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タクシー運転手という職業に興味のある人に耳寄りな話10選

タクシー運転手は長年人手不足状態が続いています。「タクシー運転手なんて、仕事に失敗して会社勤めができなくなった人間が、手に職もなくて最終的に仕方なくやる仕事」だなんて言う人もいます。一体、何サマのつもりなんでしょう。人類で初めて南極に到達したロアール・アムンセン様にでもなったつもりなのでしょうか。
しかし、そのようにタクシー運転手に対する世間的な評価は低く、それゆえに多くの日本人がタクシー運転手という職業を選択しないのが現状です。
確かに、タクシー運転手の平均年収は300万円台で、決して高額とは言えません。ただし、タクシー運転手の給料は歩合制が基本になっていて、稼いでいる人は年収1000万円以上を得ていると言います。
また、タクシー利用客の多い大都会のほうが、収入も多くなります。
さらに、高齢化の進む今の時代、タクシーは社会にとってなくてはならない、重要で意義のある仕事です。自ら運転することもできず、また最寄りにバス停、駅もないような地域に住んでいる高齢者には特に、生活を支える大切な“足”になっていると言えます。
ですから、もし仮に「ほかにやることもないからタクシー運転手“でも”やってみようか」と「でも」付きで考えている人も「自分は底辺なのか」なんて後ろ向きに考えたりせず「俺が地域を支えている」という気持ちで、大威張りでタクシー運転手になりましょう。
今回は、思わずタクシー運転手を職業として考えたくなる耳寄りな話10選を紹介します。

1. 結構稼げる
タクシー運転手の給料は基本的に歩合制で、平均年収は300万円台ですが、お客様を乗せれば乗せただけ稼ぐことができます。中には年収1000万円以上を稼いでいる人もいるそうです。タクシー運転手として収入をアップさせるためには、指定された目的地への最短ルートを瞬時に把握し、そこまで乗客に極力ストレスを感じさせないで到達できる能力が必要です。それには向上心とともに経験も必要ですが、しかしその経験も何十年といった気の長いものではなく、タクシー運転手の収入に年齢差はあまりありません。ちなみに会社の規模もタクシー運転手の収入にあまり関係ないようです。ただ、やはりタクシー利用の少ない田舎町より、タクシー利用の多い大都会のほうが稼ぎやすいようです。

2. 誰でもなれる
「タクシー運転手は底辺の仕事」などと言われるほどなので、タクシー運転手には誰でもなれます。ただし、タクシー運転手として仕事するには普通自動車第二種免許が必要です。ですが、タクシー会社で取得を支援してくれるところもあるので、そういった入社条件は求人サイトをよく見て確認しましょう。ちなみに求人サイトを見るなら、ドライバー専門の求人サイトをオススメします。かゆいところに手の届く、具体的な情報が載っています。もちろん「クルマの運転が苦手」「クルマの運転が苦痛」という人はタクシー運転手には向いていませんから、たとえ誰でもなれるからと言って、タクシー運転手になろうとするのは無謀と言うものです。

3. イメージに惑わされないで
タクシー運転手の仕事を「仕事に失敗して会社勤めができなくなった人間が、手に職もなくて最終的に仕方なくやる仕事」と考える人が多く、タクシー運転手には「底辺の仕事」というイメージがあります。しかし、だから何だと言うのでしょう。イメージって、そんなに大切なのでしょうか。そりゃ、会社経営者や政治家、俳優、歌手、タレントなど、イメージが収入に大きく影響する職業の人にとっては大切ですが、それ以外の人は、イメージうんぬんより、要するに稼げればいいのではないでしょうか。「タクシー運転手なんて、へっ」なんて見下す輩は、タクシー運転手として幸せになって見返してやりましょう。

4. いろいろなメリット
「タクシー運転手 メリット」でネット検索すると、いろいろなメリットが出てきます。「仕事中はうるさい上司や同僚がいないので気まま」「月の勤務日数が12日くらいで休日が多く、思う存分趣味を楽しめる」「中高年になってもなれる」などです。もちろん、世の中のものには必ず2面性があり、メリットがあればデメリットもあります。たとえば「嫌な乗客もいる」「勤務時間が長い」「長時間の運転で腰を痛める」などです。それでもメリットがあることもまぎれもない事実です。デメリットはしょせん、どんな仕事にも付いて回るものなので、デメリットだけを心配して、せっかく幸せになれるかもしれないチャンスをフイにするのはもったいないというものです。人生常に「最悪を覚悟して最善を尽くす」に限ります。

