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トラックドライバーの仕事に役立つアレコレ

運転が仕事

トラックドライバーの仕事にもいろいろな種類がありますが、基本的には、主な仕事はトラックの運転です。もちろん、運転以外にもさまざまな業務がありますが、とりあえず、いろいろなトラックドライバーに共通していて、しかも勤務時間の大半を費やすのが「トラックの運転」です。
「なんだ、トラックを運転してりゃ、いいのか。簡単じゃん」という意見を持つ人もいるでしょうし、「ずっとトラックを運転してなきゃいけないなんて大変だなあ」と思う人もいるでしょう。簡単に言うと、なかなか想像しにくい仕事なのかもしれません。
実際は、トラックの運転自体は高度な専門技術を要するものですが、かといって習得するのに特別な才能や類まれなる美貌、人もうらやむ巨万の富が必要なわけではありません。ただ、運転技術を習得しても、道路を走る以上、常に交通事故のリスクもあります。安全運転への意識は何よりも優先して持たなければいけないものです。
やはり、独特な仕事かもしれません。

1. 地図

トラックドライバーの主な仕事は荷を届け先に届けることです。道に迷うのは最悪です。ルート配送ドライバーのように、毎日のルートが決まっているドライバーは迷うこともないでしょうが、渋滞を回避しようとして抜け道を探すのに、やはり地図があると便利です。
紙の地図ではなくても、スマホがあれば地図アプリを使うことができます。また、会社によってはトラックにカーナビを搭載しているところもあります。
いずれにしても地図はトラックドライバーが仕事を進める上で、大いに役立ちます。しかし、地図を読むのが苦手という人もいます。そんな人は、オフの日も地図を持って街歩きなどをして、地図と実際の景色を見比べ、例えば郵便局や銀行などのランドマークも確認し、「地図の読み方」を身につけましょう。

地図

2. 筋肉

トラックドライバーの仕事は体力仕事でもあります。とは言え、トラックを運転するのに岩をも動かす筋肉が必要なわけではありません。引っ越し作業員兼引っ越しドライバーのような、力仕事のあるトラックドライバーの仕事もありますが、ないものもあります。運ぶのが軽い荷物ばかりだったり、荷の積み下ろしはフォークリフトなどを使う仕事もあります。
とは言え、トラックを運転するだけでも、実は結構疲れがたまります。こうした疲れを早めに回復させることは、トラックドライバーにとって重要です。そのため、日ごろから体を鍛えるトラックドライバーもいます。
こうしてトラックドライバーは、自然とマッチョになっていくのです。
何にせよ、どんな仕事も体が丈夫なほうが長く続けられます。

鍛える

3. クッション

運転席でハンドルを握ったままの姿勢でいることが多いトラックドライバーは、腰痛や肩こりが職業病のようになっています。そのため、腰痛・肩こりの防止・抑制のためにいろいろな対策をします。
その1つであり、簡単に試しやすいのが、体に合ったクッションを運転席に持ち込むことです。運転席を自分なりにカスタマイズしても許される環境であれば、シートを高級な、腰痛になりにくいものと交換するという手段もあります。
グッズだけではなく、休憩時にストレッチをするなど、腰痛や肩こりの原因となる血行不良を改善することも考えましょう。

腰痛は厄介

4. 家電

特に長距離トラックのドライバーは、トラックの運転席で過ごす時間が長いです。そのため、トラック車内をなるべく居心地良い空間にしようと試みるドライバーが多いです。
長距離トラックのドライバーには車中泊も珍しくないので、テレビやDVDプレーヤー、電気ポットなどを持ち込んだりします。

ポータブルDVDプレーヤー

5. インバーター

家電を使うときに必要になるのがインバーターです。
インバーターは、トラックの電源から取れる電圧(DC24V)を、家電も使える電圧(AC100V)に変えてくれるものです。通常はシガーライターのソケットに差し込むタイプになっています。このインバーターがあれば、スマホやノートパソコンなどの充電もできます。

スマホの充電も

6. 集中力

トラックドライバーをはじめとしたあらゆるドライバーに必要なのは、安全運転です。しかし、トラックドライバーやその他の職業ドライバーは、運転時間が長くなるので、ついうっかりとか、気のゆるみが出てしまうこともあります。この気のゆるみが危険です。交通事故につながってしまうからです。
安全運転への集中力を持続させることが、トラックドライバーの仕事をやり抜くために、何よりも求められるのです。集中力があれば、トラックドライバーとして仕事をやり抜くときに大いに役立つでしょう。

気持ちを集中

7. サングラス

トラックドライバーへのプレゼントで意外と喜ばれるのがサングラスです。
トラックに限らず、車を運転していて、運転の妨げになる、まばゆい太陽光線を和らげてくれる、とてもありがたいアイテムです。
サングラスは実用品でもありますが、ファッションアイテムでもありますから、何個あっても邪魔にはなりません。気分によって選べると、気持ちもアガるのではないでしょうか。

サングラス

8. 腕時計

トラックドライバーは時間厳守の仕事である場合が多いものです。
その一方、道路上には渋滞など、予想外のハプニングも起こることがあり、その都度、ドライバーは行程を調整し、なるべく予定した時間ピッタリに届け先などに到着しようとします。トラックドライバーは、運転しながらも時間が気になってしまうのです。
そんなときに便利なのが腕時計です。視線を少しずらすだけで、時刻を確認できます。
この腕時計も、トラックドライバーへのプレゼントで喜ばれるそうです。また、腕時計も実用品でありながらファッションアイテムでもありますから、何個あっても良いものです。

腕時計

9. 耐久力

トラックドライバーに必要なのは、安全運転に意識を集中することです。
その一方で、道路を走行していると、他の自動車の動きや、近くを走るバイク、自転車などの存在がストレスにもなります。渋滞にハマればイライラもします。
そんなトラックドライバーに求められるのが、集中力を維持する耐久力です。
気持ちの集中を維持する精神的な耐久力だけではなく、長時間勤務を耐え抜く身体的な耐久力も大切です。
また、コロナ禍においては、県境を越えてさまざまなものを運び、人々の生活や経済を支えたトラックドライバーが、心ない人たちから心ない言葉を浴びせられたりもしました。そんな心ない仕打ちもどこ吹く風、くらいの耐性があると、トラックドライバーのストレスもひどくはならないかもしれません。しかし、まずは誰かを誹謗中書するような心ない行為を止めるべきではあります。

耐久力が求められる

10. お守り

トラックドライバーに喜ばれるプレゼントの1つが、お守りだそうです。
トラックが事故に巻き込まれそうになったとき、お守りから不思議な光が発せられてトラックドライバーも、近くにいた人たちも全員無事だった、というような奇跡が起こるわけではありません。もしかすると、気持ちの問題なのかもしれません。例えば「今日も1日無事に終わったのは、このお守りのおかげに違いない。感謝します」といった気持ちです。
または、仕事の前にお守りを握りしめ「今日も安全運転をやり遂げるぞ! このお守りにかけて俺は誓う」といった感じかもしれません。
そのお守りが家族からのプレゼントだった場合は、そこに込められた安全運転への家族の思いを実感することになるでしょう。

お守り