多く、そうした場合、女性運転士のほうが細やかな配慮をしてくれそうで、乗客たちも安心できます。
10. 料理人
繊細さが求められるのが料理です。女性の料理人も珍しくはありませんが、もっと増えて、細やかでおいしい料理を世に送り出していただきたいものです。
家庭では女性が料理することが多いのに、仕事となると男性が料理するというのは変な話です。
ただ、料理に匂いが移ってはいけないので、女性でも化粧、香水は厳禁です。