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楽しく稼げるトラックドライバーの仕事とは

人生を楽しんでいる人の顔

誰もが、人生を充実させたいと考えます。
充実した人生と言うと、多くの人が「楽してお金をガッポガッポと稼ぐこと」と思います。「お金があれば何でもできる」と信じているからです。
「お金があれば何でもできる」は言い過ぎです。と言っても「お金より愛が大事だ」といった話ではありません。実際問題、いくらお金があっても過去は変えられませんし、今の科学力では大地震を止めることもできません。ですから正しくは「お金があれば、ある程度のことは何でもできる」です。
閑話休題。お金を得ようと思ったら、あくせく働かなければいけません。しかし、多くの人が「なるべく楽してお金を手に入れたいなあ」とぼんやり思っていたりします。
しかし、世の中に「楽してお金を手に入れているように見える人」はいろいろいますが、本人にしてみればなかなかな苦労をしていたりもします。
結局、楽して儲ける手段はそうそうないのが人生です。誰かから「楽して儲かるよ」なんてオイシイ話を聞いても、必ず疑うようにしましょう。
閑話休題。楽して儲ける手段はそうそうありませんが、楽しく儲ける手段はいくらでもあります。何を楽しく感じるかどうかは気の持ちようだからです。冒頭、充実した人生と言うと、多くの人が「楽してお金をガッポガッポと稼ぐこと」と思うと書きましたが、実はこれも気の持ちようと言いますか、人それぞれで、世の中には「自分より他人を優先し、他人の笑顔のために尽くすこと」に人生の充実を感じる人もいるかもしれません。
もう一度、念押しで書きますが、何を楽しいと思うかどうかは気の持ちようです。

1. 大型トラックで長距離を行く

トラックドライバーの仕事にもいろいろなものがあり、中でも多くの人が「一番稼げるから」と言って選択するのが大型トラックで長距離輸送をする仕事です。平均年収480万円くらい、平均月収は40万円くらいだそうです。中には年収750万円を稼ぐ人もいるとか。
仕事で、観光地やご当地グルメが有名な地方に行くこともあります。行くことがあっても仕事なので、ゆっくり観光したりしている時間はないかもしれませんが、「気分」だけは観光を味わえるはずです。
普段見ない景色を見るくらいはできます。もちろん、時間を捻出して何とかご当地グルメを食べるくらいはしても良いでしょう。肝心なのは、積極的に楽しもうという気持ちです。

大型トラックで遠方へ

2. フォークリフトを使う

トラックドライバーの仕事は肉体労働であり、体力的にキツイと思われています。確かに、そういう面もあります。
トラックの運転には筋力はあまり必要ありませんが、長時間運転席に座っているとかなり疲れます。加えて、荷の積み下ろしをやると、筋肉を使うので結構大変です。
そんなトラックドライバーの筋力面の大変さを減らそうと、荷の積み下ろしは荷主の会社のスタッフが行うようにしようとか、1つ1つ積み下ろしをするのではなく、パレットに積んでフォークリフトで作業しようという動きも出ています。行政もそっちの方向を示しています。
荷の積み下ろしはもともとトラックドライバーの仕事ではなく、サービスとして行っていたのが常態化していたので、本来の形に戻そうというわけです。
とにかく、荷の積み下ろしもフォークリフトで行えば、トラックドライバーの仕事の大変さは少し減るので、より積極的に仕事を楽しめるはずです。

フォークリフト

3. セールスドライバーになる

セールスドライバーは配達、集荷、集金、さらには営業も行うドライバーで、例えば「通販で買った商品を配達する宅配ドライバー」がそうです。
ただ配達するだけではなく、通販を行っている店舗や会社と交渉して運送を請け負う契約を取ります。文字通り、トラックドライバーでもあり、セールスマン、セールスウーマンでもあるわけです。そのため、「トラックの運転も楽しいけど、人と接してサービスを提供することで喜んでもらうのが何より楽しい」という人は、思い切り楽しめる仕事ではないかと思います。
ちなみに給与は、正社員の場合は年収300万円~年収400万円ほどと言われています。勤務先、勤務形態でも異なりますが、荷物をたくさん運ぶだけ、または契約本数を増やすだけ、給料が上がるので、とにかくガツガツ仕事をしてガッツリ稼ぐことに喜びを見出す人には、まさに天職となるでしょう。