5. ブラック企業対策
タクシー運転手は「勤務時間が長い」ことがデメリットとして挙げられるため、「奴隷のように働かされる」とイメージしてしまう人も多くいます。しかし、それは単なるイメージであって、実際は法律で就業時間などが定められているため、そんなに劣悪な労働環境ではありません。また、特に近年は労働環境の改善もどんどん進められ、女性が子育てしながら働ける職場にしているタクシー会社も多くなっています。ただ、その会社が働きやすいかどうかは個人の価値観によって違ってきます。つまり会社が自分に「合う」「合わない」という問題があります。一番良いのは、ドライバー専門の求人サイトで具体的な情報をつかみ、「合う」と思った会社に応募することです。それでも、入社してみて「合わない」ことが分かることもあります。タクシー運転手の業界は人手不足状態ですから、仮に「合わない」会社に入ってしまっても落ち込むことはありません。転職先を探して自分に合う会社を見つけてそちらに移りましょう。実際、一般的な会社勤めを経てタクシー運転手に転職した人が、前職のほうが「何も考えずにチームプレーで仕事してれば良かっただけだったので楽で良かった」と、タクシー運転手から一般企業に再び転職した、なんて例もあります。何も考えなくてもいい代わりに人間関係にわずらわされるサラリーマンが良いか、自ら積極的に考えて仕事しなければいけない代わりに、変な人間関係に悩まされることなく気ままに働けるドライバーが良いか、これはやはり「合う」「合わない」です。

6. 触れ合い
ドライバーは基本的に「1人で気ままにできる仕事」です。ただ、そんなドライバーの中でもタクシー運転手はお客様を乗せて走るので「接客業」の比重が大きいドライバー稼業です。タクシー運転手は、いかにお客様に快適に過ごしてもらうかを考えて仕事しなければいけません。お客様が会話を求めていれば、心地良い会話の時間を提供しますし、必要最小限の会話を求めていれば、そのように対応します。どちらにしても「1人で気ままにできる仕事」ではあっても「孤独な仕事」ではありません。時には感謝されたり、チップをいただけちゃったりもします。そんな、乗客との触れ合いは、タクシー運転手の仕事に誇りとやりがいをもたらします。

7. 人生の深さを学ぶ
タクシー運転手は基本的に接客業です。毎日、いろいろなお客様を乗せます。大企業の重役、田舎から出てきた高齢者、酔っぱらったサラリーマン、自国の製品を売り込みにきた外国人、観光客、水商売のお姉様、身体障がい者、芸能人と、あらゆる人たちが乗客になる可能性があります。まさに人生のさまざまな縮図を見ることになります。もしかしたら深夜の業務で心霊体験するかもしれません。こんないろいろな体験ができる仕事は、そう滅多にあるもんじゃないでしょうね。

8. 自分の人生を生きる
自分の人生は自分で決めましょう。タクシー運転手の仕事は「底辺」と思われがちですが、他人からどう思われても関係ありません。入社して「合わなかった」「会社選びを間違った」と思うこともあるかもしれませんが、そんなときはとっとと転職しましょう。自分の人生を他人のせいにしてはいけません。他人には感謝しつつ、人生の責任は自分で取るのです。ましてや、今の若者は「何でもかんでもスマホに依存し、自分から能動的に考え、能動的に行動することができない」なんて昭和世代から批判されがちです。タクシー運転手は「自ら考え、積極的に乗客を探しに行かないと稼げない職業」なので、そんなタクシー運転手になって昭和オヤジたちを見返してやりましょう。

9. 未来予想
クルマの自動運転技術の開発が着々と進んでいます。人手不足の続くトラック、タクシーの運転も近い将来、自動運転システム、ロボットに取って替わられると言われています。しかし、トラック、タクシーの運転を完全無人化するのはそう簡単ではないでしょう。コンピューター制御のシステムは、完全に人の手が離れるほどにはなっていません。ましてやクルマの運転となるとシステム整備だけではなく、法律の整備なども必要です。まあ、法律を整備する段階になれば、また与党が強行採決をして国民の理解なんかお構いなしに進めてしまうでしょうけど。それはともかく、高齢化社会が進む中、タクシーの需要は確実に伸びます。高齢化社会を支えるということは、日本社会そのものを支えることになります。今のうちにタクシー運転手になると、国や社会から感謝されます。そりゃ、表立って「タクシー運転手になってくれてありがとう」とは言われないかもしれませんが、心の底ではすべての国民が手を合わせて感謝する日がくるでしょう。

10. 楽しい
タクシー運転手の仕事の大半は「クルマを運転すること」です。「クルマを運転すること」が大好きな人にとっては、その「大好き」を仕事にできるので、仕事が楽しくて仕方なくなるはずです。また、タクシー運転手が乗るタクシーも、今やさまざまなデザインのものが登場しています。2017年にリリースされたジャパンタクシーは、最近やけに車いす利用者からの苦言が飛び交っていますが、今後はそこも改善されていくでしょう。そのジャパンタクシーのデザインは、今までのタクシーへの固定概念を覆すものでした。今後はもっと洗練されたデザインのタクシーが登場するはずで、そんなタクシーを運転する仕事がますます楽しくなるに違いありません。