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1人の時間を大切にできる職業

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人間がいっぱい


人口密度の濃い日本。どこに行っても人がいます。
もちろん、職場には口うるさい上司、口さがない先輩、開いた口がふさがらない同僚、口八丁な後輩、口角泡を飛ばす社長がいます。くわばら、くわばら。
日本で暮らすからには仕方ないのですが、だからこそ、ときには1人になりたくなるのが人間というもの。それで本当に1人きりになってしまうと、とたんに人恋しくなってしまうのも、人間なりゃこそ。

とにかく、チームワークで先輩や同僚と助け合い、いざというときには上司に一切の責任を取ってもらって仕事をしたいという人もいれば、なるべく1人で黙々と、誰にも指図や横やりも入れられず仕事して、その代わりに責任も一切自分で引き受けちゃるって、気骨のある人もいます。

さて今回は、「1人の時間を大切にしたい」という人にオススメの職業を紹介します。人間関係によるストレスは少ない仕事でもあります。もちろん、孤独をストレスと感じる人には一切オススメしません。

1. 警備員

大学や病院、工事現場、工場、イベント会場などの警備員は、ほとんど黙々と施設内を巡回したり、ほとんど黙々と交通整理や会場整理をする仕事なので、あまり他人と会ったり話すことはありません。
いわゆる夜警さん、つまり、多くの人が寝静まった深夜に巡回する警備員は、数人で宿直することになるかもしれませんが、巡回するときは1人だったりもします。
ただ、「夜は布団でぐっすり眠りたい」という人には夜警の仕事はキツイものになります。工事現場の警備やイベント警備は、工事やイベントがないと仕事はありません。安定した高収入を得たい人には向かないかもしれません。

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巡回

2. トラック運転手

典型的な「1人で仕事」の職業です。
仕事は、トラックに荷を積んで安全、迅速、的確に運ぶことで、トラックを運転しているときは1人です。安全運転に集中さえしていれば、音楽を聞こうが、落語を聞こうが、歌を歌おうが、落語の練習をしようが自由です。世の中にこれほど「1人きり」を堪能できる仕事もないんじゃないかと思えるほどです。
その「1人きり」をなるべく長時間維持したい人は、トラックを運転する時間が長い長距離のトラック運転手になると良いでしょう。「1人きり」もいいけど、ちょくちょく誰かと接したい人は、コンビニなどに商品を運ぶルート配送ドライバーや、宅配便などを届けるセールスドライバーが良いのかもしれません。

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トラック

3. ライン作業の工場勤務

工場内で黙々と製品や部品の組み立てを行う仕事です。決められた時間に、1人で黙々と作業を行うだけです。
もちろん、工場内では大勢の人が仕事をしていますが、作業は基本的に1人で行います。
もし、アットホームな手作業の職場なら、仕事の合間合間にパート勤務の主婦と気軽なおしゃべりをすることになるかもしれませんので、どんな職場環境かは事前に確認しておきましょう。
ただ、正社員になると、やがて後輩ができてその指導をしなければいけなくなったり、パート従業員の管理などもすることになります。本当に1日中、1人で黙々と仕事をしたいのであれば、自分がパート勤務の仕事に就くのがいいでしょう。

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工場

4. 清掃員

オフィスビルや工場、商業施設などで、ほぼ1人で黙々と作業するのが清掃員です。清掃する対象によっては夜勤もあります。
大きな場所であれば、数人で作業しますが、清掃場所は分担になるので、作業を1人で行います。
ただ、トイレでは便器や床なども念入りにキレイにしなければいけないので、そういうことに抵抗がある人には向きません。もちろんトイレ以外でも、「キレイ」にする作業そのものは「キレイ」ではなく、また根気強さ、緻密さ、繊細さなどが要求されます。
また、社員であればもちろん、昇進すればチームをまとめたり、部下を指導しなければならなくなります。

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清掃

5. 職人

陶芸家、手工芸作家、家具職人、それに小説家など、職人や作家と呼ばれる職業も、1人で作業するタイプが多いようです。
大工のような建築に関わる職人はチームワークが大切ですし、パン職人は自ら接客して販売することにもなるので、ここには含めません。
オーダーメイドで家具を作る家具職人は、お客さんと話してその要望を聞き、どんな家具を求めているのかを把握しなければならず、そのためのコミュニケーション能力がなければ仕事できませんが、それでも作業中は1人で作業に没頭できます。また、自分のブランド力で作品を作るようになれば、他人とのやり取りも減らすことができます。
ただ、そうやってきちんと安定した収入を得られるようになるには、並大抵の努力や研鑽ではできません。

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陶芸

6. 農業

農作物を育て、収穫する作業も、どちらかというと1人で黙々と行います。
家族経営が多いので、家族そろって農業に従事したり、他人を雇っている農家でも、作業そのものは基本的に1人で行う時間が多いでしょう。
ただ、農場主の立場になると、人を使うこともあって、その場合は作業する人とコミュニケーションを密に取ることになります。

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農業

7. 牧畜業

牛や豚などを育て、出荷する作業も、どちらかというと1人で黙々と行います。
家族経営が多いので、家族そろって牧畜に従事したり、他人を雇っている農家でも、作業そのものは基本的に1人で行う時間が多いでしょう。
とは言え、これも牧場主になると、人を使うこともあって、その場合は作業する人とコミュニケーションを密に取ることになりますが。
また、たとえ牛や豚でも、顔があるものを相手にしていると、どうしても「1人きり」という感じにならない人にはオススメしませんが。

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牛飼い

8. プログラマー

プログラマーは、仕事を始める前には打ち合わせもありますが、始めてしまえば1人で黙々と、コツコツと作業します。
また、1人で黙々とゲームばかりやってきた人間の多くが、プログラマーになっています。ただ、せっかく苦労してプログラムしても、原因不明のバグによってそれまでの作業が一瞬にしてパーになってしまうことがあります。

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プログラマー

9. Webライター

Webサイトなどに載る記事を書くWebライターは、仕事を始める前には打ち合わせもありますが、始めてしまえば1人で黙々と、コツコツと作業します。
取材ライターは人と会って話を聞き、それもうまく聞きたいことを聞き出すためのコミュニケーション能力も必要ですが、取材せずに資料などを集めてそれを基に原稿を書くライターの仕事もあります。
ただ、今はブログやSNSなどがあって、誰でも文章を発信できる時代なので、文章そのものの経済価値は未曽有の暴落を見せ、ライターとして安定した収入を得るのは難しくなっています。

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原稿を書く

10. YouTuber

「楽そうだから」と小学生の「なりたい職業ランキングトップ」を獲得しているYouTuber。1日に1回~数回、動画をアップさえすればよく、1人でもできます。出演者は自分だけという動画でもいいですし、自分は出演せず、何かを撮影するという方法もあります。
学歴やら専門知識、熟練の技術も不要です。
ただ、たくさん稼ぐには並外れた工夫や発想、努力が必要です。とにかく、毎回何万という人が視聴してくれる動画をアップし続けないといけません。

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動画をアップ

最後に

誰かと会わずに過ごすということは、それほど「苦」でもないかもしれません。

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