宅配ドライバー

4. ルート配送ドライバーになる

ルート配送ドライバーの仕事は、毎日決められた場所にトラックで商品を配送することです。例えば、コンビニのチェーン店を回って弁当や総菜などの商品を届けていく仕事がそうです。他にもスーパーに商品を運んだり、飲食店に食材を運ぶルート配送もあります。
いわゆるルーティンワークなので、毎日新しい作業に挑むのは耐えられないが、同じことの繰り返しで給料がもらえるなんて、こんな素敵なことはないという人にはこれこそ天職です。
正社員なら月収20万円~40万円、ボーナス80万円~120万円と言われています。勤め先の会社によって違いますが、月によって給料が下がることもほぼありません。収入は毎年安定していたほうが良いという人も、ルンルン気分(死語)で仕事できるでしょう。

スーパー

5. 軽貨物配送ドライバーになる

軽貨物車で運送業務を行うのが軽貨物配送ドライバーです。基本的には自分で車両を用意し、陸運局に届け出て黒地に黄色文字の黒ナンバーの交付を受け、業務委託という形で主に運送会社から仕事を請け負います。
軽貨物車なので、普通運転免許で運転できます。配送業はしてみたいが、中型、大型のトラックは運転が大変そうなので嫌だなって人に向いています。
軽貨物配送ドライバーの募集広告には「月収50万円以上」、中には「月収100万円以上」なんてキャッチコピーが並んでいたりしますが、車の維持費、ガソリン代はすべて自己負担で、事故も自己責任になります。社会保険も年金も、自分の収入から払います。
つまり、軽貨物配送ドライバーは個人事業主です。経営者です。一国一城の主です。大きな会社の経営は大変そうだけど、それでも経営者になってみたいという人は、楽しんで仕事できるでしょう。
収入は仕事を請け負う会社との契約によってまちまちですが、経営者として上手に契約し、経費なども抑えれば、自分なりに満足できる稼ぎを得られるはずです。個人事業主なので、自分次第です。

軽自動車

6. タンクローリーに乗る

トラックドライバーとしてとにかく収入を増やしたいという人は、タンクローリーに乗りましょう。そしてガソリン、灯油、軽油、高圧ガスなどの危険物を運ぶと、かなりの高収入になります。
ただ、危険物を運ぶ仕事には危険物取扱者などの資格が必要ですし、車の大きさによってはけん引免許も必要です。
危険物を運ぶ場合、やはり緊張感も高まりますが、その過度な緊張感がかえって心地良いという人にとっては、心地良い緊張感が味わえてたっぷり稼げるので、そりゃもう楽しい仕事となるでしょう。
また、高圧ガスをボンベで運ぶのは大変ですが、タンクローリーで運ぶ場合、基本的に手で積み下ろしをしないので、筋力もあまり使いません。

タンクローリー

7. ホワイトな会社に勤める

トラックドライバーの仕事がいろいろあるように、トラックドライバーを雇用する会社もいろいろあります。中にはブラックな会社もあります。
ブラックな会社と言うと、不当に低賃金であったり、パワハラなどが横行していたり、これまたいろいろなタイプがありますが、よほど自ら過酷な状況を好む人でもないと、楽しく仕事する気持ちにはなれません。
楽しく仕事をしつつ思う存分稼ぎたいなら、ホワイトな職場環境の会社を選びましょう。また、同じホワイトな会社でも規模による違いもあります。
大企業は福利厚生もしっかりしていて給与も高いかもしれませんが、社内ルールも厳しいでしょう。中小や零細企業は社内ルールはゆるく、職場の雰囲気もアットホームで心地良いかもしれませんが、福利厚生は行き届いていないこともあるかもしれませんし、また、密な人間関係が苦手な人には「アットホームな雰囲気」は楽しくないかもしれません。
それだけに会社選びは慎重にしましょう。ドライバー専門の求人サイトで細かく、具体的にチェックすることをオススメします。

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8. 自分自身を知る

何を楽しいと思うかどうかは気の持ちようです。
多くの人が「楽してお金をガッポガッポと稼ぐこと」で人生を充実させられると考えていますが、果たしてそうでしょうか? ネットニュースなんかで見た「世間の声」とやらを、そのまま「自分もそうだ」鵜呑みにしているかもしれません。
まずは自分自身を疑ってみましょう。自分が本当に何を楽しいと思うか、じっくり探ってみましょう。その「楽しい」を突き詰めると、もしかするとトラックドライバーの仕事に行き着くかもしれません。それとも…。

自分を見つめる