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トラックドライバーのダイエット法

むやみなダイエットはやめましょう

現代人は栄養不足気味なのだそうです。
原因の1つは、ファーストフードなどの利用で栄養が偏っていることで、もう1つはむやみなダイエットだそうです。
どうも、あばら骨が見えていそうなガリガリ体型「美しい」などと言う偏った美意識がなぜか普及し過ぎていて、少しでも骨が浮かんでないと必要な栄養を摂取することにも必死に抵抗するようなダイエットによって、栄養不足に陥っているようです。恐ろしいことです。
一方、トラックドライバーは体力仕事なので、ガッツリ系の食事を選びがちです。その割に、トラックの運転によるカロリー消費量が少なく、加えて、トラックドライバーは仕事柄、食事のタイミングが不規則になりがちで、むやみに太る人が多いようです。
多少太っているくらいなら何も問題はないのですが、トラックドライバーにとって健康管理は重要なので、太り過ぎないようにする必要はあります。
気をつけましょう。


1. 食事の栄養バランスを考える

基本的に、同じ傾向のものばかりを食べるのは避けましょう。
できれば、魚料理、肉料理、炒め物、煮物など、食材にも調理法にもバリエーションを持たせることです。
トラックドライバーでもルート配送の仕事のように、毎日食事時間にいる場所が同じ人は、つい「行きつけの店」で食事しがちですが、その店に日替わり定食でもあれば、そういうものを食べると良いかもしれません。
長距離の仕事の場合、なかなか食事場所を選んでいる余裕はないかもしれませんが、なるべく毎食同じようなものを食べるのは避けましょう。
一番良いのは、自分で栄養を勉強し、バランスを考えた食事を選ぶことです。荷待ち時間などを利用してスマホで情報を集めてみては。

大事なのは栄養バランス

2. 間食しない

トラックドライバーは時間に追われながらトラックを運転しているので、食事時間が不規則になりがちです。トラックの運転中にお腹が空いても、必ずしもすぐに食事できるとも限りません。
そのため、運転の合間に簡単に食べられるものを用意し、本格的な食事までの「つなぎ」として間食することがよくあります。
こういう場合、チョコバーなどは携帯しやすく、手軽なので重宝されますが、毎日のようにこの間食を続けると、やはり栄養が偏り、栄養過多にもなります。
少量でも続けると蓄積されます。
この間食の習慣をやめると、それだけでも効果的なダイエットになります。ダイエットもやり過ぎはいけませんから、むしろ、この程度がちょうどいいかもしれません。

チョコバー

3. 適度な運動を心掛ける

トラックドライバーは体力仕事ですが、仕事の大半を占めるトラックの運転では、あまり多くのカロリーを消費しません。
体力仕事なのでガッツリ食べるもののカロリーをあまり消費しないので、その結果太るわけです。
となると、カロリーを消費すればあまり太らないという結論を導き出すことができます。
カロリー消費のために、生活の中に適度な運動を取り入れましょう。
休日にトレーニングジムに通うのも良いかもしれません。手軽に、勤務中の休憩時に軽いストレッチなどを行うと、カロリー消費だけではなく、血行不良の改善にもなって腰痛肩こりといった、トラックドライバーの職業病の回避にもなります。

軽いストレッチ

4. しっかり眠る

実は肥満と睡眠は深く関わっているそうです。
しっかり睡眠を取ると、軽い運動を行ったくらいのカロリーを消費するのだとか。
逆に睡眠不足になると、食欲に関係するホルモンの分泌が乱れ、食べ過ぎに走ってしまうこともあるそうです。
睡眠不足だとイライラしがちになり、つい食べ過ぎてしまう、なんてこともありますからね。

睡眠

5. 姿勢よく運転する

姿勢は体調に大きく関係しています。
姿勢が悪いと、血行不良になるので、そもそも健康面にも良くないです。逆に正しい姿勢でいると、血行が良くなり、それによって代謝がアップするそうです。代謝のアップ肥満予防になります。
また、正しい姿勢を続けると全身の筋肉を使い、体幹を鍛えるトレーニングにもなるようです。

良い姿勢

6. 座ってできる筋力トレーニング

正しい姿勢で運転席に座っているなら、ついでに運動もしてみましょう。
もちろん、運転の妨げになってはいけませんから、休憩時などに行うようにしてください。
一番簡単なのは、息を吸ったり、吐いたりすることでお腹を膨らませたり、引っ込ませたりする運動です。腹筋を鍛えることになります。
他にもいろいろな「座ってできるトレーニング」があります。検索してみましょう。

お腹を膨らませ…

7. 無理しない

とは言え、痩せすぎ体型が美しいというのは偏った美意識であり、多少お腹がポッコリ出ているほうが魅力的という意見も世の中にはあります。多様性の時代ですから、いろいろな体型があることを受け止めましょう。
そもそも今は、ファッション業界でも「痩せすぎなモデル体型ばかりが美しいわけではない」という認識が出てきています。そもそもモデルになるわけでもない人が、無理にダイエットする必要は皆無と言って良いでしょう。周囲から「痩せてカッコいい」と言われるかもしれませんが、たったそれだけのことです。
ただ、痩せすぎ同様、太り過ぎが健康に悪い影響があるのも事実です。無理をしない範囲で、適度にダイエットを意識し、太り過ぎで不健康にならないよう努めることが肝心です。

痩せすぎ注意

8. ダイエットの弊害

何よりも大切なのは健康です。健康であれば、長く仕事を続けることもでき、長く人生を楽しむこともでき、トラックドライバーとして交通事故のリスクを減らすことにも役立ちます。
この健康のために必要なダイエットは大切ですが、ダイエットのし過ぎには多くの弊害もありますので気をつけてください。
ダイエットの弊害とは、ストレスや栄養失調、栄養の偏り、人を見る目の偏り、視野の偏り、人生の楽しみの偏りなどが挙げられます。

健康そう