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クルマ好きにオススメの職業10選

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子どものころ、ミニカーを集めていたという人も多いのではないでしょうか。
中にはミニカー遊びから卒業せず、「おもちゃは何が欲しい?」と聞かれれば必ずクルマのおもちゃをリクエストし、絵本や図鑑もクルマ関係ばかりで、テレビにクルマが写るとクギ付けになったという人もいるでしょう。そのまま大人になれば、立派な“クルマ好き”です。

「趣味、好きな͡コトを仕事にしてはいけない」という人もいますが、人生で「好き」を突き詰めていけば、それは仕事にもなってしまいます。
もちろん、仕事であるからには「つらいこと」「苦しいこと」も簡単には避けて通れません。趣味なら「や~めた」で済むわけですが。でも、それは人それぞれ。「つらいこと」「苦しいこと」も「好き」だから乗り越えられるときもあります。

そんなわけで、今回はクルマ好きな人にオススメの職業を紹介します。


1. 自動車メーカー社員

クルマ作りに関わりましょう。多くが大手企業なので、好待遇も保障されます。大企業だけに設計、製造、エンジニアなど、直接クルマ作りに関わる部署だけではなく、総務、営業、広告など、クルマと直接は関係ない部署までたくさんあります。
クルマに直接関係ない仕事でも、クルマ作りを支えているというやりがいは得られるかもしれません。
もちろん大企業だけに入社も狭き門です。部品メーカーなどの下請け会社で働くという選択肢もありますが、下請けならではの苦労があります。収入は会社、部署などでさまざまです。

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クルマを作る人

2. 自動車ディーラー

販売店に就職してディーラーとしてクルマを販売します。クルマ好きが選ぶ職業として多い仕事でもあります。
新車ディーラーだけではなく、中古車ディーラーもあります。メーカー直属の販売店、それとは別の個人経営の販売店があります。
ディーラーはクルマそのものの知識だけではなく、登録など法規関係の知識も必要ですし、もちろんクルマをできるだけ売らないといけないというプレッシャーは相当大きいようです。
平均年収はだいたい490万円~500万円前後ということですが、独立して自分で個人経営店を開業し、成功している人もいます。

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クルマを売る人

3. メカニック

整備士のことです。ちなみに英語の俗称では「殺し屋」のこともメカニックと言うらしいのですが、ここではもちろん乗り物の整備士のことです。
自動車整備士になるには国家資格の取得が必要です。ただし、自動車整備会社の中には資格なし、未経験で入社後、資格取得を支援してくれる制度を設けているところもあります。
また、力仕事であり、油まみれになって働く、厳しい労働環境の仕事です。とはいえ、クルマの安全走行のためには欠かせない、社会的にも重要な仕事です。
平均年収は毎年380万円〜400万円程度ということです。

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クルマを整備する人

4. ドライバー

クルマの運転をメインとする職業で、タクシードライバー、トラックドライバー、バス運転手などがあります。霊柩車ドライバー、運転代行、引越し作業員兼ドライバーといったドライバーもいます。
収入は職種によって違います。また、ほとんどのドライバーが、単にクルマの運転だけしていればいいわけではなく、トラックドライバーなら荷役、タクシードライバーは接客、宅配便ドライバーは営業など、運転以外の業務も付いてまわります。
もちろん“運転”がメイン業務なので、乗客や荷の安全も十分考慮した、慎重にも慎重を期した安全運転が求められます。

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クルマを運転する人

5. カーレーサー

これもクルマの運転をメインとした職業ですが、飛びぬけた運転技術が必要です。成功すれば莫大な賞金を手にできますが、それはごく限られた、特別な才能の持ち主だと言えます。
そこまで行かなくても、レースへの出場だけで食べていくにも、いろいろなレースに挑戦して腕を磨いていくしかありません。
レーサーにはアマチュアもいますが、プロとして職業にするには、企業が運営するチームやプロチームに所属するか、自分でスポンサーを獲得して収入を得る方法があります。いずれにしても自動車運転免許のほかに、レースに出場できるレースライセンスの取得が必要です。

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クルマを飛ばす人

6. クルマ雑誌ライター

クルマが好きで雑誌・本が好きであれば、クルマ関連の雑誌・本作りの仕事に就くことをオススメします。
ただ、紙媒体は「滅びゆく業界」とも言われがちなので、仕事先を見誤ると苦労します。それでも、雑誌作りができた上でクルマに詳しいというプラスアルファがあれば、それは武器になります。
すぐにはクルマに関する記事を書くことはできないかもしれませんが、まずは雑誌・本作りの基本を覚えていくことが大切です。自分で記事を書くライターだけではなく、記事内容を企画する編集者という選択肢もあります。どちらにしても収入は低いです。

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クルマの記事を書く人

7. 評論家

評論家は自分で「評論家だ」と言ってしまえばいいので、誰でもいつでもなれます。
ただ、それだけでは収入には結びつきません。しかし、クルマに対する深い知識と情報網、文章力、話術があれば、クルマの評論家として収入を得ることができるかもしれません。
今はネットで自分の言葉を自由に発信できる時代です。クルマに関する論評を発表し続ければ、いつか誰かに注目され、雑誌での連載、テレビ出演、講演依頼、著作本執筆などにつながらないとも限りません。

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クルマのアレコレを言う人

8. ガソリンスタンド従業員

ガソリンを販売する店員です。以前より数は減りましたが、クルマがガソリンで動いている限りはなくなりません。
ガソリンスタンドにはガソリンの販売だけではなく、カー用品の販売、洗車、エンジンオイルやタイヤなどの交換、簡単な点検作業を行うところもあります。クルマに対する各種サービスを行う店舗と考えれば、クルマ好きに向いていると言えます。
最初はアルバイトとして入社し、その後社員になるケースが多いようです。また、自動車整備士や危険物取扱者の資格を取得していると採用されやすいそうです。
アルバイトで時給800円程度、社員の年収は300万円~400万円です。

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クルマを世話する人

9. 喫茶店オーナー

直接クルマとは関係ありませんが、喫茶店のオーナーは自分のお店を自分の好きなように装飾できます。クルマの写真を飾りまくり、ミニカーを並べ、モニターではクルマの動画を流しっぱなしにすることもできます。
喫茶店以外に居酒屋、レストランでも同じことができます。その店にはクルマ好きが集まるので、そうしたお客さんと、好きなクルマについて好きなだけ語り合うこともできるでしょう。

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コーヒーを淹れる人

10. 外回りの営業

これも直接クルマとは関係ありませんが、外回りの営業マンは移動手段に主にクルマを使います。皆さんも昼下がり、大通りから外れた道路に停めたクルマの中で仮眠を取っている背広姿のビジネスマンを見かけたことがあるのではないでしょうか。
営業の仕事は大変ですが、せめて「好きなクルマを運転できる」ことに喜びを見出せば、苦労も乗り越えられるかもしれません。

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営業する人

ほかにもクルマの写真家、レーシングメカニック、クルマのおもちゃを開発する玩具メーカーなど、クルマにまつわる仕事があります。なんにしても1度きりの人生なので、好きなものを追求しましょう。